バイク関連
TREK 5500(27インチ)
 この自転車は、トライアスロンを始めて3台目の自転車、’93モデルのTREK5500です。

 3台目の自転車を作る時のテーマは「軽さの追求」でした。フレームは当時ではこれより軽いものは無いといわれた「TREK5500」で、フォークなしで1.0kg。もちろんカーボンモノコックです。

 ハンドルは、今は「ドロップ+シロモト・バー」替えていますが、当時はプロフィールの「エアロ1(俗におにぎりハンドルと呼ばれていた)」で、その他シートは「フライトチタニウム」、クランクは「トップライン」、ペダルは「ルック・カーボン」、ボトルゲージはアルミで1個10g程度のもの、その他はシマノ・デュラエースを使いました。
 フレームサイズ560mmで、完成重量は8kgで当時としてはかなり軽量化したものができあがりました。
 軽さ、取り回し、レスポンスなど申し分のない自転車でたいへん気に入っていました。ショート向けには最高です。
 この自転車で、’93・’94アイアンマンジャパン、’94アイアンマンハワイなども完走しましたが、ロングでは今ひとつ乗り心地に不満がありました。現在でもショート専用で使用しています。
SOFT RIDE(26インチ)
 この自転車は、トライアスロンを始めて4台目の自転車です。

 ’92にグレッグ・ウェルチがアイアンマンジャパンで、ソフトライドを使用したのがきっかけで一時ブームになりました。
 ウェルチの他、ユルゲン・ザックも使用していたので「ロング向けにいいかな?」と思って一台作ってみました。

 確かに、3台目に作ったTREK5500の乗り心地の改善はなされましたが、フレームが特殊なものであることが災いし、BBの選択肢も少なく、またリア・ブレーキの取り付け位置の問題、メータはケイデンス対応のものが使えないなど、いろいろと制約が多いフレームを選択してしまいました。

 また、フレームも結構重いのでアップダウンの多いところでは足手まとい。結局日本で使えるようなところはほとんどないと言っていいでしょう。
 ただし、当時としては目立つこと目立つこと。目立ちたがり屋にはオススメ(ただしちんたら走っていると格好悪いですよ)。

トライアスロンのトップへ