3 平成15年5月26日 「受験ガイド」 前日に、自分の「甲種化学」の検定が終了。試験の出来としては、8割程度得点できただろう(6割以上で合格)という実感があったので、11月の受験を目指す3人のために「受験ガイド」を作成し、早速、定時後第1回目の作戦会議に入る。 簡単に3名を紹介しよう。 Aさん(女性)・・・法経学部法学科卒(独身) Bさん(男性)・・・法学部法律学科卒(独身・当時) Cさん(女性)・・・理学部化学科卒(独身・当時) 3名中2名がいわゆる「文系」で、高圧ガスという試験を受験するには極めて不利であることは間違いない。しかしながらこれから5ヶ月半後の伸び代が期待できるのはAさん,Bさんである。やってみないとわからない部分が大きいと思う。 Cさんについては、いままでの仕事のスタイル、理系ということを考慮して、ある程度放任しておいてもいけるだろうという見込みはあったが、いかんせん、これまで企業から少人数で受験していった時の合格率の悪いこと、悪いこと。集団で同じ方向を目指しお互いに助け合い相乗効果を高める狙いから、Cさんには少々窮屈なスタイルであろうが、基本的にはAさん・Bさん・Cさんの3人とも同じノルマを課すこととした。
このうち「2 試験を受験するにあたっての重要事項(心構えとノウハウ)」については、自分の体験談をふんだんに加えて熱く語ったところ、3人とも「そこまでするの?」というような顔をしていた。 そりゃそうだ、民間企業に比べればヒマかもしれない公務員であっても、所帯持ちとなればなかなか自分の時間を捻出するのは大変だ。それに試験は一年に1回しかない。企業で資格取得の期限が決められていればいるほどせっぱ詰まってくる。 その辺が3人の独身者と自分の大きな違いだと感じた。 |
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