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令和3年9月12日(日) ~ No.1286 練習用シューズ購入 ~ |
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単身赴任先で使用している練習用のランニングシューズがへたってきたので、新たなシューズを探しにスポーツデポ市川店に行ってきました。スポーツデポ市川店は、単身赴任先のマンションからわずかに2kmほどのところにあります。単身赴任先の交通手段は、公共交通機関以外は徒歩か自転車に限られているので、天気を心配しながらの外出や荷物が多くなるような外出は、どうしても徒歩や自転車は避けがちです。 ということで、スポーツデポ市川店はそんなに遠いところにあるわけでもないので、出かけるのは今回が初めてでした。
スポーツデポは、名古屋では自宅そばの砂田橋店に出かけるのが専らですが、今回でかけたスポーツデポ市川店は、ランニングシューズが豊富な印象を受けました。幕張のアウトレットに出かけなくとも、練習用のシューズ程度であれば、そこそこ選択肢があるのでいいかと思いました。 練習用のシューズとしては、アディダスかニューバランスが割と値打ちなのでそのセンで探しましたが、今回購入したのはニューバランスのシューズ。税込みで5,610円。前足部が薄く、前傾がちに走れそうということもありこのシューズにしました。もちろん軽いですね。 これからも時々スポーツデポ市川店を利用しようかと思います。
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令和3年9月26日(日) ~ No.1287 低迷するドラゴンズ ~ |
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9月23日(木・祝)、懲りずにバンテリンドームへ足を運びました。エキシビジョンマッチを含み、11回目の観戦です。 この日の先発は笠原。久々の先発で、苦戦しながらも好投してましたが、8回に又吉に変わったところでエラー絡みで逆転されガッカリ 9回にスアレスを打ち込んで、同点に追いつくも勝ち越すチャンスを最後はゲッツーで試合終了。ストレスの溜まる試合でした。 今シーズンは、クライマックスシリーズに進出も絶望的。10月23日(土)の横浜でのDeNA vs 中日戦で応援も締めたいと思います。来年は、トレード、ドラフトを活用して大砲を2枚くらい揃えて戦って欲しいところですね。
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令和3年10月16日(土) ~ No.1288 第21回事故の教訓と保安管理技術セミナー ~ |
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去る10月13日(水)、14日(木)の2日間、東京都墨田区のKFC両国にて「第21回事故の教訓と保安管理技術セミナー」を開催いたしました。今回は、現地での聴講に加えてオンライン(ライブ)での聴講も出来ますので、遠隔地の方もわざわざ東京まで足を運ぶことなく聴講が出来るように準備させていただきました。大きなトラブルもなくとりあえず2日間が終了しました。 なお11月18日~12月1日の間はオンデマンド配信をしますので、「聞いてみたい!」という方がいらっしゃいましたら、まだ受付中ですのでよろしくお願いします。
さて、「両国」といえば「両国国技館」ですね。地方巡業でない場合は、大相撲がここで開催されますね。両国国技館はJR両国駅から北西側、今回のセミナーの会場のKFC両国はJR両国駅から北東の方で少し離れていますが、そうはいってもやはり「両国」は「両国」。相撲を外して語ることは出来ません。 このKFC両国に来るのは2回目ですが、道路を挟んですぐ向かいに「ちゃんこ屋」があります。「さすが両国だなぁ~」と前に来たときもそう思っていましたが、今回も同様に思っていたら、11時15分頃からそのちゃんこ屋に人が並び始めます。「ちゃんこのランチ?」と思っていましたが、11時30分から弁当の販売を始めていました。行列が出来るくらいですからお得なんでしょうね。次の日の朝、開店前ですがお店の様子を見てきましたが、何となくお得のような感じです。 それから、KFC両国の北側にある交差点。名前が「横綱町公園前」とあります。「さすが相撲の街だなぁ~」と思って見ていましたが、目をこすってよーく見ると「横網(よこあみ)町公園前」でした。さすがに「横綱(よこづな)」ではできすぎですよね(笑)
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令和3年12月31日(金) ~ No.1289 慌ただしかった令和3年 ~ |
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このニュースも10月中旬で停まったまま年末を迎えることになりました。この2ヶ月くらいは出張と大会の参加で余裕となる時間の捻出が出来ずじまい。最後の最後に少しまとめてみました。
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2022年(令和4年)1月1日(土) ~ No.1290 あけましておめでとうございます ~ |
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2022年(令和4年)1月18日(火) ~ No.1291 昨年の反省と今年の目標 ~ |
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1月も早いもので、既に半月が経過。昨年からの積み残しのものがほぼ片付きつつあり、ようやく平和な生活に戻れそうなところになってきました。今さらという感もありますが、昨年の反省と今年の目標を立ててみました。 【昨年の目標の達成度の検証】 まず最初に、昨年の目標の達成度の検証をしてみたいと思います。昨年の目標は以下の3つでした。その結果については右に記しています。 (1)月に1冊以上の読書 ⇒ ×(9冊) (2)大会のない休日は、山トレの実行 ⇒ △(1~3月で5回) (3)月間走行距離300km ⇒ ×(一番多い月で200km程度) 見ての通りですが、達成度としては低い結果となってしまいました。 最初の読書に関しては、6月までに9冊といいペースでしたが、7月に異動があり不慣れな仕事に変わってしまったこともあり、7月以降は「0」という結果になってしまいました。ボチボチ仕事にも慣れてきたので、また読書の再開をしようと思っています。(現在は「積ん読」状態) 次の大会のない休日は「山トレ」ですが、こちらも3月までに5回といいペースでしたが、5月以降は大会参加が増えて、山トレは「ゼロ」。疲労回復も考えれば、こちらは無理に強行しなかったので「△」としておきましょうか。 最後の月間走行距離300kmですが、こちらもワークライフバランスのほか、体調面も考えるとなかなか難しい目標でしたが、達成月は「ゼロ」。一番多い月で200kmを少し超える程度でした。7月の異動も少なからず影響もあったような気がします。 ということで、いささか無理な目標もありましたが、達成具合としては低い結果になってしまいました。 【今年の目標】 簡単に達成できる目標は、面白くないのですが、ある程度は達成できる目処が必要かもしれません。また、今年は5月に還暦を迎えるので、それも踏まえて今年の目標を以下のように立ててみました。50歳代の総決算を踏まえた面もあります。 (1)運気のいいことをなるべく行う (2)大会での優勝(年代別優勝を含む)を出場大会の30%以上 (3)大会での入賞を出場大会の70%以上 (4)故障をしない練習計画・体調管理 (5)月に1冊以上の読書
なお、この目標は「単なる神頼み」と思われるかもしれませんが、そういうことではなく、例えば「財布の中にカエルの小物を入れる(お金が返る)」とか、「方角のいいといわれることはその方角に合わせる」とか、パワースポットと呼ばれるようなところを多く訪れるとか、たいそうな努力をしなくとも自分に運気が廻ってくるということを実施するというものです。気分的にもゆとりが出来るのではないでしょうかね。 また、(2)~(4)に関しては、私生活の部分です。5月に60歳になるので、多くのマラソン大会では「60歳代」または「60歳以上」というカテゴリーに区分されます。50歳代は故障も多く、また、加齢による衰えもあり非常に苦戦しました。カテゴリーが変わることによって、優勝や入賞を狙うチャンスは増えてきますが、合わせて体調管理もしていかないと50歳代の二の舞になるので、そのあたりのことも含めて目標を立ててみました。 なお、(2)と(3)については、各々の回数を目標にしてもよかったのですが、またコロナの関係で大会が次々と中止になると達成がそもそも困難になりますので、目標はその割合とすることにしました。 最後の月に1冊以上の読書に関しては、昨年は達成できませんでしたが、今年はスキを見つけ時間を確保しつつ達成したいと思っています。吸収できるものはいくつになっても吸収していこうという考えです。 来年の今頃には、今年の目標の検証をしますが、今年こそは達成できるように皆さんからも応援をお願いいたします。 |
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2022年(令和4年)1月22日(土) ~ No.1292 冬の苦行・灯油の買い出し ~ |
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今年の冬は寒いですね。関東は晴天続きですが、大学に通う長女・ゆかこの住んでいる京都市内では、昨日は5年ぶりの大雪で積雪も14cmを観測。白く雪の積もった清水寺も日頃と違う様相で、なかなかオツな感じでした。 さて、最近はコロナ(オミクロン株)による感染が拡大していることもあり、職場への出勤を控えるようにお達しが出たこともあり、ほぼテレワークの毎日となっています。先月までは出張も多かったこともあり、定期券を購入するのを止めています。したがって、通勤の費用や、カッターシャツのクリーニング代が浮くものの、単身赴任先のマンションにほぼ一日中いるので、光熱費が嵩んでいます。 特に顕著なのが暖房費である灯油代。最近は、ほぼ一日中付けっぱなしにしているので、恐ろしい勢いで灯油が減っていきます。昨年くらいまでは、単身赴任先で3ヶ月で2回くらい18リットルの灯油を購入していましたが、今月は既に2回18リットルの灯油を購入しています。 お金は、まあ払えば済んでしまうので、私の中では大したことではないのですが、問題は灯油の入手方法。一日中、単身赴任先のマンションにいるので、不定期に灯油の販売車が廻ってくることがわかりました。週に1回くらいでしょうか。しかし、そういうタイミングではポリタンクは空になっておらず、タイミングが悪いです。ポリタンクは2個あるので、すぐさま2つとも空になることはありませんが、なるべくなら早めに満タンにしておきたいところ。 ということで、結局は買い出しに出かけなければならず、片道1km弱のセルフのガソリンスタンドまで出かけていきます。自動車があればものの数分ですが、如何せん、自動車がないのでポリタンクをカートに載せて徒歩で買い出しです。それも晴れて暖かい時間帯を狙って出かけていきます。たまにならいいですけどね、毎週となるとね・・・。面倒です。帰りはそれなりに重くなっているので・・・。この苦行から解放される春が待ち遠しいところです。 |
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2022年(令和4年)1月22日(土) ~ No.1293 小松菜炒め作ってみました ~ |
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1月16日(日)に出場した「荒川smileマラソン」で参加賞で江戸川区特産の小松菜をいただきました。この大会にはこれまで3回出場しましたが、毎回、参加賞の一つとして配られるのが小松菜。 1回目は冷蔵庫に入れたままにしていたら凍ってしまったので廃棄。2回目は名古屋に持ち帰り、正月の雑煮に入れるなどカミさんが調理。今回は3回目で、しばらく名古屋に帰る用事もないので、自分で調理をしてみました。単身赴任を始めて6年目。炊事は一番の苦手。最近は料理などほぼせずに過ごしていたので、久しぶりに包丁を使いました。 最近は晴天が続いていたせいか、葉ものの野菜の値段が安くなっています。参加賞の小松菜も3回目は、これまでの2倍以上の量で、さすがに捨てるわけにもいかないので、今回は5cmほどの大きさに切って、冷凍保存。必要に応じて、解凍して炒めて食べることにしました。料理の技がないので、このレベルです。 できあがって食べてみると、ホウレンソウ炒めと同じような感じでなかなかイケてました。とはいえ、料理はやはり苦手。昔のCMであった「私作る人、ボク食べる人」のボクのままで十分。やはり単身赴任は辛いです |
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2022年(令和4年)1月29日(土) ~ No.1294 テレビショッピングで座椅子を購入しました ~ |
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今年に入ってから、オミクロン株の猛威は凄まじいですね。 職場でもテレワークを推進しているので、出勤しないで単身赴任先で過ごす時間が増えています。単身赴任先は元々仕事をするための机があるわけでもなく、仕事をするには至って不便です。部屋も狭いし・・・。どうしても座椅子に座って仕事をすることが増えますが、現在使っている座椅子の座り心地が今ひとつで、座布団をひいたり丸めたりといろいろ工夫をしているものの快適性という面ではイマイチでした。そこでたまたま見かけたのがテレビショッピングのマッサージ機能付きの座椅子。これが1月19日(水)の日でした。 角度調整もいろいろ出来るほか、マッサージ機能、ヒーター機能も付いているという優れもの テレビを見て反応はしたもの、とりあえず一日かけて思案。翌日(1月20日(木))に購入の踏ん切りがつき、ネットで注文。当初は1月25日(火)に到着予定でしたが、テレワークで待機している1月26日(水)に日にち指定をし直し。14時過ぎに佐川急便の配達員さんが大変そうに運んできました。
この手のものは見かけは大きいですが、組み立て時間は短く、すぐに使えるのがいいですね。 箱を開封して、ビニール袋から取り出し。説明書を読んで使い出すまでわずかに10分。クッションもなかなかよく、これで多少は快適なテレワークが出来そうな感じです。 |
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2022年(令和4年)2月11日(金) ~ No.1295 サンキューちばフリーきっぷ(1日目) ~ |
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「サンキューちばフリーきっぷ」というのは、簡単にいえば千葉県内のJRと指定の私鉄、バス等が連続2日間乗り放題というフリーきっぷです。使用期間は決っていますが、ポイントは連続して2日使用するということです。値段は3,970円。サンキューにちなんだ価格設定ですね。 「サンキューちばフリーきっぷ」その存在は数年前から知っていましたが、購入して使用するのは今回が初めてです。鉄道会社ではJR東日本は固定メンバーですが、私鉄やバスは入れ替わりがあります。今回の発売期間において利用できる私鉄の鉄道会社は、「銚子電鉄、流鉄、小湊鐵道、いすみ鉄道」の4社。なお、金谷港~久里浜港を就航している東京湾フェリーも利用できます。 以上が簡単ですが、「サンキューちばフリーきっぷ」の概要ですが、この条件から、さてさてどんなことを企画して有効に利用しようかといろいろと頭を悩ませましたが、今回は初めての使用ということもあって、青春18きっぷ的というか、乗り鉄的というか、とりあえずたくさん乗ってお得に使うほか、これまで利用したことの無い流鉄や銚子電鉄も乗ってみようといろいろと欲張ってみました。 なお、今回の発売期間は令和4年1月4日(火)~2月27日(日)、利用期間は令和4年1月4日(火)~2月28日(月)でしたが、コロナの関係で「1月15日(土)から当分の間は発売停止」と新聞で発表があったので、急いで1月14日(金)に購入してきました。 初日の目的(地)は、 (1)銚子電鉄(銚子~外川)に初乗車。潰れそうな銚子電鉄の応援! (2)小湊鐵道(五井~上総中野)及びいすみ鉄道(上総中野~大原)に乗車。房総半島を横断 (3)館山で美味しい食事を満喫 の3本です。 【①本八幡→千葉(21.8km)】
本八幡の2つ先の西船橋、またその先の船橋でかなりの乗客が降りていく。終点の千葉に着く頃にはガラガラとなる。千葉には定刻の5時23分に到着 【②千葉→銚子(81.3km)】 千葉を5時33分に発車した列車も、夜明け前の暗闇を走っていく。この列車は銚子まで行くので、始発の千葉から終点まで乗り通すことになる。なお、千葉から銚子へJRで行くには、2通りのルートがある。①佐倉から成田を経由して松岸で再び総武本線に戻る北回り、②佐倉から八街(やちまた)、成東、八日市場を経由し銚子へ向う南回り-の2通り。今回は②の南回りで銚子に向う。 総武本線は、東京~銚子を結ぶ120.5kmの幹線ではあるが、佐倉から先は単線となるのでローカル感が漂ってくる。日向で反対からやってくる特急列車を待ち合わせする頃から少しずつ夜が明けてきた感じになった。成東を過ぎてからは薄暗い中を列車は走っていくが、徐々に景色がはっきり見えてくるようになる。 飯倉を過ぎてからは景色がかなりはっきりしてくる。左右には田畑が広がり、その中を列車は東へ走っていく。 松岸では再び成田線と合流し、終点の銚子には定刻の7時12分に到着。 【③銚子→外川(6.4km)】 今日の最初の目的は、銚子から外川(とかわ)までのわずか6.4kmを走る銚子電鉄に乗車することだ。銚子電鉄が保有するのはわずかに3編成で、現在、定期検査で1編成が使えず、また1編成が数日前まで故障中で、わずかに1編成で運行しているという綱渡りの鉄道会社だ。鉄道経営という点ではすでに赤字続きで経営としては成り立っていないが、「ぬれ煎餅」や「まずい棒」の食品での売上げで凌いでいる。いつ廃止になってもおかしくない鉄道会社である。わざわざ銚子電鉄に乗るためだけに銚子に行くのも・・・と思っていただけに、ちょうどいい機会がやってきた。
銚子ではわずかに4分の乗換で2両編成の車両で外川に向う。乗客は自分を入れてわずかに3人。 銚子電鉄は自虐ネタをウリにしている。駅名のアナウンスも「銚子」を「絶対あきらめない銚子」、「本銚子(もとちょうし)」を「上り調子、本調子京葉東和薬品の本銚子」、「笠上黒生(かさがみくろはえ)」は「髪毛黒生」、そして終点の「外川」は「ありがとう外川」という有様。毎日乗車する客からすると少々アナウンスが長くうるさくも聞こえるだろうが、PRする努力は買う。 列車は時速35kmほどのスピードでのったりのったりと走って行く。乗車したときに背のちっちゃい女性の車掌が乗車券の確認でまわってきたが、どうやらアイドル車掌の「袖山 里穂」さんのようだ。マスクをしているので口元が見えないので確信が持てないが、おそらくそうであろうか。 さきほど紹介した「笠上黒生」では反対列車との待ち合わせ(列車交換)をするという。笠上黒髪は有人駅という。「もしかして、タブレット交換?」と思いホームをみると、先ほどの女性車掌がタブレットを持って反対側の線路に向って行くではないか。わずか6.4kmの間で列車交換をするのも珍しいが、今時、タブレット交換をしている希少な路線であることも発見!終点の外川には定刻の7時38分に到着。
外川駅は何度かテレビなどで見たことはあったが、実際、本当にちっちゃな駅だった。銚子電鉄の土産物を売るために、昼中は有人となるということであったが、私が滞在している間は残念ながら無人のままであった。 先ほど乗ってきた列車は、折り返して7時42分発の銚子行きとなる。停車時間はわずかに4分。4分ではさすがに何も出来ないので、あらかじめ調べておいたとおり、次の8時10分発の銚子行きで戻ることにする。 外川駅付近は住宅地となっており、近くに銀行の支店はあるものの商業施設らしきものは特にない。少し歩くと海が見えたので、とりあえずそっちの方に向って歩いて行くと、外川の魚市場が見えてくる。時間も遅く魚市場での競りはやっていなかったが、銚子らしい一面が見えたものの、外川駅から魚市場までの往復する間は誰ともすれ違わなかった。 【④外川→銚子(6.4km)】 ③の区間をそのまま戻る。外川から乗車したもは私一人。これでは全く商売にならない。 「笠上黒生」では今度も列車交換。先ほどの女性車掌が今度は乗り込んでくる。往きに「サンキューちばフリーきっぷ」を確認していったので、今度は「フリーきっぷでしたよね」と声かけだけで確認はしていかない。 途中から1人乗車してきたが、銚子で下車したのは、私を含め2人。銚子には定刻の8時29分に到着。 これからJRで一旦千葉に戻るが、次が9時03分発なので少々時間がある。銚子駅にある「観光案内所」が8時45分に開くというので少々待ってから中に入る。年配の女性が一人で切り盛りしているようであるが非常に愛想がいい。「銚子電鉄乗りましたか?」とか「アイドル車掌さんに会いましたか?」とか聞いてくる。結局、この観光案内所で銚子で有名なサバカレー缶(実は昔、この工場に行ったことがある)と、銚子電鉄を画いたイラストを購入。向かいのNewDaysでは、箱入りぬれ煎餅を購入。気がつけば午前9時。次の列車が列車が出発するまであと3分だった。 【⑤銚子→千葉(81.3km)】 9時03分の千葉行きで②の区間をそのまま戻る。本当は行きとは違ったルートにしたかったが、時間の都合上、やむを得ない。この列車は乗車率が30%程度の気持ちのいいくらいの混み方だったが、千葉が近づくにつれ乗客が著しく増加。千葉には10時56分に到着。 【⑥千葉→五井(13.1km)】 五井は市原市の中心駅。今回は2つ目の目的である小湊鐵道、いすみ鉄道に乗車するために五井を経由することになる。五井は、仕事でも度々訪れる。昨年だけで3回。多少は地の利が出来てきた。 千葉11時05分⇒五井11時25分。五井駅前の「いしばし」で昼食。ここも出張中に何度か利用したお店。刺身定食の肉厚がなんともいえない。
【⑦五井→養老渓谷→上総中野(39.1km)】 五井から、まずは小湊鐵道で上総中野に向う。乗車するのは今回で3回目。先ほどの銚子電鉄同様、味わいのある鉄道だ。こちらも車両も駅舎も「これでもか!」というくらい使い込んでいる。当然バリアフリーなどない。 五井を12時24分に定刻で発車。車両はわずかに1両編成。乗車率は30%程度か。銚子電鉄と違い小湊鐵道は直線区間は時速60kmくらいの速度を出すので、上下左右に大きく揺れる。昭和の時代の鉄道そのものといっていい。
上総村上、海士有木、上総三又と停車し、ポツリポツリと乗客を降ろしていく。上総山田では上り列車と列車交換。光風台、馬立と停車し、上総牛久で大半の乗客が下車。車内には運転手、車掌、そして私を含めた乗客は2人の合計4人となった。 この日は、養老渓谷と上総中野の間は、平日の集中工事のために、列車は運休。わずか一区間ではあるが、この間を代行バスならぬ代行タクシーが出るという。私はあらかじめ調べておいたので驚かなかったが、上総牛久を過ぎてから車掌が車内をまわって、私ともう一人の乗客にその旨を伝えてまわっていた。 平日の昼過ぎでガラガラの車内。冬枯れの田園風景が続く。車内もポカポカして非常に眠気を誘う。 列車は上総川間、上総鶴舞、上総久保と停車。その次の高滝は、以前、マラソンで利用したことのある駅。里見には13時10分に到着。時間調整で13時23分まで13分も停車。次の「飯給(いたぶ)」は、難読駅名で有名。駅の外には、藤本壮介氏設計の「世界一広いトイレ」がありこちらでも有名でもある。
この飯給からハイキング帰りか1人乗車してきた。乗客は合計3名となり、養老渓谷には定刻の13時41分に到着。私もやや乗り鉄の気はあるが、五井から乗り続けている乗客はどうも鉄ちゃんのようだ。あちこち写真を撮りまくっている。代行タクシーの運転手ものんびりで、われわれ3人が乗るまで焦ることなく待っている。 代行タクシーが養老渓谷駅前を出発したのは13時44分と定刻よりも2分遅れ。最初のうちは、線路に沿うこともなく細い田舎道を走っていたものの、後半は小湊鐵道の線路に沿うように代行タクシーは走っていく。 13時52分。上総中野駅には定刻よりも2分早く到着。上総中野を14時07分に出発する列車には、余裕で間に合った。
【⑧上総中野→大原(26.8km)】 上総中野から大原までは、「いすみ鉄道・いすみ線」に乗車することになる。 元々はJR東日本の木原線が昭和63年3月に廃止になった後、第3セクターとして出発したのがこのいすみ鉄道。赤字続きで廃止も検討されたものの、何とか持ちこたえて今に至っている。 いすみ鉄道は、小湊鐵道とセットで房総半島を西から東へ抜ける鉄道路線ではあるが、元々の鉄道会社としての出発が違うので、第3セクターとして運行しているいすみ鉄道の方が、車両・駅舎においてもお金がかけられている雰囲気がある。乗ってみるとわかるが、小湊鐵道の方が哀愁があるし、応援したくなる気分になる。
上総中野を14時07分に出発した列車は、先の代行タクシーで上総中野にやってきたわれわれ3人だけを出発する。いすみ鉄道の方が、まだ住宅のあるところを走っているせいか、小湊鐵道ほどののどかさはない。大多喜に近づくと進行方向左手に大多喜城が見えてくる。見かけはお城であるが、正式には千葉県立中央博物館・大多喜城分館というそうだ。機会があれば一度行ってみようかと思う。 城見ヶ丘を過ぎた頃から、線路脇に住宅や町工場などが増えてくる。徐々に人口が増えてきている雰囲気が出てきている。14時58分。定刻に大原駅に到着。
【⑨大原→館山(69.6km)】 いすみ鉄道を乗り終えて、今日のとりあえずの目的は終了。後は帰るだけであるが、せっかくここまで来たのであるからおいしいものを食べてから帰りたい。乗り継ぎの時間等を考慮して、館山で夕食を摂ることを計画。しかしながら調べてみたところ、館山駅前には意外と飲食店が少ない。いろいろと調べたところ、その少ない飲食店でも「館山食堂」は評判が良さそうだ。「出没!アド街ック天国」でも紹介された「天丼」はなかなか強烈らしい。 「この日の締めは、館山食堂の”天丼”で決定!」と意気込んで館山に向う。 大原ではわずかに3分の乗換で慌ただしかった。 列車は、大原を定刻の15時01分に出発。こちらもいすみ鉄道と同様2両編成であったが、乗車率は20%程度。走行スピードは格段に違う。 列車は御宿、勝浦と停車。勝浦は関東で一番人口の少ない都市として有名なところ。過疎化がなかなか止まらない。平成29年11月に勝浦鳴海ロードレースで訪れたことがあるが、ロケーションとしては素晴らしいところ。ただし街には少し刺激が無いような気もする。勝浦市内には「行川アイランド」があった。いわゆる動植物園を中心としたレジャー施設でフラミンゴのショーで有名であったが、入場者数の減少により平成13年(2001年)に閉鎖となっている。が、駅は廃止にならずそのまま残っている。
安房鴨川では学校帰りの高校生が多く乗り込んできた。乗車率はほぼ100%に近くなる。 念のためであるが、外房線は、千葉が起点で蘇我、大網を経由し安房鴨川まで。安房鴨川から先が内房線となる。ただし、この列車もそうであるが、外房線から内房線へそのまま直通運転されているのでどこで線名が変わっていくのかはわからない。利用する人からしたら、行き先さえわかれば特に困ることはなさそうだ。 館山には定刻の16時37分に到着。安房鴨川から乗ってきた高校生も、途中駅でポツリポツリと下車していったが、館山ではほぼ全員が降りていった。 館山食堂は17時からの営業。少し時間があるので、館山駅付近をぷらぷらと歩く。私のリサーチ以外にも飲食店は多少はあったものの、今回の予定を大きく変えるような雰囲気の店はなかった。
17時になったところでお店に入る。さっそく客がきたという感じで愛想よく寄ってくる。この店には私のように食べログなどを見てやってくる人が多そうな感じ。地元客でないことは一目瞭然だろう。「今日の定食は、刺身盛り+若鶏むね肉ステーキ+地魚フライ+お新香+ごはん+お汁・・・で980円」という。私は「天丼」を食べに来たのであるが、いきなりグラグラっと気持ちが揺れる。が、初志貫徹。「今日は予定通り、天丼!」ということでお店のお姉さんには天丼をお願いする。 待つこと約10分。ネットで掲載されていたような天丼が登場。確かに山盛りになっている。 そのままでは食べられないので、天丼を一時的に置く皿も用意されている。えび天、なす天、いも天、白身魚の天ぷらなど数えたら全部で15品がてんこ盛り。今日は朝ご飯がパン2個で少なめだったこともあり、腹が減っていたのでガツガツ食べ始める。元々天丼は好物ではあるが、さすがにこのボリュームとなると、なかなか量が減っていかない。11品目を食べ出した頃からは少々くどくなってきた。いい歳した中年オヤジの食べるものではないかもしれないが、話のタネとしても面白かった。 お店の人に聞いてみると、「お昼にネタが余ったりすると、それを夜に回すので良いものがきたり、数も増えたりする」そうだという。なるほどそういうことか。時価というのはあるが、こちらは値段はそのまま、ネタやネタ数が変わっていくというものか。ランチはランチメニューがあってお得かもしれないが、夜は夜で良いものが食べられそうなお店。館山にまた来ることがあれば、是非とも寄ってみたいお店であります。
【⑩館山→君津(47.6km)】 【⑪君津→千葉(42.1km)】 【⑫千葉→本八幡(21.8km)】 夕食を終えて館山駅に戻ってきたらすっかり暗くなってしまった。本日の鉄路による移動距離は457.3km。重複区間もあるものの、千葉県内だけでこれだけの距離になるとは思わなかった。なお。まともに運賃を払うと9,514円。サンキューちばフリーきっぷが2日で3,970円。一日あたり1,985円なので、7,529円お得という勘定。 明日は2日目。今日みたいにスケジュール通りに進むと良いのであるが・・・。
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2022年(令和4年)2月11日(金) ~ No.1296 サンキューちばフリーきっぷ(2日目) ~ |
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さて、2日目の目的(地)は、以下のようにしました。昨日の続きということで番号は連番にしてあります。 (4)流鉄(馬橋~流山)に乗車。千葉県のローカル私鉄を満喫。 (5)東京湾フェリー(金谷港~久里浜港)に乗船。久里浜で温泉に入浴及び食事を堪能。 (6)JR久留里線(木更津~上総亀山)に初乗車。房総半島の途中までを満喫。 の3本です。 【①本八幡→西船橋(3.2km)】 この日の最初の目的地は、流山電鉄に乗車すること。JR久留里線の乗車、東京湾フェリーにも乗船と、この3本をまとめようとすると、どうしても久留里線の運行がボトルネックになるので、ここを優先せざるを得ない。となると流山電鉄は、朝早くか夜遅くのどちらかになるが、真っ暗になってから乗るのは味気ない。冬至から1ヶ月以上が経過したので、午前7時以降であれば明るくなっているはずだから、そのセンでまずは計画を立ててみる。逆算した結果、本八幡を6時02分の列車でスタートすることになった。 【②西船橋→新松戸(14.3km)】 【③新松戸→馬橋(1.6km)】 【④馬橋→流山(5.7km)】 西船橋、新松戸とこまめに乗り換えて馬橋(まばし)に到着。さすがに新松戸から馬橋へは常磐線でも都心方面に向うので車内はかなり混雑していた。 馬橋では一旦改札を出て、向って左の方に歩いて行く。すぐに「流山線⇒」の案内が目に入るので、その通りに歩いて行く。階段の通路も狭く、また造りも古く、いかにもローカルな私鉄の雰囲気を醸し出している。 降りきったところにある改札口も、同様にいい雰囲気ではないか。ちょっと東武・亀戸駅と似たような感じか。どちらにせよ、JR馬橋駅と比べるとレトロな感じ。東京への通勤圏でこのような駅があるとは少々驚きだった。
今日の予定は、馬橋を6時53分発の流山行きでとりあえず終点まで乗車する予定であるが、6時50分を過ぎても列車はやってこない。遅れているというアナウンスもない。「どうなっているの?」と思った頃に2両編成の列車がやってくる。2両がそれぞれ別々のカラーリング。流山方面が「赤色に白色」、馬橋方面が「黄色に緑色」というもの。1両に運転席が両端にあるような電車(例えば市内電車)を2両くっつけたのならわからないでもないが、2両の端のみにしか運転席がないような列車をこのような形で接続しているのは珍しい。 「変わってるなぁ~」と思い見ていたところ、運転手が車両の反対側から急いで歩いて流山方面の運転席に乗り込んでいく。調べたところ流山6時40分発の列車は馬橋に6時51分に到着。わずか2分で折返して再び流山に向うダイヤになっている。2分で折返すのでは出来ないことはないだろうが、運転手が同じであればわずか2分ではトイレに行く間もなく忙しいことこの上ない。 列車は定刻の6時53分に馬橋を出発。幸谷、小金城趾と停車する。流電・流山線は単線なので、この小金城趾で反対側の列車交換のため、しばらく停車をする。鰭ヶ崎(ひれがさき)、平和台と停車しわずか12分で終点の流山に到着した。途中の景色も田畑のところもあったが、住宅が左右に広がる中を単線で走るところが目立ったいた。
流山市は、千葉県では一番人口の増えている街で有名であるが、その原因はTX(つくばエクスプレス)の開業だろう。秋葉原~つくば58.3kmを最速45分で走るこの路線の開業の影響は大きい。「南流山」と「流山おおたかの森」は快速の停車駅。快速に乗れば南流山の次は北千住であり14.6kmの所要時間はわずかに10分。流山・馬橋5.7kmを12分かかって走る流鉄とは雲泥の差である。 流山市の市役所は、この流鉄・流山駅のそばにあるが、駅に多くの人がやってきて次から次へと乗り込んでいく雰囲気はない。それもそのはず、流鉄・流山駅の乗車人員は1,364人/日(2019年)に対してTX・南流山駅の乗車人員は27,395人と20倍の差。こういうところにも数字に表れている。閑静なところがいいというのであれば、この流鉄・流山駅の近くの方がいいかもしれない。
【⑤流山→馬橋(5.7km)】 【⑥馬橋→新松戸(1.6km)】 【⑦新松戸→西船橋(14.3km)】 【⑧西船橋→南船橋(5.4km)】 【⑨南船橋→蘇我(17.0km)】 【⑩蘇我→木更津(31.3km)】 【⑪木更津→浜金谷(32.7km)】 流山からは、さっきまで乗ってきたルートを逆戻りする。西船橋から南船橋へ向かいさらに京葉線に乗換へ蘇我。もう一つ乗り換えて木更津までやってくる。流鉄は2両編成であったが、JRになると10両または15両の長大編成の電車ばかりだった。 しかしながら木更津9時29分発上総一ノ宮行きの列車は2両編成。先ほど乗車した流鉄と同じの短さ。今日は乗車する列車ごとの編成の差が著しい。さすがに2両編成だけあって、立っている人はいないが座席は40%程度は埋まっている感じだ。
木更津を出発して42分、浜金谷には定刻の10時11分に到着。 浜金谷にやってくるのは約2年ぶり。令和2年2月29日に鋸山に登るためにやってきて以来となる。このときは鋸山に登って、さらにこの日と同じく金谷港→久里浜港とフェリーで渡り温泉に入り、東京湾をぐるりと鉄路で本八幡に戻ってきている。 この日はというと、金谷港10時25分発久里浜港行きにまず乗ること。列車が到着してから出港するまでわずかに14分。距離にして500mほど離れているので、早足でフェリー乗り場に向う。2年前にも一度来ているので経路はよく覚えている。ただし2年前と違うのは、この日が平日のせいか、金谷港に向っている人は全然見当たらないということだった。 列車も定刻通りに到着したので、計算上は、早足であれば間に合うはずであったが、計算通り金谷港のフェリー乗り場には10時17分、出港の8分前に到着することができた。
【⑫金谷港→久里浜港(11.5km)】 10時25分発の久里浜港行きのフェリーはガラガラだった。平日の昼間から利用する人は限られているだろうし、そもそも金谷から久里浜へ渡るのはどういう人だろうか。ほぼ1時間に1便ずつ運航しているがそれほど高い需要があるとは思えない。今回は、サンキューちばフリーきっぷで利用できるので使ってみるが、なかなかそういうことでもない限りは利用することは少ないだろう。
フェリーはわずかに35分で久里浜港に到着。今日の目的の一つにこの東京湾フェリーに乗ることもあるが、久里浜港から徒歩で2分ほどのところに温泉があるので、そこで昼食と入浴することもこの2日目の大きな目的となる。 温泉は「浜辺の湯」。横須賀で開催されたマラソンの帰りなどこれまで数回利用しているので、ここにやってくるのも久しぶりとなる。この温泉のいいところは、入浴料と食事のセットメニュー「よこすかアルコールセット(2,100円)」があることだ。私にはぴったり。平日なので温泉も食堂も空いており結構たっぷりと時間をかけて楽しんできた。
【⑬久里浜港→金谷港(11.5km)】 【⑭浜金谷→君津(25.7km)】 【⑮君津→木更津(7.0km)】 【⑯木更津→上総亀山(32.2km)】 久里浜では2時間20分の時間があったので、入浴・食事も余裕で過ごし、朝ルートをきたルートを逆戻りして木更津には15時45分に戻ってきた。 木更津では7分の乗り換え時間で久留里線の終点である上総亀山行きに接続。
木更津から出発する久留里線の列車は全部で17本。うち12本は途中の久留里止まり。終点の上総亀山まで行く列車は、わずかに5本。6時26分、7時24分、13時01分、15時52分、19時51分という有様で、最終の19時51分では真っ暗なので除外するとして、6時26分の列車も本八幡の始発を使っても間に合わない。となると候補は7時24分、13時01分、15時52分の3本。 木更津7時24分の列車は上総亀山に8時32分に到着後、8時48分に折り返す。その間16分。 木更津13時01分の列車は上総亀山に14時11分に到着後、14時26分に折り返す。その間15分。 木更津15時52分の列車は上総亀山に16時58分に到着後、17時15分に折り返す。その間17分。 どれも似たり寄ったりであるが、流山鉄道と東京湾フェリーのことを考えると最初の二つはどうもしっくりこない。流山鉄道の乗車と東京湾フェリーの乗船さらに久里浜での温泉と食事を考えれば、一番最後の(案)が良さそうではないか。上総亀山には16時58分に到着なので、かろうじて暗くはなっていないだろう。 今回の計画の中で一番苦しんだのが、実はこの久留里線の順番であった。 さて話を戻す。木更津駅の4番線から、2両編成の列車は定刻の15時52分に出発した。見た感じ、乗客の約半数は学校帰りの高校生。なお、この久留里線は単線非電化で交通系ICカードが使えない路線。会社(JR東日本)の投資意欲の薄さがよく出ている。列車から見る風景は、小湊鐵道やいすみ鉄道と似たようなのどかな風景が続く。房総半島の海から離れたところは、やはり人口密度が低いことがよくわかる。 列車は少しずつ乗客を降ろしながらこの線名となっている久留里に16時37分に到着。久留里からも若干乗車する客はあったが、降車する客の方が多かった。2分停車し列車は久留里を出発する。 今日は午後から曇りがちになってきた。となると夕刻では暗くなるのが早くなる。終点の上総亀山に到着するまで、何とか夕闇に包まれないことを祈るばかり。終点の上総亀山には定刻の16時58分に到着。乗客は私と高校生らしき男の子の2人。駅前に迎えの自動車がきていたから、この地区の近くに住んでいるのであろう。
夕闇が迫ってはきたが、何とか写真が撮れるくらいの明るさは残っている。最初に気がつくのは、駅からまだ100mほど線路が続いていることだ。これは久留里線の延伸の目的があったという証拠でもある。 久留里線は、元々千葉県の交通事情が悪いという対策で、大正元年(1912年)12月に木更津~久留里が県営鉄道で開業している。さらに昭和11年(1936年)3月、久留里~上総亀山を延伸。開業している。歴史は古いことがわかる。 元々は、房総半島を鉄道で繋げるのが目的。東京湾側からは木更津→上総亀山、太平洋側からは旧木原線の大原→上総中野がそれぞれ開業しているが、残りの上総亀山~上総中野も県営鉄道で繋げようと考えていたのであろう。さすがに人口密度も低く、工事も難しい上総亀山~上総中野の建設は諦め現在に至っているということが調べてわかった。(※ 上総亀山と上総中野の間は国道465号線が走っているが、距離にして14km程度。) 当時は利益を出すとかいう考えはおそらく二の次。利便性を第一に鉄道建設をしていた時代だったのであろう。 さて、上総亀山駅の周りであるが、予想通り静かなものだった。歩いているのは脚の悪そうなおばあちゃんが2人だけ。駅前には「亀田屋」と書かれた万屋(よろずや)?とシャッターが閉まっている割には、「居酒屋」と書かれた赤提灯だけ灯のついた得体の知れない店屋がわずかにあるばかりだった。 少し離れてはいるが、亀山湖や亀山温泉も駅からさほど遠くないので、機会があればまた訪れてみたいと思う。 【⑰上総亀山→久留里(9.6km)】
【⑱久留里→木更津(22.6km)】 【⑲木更津→船橋(51.1km)】 【⑳船橋→本八幡(5.8km)】 昨日と比べると、東京湾フェリーと温泉・食事などに時間をかけていることもあり、本日の移動距離は309.8kmと昨日と比べると150kmほど少なく、3分の2程度であった。ただし細かい乗換が多く、利用した列車・船は「20」に及んだ。運賃に関しては、まともに払うと7,148円なので、この日だけで5,163円のお得の勘定。 目的の場所へは明るいうちに移動するという原則を貫いたこともあり、この日の本八幡への戻りは19時42分。さすがにこのくらいの時間で収めておかなければ、次の日の生活にも支障が出るのではと思う。 今回は、「サンキューちばフリーきっぷ」を使うのが初めてだったので、どちらかといえば乗り鉄的に使用した。次回はもう少し観光を優先としながら、有効にこのフリーきっぷが活用できるようなことを考えてみたいと思います。
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2022年(令和4年)2月12日(土) ~ No.1297 ランナーズ・パック ~ |
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月間ランナーズ2022年3月号の80~81ページに「りらくる×青山学院大学駅伝チーム」として、”りらくる”の会長・伊佐治岳生さんと青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督・原晋さんの対談が載っています。 前半は大した話ではないのですが、後半の『日本でもっともシリアスな練習をしているチームのボディケアをする中で勉強させてもらっています。ランナーのケアに特化した「ランナーズ・パック」は青山学院の選手からのインプットを大いに活かさせていただいた施術内容です。』という記事が気になりました。 もちろんそこに書かれているように『おっしゃる通り、「技術の標準化」は重視しています。セラピスト育成は10日間合宿形式で行っていますし、「ランナーズ・パック」に関しても「どこの部位をどのような揉み方でほぐすか」というのを分単位、秒単位で仕様を整え、質・内容を担保しています』というので、この世界でも標準化が出来るのかと少々驚きでした。 りらくるの店舗は単身赴任先の本八幡駅前にあるのは知っていましたが、利用したことはありません。「値引きもあるようなので、では試しに・・・」ということでアプリをダウンロード。さっそくスマホから予約をして行ってみました。場所はJR本八幡駅北口の雑居ビルの2階です。店舗では3人ほどの方が施術をしていらっしゃいました。 「初めてです」と伝え、先方の段取り通りにやりましたが、コンピュータとの通信が上手くいかず、少々、始めるまでに時間を取られてしまいました、始まるまでに少し時間を要しました。
雑誌の該当箇所を見せて「ランナーズ・パック」をお願いし、60分コースのもみほぐしをしてもらいました。 感想としては施術はどちらかというと各箇所とも弱め(やや物足りない感じというか)の施術ですかね。頻繁に通うのであれば、こういうやり方もありかなぁという気がします。が、凝り固まってしまったら、こういうのではちょっと間に合わないでしょうか。 ランナーズ・パックもいいですが、ケースバイケースでやってもらった方がいいような気がしました。さあ次回はどうしましょうか。 |
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2022年(令和4年)2月24日(木) ~ No.1298 久々のトレイルでしたが・・・ ~ |
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令和3年は、このコースでのトレイルを2月28日と3月7日に行っていますので、ほぼ1年ぶりのこのコースのトレイルです。 今年は関東地方のみならず、全国的にもよく雪が降りますが、「多少は残っているかな?」と思いつつも、いつもと同じように軽装備で出かけましたが、結果的には大変なことになってしまいました。 パターンとしては、一旦、高尾山口駅のコインロッカーに荷物を預け、京王で高尾山口→高尾、さらにJRで高尾→藤野と移動してトレイルの開始。トレイルを終えて再び高尾山口駅に戻ってきたら、駅前の「京王高尾山温泉」で汗を流して、単身赴任先の本八幡に戻っていくというものです。 午前7時30分前にJR藤野駅(標高201m)に降り立ったときは、いつもと同じような景色で、約1年ぶりに「頑張ろう!」という気持ちでスタートしました。踏切を越え、さらに沢井トンネルを抜けたところでいきなり残雪が出てきます。いままで何度もこのルートでトレイルをしていますが、沢井トンネルを越えたところで残雪がある場合は、陣馬山は完璧に雪だらけです。登るのは何とか登れても、下るのは相当苦労します。 ということがわかりきっているにもかかわらず、懲りずに登ってしまいましたが、今回も予想を裏切らずしっかりと雪が残っていました。ただし今回は和田峠などへのエスケープは無し。コースは当初の予定通りで進めましたが、どうでしょうか高尾山から下って薬王寺くらいまできたところから先くらいですかね。安全に下れたのは・・・。というくらい手を焼いてしまいました。 あの雪の感触ですと、どうでしょうか。軽装備のアイゼンなしで行くのであれば、雪がなくなるまであと一ヶ月くらいかかるるかもしれません。もう少し情報収集をしてから登るべきでした。反省
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2022年(令和4年)3月6日(日) ~ No.1299 5年ぶりに長女・ゆかこが名古屋で生活開始 ~ |
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3月3日(木)、京都からの引越しの荷物がわが家に到着。長女・ゆかこが5年ぶりに名古屋に戻り、再び、一緒に生活することになりました。とはいえ、私はまだ単身赴任中で千葉県市川市が主戦場。長男・かずたかは昨年10月から勤務先が大阪府堺市から兵庫県神戸市となったので、実質的にはカミさんと長女・ゆかこの2人暮らしです。 一人暮らしは気楽な反面、何かあったときには不安があるので、やはり複数で暮らしている方が安心ですね。京都のマンションよりも自宅の部屋のが狭いのがちょっぴり不満かもしれませんが・・・。 私もコロナのおかげでテレワークの日数が増えたこともあり、2月後半はほぼ名古屋にいました。いつかは結婚して家から出て行くとは思いますが、家族が一緒に暮らすのはやはり嬉しいですね。
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