第34回東浦マラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
過去4回の出場で、3回優勝している相性のいい大会ですが、たまたま相手に恵まれたものです。年齢も毎年1歳ずつ上がっているので、優勝し続けるのは難しいですが、それよりも年の瀬の大会でスカッと走って気分良く走り終わりたいと考えています。 福岡国際マラソンが終わってから、練習量は激減したものの、スピードを上げて走る機会を増やし、今日に備えてきました。優勝は逃したものの、昨年より2秒タイムは上がりました。かろうじてこの大会では老化をしていないことが証明されたところで、気分良く年を越せそうです。
3kmコースの紹介 私が出場した3kmの部のコースを紹介します。 スタート地点は第1駐車場の東の何の変哲もないところ。ここから100mほど直進して左折します。左折してからは交流センターのちょうど下をくぐり、「いのちの池」にかかる「フォレストブリッジ」を渡り、「あいち健康プラザ」に向かって進みます。ここまでは平坦。 「あいち健康プラザ」の前にきたら、ここを左折して坂を少しずつ下ります。下りきったあたりで右折し、「あいち健康の森」の東口から公園外に出てすぐに左折します。ここはクランクのようになっているので足を滑らせないように注意するところです。 園外出ると歩道を登っていきます。150mほど登ったところで再び園内へ入りますが、相変わらず緩く坂を登ります。体育館前くらいがこのコースの一番高いところ。突き当たりを右折、すぐ左折してベビーゴルフ場、蛇ヶ寝池を右に見ながら細い道幅のコースをしばらく走ります。 スタート地点付近に出るとUターンして、スタート地点から今度は後方に向かって走ります。 このあと「さんさん広場」を右手に見ながらコースは緩く下っていきますが、下りきると今度は「あいち健康プラザ」に向かっては再び登りはじめます。この辺りがゴール前で一番苦しいところです。 そして「あいち健康プラザ」の前を右折し、再びフォレストブリッジを越えればゴールが見えてきます。 公園内は大きなアップダウンはありません。 しかしながら、わずか3kmといえども知多半島らしく緩やかな丘陵地を走りながら楽しむことが出来るコースではないでしょうか。
3kmの部に出場する理由 10kmに比べると3kmは短いという。確かに距離は短いのは事実であるが、3kmは10kmに比べるとそのトップスピードは速い。 若い頃は、トップスピードを出すことよりも長い距離を走ることが難しかったが、年齢が加わるごとにトップスピードを出す方のが難しくなってきている。理由はよくわからないが一言で言えば「加齢によるもの」であるかもしれない。 しかし、単純に「年だから」という理由で戦意を喪失するのは良くない。徹底的には抵抗できないであろうが、多少は悪あがきをしたくなる。こういう理由もあって、12月は福岡国際マラソンという持久的なレースと、それに相反するスピードレースである今大会の組み合わせをしている。「持久力」と「スピード」。相反するようであるが、走るバリエーションは広い方が楽しいことは間違いない。 高速化してきた3kmの部
恐らくその理由は、大会の参加者が増えているからであろう。 東浦マラソンでは、出場者数が3,021人(’06年)→3,456人(’07年)→3,926人(’08年)ここ数年増え続けてきている。これは東浦マラソンに限ったことではなく、全国的な傾向。あの”東京マラソン”から21世紀初めてのランニングブームが起きているようだ。 参加者が増えると当然、大会のレベルも上がってくる。そういうカラクリがある。 今回スタートしてから「あいち健康プラザ」の前までに先頭グループが形成される。私の前には6名ほどいるが、悔しいがついていくのが精一杯。昨年より明らかに速いペースだ。 いったん、「あいち健康の森」の公園から出て再び公園内に入場し坂を上り出すところで徐々に離され出す。またこの頃、タイミングを見測って後ろからは猛然と抜いていくランナーがいた。夏目(勝也、山梨学院大学→トヨタ自動車)さんだ。さすがはかつては10,000mを28分前半で走っていた元実業団ランナー。このくらいの距離はお茶の子さいさいという感じ。後ろから見ていても非常に軽快だ。 昨年コースの誘導ミスがあった体育館横は、今年はそのまま真っ直ぐ走り突き当たりを右、そしてすぐ左へと曲がり細い道を走る。トップグループとの差はだんだん開き出す一方。 そして、スタート地点付近に戻ってくると、今度は後方からまた一人のランナーに抜かれる。林(博樹、TPAC)さんだ。年齢も近く、お互いに勝ったり負けたりを繰り返している良きライバル。ぴったりくっつかれる間もなく林さんに離されはじめる。林さんも調子がよさそうだ。 何とかしたいところであるが、3kmというトップスピードが続く競技の中では、さらにもう一枚のトップギアがすでに使い果たして無い。このままずるずるといった感じでゴールしてしまった。 タイム的には昨年よりも2秒短縮。かろうじて老化をしていないことは証明されたが、何か得るものが欲しかった。贅沢は言えないか・・・。 子どもたちは2kmを完走 私の3kmのスタートは9時50分。 それに先駆け小学生の2kmの部門が、9時10分から1分ごとに時差スタートしました。 マラソン好きの父ちゃんと違い、わが子どもたちは大会にはシブシブついてきますが、出場するだけ偉いですね。長男・かずたかは2kmを10分40秒、長女・ゆかこは同じく12分02秒で完走しました。お疲れ様〜!
名古屋市役所走友会からは3名が入賞 今回、名古屋市役所走友会からは多数がこの大会に参加し、私を含め3名が入賞しました。 内訳としては、10km男子29歳以下では久保さんが6位入賞、同じく10km男子40歳代では大宮さんが3位に入賞されました。おめでとうございます!
副賞の花は「ながた屋」さんへ 今回もかろうじて3位に入賞したおかげで、副賞に特産品のお花をいただきました。”オンシジュームトウィンクル”という名前だそうです。わが家に置いておいても枯らしてしまうので、顔なじみのうどん屋さんである「ながた屋」さんへこの鉢植えをプレゼントしました。 ながた屋さんは、お花の生育が上手で、お店にはいつもたくさんの花が植えられています。今回もとっても喜んでもらえました。いいことをすると気持ちがいいですね。
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