第16回トライアスロンフェスティバル in フォレスタヒルズ 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2年ぶりのトライアスロン。親子チームで参加! ここのところ仕事が忙しくて、満足な練習ができていません。トライアスロンとなると特に水泳の練習に割く時間がほとんど作り出せません。(プールが閉まっている) ここ1年くらいはトライアスリートの看板をやや降ろしたような感じですが、これまで20年で90戦近い戦績を捨てるわけにいかず、うずうずしていたところの参戦です。 たいていのトライアスリートの活躍時期といえば、やはり年齢の若いときですよね。独身〜結婚後の数年くらいでしょうか。子供が生まれて大きくなると、いろんな意味で忙しくなるので、どうしても練習をサボりがちになりますね。そして、トライアスロンから離れていく・・・。 子どもが大きくなってきたときに、父ちゃん(母ちゃん)がトライアスロンで活躍していたことを覚えてもらうには、一緒に参加し、「こういうスポーツもあるんだ〜!」と理解してもらうのがいいのではないでしょうか。見るのとやるのでは、その印象が大きく異なりますからね。 やや思いつきぽいですが、今回そんな理由で、家族で参加することにしました。共通の話題作りにもいいですよ〜。 フォレスタヒルズとは さて、今回会場となった豊田市岩倉町にあるフォレスタヒルズ。平成5年7月にオープンした宿泊施設を備えたスポーツ(レジャー)施設というところでしょうか(フォレスタヒルズのサイトには「ホテル、レストラン、ガーデンチャペル、宴会場、スポーツクラブなどが充実した総合リゾート施設です。豊田東インターやトヨタ自動車本社から車で10分、アクセスも良好です。」とある)。 このご時世、こんなバブリーな施設はいつ誰が造り運営しているの?と思い調べてみると、株式会社 トヨタアメニティという会社が運営管理をしているようです。資本金は1億円でもちろん100%トヨタ自動車が出資の会社です。オープンは平成5年7月。 トヨタ自動車の本社から車で10分ですからね。想像はつきましたけど。いやはやすごい施設です。
久しぶりのトライアスロン 東名高速道路を経由してわが家からフォレスタヒルズまでゆっくり走って45分ほど。初めて来たので勝手がわからず少々戸惑い気味・・・。P4という駐車場に車を入れて受付場所へ。といっても受付場所もわからず、駐車場の交通整理をしていたスタッフに尋ねる。「ここから下っていったところですよ」と。 どうやら東ゲート付近にあったカラーコーンなどからすると、ちょうど車で通ってきた場所、そして駐車場から受付方面はコースのようだ。う〜んまさに「ヒルズ」!平坦なところがない! さて、受付を済ませてトライアスロンに必要な儀式でもある「ボディーナンバリング」をしてもらう。 とはいうものの、今日はリレーに参加するのでスイム担当の子どもたちだけだ。子どもたちは「???」という顔をしながら書いてもらっている。 次にバイクラックへ自転車を置きに行く。 今回はスイム→バイクと親子でリレーするので、トランジットが非常に重要になる。ロスタイムを作らないようにトランジットのコースを確認する。 そこへ現れたのが、私と同じ県職員の本庄くん。子ども2人を連れている。以前お目にかかった長女・あずきちゃんもすでに小学校2年生。今回は奥さんスイム、あずきちゃんがバイク+ランとか。わが家と逆の構成ですね。
コース & レース序盤 さて、大会の方であるが9時ちょうどに、「個人B」の第1部と「リレー一般」(ともに距離はスイム0.4km、バイク6km、ラン2km)を皮切りに始まった。 自分たちの出番まであと1時間ほどあるが、コースの下見をしていないので、ウォーミングアップを兼ねて下見をする。バイクコースとランコースがダブっているので、バイクコースの折り返し地点までゆっくりジョグする。 ランコースは折り返し地点まで片道500mが登り一辺倒。 バイクコースといえば、このランコースの折り返し地点がバイクコースのほぼ頂部であり、ここからフォレスタヒルズの東口ゲートに向かってバイクコースは下り坂になる。そして東口を出て左折し50mほど登って折り返すコースだ。 バイクコース、ランコースともに距離は短いものの、平坦なところがなく実力差の出やすいコース設定だ。 スタート時間(午前10時ちょうど)の15分ほど前に、長男・かずたかにプールの方へ行くように促す。長女・ゆかこの姿が見えないが、どうやらプールの方へ先に行っているようだ。(プールに行って練習していました) さて、いよいよスタート時間が迫ってきている。 午前10時スタートは個人ジュニア(31名)とリレーファミリー(8組)だ。合計40人弱が一斉スタートする。 今回はリレー形式とはいえ、久しぶりのトライアスロン。子どもたちを含めみなちょっと緊張している。いったいどういう展開になるのか。
一斉に泳ぎだしたと言いたいところであるが、流水プールでコースが狭いので後方にいる選手は、バトルを避けてやや間を空けてスタートしている。 わが子どもたちといえば、2人とも前列ではなく後列スタート。「他の子が割り込んできた」と、後で言い訳をしていたが、ちょっと消極的だ。 レース経験がないので仕方がないが、スタートの出遅れが場合によっては後々に響くことを認識していないようだ。 4分の3周ほどしたところでトップ選手がやってくる。泳ぎ方からしてわが子らではないことが一目でわかる。ジュニアの子だろう。大人顔負けの泳ぎで、わずか200mで体3つ分ほどはリードしている。 わが子らといえば、長男・かずたかが8〜9番目で泳いできた。長女・ゆかこはまだ来ないのでそれより後ということだ。 自分の出番もあるので、これ以上子どもたちの様子を見ているわけにはいかないので、急いでリレーゾーンへ移動する。 今日の目標は、ずばり「優勝!」 受付でプログラム(選手名簿)も渡されなかったので、どんな人たちが出ているかもわからないが、親子で初参戦するこの大会を優勝で飾りたいところ・・・。 プールからバイクラックの間に横断歩道があるが、リレー部門の場合の”リレーゾーン”がここになる。 急いで待機するが、先頭は先ほどのジュニア部門の子。どうも女の子のようだ。 わが息子は・・・、10番目くらいでやってくる。まずまずかな。「お疲れ〜!ここからは父ちゃんの出番。息子の出遅れを挽回するぞ〜!」
父ちゃん登場! 子どもたちが物心が付いた頃より後に、子どもたちの前でトライアスロンのレースをした記憶がない。 県内で行われたトライアスロンの大会の参戦は、平成14年の”2002トライアスロン伊良湖大会”が最後。この時点において長男・かずたかが6歳、長女・ゆかこはわずか4歳。乳飲み子とはいわないが、こんな小さな子どもを連れて大会に行くわけにはいかない。それ以降に参加したトライアスロンの13大会は、諸般の事情はあるものの全て県外の大会だ。リレー形式ではあるものの、トライアスリートの姿を子どもの前で見せるのは初めてかもしれない。 さて、長男・かずたかからリレーし、自分の自転車のある場所へ急ぐ。 リレーはルール上、ヘルメットの先かぶりOK、シューズを先に履くのもOKとなっているのでそうさせてもらう。おかげで、トランジットエリアでは、スイムで先行してきた人たちを全て抜き去る(たぶん??)。 今日は距離が短いので遠慮無くガンガン行かせてもらう。(練習していないくせに) このコースであれば、アップダウンが激しいのでビンディングタイプのペダルにバイクシューズをセットして走る方が引き足(登りの際にペダルを足の裏から引き上げること)が利用できるので有利であるのであるが、如何せん距離が短いので、トランジットの時間を節約することを優先し、ペダルをビンディングタイプでないペダルに交換し、ランニングシューズのままペダルを漕ぐことにした。 ぱっと見、ランニングシューズで自転車を漕いでいるとシロウトぽく見えるが、総合的に考えるとこの方のが場合によっては時間短縮できる。
ただし、バイクの折り返し付近は「追い越し禁止ゾーン」になっているので、この区間だけはちょっと我慢して、登りに入り出したところで抜く。 さて、長女・ゆかこからリレーされた妻・ゆきことなかなかすれ違わない。 「大丈夫かな?」と思っていた頃に、ようやくすれ違う。こちらがもうすぐ頂上というところの手前あたりだ。長女・ゆかこのスイムの出来が悪かったのだろうか?それともバイクがバイクだけに、スピードが上がらなかったのであろうか?どちらかはわからないが、とりあえず前に進んでいるのでホッとする。 後続との距離もすでに200m程度離れているようだ。バイクがわずかに4kmなので、セーフティリードとは言えない。どんどん貯金を作って、ランは余裕を持って走りたい。 再び頂上付近まで登ると、今度は先ほどの坂をやや緩く下りながら、バイクスターと地点へ向かう。この大会はバイクが珍しく右側通行になっているので、正面衝突しないように注意が必要だ。
さて、バイクも2周目の後半にはいると、まだ1周目の選手(ジュニア)たちが数人前に見える。子どもといえども抜かせてもらう。大人げないかもしれないが、レースはレースだ。 わずか10分程度のバイクではあったが、練習不足のために思った以上に脚に来た。 指定の場所で、バイクを降り再びトランジットエリアに入る。急いでいたために、バイクラックへの入口を間違え係員に注意をされる。が、後続はやってくる様子はない。ゆっくりスタートをすれば良さそうだ。 ランに入って非常に脚が重いのがわかった。 距離はわずか2km。後続が見えないうちにガンガン先に行った方が良さそうだ。
一往復が終わり、二往復目に入る頃に、妻・ゆきこがバイクから戻ってきた。自転車が自転車だけにバイクパートではかなり苦戦したようだ。 さて、こちらはというと最後の1km。 へろへろではあるものの、ゴールまでのイメージができてきたので少し元気になる。後続とも相当程度離れているので、この1kmでの逆転負けはなさそうだ。 ゴール近くまで来ると、長女・ゆかこが待っているのが見える。 「子どもの前で強い父ちゃんが見せられたかな?」と思いながらゴールに向かう。私の大きな勘違いがなければ、10時にスタートした個人ジュニア+ファミリーリレーの約40人では間違いなくトップでゴールだ。
ゆかこ: 「お父さん優勝?」 わたし:「う〜ん、たぶんなー」 ゆかこ:「すご〜い!」 スタート時間、種目と複雑な大会なので一目で優勝とはわかりづらいのは仕方がないところ。 さて、妻・ゆきこの方は相変わらずマイペースで走っている。競技の距離が短い大会なので、私がゴールしてから10分ほど?で戻ってきた。こちらは、私とわが娘で出迎える。
番外編 13時少し前から表彰式がありました。 集計が手作業なので、ちょっと手間取っていたようですが・・・。 そのほか今日の出来事をまとめてみました。 |