2009年ドラゴン元旦マラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
よくよく調べてみると、当日参加がOK。参加料は無料。そして会場は、名古屋ICから高速で90分ほどの竜王IC。さらに、高速道路を下車して5分ほどのアクセスの良さ。 「よし!行こう!」 出場を決めたのが一昨日。妻は「いいよ〜」。子どもたちは「え〜!またマラソン・・・。」と反応は様々。妻曰く「しょうがないよ。あんた達、父ちゃんの子どもに生まれたんだから」。いいこと言うね〜! ということで、珍しく計画的でなく思いつき参加の大会でしたが、新年早々ハプニングがありながらも楽しんでくることが出来ました。
名古屋は晴れ。途中から雲行きが・・・。 家族には「午前6時起きで午前6時30分出発」と前日に伝えておいた。 会場までの所要時間が、わが家〜名古屋IC/15分、名古屋IC〜竜王IC/90分、竜王IC〜会場/5分の合計110分。2時間もあれば十分に会場に到着する見込みで”あった”。 この”あった”というのは、あくまでも天候の良い場合のこと。 ところが、当日朝5時30分頃に道路情報を調べてみると、何と「関ヶ原IC〜八日市IC」で”速度規制中”とある。間違いなく”雪”によるものだ。幸いチェーンの装着までは規制がかかっていない。 ただし、規制の時間を見ると23時55分とある。つまり12月31日の23時55分だ。「どうして最新のものに更新しないの?」。あとから考えてみると、最新の時間のものに更新していないのではなく、この時間からずっと規制が続いていたのだ。このことに気がついたのは帰ってきてから(おそいっつーの!) わが家を出発する頃は、まずまずの快晴。一宮付近で初日の出を車上で拝み西進するものの、羽島を過ぎたあたりから西の空がどんよりとしているのが見える。それも山がはっきりと見えない。 養老付近からは霧雨が降り出した。「間違いなく関ヶ原以西は雪だ」と感じることが出来た。問題はその量だけ。 日本の大動脈である名神高速道路。交通量が多いのが救いで、なかなか雪が積もらない。おかげでスピードは大幅に落とすものの、チェーンの装着無しで何とか走れる。ただし「急」の付く運転は厳禁。おかげで新年早々、往きも帰りも関ヶ原IC〜八日市ICでは、冷や汗をかきながらの移動でした。
ドラゴンハットは竜王町のスポーツの拠点 今回訪れたのが滋賀県は「竜王町」。中日ドラゴンズよろしくこのまちもあちこちで「竜=ドラゴン」というように名称を用いているようだ。 今回、大会の会場となったのが竜王町総合運動公園。公園内の施設で、5,000人を収容できる屋根付き多目的グラウンドとして、平成8年8月にオープンしたのが「ドラゴンハット」だ。名神高速道路に乗っていても東京から京都方面に向かって、竜王ICのすぐ手前左側に見えてくるのですぐにわかる。 ドラゴンハットの”ハット”の由来はわからないが、おそらく「帽子」を表すハットではないかと思う。 このドラゴンハットは、「夏の暑い時でも日陰で運動することができ、冬の寒い時には雪や風を防風パネルで遮ることにより快適にスポーツを楽しむことができる」とある。 初めて来てみて確かにそうではある。がしかし、全面とも土なので更衣などにおいては、衣類に土が付いてしまうため、若干は土でない芝生のようなところもあっても良かったのはないかと思う反面、人口1万3,000人の町にしては良くできた施設ではないかとも思う。
スタート時間前に出走?
ドラゴンハットは屋内とはいえ、外気温は1〜2℃程度。ウォーミングアップをして、服を脱いで2分ほど前にスタート地点へ行こうとすると突然「パン!」 「え〜!おいおいちょっと待て!おれはまだスタートラインまで行っていないぞ。」というもののあとの祭り。こういう場合はどれだけ抗議しても絶対スタートはやり直しません。 仕方がないので、いったんスタート場所まで行って、そこから約10〜15秒遅れでスタートしました。 さすがに、1kmジョギングと1.5kmの部のスタート直後はぐちゃぐちゃ。ほぼ最後尾から抜いていくのも一苦労です。 1.5kmはドラゴンハットのまわりを約1周半するのですが、1周を終えスタート地点に戻ってきたときには何とか4番手にまで順位を上げたものの、それより先の差は埋まらず。結局先頭とは10秒程度、2番、3番とは5秒程度の差でゴール。何とも幸先の悪い始まりでした。 リターンマッチ 切り替えの早い私は、40分後にスタートする3kmの部に賭けることにしました。 戻ってきてからは、3kmのコースの下見に出かけました。この方が、体も温まるし、コースもわかるし一石二鳥です。
400〜500mほどは平坦ですが、そこから徐々に上り坂になっています。1200mほど走ると、国道に出くわすので、そこで折り返して先ほどの”ドラゴンハット”に戻るということがわかりました。 今度は10時10分のスタートの5分ほど前にはスタート地点に行きました。 寒いのでスタート直前にウィンドブレーカを妻・ゆきこに渡して準備万端です。 今度はスタート時間が早まることもなく定刻にピストルが鳴りました。 3km、と5kmが同時スタートの珍しい大会です。スタートから200mほどは一部中学生がいましたが、300mほど走ると目の前にいるのは高校生らしき選手が一人。ナンバーカードからして私と同じ3kmではなく5kmの選手のようです。 先ほど1.5kmを走って、ちょうど足どりが良くなったせいか、40分ほどあいたレペテーションでも体調はいい感じです。 前の選手に離されるようで離されず、かといってくっついていくかというとそうでもありません。10mほどの距離を保ったまま1200mの折り返しを迎えます。 Uターンしてもその差はほとんど変わらず、再びスタート地点に戻ってきました。 やや、差は縮まったようですが、もうすぐ3kmと5kmの分岐点。5kmは直進して公園外へ。3kmは左折を2回してドラゴンハットへ戻ります。 案の定、彼はそのまま直進。3kmは私が単独トップとなりました。 そして40分ほど前、スタートがまともに切れずに悔しい思いをしたゴールが見えてきます。 こうして新年、第1回目の優勝をゲットすることが出来ました。「簡単には優勝させないぞ!」というような今年一年を暗示しているような内容でした。
参加料は無料の大会です 市(町)が市民(町民)相手に行うイベントで町内限定ものであれば、参加料が無料のことが多いですが、今回のようにあまりオープンにしていないとはいえ参加料が無料で町民以外にも門戸を開いているのは珍しいですね。 今回は参加賞にスポーツドリンク(ゲータレード500ml)を1本、また完走したあとには「豚汁」を一杯いただきました。 名古屋から交通費は若干かかったものの、加藤家では金メダルを2個、ゲータレードを6本、豚汁を4杯といい思いをさせていただきました。ありがとうございました。
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