第3回みのかも日本昭和村ハーフマラソン 参戦記
 3回目の申込みにして初出場の「第3回みのかも昭和村ハーフマラソン」大会。

 第1回大会は法事のため欠場。第2回大会は会場へは行ったものの、2月の別大マラソンに向けてフルマラソン練習を優先するために走らず(家族3人は出場)。ようやく念願かなっての出場です。

 いやー、それにしてもこの大会のコースはハードですね。噂には聞いていたけれど・・・。まいりました。

 アフターレースは、日本昭和村で遊べるし、昭和村の前に里山の湯で入浴も出来るし、わが家からはからは1時間弱でアクセス。いいことずくめの大会ですね。
●大会名 第3回みのかも日本昭和村ハーフマラソン
●開催日 平成21年1月11日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
平成記念公園日本昭和村(岐阜県美濃加茂市)発着 (地図

コースマップ

大会要項

プログラム
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、気温1℃くらい
●参加賞 Tシャツ、かも丸鍋、入浴割引券(里山の湯)、スポーツドリンク
●結 果 35分59秒(10km:一般男子40歳代 第2位、総合21位)
●表彰 賞状、たて、メダル、イチゴ(紅ほっぺ一箱)、期間限定・莓のエクレア(1個)
●過去の戦績
H20.1.13  第2回   10km   欠場 (40〜49歳男子    ) (45歳)
H19.1.14  第1回   10km  欠場 (40〜49歳男子    ) (44歳)
●交通手段等
(往路) 自宅7:37〜名古屋IC〜(東名・中央・東海環状道)〜美濃加茂SA〜会場駐車場8:32
大会〜日本昭和村(見学、体験、昼食)〜里山の湯(入浴)
(復路) 会場駐車場15:55〜美濃加茂SA〜(東海環状・東海北陸・名神・東名・長久手道)〜長久手IC〜自宅17:31
●費用
参加料 2,500円  
燃 料 1,631円   163.1(km)/9.5(リットル/km)×95(円/リットル)
高速料金 250円  ( ETC通勤割引)
入浴料 500円  (里山の湯/100円割引)
合 計 4,881円  
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
距離   区 分 参加者 スタート時間
ハーフ   一般男子39歳以下 469名 10時00分
一般男子40歳代 359名
一般男子50歳代 247名
一般男子60歳以上 113名
一般女子39歳以下 68名
一般女子40歳以上 85名
3km   一般男子40歳以上 41名 10時10分
一般女子 80名
男子中学生 98名
女子中学生 44名
2km    小学校男子5・6年生 139名 10時25分
小学校女子5・6年生 98名 10時26分
小学校男子3・4年生 187名 10時27分
小学校女子3・4年生 83名 10時28分
小学校男子1・2年生 70名 10時29分
小学校女子1・2年生 45名 10時30分
ファミリーの部   小学校1・2・3年生親子 102組 10時31分
10km   一般男子39歳以下 262名 10時50分
一般男子40歳代 116名
  一般男子50歳以上 109名
一般女子39歳以下 80名
一般女子40歳以上 52名
5km   一般男子39歳以下 148名 11時00分
一般男子40歳以下 99名
一般女子39歳以下 52名
一般女子40歳以下 45名
    合  計 3,399名  
●上位成績(小学生、中学生を除く高校生以上のみ上位3位まで)
【ハーフマラソン】
(一般男子39歳以下)
吉本駿亮 高山市 益田清風陸上部 1゜09’20”
松野淳司 長野県   1゜09’32”
今田敦士 関市 関体協 1゜09’36”
(一般男子40歳代)
岩田卓也 七宗町 美濃加茂市役所 1゜17’17”
鵜飼百一 愛知県 住友軽金属 1゜19’23”
浅井慎哉 愛知県 チーム操練場 1゜21’23”
(一般男子50歳代)
所 作利 中津川市 中津川 1゜20’37”
松永文則 各務原市 きそがわRC 1゜21’55”
光村泰宏 愛知県 チームびりけん 1゜22’56”
(一般男子60歳代)
長田正博 福井県 日野クラブ 1゜28’21”
富永富士夫 愛知県 天白川走友会 1゜30’26”
石谷俊彦 愛知県 五洋建設 1゜30’31”
(一般女子39歳以下)
田村あすみ 岐阜市 岐阜クラブ 1゜32’36”
平田里美 関市 フェザーRC 1゜37’28”
木村美保 兵庫県   1゜37’55”
(一般女子40歳以下)
太田容子 滋賀県 彦根亀の子 1゜25’41”
黒田晴美 三重県 四日市T&FC 1゜26’12”
木村桂子 三重県 希望荘 1゜30’50”
【10km】
(一般男子39歳以下)
日下部吉彦 関市 KCS 31’31”
中山祐平 愛知県 愛知工業大学 31’38”
金谷将史 愛知県 愛知工業大学 32’40”
(一般男子40歳代)
橋本慎一 三重県   35’05”
加藤一郎 愛知県 名古屋市役所走友会 35’59”
近藤泰司 愛知県   37’28”
(一般男子50歳以上)
松葉桂二 中津川市 Team CW−X 38’07”
馬場 哲 愛知県 トヨタSC 38’55”
堀部章比己 七宗町 神渕ランニングクラブ 39’17”
(一般女子39歳以下)
西田雅美 各務原市   38’37”
堀江美杉 美濃加茂市 美濃加茂高校 陸上部 41’02”
可知星来 岐阜市 岐阜大学陸上部 43’16”
(一般女子40歳以上)
加藤由香 愛知県 アミノバリュー岐阜 42’45”
針原潤子 福井県 福井健森RC 42’50”
小坂ゆり子 福井県 健森RC 44’36”
【5km】
(一般男子39歳以下)
吉田志恩 愛知県 愛知工業大学 15’43”
清水翔太 愛知県 愛知工業大学 15’53”
割田雄貴 愛知県 弥富高校 15’55”
(一般男子40歳以上)
佐藤和仁 美濃市 美濃Jr陸上クラブ 16’18”
隅 誠一郎 愛知県 上郷鋳造駅伝部 17’05”
小林正明 各務原市   18’07”
(一般女子39歳以下)
鈴山恵里 下呂市 益田清風高校 17’49”
石垣沙希 高山市 益田清風高等学校 18’06”
今井美早綺 高山市 益田清風高校 18’20”
(一般女子40歳以上)
藤井公子 多治見市 チームK 22’25”
武田美穂 長野県 駒ヶ根RC亀 23’05”
後藤淑子 美濃加茂市 美濃加茂ランナーズ 23’09”
【3km】
(一般男子40歳以上)
山田茂樹 関市 関体協 10’20”
坂本 隆 三重県 シャープ葛T山 10’29”
加藤正義 三重県 四日市港管理組合 10’36”
(一般女子)
三野島未紀 高山市 益田清風高校 11’09”
東 二三子 愛知県   11’59”
近藤美の里 美濃加茂市 美濃加茂高校 13’20”

日本昭和村とは
 正式名称は「平成記念公園日本昭和村」というそうです。平成15年4月にオープンした昭和初期の里山をイメージしてつくられたテーマパークです(公式サイトはこちら)。
 公園内には木造校舎や桑畑、茶畑が広がり、また、岐阜県内に現存した建物が移築されている場所もあります。名誉村長には中村玉緒が就任しています(そういうイメージ?)。

 敷地面積は約160ha。岐阜県が整備し、管理運営は株式会社ファームによる公設民営形態をとっています。愛知県には無い形の運営方式ですね。

 私が最初に訪れたのは、平成18年6月25日。この時はまったくのプライベートのお出かけ。「開園してから3年経過したので、もうそろそろ静かになったかな?」というタイミングです。

 マラソン大会のついでに遊んだのは昨年に続き2回で、今回で3回目の来園です。毎回ちょっとずつ訪れるところを変えているので、いつの日には園内全部を満喫できることでしょう。

 なお、12月〜2月は冬期割引で入園料が半額(大人800円→400円、小人400円→200円)です。もちろん今回、大会に参加した人は入場無料(というより参加費用に含まれているのかな?)。大会参加者には入口で「再入場券」を配布します。これを提示すれば、当日は何度も出入りが出来ます。
 マラソン大会ついでに遊ぶには、リーズナブルでいいところですよ。

日本昭和村メインゲート前にて

後方には「歓迎 みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会」の飾り付けが・・・。

こんなものもありました。ちなみに裏には、昨年の干支のネズミの絵が描いてありました。

園内は昭和中期のイメージで整備されている

スタート場所が部門ごとにすべて異なる珍しい大会コース
 さて大会の方ですが、10時ちょうどスタートのハーフマラソンを皮切りに、10時10分に3km、10時25分から1分刻みで2kmの部が7部門、10時50分からは私の出場した10km、最後に11時ちょうどからは5kmの部門がスタートします。

 この大会の特徴の一つに、スタート位置がすべての部門で異なり、ゴールは同一であることです。
 通常、この大会のように部門が多い場合には、スタート、ゴールは同じ場所にして、折り返しの場所を変える「往復コース方式」が多いのですが、この大会の3km、5kmはほぼ往復コース、2km、10km、ハーフマラソンはいずれも折り返しのないコースを採用しており非常に複雑です。初めての人は戸惑うでしょうね。それだけにスタート場所をよく確認しておかなければなりません。
 また、特に私の出場した10kmコースは、受付会場からスタート場所まで1km近く離れているので、時間に余裕を持ってスタート場所に移動しましょう。それにしてもこの大会は、いろんな意味で手間暇かけていますね。(大会スタッフ?のブログを発見!)

スタート場所とゴールが同じ場所なのは、ハーフマラソンの部門のみ。このアーチをくぐってスタートができます。

先程まで「START」と書かれた文字が、ハーフマラソンの部のランナーがスタートしていなくなると、ぺろりと剥がされ「FINISH」に早変わり。ハーフマラソンの参加者のみなさん気がつきましたか?気の利いた細工がしてありますね。

起伏の激しいコース

ハーフマラソンのスタート後の様子。スタート場所とゴール場所が同じなのは、ハーフマラソンの部門のみ。
 昨年は家族4人出来たこの大会ですが、今回は私と子どもたち二人の合計3人での参加(妻・ゆきこは社会保険労務士の資格を取るためにこの日は予備校に行きました)。昨年5kmに出場した妻も「起伏があるね〜」といっていました。

 高低差マップを見てもハーフマラソンで80mほど、10kmでも同じくらいの高低差があります。
 10kmは最初の1.5kmくらいが急な下り。その後緩やかにアップダウンを繰り返しながら4.5km地点くらいまでが概ね上り基調です。その後、蜂屋川に沿う形で1.5km近く下りますが、東海環状自動車道に出くわして左折するとゴール地点までほぼ上りが続きます。最後にこの坂を登っていくだけの力を残しておかないと大きく差がつきます。10kmコースはこんな感じです。

 さて私ですが、10時25分からスタートした子どもたちの2km部門のスタートを見送り、急いで着替えて10kmのスタート場所に行きます。

2kmの部門のスタート前(後方から撮影)。サブゲートそばがスタート場所です。

小学校男子5・6年生に参加した長男・かずたか

こちらは小学校3・4年生に参加した長女・ゆかこ

ゴールまで残り1.8kmほど(3kmを除く各部共通)。ほとんど上りで、特にハーフマラソン、10km部門は最後の踏ん張りどころ
 元日のちょんぼもあって、今回はスタート10分前にはスタート場所に到着。係員が「速く走りたいランナーは前に来てください」と声を掛けているので、最前列は思っていたほど混雑していませんでした。
 久しぶりに走る10km。最前列には地元・岐阜の益田清風高校や愛知工業大学の学生が大挙していましたね。ちょっと今の自分のレベルでは一緒に走れない・・・。

 今回はコースの下見は「ゼロ」。コースの高低差マップだけを頼りに走る。
 スタート直後は一般道に向かって下り坂。オーバーペースにならないように気をつけるが、すでに私の前には20人ほどの人。冷やかしランナーも一部に・・・。

 1kmの標識を通過するが2分48秒。下り一辺倒とはいえ、かなりあやしい距離表示だ。
 1km過ぎてしばらくするとランナーが整理されてきた。40歳代はナンバーカードが3301番から。私の前には一人の40歳代ランナーがいる。三重県の橋本さんだ。確か昨年から40の大台にのったはず。今回の中では手強いランナーだ。

 スキがあれば、徐々に距離をつめていこうと思っていたものの、3km、4kmと進むに連れてむしろ距離が開き出す。決して速いわけではないけれども追いつかない。こちらはフルマラソンの練習過程で、無調整で臨んだこの大会、スピードを上げると辛くなってくる。

 5km通過は16分56秒。この距離表示もあやしい・・・。
 この辺りで後方から徐々に誰かが近づき抜いていく。高校生だ。「これ以上は抜かれては」と何とかついていく。下りは何とか食らいついていったが、6kmあたりから上り坂にはいると自力の差が出て離されてしまった。
 また、7kmを過ぎるとハーフマラソンの部門のコースの合流、5kmの部門の折り返しもありコース上は多くの選手でぐちゃぐちゃ。このあたりからはコースも同じでみな同じで、同じゴールを目指すことになる。
 
 最終的には同じ40歳代の橋本さんには1分近く離されてゴール。残念ながらこの大会での初出場初優勝は達成できなかった。次回出場したときは、あきらめずに頑張りますよ〜!

ゴール直後の私。10歳の長女がゴールで待ちかまえ撮影してくれました。今日は寒くて、ランシャツの下に珍しくTシャツを着ました。

今回のレースの心拍数の変化。AT付近の練習が少なくレース中の平均心拍数がいつもよりやや低め。
(クリックすると拡大します)

美味しかった「かも丸鍋」
 参加した選手には、一人一杯「かも丸鍋」が配られます(引換券と交換)。
 この「かも丸鍋」は、鴨肉の入った鍋のことではありません。「かも」は、美濃加茂の”加茂”のことで、美濃加茂の地の食材を利用した豚汁のことです。
 私は全国いろんな大会に出かけ、大会後にこのような汁物に時々ありつきますが、この「かも丸鍋」は”絶品”とお墨付きを付けてもよい豚汁で、マラソン大会の汁物ランキングというものがあれば間違いなく最上位にランクできるほどの旨さです。味噌の濃さと里芋のとろみが絶妙な掛け合わせでうま味と歯ごたえを上手に演出しています。
 また具材も多く、「この一杯を食べるためにこの大会に参加したい!」と唸らせるほどの一品ですね。

かも丸鍋を配布している場所の看板。大きく見やすいですね。

このような大きな鍋がいくつもありました。見ているだけで美味しそう〜!

これが選手に配られた「かも丸鍋」。食べたい方はぜひ大会に参加しましょう!

子どもたちも「グー!」。本当に美味しくておかわりが欲しかったです。

今年から仮装の部の表彰が始まりました
 この大会は部門が何と「26」もあり、6位までの入賞対象者は156人にもなります。上手に部門を選んで走れば、表彰を受ける可能性が高くなります。

 それだけでも十分なのですが、今回の第3回から速く走ることを目的とせず遊び心をもった人たちに贈る「仮装の部」の表彰がはじまりました。

 コスチュームからして、昭和の時代をイメージさせるような人もいましたね。走る前からウロウロしているのを見かけましたが、やはり審査員の目に留まったんですね。入賞おめでとうございます。

 それにしても着替えているとき恥ずかしくないのかなー?

アフターレースは園内でゆっくり
 大会終了後は、お待ちかね子どもたちへの家族サービスです。
 昼食を摂った後に子どもたちは、子ども向けの「ゴーカート・おもしろ自転車」コーナーへ一目散に走ります。ゴーカートは一回600円とやや高めですが、他の遊びはまずまずの料金。
 お祭りなどのテキ屋くらいでしか遊べない射的や、グラススキーも体験できます。子どもたちは思いっきり遊んでいましたね。

子どもたちに人気の「ゴーカート・おもしろ自転車」コーナー

兄妹がいるとこういうものも楽しめますね。もちろん大半は一人乗り。

ゴーカートは1回600円とやや高め

射的を見るとやりたくなりますね。でもなかなか当たりませんね〜!
 また、過去2回の来園では、「茶摘み体験」「染色体験」「パン&バター作り体験」をしました。
 「今回は何をしようか?」と子どもたちと相談しました。「なるべくいろんなことをしようか」と勧めたところ、「とうふ作り体験」に決定。
 スーパーなどで売っている「あの四角い豆腐作りが出来るのかな?」と期待しましたが、実際には寄せ豆腐作り。それでも豆腐を上手に作るための温度やタイミングを守れば、意外と簡単にできることがわかりました。

 また、できたての寄せ豆腐は温かく、茶碗蒸しのような舌触りでとってもおいしかったですね。この体験プログラムでは、豆腐にかけるものとしては醤油しか出さないようなのですが、長男・かずたかは「こんにゃく作り体験で酢味噌による試食が出来ると書いてあるので、豆腐にも味噌をつけたい」と言って係の人におねだり。係の人は「え〜!」と言いながらも奥の方から小鉢に味噌をといたものを持ってきてくれました。お礼をいうと「これまでそういうリクエストはなかっただけですよ」と。試しに言ってみるものですね。

最初にレクチャー。よく聞きましょう!

ゆかこは豆乳を温めながら混ぜる係。かずたかは、にがりをかき混ぜる係。75℃になるまで豆乳をかき混ぜます。

75℃になったら火を止め、にがりを投入。しばらくかき混ぜ鍋にふたをし5分ほど待ちます。すると鍋底には豆腐が・・・。お玉でその豆腐をすくいます。

「うま〜!」茶碗蒸しの舌触り。寄せ豆腐は簡単にできます。所要時間約20分でした。

初めて入りました「昭和銭湯・里山の湯」
 日本昭和村に入らなくても利用できるのがこの「昭和銭湯・里山の湯」です。
 美濃加茂SAのハイウエイオアシスから利用できるので非常に便利です。奥美濃方面から高速道路から降りずに、「ちょっとひと風呂を・・・」というタイミングで利用できます。

 浴室内は白湯(フツーの風呂)、腰掛湯、水風呂があり洗い場の壁はもちろん「富士山」。室内も照明の明るさを落として昭和の雰囲気を出していますね(決してボロくはないです)。
 また、露天風呂には寝湯の他に壺湯があり、こちらは昭和の銭湯にはなかったものですが、現代的にアレンジしています。

 入浴料は大人600円ですが、日本昭和村の入場券の半券を持参すれば、100円バックがあります。この大会の利用者には好評ですね。

「昭和銭湯・里山の湯」の前にて

ロビーはこんな感じ。照明を落として昭和の雰囲気。ちょっときれいすぎるような・・・。

番台から脱衣所までは男女別に渡り廊下があります。その間には写真のように中庭があります。

昭和銭湯・里山の湯のパンフレット。クリックすると詳細が見られます。

副賞の「紅ほっぺ」は巨大イチゴ。珍しい木製のメダル


本日の戦利品。賞状、盾、木製メダル。そして副賞の紅ほっぺ(イチゴ)です。
 最後に今回入賞の副賞でいただいた「紅ほっぺ」と木製メダルを紹介します。

 各部の優勝者の副賞は、米5kgのようです。品種は不明ですが、岐阜県産のもののようです。今回、2位の私がいただいたものが「紅ほっぺ」というイチゴです。
 いちご「紅ほっぺ」(品種登録第10371号)は、静岡県農業試験場(現農林技術研究所)で「章姫」に「さちのか」を交配して育成された品種で、果実の中まで赤く、甘みと酸味のバランスが良くコクがあっておいしいことが特徴であるといわれています。

 「紅ほっぺ」は、種苗法に基づき静岡県が品種登録を行っている「登録品種」のため、静岡県の許諾を受けずに「紅ほっぺ」の苗及び果実を生産・販売することは種苗法で禁じられているようです。
 今回私がいただいたのは”岐阜県産”の「紅ほっぺ」。生産者の方は静岡県と許諾契約を締結されたのでしょうか?

 イヤー、それにしても大きなイチゴでした。
 スーパーではこんな大粒のものは見たことがないですし、「紅ほっぺ」という名前も初めて聞きました。ネットで調べてみましたが、このサイズ(大?)のこの数ですと一箱2000円くらいのようです。早速いただきましたが、大きさの割に味がしっかりとして、非常に美味しかったです。イチゴの副賞もいいですね。

フタを開けてみると何とたったの9個。そのかわり1個の大きさが非常に大きく、イチゴの置いてある場所にそのままニワトリの卵がすっぽりと入りました。

父 : 「学童に持って行くか?」
子どもたち : 「いかんいかん!すぐ食べる〜!」
ということで早速パクリ。「こんなうまいものは家で食べるに限る〜!」と。ホント、確かに美味しかったです。
 最後に今回いただいた木製メダルのご紹介。
 一般的によくいただくメダルは、既製品のものにプレートだけ大会名と開催日等を彫刻したものが主流ですが、この大会のメダルは、木で出来ています。

 材料費はさほど高くないものの、よく見ると表は日本昭和村のマスコット「どんぐり坊や」が焼き印されています。手間ひまを考えると、見た目以上にコストのかかるものですね。いろんな大会でメダルはこれまでもたくさんもらってはいますが、それだけに意外と「もらってよかったな」と思えるメダルの一つです。

木製メダル(表)

木製メダル(裏)