第56回中山道東濃駅伝競走大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今年の私の担当は第4区(武並駐在所前〜東春信用金庫・釜戸支店前)の5.2km。東濃駅伝の全7区間のうち距離も一番短く、中継地点から次の中継地点までほぼ緩い下り坂。7人の中では一番負担の小さな区間です。別の言い方をすれば、7人の中で一番走力の劣るランナー向けの区間でもあります。 私も47歳。30歳代のような勢いでは走ることができないので、このポジションでも仕方がないところですが、男子3チーム(7人×3チーム=21人)の何とかAチームに入れてもらいそこそこ走ることができました。 来月の福岡国際マラソンに照準を合わせているため、スピード練習は二の次のため、今回、スピード持久力が不足している感はありましたが、タイム的にはまずまずだったかなあと思います。 また、終わってからの打ち上げもいいですね。昼間からビールも飲めて!みんなで同じ思いをして楽しめる駅伝はいいですね〜!
JR東海の「さわやかウォーキング」
その晴れが似合う行事は、マラソンや駅伝だけではありません。 今回、大曽根から乗った列車で驚いたのは乗客の多いことでした。服装からして、東濃駅伝に出場する人もちらほらいましたが、大半はハイキングに行くような恰好の中高年です。 そうです。何と今回乗った列車は、JR東海が主催している「さわやかウォーキング」で推奨している列車だったのです。 おまけに今日の「さわやかウォーキング」のコースの集合場所は「釜戸駅」。私は、今回コースの下見とウォーミング・アップを兼ねて釜戸駅から武並駐在所までのコースを逆走していこうと思い釜戸駅で降りましたが、この日の釜戸駅は通勤ラッシュでにぎわう駅の如く、列車を降りてもなかなか身動きが取れないほどの人たちでした。 世の中が健康志向になっているとはいえ、ハイキングがこれほど人気になっているとは思いませんでしたね。ただ、大会と同じ日の開催はね・・・。
コース下見 どの大会でもコースの下見をする私ですが、今回はなかなか現地までやってこられず、コースの下見は当日になってしまいました。釜戸駅からコースを逆送し、武並駐在所まで第4区の5.2kmをウォーミングアップを兼ねて下見をしてきました。 第4区の特徴は、武並駐在所から東濃信用金庫・釜戸支店前まで概ね下りのコース。アップダウンのある他の区間に比べれば、やさしい区間ですね。距離も短いこともあり、チーム内では走力の高くない選手や体調の悪い選手を配置することが多い区間です。 もう一つこの区間の特徴としては、コースの途中に踏切があることです。 中央本線のこの区間を走る列車は、昼間の時間帯であれば上り3本、下り3本(いずれも特急”しなの”を含む。)で平均すれば10分に1本の割合。 この踏切の西側50mほどのところには、遮断機が閉まっている場合に迂回できる”大会側公認の”地下道があるので、遮断機が下りている場合でも、遮断機に停められ完全にロスタイムが発生することはありませんが、念のためその存在も確認してきました。 とはいえ、田舎ののんびりした景色の中を走るコースですので、癒しを求める人にはいいかもしれませんね。
昨年とはうって変わっての好天 さて、今年は昨年に比べればうって変わっての好天です。 今回、私の担当は第4区。Aチーム7名の中では走力が一番劣るので止む得ないのですが、それよりも走ったことがないところを走る楽しみの方が先行していました。 朝早くから、この武並駐在所にはたくさんの選手やその応援などの人が集まっています。 武並駐在所そのものは目印で、トイレは近く(といっても少し離れている)武並郵便局やJA武並を、また選手の控え場所はどこやらの倉庫を借りていました。雨が降ると、あの人数での雨宿りの場所がないのが第4区の難点でしょうか。 今回主催者から事前に発表されたトップの通過予定時間は10時38分。 実際に最初にやってきたのは「名古屋大学陸上競技部B」の10時42分。豊川工業高校などが出ているとかなり早い時間になるようですが、今回はちょっと遅かったですね。 その後、続々とチームがやってきますが、なかなか「名古屋市役所A」チームはやってきません。それどころか一般Bで出場している「天白川走友会」、「小牧でんでんむしA」、「KAKERU+A」などが先にやってきて中継していきます。
「何かトラブルがあったの?」というくらい集団が途切れて、一般Aを第29位で通過した名大倶楽部Aから1分以上も離されて小鹿(智)さんがようやくやってきました。苦しそうな顔。調子が悪かったのだろうか。 中継後には当然ながら、前を走るランナーは当然まったく見えません。 こういう場合に一番嫌なのが、つっこみすぎのオーバーペース。さらに、この4区は最初がいきなり急な下り坂。オーバーペースで走るなという方が無理なコースでもある。 今回、駅伝でなければもう少しゆっくり入りたいところですが、前方に走者が見えないマジックに見事にひかかって前半はオーバーペースになってしまいました。 コース上は、距離表示は一切無し。 下見をしたとはいえ、今回はペース感覚が無く全体的に見れば失敗レースでありました。
1分以上、前チームと中継地点で差があったにもかかわらず・・・。誰でもいい。目標物があれば何とかまた頑張れる。 4km過ぎくらいであろうか、そのランナーに何とか追いつくことができました。 ところが彼もこちらが思った以上に必死のようで、追い中いた途端、急にペースを上げ出します。こちらもせっかく追いついたのだからと我慢をします。 一旦少し離されたものの、踏切で再び追いつくが、彼は何と再びペースを上げます。 こちらは前半のハイペースがたたり、踏切から中継地点までの500mほどで、最後の最後に離されてしまった。 5区の中継地点では、次走者の久保さんにタスキを無事つなぐものの、通過順位は30位と変わらず。救いは、前を走る2チームとの差が少々詰められたことでした。
選手も移動しながら楽しめる中山道東濃駅伝 この大会のお楽しみのひとつに、前の方の区間の選手は電車を乗り継いで、後ろの区間の選手の応援ができることがあります。 今回私は4区を走ったのですが、中継前に1区を走った選手たちが早々にやってきてくれました。「えっ、もう来れたの?」という感じです。たいていの中継所は中央本線の駅のそばにありますので、移動がしやすいですね。 私も、走り終わったあと同じ4区の二人の選手と一緒に多治見に向かいました。 多治見では7区の選手を見ることができます。ゴールの多治見市役所に向かうまでに、多治見市内をぐるりと遠回りしながら走るコース設定になっているので、上手に位置取りをすれば2回応援をすることもできます。 多治見駅でビールをまずは購入。 ビールを片手に他チームの走りを見、また、自チームの応援というのもこの駅伝ならではといえるでしょう。
アフターレース 表彰式は土岐川のほとりにある、多治見市産業文化センターという施設で行う。なかなか立派なホールもあり、表彰式会場にふさわしいとは思うものの、来賓の祝辞などが長く、待つのが大変である。区間賞などを獲得した選手がいればそれはそれで盛り上がるのであるが、今回はナシ。 会場の外のロビーで今年からはじまった横浜国際女子マラソンを、皆でテレビを囲んで見ていたのであるが、表彰式が終わる様子もなく(終わらないと参加賞がもらえない)、多治見駅前に前年同様予約してある「魚民」へ一部の人間を置いて移動。午後2時30分から、アフターレースが始まりました。 さすがに走って少々疲労がある中でのアルコールはよく効きますね。ハンドルを握るでもなく帰れるときのこの一杯というのは実にいいですね。
今日の戦利品 調べてみたところ、昨年の参加賞はタオルでした。あまり味気ないものでしたが、今年はマグカップ。それもデザインがなかなかよく、日頃の生活でも使いたいものですね。
やはり、一人で走るよりも大勢で参加した方が楽しいですね。終わってからの宴会も楽しいし。間違いなく、今日の一番の戦利品でした。みなさんお疲れ様でした。
|