第25回 浦富海岸健康マラソン大会 参戦記
 2年半ぶりの鳥取県遠征です。
 前回は鳥取市の南の町・八頭町でしたが、今回は鳥取市の東の町・岩美町です。

 岩美町の海岸線はリアス式海岸で、浦富海岸を含む付近の海岸は日本ジオパークに認定されていますが、これからは世界ジオパークへの加盟を目指している素晴らしいロケーションです。(その後、平成22年10月に国内4番目の認定を受け、目出度く世界ジオパークとなりました)
 ただし、ロケーションがよいリアス式海岸ともなれば、当然走るコースは起伏に富みます。

 今回は5kmで10kmコースに比べれば、起伏はたいしたことはなかったのですが、連戦の影響で後半ペースダウン。ゴール400mほど前までは先頭を走っていたものの、最後に逆転され、鳥取県の国盗りはお預けとなってしまいました。
 とはいえ、5日前の不調レースのことがあったので、走る前は少々不安はありましたが、大きなトラブルもなく今日は無事ゴールができました。

 岩美町では、前日・当日と新鮮な魚をいろいろと食べることができました。さすがです。ただし、本日の副賞でいただいたのは、そのままの魚とイカ、ワカメ。ワカメはともかく、魚とイカはそのままでは食べられないので、帰宅早々、さばくのに一苦労しました。
 
●大会名 第25回浦富海岸健康マラソン大会
●開催日 平成22年5月9日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
岩美北小学校発着(地図)(鳥取県岩美郡岩美町) 

大会要項

プログラム

地図


スタート、ゴール
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、気温19℃くらい
●参加賞 Tシャツ、天日干しするめ、乾電池(2本/単三)、缶ジュース、岩井温泉無料入浴券
●結 果 17分05秒(5km:一般男子40歳以上 第2位、総合第2位)
●表彰 賞状、トロフィー、地元の魚セット
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
(往路) 自宅7:01〜(一般道)〜名古屋IC〜(東名・名神・京滋バイパス・名神・中国・鳥取道)〜大原IC〜(一般道)〜西粟倉IC〜(志戸坂峠道路・鳥取道)〜鳥取IC〜(一般道)〜岩美北小学校11:45〜(コース下見/昼食/浦富海岸・島巡り遊覧船で観光/試走/ゆかむり温泉入浴/買い出し)〜会場駐車場17:35(車中泊)
(復路) 会場駐車場8:31〜会場8:35−(【第25回浦富海岸健康マラソン大会 5km 10時47分スタート】)〜会場12:15〜12:19会場駐車場12:35〜(一般道)〜12:47(岩井温泉 明石家/入浴)13:34〜(一般道/給油)〜鳥取IC〜(鳥取道・志戸坂峠道路)〜西粟倉IC〜(一般道)〜大原IC〜(鳥取・中国・名神・東名)〜名古屋IC〜(一般道)自宅19:03
●費用
参加料 2,000円  
燃 料 9,162円   848.3(km)/12.5(リットル/km)×135(円/リットル)
高速料金 5,000円
 ( ETC割引/名古屋〜佐用本線 2,500円)
 ( ETC割引/佐用本線〜名古屋 2,500円)
遊覧船 1,200円  浦富海岸・島巡り
入浴料 300円  (5/8 岩井温泉/ゆかむり温泉)
0円  (5/9 岩井温泉/明石家/参加賞の無料券使用)
合 計 17,662円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者(5km 男子40歳以上は6位まで) (★は加藤が参加した部門
【10km−10時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子40歳以上 211人 吉澤 篤史 41 岡山県   34’37”
男子39歳以下 114人 田野 昌輝 34 兵庫県   32’02”
女子 61人 小林 玲子 37 兵庫県 武庫川SC 35’18”
【5km−10時47分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子40歳以上 109人 安養寺 登 41 鳥取市 布施AC 16’53”
加藤 一郎 47 愛知県 名古屋市役所走友会 17’05”
野上 周作 44 岡山県   17’06”
入江 恭輔 43 岡山県   17’20”
有田 稔幸 43 鳥取市   17’28”
若原 裕幸 42 鳥取市 中ノ郷駅伝部 17’34”
男子39歳以下 59人 山根 昌晃 37 岡山県 玉島の森クラブ 17’11”
女子 52人 大西 直美 39 鳥取市 SHORE! 19’13”
岩美高校3年男子 39人 表彰なし
岩美高校2年男子 29人
岩美高校1年男子 42人
【3km−中学生以上10時49分、小学生10時51分、ファミリー10時52分】
 区分 参加者数  優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子60歳以上 64人 坂本 興次 64 熊本県   10’31”
中学生〜男子59歳以下 58人 横尾 亮 14 岡山県 チームAKIRA 9’19”
女子中学生以上 57人 岡本桃香 14 兵庫県 上月中学校 9’58”
男子小学生 77人 笹田 優太 11 岡山県 吉備高原マラソン愛好会 10’28”
女子小学生 68人 西口愛里 11 兵庫県 今子かけっこクラブ 11’31”
ファミリー 124組 表彰なし
岩美高校3年女子 34人
岩美高校2年女子 57人
岩美高校1年女子 47人
岩美中学校3年男子 47人
岩美中学校3年女子 52人
岩美中学校2年男子 44人
岩美中学校2年女子 62人
岩美中学校1年男子 51人
岩美中学校1年女子 45人
総合計 2,145人  

鳥取道
 名古屋から鳥取県へ高速道路で向かう場合、直通で行くことができるのは中国自動車道・落合JCTから分岐している米子道。県庁所在地である鳥取市へは、この3月28日に中国自動車道・佐用JCTから分岐している鳥取道があるが2つ先の大原ICまでの開通しているが、その先の西粟倉ICまでの8kmほどは未開通のため一般道を走る。

 この鳥取道、当初は有料で計画されていたが、高速道路会社によらない国と地方自治体の負担による新たな直轄事業である新直轄方式へ平成17年にに変更したため、全線の通行料金が無料であり、鳥取道すべてのIC入口には、鳥取道(無料区間)と書かれている。東海地方ではお目にかかれない方式だ。採算性が乏しいので高速道路会社に任せると、いつまでも高速道路を作らないので国と地方自治体がこの建設費用を負担するというものである。鳥取道の全線開通は平成24年度末の予定のようであるが、全線開通するれば名古屋から5時間弱で鳥取市へ行くことができるので、足を運ぶ機会が増えるかもしれない。
 
3月28日に開通したばかりの鳥取道の佐用JCTから先の区間。全通は平成24年度末頃とか。

浦富(うらどめ)海岸・島めぐりクルージング
 今回は、大会翌日の月曜日に休暇を取っているわけでもないので、日曜日のうちに帰宅しなければならない。そのため大会当日は、大会終了後のなるべく早い時間に帰路につきたい。
 とはいえ鳥取県まで出かけて観光もせずに帰ってくるのは、いささか寂しいものがある。
 そこで今回は土曜日の早い時間に自宅を出発し、現地に早めに到着し、大会前日に観光をすることにした。

 「さて?何について観光をしようか」考えたところ、鳥取砂丘など鳥取市内については一昨年に観光をしているので、やはり大会が行われる岩美町について観光をすることに決めた。

 観光といえばその町の一番見て欲しいところをPRするので、その町役場のサイトかその町の観光協会のサイトを見るのがが一番である。
 子どもたちも連れてきていたら体験ものが楽しいだろうが、今回は私単独の遠征なので「見る」を中心に考えた。

 その中で一番面白そうだったのが、大会のコースにもなっている浦富(うらどめ)海岸・島めぐりの遊覧船だ。遊覧船とはいうが、港から出たところは日本海。湾内と違って天気がよくても波は穏やかとは限らない。大会終了後に無料で連れて行ってくれると大会要項に書いてあったが、時間的に厳しいので、大会前日に自費で観光することにした。

 この観光は正解であった。
 1,200円と料金は少々高いが、時間にして約40分。船長が操船しながら、マイクを握り案内をするが、こちらは船の音や波の音で聞き取りにくいが、永年かかってできたこの景観を海側から見ることができたのは素晴らしかった。冬の風の強い日は恐らく欠航するのであろうが・・・。

ここが「浦富海岸島めぐり」船のりば。中には食事をするところと土産物屋がありました。

こちらは遊覧船乗場名物の「イカぐるぐる」。回しながら乾かしスルメを作っていくようです。

乗船券売場のおばちゃんに聞いたところ次の船まで30分ほど時間があったので、この「あじろや」で食事をしました。

地元の取れたての魚料理が中心。これは刺身定食(1,200円)。なかなか食べ応えがあります。

こちらは乗船券売場。感じのいいおばちゃんでした。

この地下道の先が船のりばです。

こんな感じ。

4隻の遊覧船が停泊しています。約30分おきに出発します。

岩場のかなり近くまで遊覧船は寄っていきます。

永年かかってできたんでしょう

こんなそばまで寄っていくんですよ。

遊覧船から明日走るコースも見えました。

コース紹介(コースガイド)
 → こちらを参照してください。

残り400mで逆転負け
 5日前の大分県での「第13回日本一山香エビネマラソン大会」での走りがサッパリだったので、今回は少々気合いを入れての出場。距離も5日前の10kmから5kmと半分。得意のスピード勝負で勝負をつけたいと考えた。

 今日のスタートは10時47分。5日前の大分県に比べると朝から涼しくて走りやすいコンディションだ。
 5kmに出場する選手は約300人。このうち表彰に関係のない地元・岩美高校の学生が約100人。学校の行事だろうか。ご苦労様。

 スタート場所は岩美北小学校のグランド。スタートのピストルの合図と共にグランドを一気に選手が駆け出す。スタートラインのグランドは、横長く取ってあるものの、100mほど走ると道路となるので急激に狭くなり、ここで少々混雑する。先頭グループで走り出すがまわりにいるのは高校生ばかりだった。「今日は、何が何でも鳥取県の国盗りを完結したい」という気持ちがペースを上げる。

 最初の1kmの看板を通過したのは3分02秒。最近にはないハイペースだ。今日は前半が登りなので、前半に重点をおいてペースを上げている。コース上には2分前にスタートした選手たちが立ちはだかっているので避けながら前を目指す。

 この辺りから少しずつ登りが始まるが、右へ左へと選手を避けて前へ進む。とにかく前半の家にある程度飛ばして、下りを利用しながら回復させる作戦だった。

海産物三昧
岩井温泉
本日の戦利品

箱の中身は何でしょうか?お早めにお召し上がり下さい」と書いてありましたが・・・。
 
開けてびっくり!生わかめ、イカ3匹、サカナ7匹(名前不明)が入っていました。生わかめ以外はこのままでは食べられないので、帰ってきて早々にさばくことになりました。