第57回中山道東濃駅伝競走大会 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨年に続き、秋晴れのいい天気になりました。朝方は冷え込みましたが、走る頃には暖かくなり風もなく走りやすかったですね。 今年の私の担当は第3区(農協恵那支店前〜武並駐在所前)の9.0km。昨年は最短区間でしたが、今年は全7区間のうち2番目に長い区間です。出足のカギを握る1区、最長の6区とともにこの3区は前半が上り、後半が下りと走力の差が出やすい区間で、各チームともエース級を選手をぶつけてくる区間です。 48歳となった、自分がこの区間をどのくらいで走れるかが今回の楽しみでもあったのですが、タイムは31分34秒。10km相当に換算すれば35分04秒くらいです。登りあり下りありのコースの中では、まずまずのタイムだったのではないでしょうか。 また、恒例の打ち上げもいいですね。明るいうちからビールも飲めて楽しい楽しい〜!この大会は、出られる限りは出続けたい駅伝ですね。
登りきってから下る第3区 → コースガイドはこちら この駅伝大会に参加するのも今年で3回目。毎年配置換えをお願いしたところ、今年は3区にしてもらいました。といっても初めて走る区間。駅伝といえども下見は必須。大会の一週間ほど前に、空いている時間を利用してコースマップを片手にコースの下見に出かけてきました。スタート場所のJA恵那支店はJR恵那駅から徒歩で5分ほどのところです。 ところでこの駅伝の中継地点は、本当に上手に作られています。JR中央本線の各駅から近いところが大半です。開催当初には、岐阜陸上競技協会のみなさんのコース決めに相当なご尽力があったと思います。そのおかげで、地元岐阜県以外の愛知県からの選手がたくさんやってくるのでしょう。 話を戻します。 コース下見で初めて見た3区は、なかなかタフなコースでした。中継地点からほぼ中間地点まで登り一辺倒。途中には明らかに斜度が5%を軽く超えるところもあり、登り好きにはたまりません。中間点を過ぎると今度は下り一辺倒。終盤ではフラットにはなるものの、概ね下りばかりのコースといってもいいでしょう。アップダウンが好きな選手にはもってこいですね。
前半は5人抜き。中盤は競り合い
そしてAチームから遅れること4分24秒、スタートから49分25秒。名古屋市役所Bの第2区樋山さんが走ってくる。彼はまだ20代。私とは年の差が「20」くらい有るだろう。この年齢差の選手同士がタスキをつないで行くことができるのも駅伝の醍醐味。ちなみに1区のオーミヤさんも私と同じ48歳。彼は48歳の人間に挟まれて走ったことになる。 その樋山さんは中継地点には、庄内RT−Bとほぼ同時になだれ込んできた(記録上は名古屋市役所Bのが先着)。少しばかり汗で濡れたタスキを貰ってスタートする。全体では47番目のタスキリレーとなる。 私とほぼ同時にタスキをもらってスタートした庄内RT−Bの選手はH口選手。軽快な足どりであっという間に先を走っていく。彼はもともと実業団選手。気にせず自分のペースを守って走ることにする。 ちょうど視界には、前を走るチームが数チーム見える。追いかけていくのにはちょうどいい感じだ。 10月からは気候も涼しくなり、まずまずスピード系の練習が出来てきているので、今日もそれなりに走れている。 登りでは先行する、「20 名古屋大学中距離チーム(一般A)」、「71 麗澤瑞浪高校(高校男子)」、「46 岩塚ランナーズ(一般B)」、「58 豊田高専(一般B)」、「44 WE LOVE DEAR(一般B)」を抜き去り、峠を越えて下りに入ったところでさらに「50 県警RCチームGP(一般B)」が目の前に迫ってきた。自分の調子がいいのか、それとも他のチームが遅いのか・・・。 しかしながら、下りにはいると、猛然と”岩塚ランナーズ”が抜き返してくる。「ちょっとペースが違うなあ」と思いながら、「県警RCチームGP」と「岩塚ランナーズ」の2チームのバトルを後ろからしばらく見ていた。 しばらく彼らは併走するように走っていたが、「県警RCチームGP」が先にギブアップ。その勢いで「岩塚ランナーズ」がいってしまうと思いきや、その後のスピードはパタリと止まる。どうもこれなら追いつきそうな感じがする。 少しずつペースを上げて先ほど抜かれた岩塚ランナーズに再び追いつく。後ろから見ていた以上に、疲労感が出ている感じだ。下りで飛ばしすぎたのだろう。並んだ瞬間にこちらもさらにペースを上げて逃げを打つ。徐々に彼の息づかいも聞こえてこなくなった。 JR武並駅が近づいてくるとコースが平坦になる。下りの後の平坦コースは登りに感じる。 残り400mほどのところに八重樫さんとK野さんがいる。今日は二人とも走らずに応援だ。苦しいところでの応援はありがたい。 武並郵便局を超えるともうすぐ3区→4区の中継地点だ。「中継所」と書かれた赤い横断幕が徐々に大きく見えてくる。中継地点にはヒゲのH部さんが見えてきた。繰上スタートにならず、ここでもタスキ渡しは成功した。一般男子、一般男子B、高校男子で参加は64チーム。47番目で受け取ったタスキを何とか41番目で渡すことが出来た。
武並→多治見へ移動 中継してから、Cチームの佐藤さんを待つ。コースを少々逆走していくと、ちょうどJRの線路下をくぐってきたところで巨漢を左右にゆらしながら佐藤さんが走ってくる。「もう少しだぞー!」声を掛けてこちらも中継地点へ戻っていく。残念ながらタスキは渡せなかったようだった。
さあて、のんびりしてはいられない。この後仲間の応援のために電車に乗って西へ向かう。 あらかじめ調べておいたのであるが、武並を出る列車は10時55分、11時30分、11時55分・・・。私が、武並で中継したのがほぼ10時51分。佐藤さんが中継地点にやってきたのが11時頃だから、最速でJR武並を11時30分発の列車となる。 またこの列車が土岐市駅に到着するのは11時45分。JR土岐駅から1kmほど離れた土岐市役所で中継する予定時刻が11時43分。名古屋市役所走友会Aの土岐市役所での中継予定時刻が11時57分なので、土岐市駅で降りて応援することも可能だ。 しかしながら多治見市内をぐるぐる回りながらゴールに向かうアンカーを応援しようということになり、結局多治見まで乗車した。多治見到着は11時52分。さすがに電車は速い。先頭の選手もまだやってきていない。 1年ぶりにJR多治見駅に降り立ったが、駅舎は非常にきれいになっていた。駅前も賑やか。今日はなにやら市内でイベントが行われているようだ。 多治見には何回かやって来ているが地理には疎い。最終7区のコースを把握していないこともあるからだろう。 多治見駅から南へ400mほど行ったところに土岐川にかかる「陶都大橋」があるが、ここを少し超えたところで応援することにした。ゴールまで残り1kmほどの地点になる。
陶都大橋で待っていると先頭のTPAC−Aがやってきた。3区では中津商業高校に先を行かれてしまっていたが、さすがに一般男子チームだけあって距離の長い区間でしっかり逆転している。 Aチームの久保さんもいい感じで走っていた。ここまで緑タスキ(繰上無し)は当然であるが、名古屋市役所走友会Aチームとして順位的にもかなり良さそうな位置でやってくる。その後、Bチーム、Cチーム、Gチームとやってきてみなゴールの多治見市役所へ向けて走っていった。今年も無事に全チームがゴールできそうだ。 今日の戦利品 一昨年の参加賞はタオル、昨年はマグカップ。今年もマグカップでした。デザインは昨年と同じようでしたが、昨年のものと比べるとコップの底が平底になっていました。
駅伝の戦利品は一緒に走ったみなさんでしょうね。やはり、一人で走るよりも大勢で参加した方が楽しいですね。終わってからの宴会も楽しいし。みなさんお疲れ様でした。
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