第6回 甲斐梅の里クロスカントリー大会 参戦記
 ここのところ年に一度は訪れている山梨県の遠征です。

 山梨県は、名古屋からは無理すれば日帰りできる範囲ですので、今回も頑張って日帰りで遠征してきました。(今回は、旅費が変わらないので子どもたちも連れて行きました。)
 
 2月末は、毎年天候不順が多いですね。
 今回も家を出るときは雨でしたが、スタートする頃には雨も上がり、「今回も日頃の心がけの賜!?」と勝手に思いながら頑張って走ってきました。

 大会は今回でまだ6回を数える若い大会。
 地元の参加者が中心の大会(といっても参加者が2,000人規模の大会です)のようですが、会場は人でごった返していました。

 私の出場した5km部門は、距離調整の関係か2.5km部門や10km部門と異なるスタート場所で、500人以上が一斉にスタートするにもかかわらず少々狭いスタート場所でしたが、スムースにスタートが出来いいポジションでレースを進めることが出来ました。

 前半の登り基調の部分は無理せずそこそこのポジションで、後半の下りは脚にきている選手を少しずつ拾い順位を上げて総合4位、年代別では優勝。国盗りを懸けて行きだした山梨県も3度目の正直でクリアしました。
 これで国盗りもとうとう「30」都府県の大台となり、概ね3分の2をクリアしたことになります。今年は3戦3勝で順調。年男で運がいいのでしょうか?

 
●大会名 第6回甲斐梅の里クロスカントリー大会
●開催日 平成22年2月28日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
敷島総合文化会館発着(山梨県甲斐市) (地図

大会要項

プログラム

コースマップ(5km)
(10kmはこちら
(2.5kmはこちら
いずれもクリックすると拡大します 
●天 候 くもり、気温8℃くらい
●参加賞 エコバック(ミズノ製)、弁当、入浴券、豚汁、麦茶(コップ)
●結 果 17分05秒
(5km:男子40〜59歳 優勝、総合第4位)
●表彰 賞状、メダル、甲州小梅ワイン、梅ジャム、梅酒うめ
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
(往路) 自宅5:21〜名古屋IC〜(東名・中央道)〜双葉スマートIC〜(一般道)〜会場(敷島総合文化会館)8:33
  【第6回 甲斐梅の里クロスカントリー大会 5km 10時30分スタート】
(復路) 会場(敷島総合文化会館)11:42〜12:15(かまなしの湯/入浴)12:58〜13:15(シャトレーゼベルフォーレワイナリー/工場見学)14:20〜(一般道)〜韮崎IC〜(中央道・東名)〜名古屋IC〜自宅17:30
●費用
参加料 2,500円  
燃 料 5,152円   524.0(km)/11.8(リットル/km)×116(円/リットル)
高速料金 2,000円
 ( ETC割引/名古屋〜双葉スマートIC :1,000円)
 ( ETC割引/韮崎〜名古屋 :1,000円)
入浴料 0円  (無料券/かまなしの湯)
合 計 9,652円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者(5km40歳以上男子は3位まで) (★は加藤が参加した部門)
【10km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 都道府県 所属 記録
一般・高校生男子 109人 手塚 祐太朗 17 山梨県 山梨学院附属高校 32’43”
40歳以上男子 154人 河野 寛 45 山梨県 山梨大学 35’59”
60歳以上男子 48人 雨宮 俊雄 61 山梨県 竜王走ろう会 43’03”
一般・高校生女子 23人 中込 沙紀 25 山梨県 古屋法律会計事務所 38’10”
40歳以上女子 31人 高山 恵子 46 山梨県   43’08”
【5km−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 都道府県 所属 記録
中学生男子 243人 五味 翔太 13 山梨県   16’55”
一般・高校生男子 55人 大窪 教征 20 山梨県   16’45”
★40歳以上男子 66人 加藤 一郎 47 愛知県 名古屋市役所走友会 17’05”
伊藤 正弥 50 山梨県 伊藤牛乳店 17’25”
河野 光一 41 山梨県 住吉体協 18’14”
60歳以上男子 41人 中村 保雄 61 山梨県 富士五湖MC 19’44”
中学生女子 100人 半田 笑花 14 山梨県 双葉中学校2年 18’52”
一般・高校生女子 33人 浅尾 佑香 16 山梨県 北杜高校 21’16”
40歳以上女子 47人 名取 和子 59 山梨県 南アルプス陸協 20’53”
【2.5km−親子ファミリー−10時10分、小学生−10時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 都道府県 所属 記録
小学4〜6年男子 278人 藤巻 輝 12 山梨県 石和南小 9’01”
小学4〜6年女子 193人 津金 真由子 10 長野県 アベベ駅伝クラブ 9’38”
親子ファミリー 847人 望月 光紀・満帆 山梨県 大国陸上クラブ3年 9’55”
総合計 2,268人  

甲斐市
 平成の大合併により、馴染みのあった自治体の呼称が一変してしまった。
 平成16年9月1日、中巨摩郡竜王町、敷島町、北巨摩郡双葉町が合併して誕生したのが今回訪れた甲斐市である。人口は7万人強。
 「甲斐」とは山梨県の旧国名の甲斐国のことであるが、山梨県の西部に位置するこの3町が合併し名乗るにはちょっと大胆ではないか。何となく、早い者勝ちで先取りした感が否めない。

 余談であるが、山梨県には平成の大合併で生まれた新市名が多い。
 上野原市は、旧北都留郡上野原町からの持ち上がりでまだわかるが、甲州市は旧塩山市のまま、笛吹市は石和温泉で有名な石和町からの持ち上がりで石和市などどした方が全国的には分かり易かったと思うが、合併するときにそれぞれの事情があったのだろう。
 これまでの歴史を捨て、ネームバリューの無いところから出発するわけであるが、それぞれの市の知名度が上がるように一生懸命その存在をPRして欲しい。
主な新市 合併日 構成する旧市町村
北杜市 平成16年11月1日 北巨摩郡明野村、大泉村、須玉町、高根町、長坂町、白州町、武川村。平成18年に北巨摩郡小淵沢町を編入。
南アルプス市 平成15年4月1日 中巨摩郡八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町
上野原市 平成17年2月13日 北都留郡上野原町、南都留郡秋山村
甲斐市 平成16年9月1日 中巨摩郡竜王町、敷島町、北巨摩郡双葉町
甲州市 平成17年11月1日 塩山市、東山梨郡勝沼町・大和村
笛吹市 平成16年10月12日 東八代郡石和町、御坂町、一宮町、八代町、境川村、東山梨郡春日居町。平成18年8月1日東八代郡芦川村を編入。
中央市 平成18年2月20日 中巨摩郡玉穂町、田富町、東八代郡豊富村
 さて甲斐市であるが、甲府市のすぐ西側に位置していることから、甲府市のベッドタウン化としており人口は毎年増加しているらしい。全国平均よりも若年層の定住者が多いのが特徴のようだ。

双葉スマートIC

双葉スマートIC。ETCがあれば車長8.5mまでの自動車は利用が可能だそうです。
 甲斐市は前述のように、人口が増加している勢いのある街のようだ。市内にはJR中央本線の他に、中央高速道が通っている。ただし中央自動車道にはインターチェンジ(IC)はなく、旧双葉町の地名の付く「双葉サービスエリア(SA)」と南アルプス市方面へ伸びる中部横断自動車道への「双葉ジャンクション(JCT)」があり、何となく街の中を素通りしている感があった。

 今回、甲斐市へのアクセスは、昨年11月1日に双葉サービスエリアに設置された「双葉スマートIC」を利用させてもらった。ETC専用で出場のみならず入場も出来る。
 今回の大会は、県外・市外の参加者が少なく私がちょうどこの双葉スマートICを利用していたときにちょうど利用していた自動車は私の他1台のみであったが、「我が町にもIC」は街にとっても明るい話題だろう。

会場入り
 会場の敷島総合文化会館を目指し駐車場を探すが、周辺の駐車場は満車状態。
 敷島保健福祉センターまで行くと「申し訳ないけれど敷島中学校へ行ってください」と言われる。車にカーナビは付いてはいるが、急に敷島中学校といわれても地元の人間ではないので場所がサッパリわからない。今回は、やむなく甲斐市敷島体育館の北側道路に路駐させてもらった。今回の大会のコースにはなっていない道路だ。許してくださいな〜。

 さて、車を降りて早速、会場の受付へ向かう。
 地方都市の大会なので、参加者は1,000人程度かなと思っていたが、思っていた以上に人が多い。子どもの多さも目に付く。

 受付を終わらせ、「さて、今日はどこを拠点にしようか」と考えるが、天気が悪く屋外で過ごすのは難しいので敷島総合文化会館の中に陣取る。1階は人がごった返しているので2階に敷物(ブルーシート)を敷いて、そこを拠点にして活動することにした。トイレは比較的近いところでちょうどいい。

 さて今回の出場種目は5km。スタートは10時30分。陣取ってからスタートまで1時間半以上時間の余裕がある。例のごとくウォーミングアップを兼ねてコースの下見にでかけることにした。

会場入りしたらすぐに受付。この時は小雨状態

敷島総合文化会館の2階を活動拠点にしました。

会館の2階から見た開会式

会館の1階は人の出入りが激しく終始ごった返していました。

スタート前

5km部門のスタート場所。500人以上が一斉スタートするには少々道幅が狭いですね。
 10kmは10時ちょうど、2.5kmは親子ファミリーが10時10分、小学生が10時15分にスタートしたが、私の出場する5kmは一番最後の10時30分スタートになる。

 他の種目とはスタート場所が異なるので、5km部門のみ集合場所が別に作られていたが、10時20分頃にそこに行くと、選手らは既にスタート地点へ移動しておりもぬけの殻・・・。

 手軽な2.5kmは人気種目で、小学生のみで500人弱、親子ファミリーでは800人を超えるエントリーがあるが、私の出場する5kmも中学生のエントリーが多く、500人以上の参加者が2車線の道路から一斉にスタートすることになる。今日は上手にスタートしなければならない。
 10kmならまだしも5kmは短時間で決着がつく種目なので、スタートの出遅れが最後まで影響することもあり得る。

 今回は、あとからノコノコやってきながら一番最前列に混ぜてもらった。それでもこの部門は、最初の出足の速い中学生が多いので、ピストルと同時に出遅れることなくスタートを切らなければならない。さあどうする?

レース前半
 「3分前」・・・「1分前」・・・「30秒前」・・・「10秒前」とコールが続く。一瞬の静寂のあと、ピストルの音が鳴り響く。
 ストップウォッチのボタンを押し、動作の確認をしているとどうしてもスタートがワンテンポ遅れるので、今日に限っていえばフライングぎりぎりの感じで飛び出した。最前列は、スタート前はぎゅうぎゅうしていたが、今日に限っていえば非常にうまく抜け出すことに成功したといえる。

 スタートして50mほどで道路は左へ右へとうねりだし、300mほどで左折する(写真@)。スタート直後からわずかではあるが既に登りははじまっている。ここまでに前にいるのは中学生を中心として約10人ほど。スタートの混乱はなく上手く抜けたといえる。

 左折し100mほど走ると急な登り勾配がはじまる(写真A)。勾配は5%以上はあるだろう。ここも先ほどの下見で折りこみ済み。無理はしないが、そこそこ付いていく。Uターンするように道はカーブし、500mほどのこの勾配は続いていく。みるからに勾配が厳しいので、距離を稼ぎながら勾配を緩くしているという道路の作りだ。
 ほぼ登りきったところに信号のない交差点(変則三叉路)があるが、登りながら左折していくポイントに出る(写真B)。中学生でこの坂で喘ぎだし後退し始めた選手もいる。距離表示はないが、スタートしてまだまだ1kmほどはじまったばかりだ。

 この後150mほどで右折し、さらに上り坂に入っていく(写真C)。老人ホーム横を通り過ぎながら登りが終わるのをひたすら待つ(写真D)。この辺りで一人を抜くが、一人に抜かれる。前に6人ほどいるので総合で7番目。自分より前には同じ年代の選手はいないような感じだ。しばらくは数%の細い道を登り続ける。

 さきほど下見でも見たが、左手眼下に梅の花の咲き乱れる公園が見えてきた。もうすぐ頂上に出る合図だ。
 すぐさま道路が右へ曲がり(写真E)、5km部門の最高地点に出る(写真F)。先週の伊豆大島カメリアマラソンのレースに比べれば、前半から積極的に走っているが、いい感じで走れている。体にも十分余裕がある。いい感じで下りに入れそうだ。

スタート直後の選手たち。私は既に前へ行っています(長女・ゆかこ撮影)

5km部門の最後尾の選手たち。これは珍しい写真です。

@うねうねした道路を北の方へ300mほど走ると信号のない三叉路に出ます。5kmは左折。ここからは10km部門と同じコースになります。

A左折した三叉路から100mほどで登り勾配が急になります。左側は、大会終了後、選手は無料入浴出来る温泉のひとつ甲斐市神明温泉志麻の湯

登り出すと道路脇には梅の花が咲いていました。

このあたりから甲斐市街地が一望できます。

大会名に「梅の里」と付けているだけのことだけあってあちこちに梅の木が見られます。

B500mほど道なりに続く登り坂ですが、ここで左へ大きく曲がります。この大会の特徴としては、道路にコースの表示がされていることがあります(黄色枠内)

C登り勾配が少し緩くなったものの150mほどで右折。狭い道に入っていきます。ここも道路にコースの表示がされていましたが、道路には「ウメ」と書かれていました。

D特別養護老人ホーム敷島荘の横を通り、細い道をさらに上り続けます。

先ほど右折してから700mほど走ると眼下に梅の木がたくさん見られます。走っているときは見る余裕はありませんが・・・。

Eこの向こうは敷島総合公園。右へ道なりに曲がります。

F100mほど走ると給水施設があります。10km部門はここで左折、5kmは右の方へ進みます。奥には「中間点」の表示があります。ここが、5km部門の標高の最高点になります。この先は下るのみ。

レース後半
 頂上付近から併走している中学生とほぼ一緒に下りに入る(写真G)。スタート直後に飛び出していった選手だ。中学生はスピードはあるがスタミナがない。大きなストライドで下っていくが、あれでは脚にかかる負担が大きい。最後まで持つのかな?

 200mほど走ると三叉路に出る(写真H)。下りながら直角に右に曲がる難易度の高いところだ。道路はまだ濡れているので、滑って転ばないよう注意しないといけないところだ。

 ここを左折し下っていくと10%近い下り坂が続いていく(写真I)と同時に、視界が開け眼下に甲斐市の市街地が再び見えてくる(写真J)。800mほどはかなり厳しい下り坂が続くが(写真K)その終盤、先ほどの中学生が遅れ出す。これで総合6位に浮上する。

G頂上を過ぎると「中間点」の標識。この部門で初めて距離表示が現れた。

H下りながら直角に右に曲がる。路面も濡れていてスリップしないように注意が必要な箇所でもある。

I道幅は広くなるが800mほど10%程度の下り坂が続く。

J視界が開けて甲斐市の市街地が見えます。と同時に、これから自分が下っていく道路も見えてきます。

K11%の下り坂の看板。登りも大変ですが、ここまで下りがきついのも足に負担がかかります。

 ほぼ下りきったところの正面の三叉路で曲がると思いきや、その50mほど手前で右折し(写真L)、細い路地に入っていく(写真M)。「本当にこれがコース?」というような細い道。先ほどの中学生を振り切ったので単独走になったが、まだ視界の範囲には5人の選手が見える。今日は先頭との差が非常に小さい。ゴールまでに前の選手を一人でも抜きたいところだ。


Lこの先の三叉路は県道101号線。その50mほど手前を右折し路地に入っていく。

M車が1台やっと通れる程度の細い道

コースはこの路地でくねくね曲がり、やや下っているので少々走りづらい。

N正面の神明神社のところは左へ曲がる。

Oすぐさま右へ、神明神社のところはクランク状に曲がるテクニカルな部分。

ようやく「あと1k」の看板。このコースは「中間点」とこの看板しか距離表示がなかった。


本日の心拍数の推移。序盤はセンサーの密着が悪くうまく測れていません。後半も下り坂の勾配のきついところを除けば、ペースダウンすることなくまずまずうまく走れている感じです。クリックすると拡大します。
 神明神社を正面に見ながら左、右とクランク状に曲がると(写真NO)、「あと1k」の看板が見えてきた。今日は粘りの走りが出来ているせいか、この辺りで前の選手に追いつき一人抜くことが出来た。これで総合5位。
 また、脚が痙攣でもしたのだろうか。一人歩いたり走ったりしている選手を抜く。これで何と総合4位まで浮上!前にいるのはあと3人。しかしながらあと1km無い中でこれ以上順位を上げるのは難しくなってきた。しかし先導車を含め前の3人は視界の範囲。

 神明神社から300mほどでスタートしたあとに走ったところに出る。ちょうど神明温泉・志麻の湯のすぐ北にあたる三叉路(写真P)。ここを鋭角に左折し400mほどは広い道を走る。前の3人が見えるが追いつかない。

 10kmのスタート地点を通り過ぎ、ゴールに向かう。10mほど前には総合3位の選手がいるが、もう抜くだけの距離はない。ゴール前の時計も16分台から17分台にちょうど変わってしまったが、総合4位でゴール。同じ年代では20秒ほどの差を付けての優勝。苦戦した山梨県の国盗りも何とか三度目の正直で達成できた。

Pスタート直後に走ったところに再び出る。ここを鋭角に左折する。

直線を400mほど走り右折。ゴールは近い。

Q10kmのスタート地点の向こうを右折するとゴールがある。

ゴールは全部門共通。正面に見えるのは敷島総合文化会館。

番外編
 調べたところ、この大会の前身は「敷島梅の里クロスカントリー」で、平成16年(2004年)まで毎年3月に行われていたようです。回数は12回で終了。
 旧3町(中巨摩郡竜王町、敷島町、北巨摩郡双葉町)が合併して平成17年からは名前を「敷島→甲斐」に変え今回で6回目。通算しては18回の歴史があるようです。
 かつては相当なローカル大会だったようですが、いまや2000人規模の大会に成長しました。第6回と思うと若い大会ですが、18回ともなるとそれなりの回数は踏んでいますね。11時30分過ぎに全てのプログラムを終えてしまい、手際の良さにちょっとびっくりっしました。


敷島醸造鰍フブース。地元の企業でしょうか。ワインがずらりと置いてありました。

こちらは草餅、梅酒、梅ジャムからなめこと地元の特産品ですかね。値段が安いのでまずまずの人気があったようです。

直径8cmほどの「梅もち、きな粉もち」がパックにそれぞれ1個ずつ入ったものを即売しているブース。すぐ食べられるとあって行列が出来ていました。私も買って食べましたが、梅もちはやや独特でビミョーな味でした。

こちらは参加賞のひとつのお弁当。いなり寿司は、子どもにすべて食べられてしまいました。

表彰式。各部門3位まで。小学生などは参加者が多いので6位くらいまで表彰してもいいかもしれません(中央の白いシャツは私)。

表彰式は、どこぞの音楽隊の生演奏で行われました。ちょっぴり嬉しいですね。

人気の無料豚汁。選手でなくとももらえます。こちらは長蛇の列。

豚汁を盛るおばさんたちは大忙し。ありがとうございます。

こちらは豚汁。みんなでおかわりをしました。

帰る頃になってようやく晴れてきました。

かまなしの湯

かまなしの湯の入口。外観はちょっと洒落ていますが・・・。
 今回の大会の参加賞は、先ほど紹介した弁当のほかにミズノ製の折りたたみ式エコバックと甲斐市民温泉「志麻の湯」「百楽泉」「かまなしの湯」のいずれかの温泉に入れる無料入浴券がある。
 本来の入浴料は、甲斐市民であれば大人(高校生以上)は300円、甲斐市民以外となると大人(中学生以上)は600円と少々高くなる。

 今回、大会事務局からの参加通知書に「温泉利用券配布」と書いてあったので、おそらくこの3つのことだろうと思い事前に調べておいたのであるが、3つのうち今回利用した「かまなしの湯」だけが露天風呂があるので、会場から少々離れていたが利用することにした。

 かまなしの湯を含め3つの温泉とも、指定管理者制度で、「山梨交通」が甲斐市から指定を受けて管理をしている。もともと役所が建設し・管理をしていたという雰囲気があるので、内部は豪華な雰囲気はない。音楽も流れず、露天風呂も小さく少々予想が外れた感じだった。

シャトレーゼベルフォーレワイナリー
 かまなしの湯を出て訪れたのが「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」だ(ちょっと噛みそう・・・)。
 今回の大会があった同じ甲斐市内にあるが、こちらは旧双葉町にある施設だ。シャトレーゼといえば、ケーキ屋アイスクリームなどの菓子の製造販売を手がけている会社であるが、「シャトレーゼがワイン?」とおそらく誰もが思うでしょう。
 調べたところやはりここの工場は、もともとは雪印のワイナリー&チーズ工場だったのですが、シャトレーゼが買い取って現在に至っているようです。最近出来た雰囲気でもないですしね。ワイン工場は小さく、日曜日ということもあってお休みでした。シャトレーゼのイメージアップのための施設のような感じがします。

 入場料は無料。ミニシアターで少しばかりワインの歴史を学び、ワイン工場は1分でスルー。展望ハウスでは、ワインの試飲やチーズ、チーズケーキの試食も出来ます。子どもたちは嬉しそうに食べていましたが、おみやげも手頃な値段でついついいろいろと買ってしまいました。ちょっと足を運ぶにはいいところかもしれません。

シャトレーゼベルフォーレワイナリーの入口

壁には大きく文字が・・・。

ミニシアターで映画を10分ほど見ました。

ワイン工場は小さかったですね。1分でスルー。

工場のすぐそばの斜面にはぶどう畑

熟成庫にワインが寝かせてありました

展望ハウスではワインの試飲やチーズの試食が出来ます。

試飲は少々でしたが、試食はまずまず食べられました。

試食したチーズケーキが美味しかったので、まるまる1個をおみやげに買いました。

こちらはちょっと珍しいナンロール。その場で食べられるというので軽い昼の食事ということで味見しました。

展望ハウスから外の景色を見ながらナンロールを食べましたが、高台にあるだけあって景色は最高ですね。

今日の戦利品

賞状、メダルの他に副賞として「梅酒のうめ」、「甲州小梅ワイン」、「梅ジャム」をいただきました。まさに梅づくしですね。