第16回ふれあいの里高原ロードレース大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨年に引き続きの参加 昨年に引き続き今年もこの大会に参加しました。夏場といえども、定期的にレースを入れた方が試合勘も無くなることがないこと、もう一つはモチベーション維持という二つの側面があります。 昨年は、高橋尚子さんがゲストということで、この村の人口に匹敵するほどの参加者(もちろん大会史上最高)でしたが、今年は地元ランナーの招待はあるものの著名なゲストランナーもなく、例年ほどの参加人数でした。 大会会場は去年ほどゴミゴミすることもなく、気持ちがいいくらいの適度な混み具合です。会場に出店した店舗も昨年とほぼ同じ感じ。ロードレース大会というよりも、地元のお祭りといった感じの雰囲気。これらの出店は、山あいの静かな村が一年に一度賑わう雰囲気を上手に醸し出していました。
コースガイド(コース紹介) → こちらを参照してください。 今年も抽選で当たりました! 昨年のこの大会では、一緒に行った長男・かずたかのナンバーカードでブルーベリーの賞品が当たりました。今年のエントリーは私だけなので、当たる可能性は低いだろうと思っていたところ、何と当選!中日新聞社からのフェイスタオル(粗品で配られるようなもの)でしたが、ありがたくいただきました。もらえれば何でも嬉しいですね。
スピードがなく今年も苦しいレース展開
若い頃は、誰よりも速く、前年よりも1秒でも速く走るために集中し練習をしていたが、最近は疲労の回復も遅くなり、練習一辺倒から疲労回復を含めてトータルで練習をするようにしている。そのせいもあって、若い頃に比べれば練習量も少なくなっているのでパフォーマンスも低下している。悪循環のような感じにも見えるが、年をとるとこうなってくるものなのか、自問自答するが答えはいつも出ない。 今回は冬のマラソンに向けてこれまでの練習不足を補う形で走り込みをしてきた。週末はほとんど愛知県内最高峰の茶臼山(1415m)通いで、比較的涼しいところで練習ができたので長い距離は徐々に走れるようになってきた。ただし、スピードはない。この年になってくると夏の暑さは堪える。 さて、レースの話に戻る。 昨年のスタート時間は9時20分だったはずであるが、今年は9時45分と3部門の中の最後となる。いくら高原といえども8月。スタート時間が遅くなれば暑くなるので、ホンネからいえば早い方がいい。しかしながら条件はみな同じだから我慢するしかない。
定刻通りにピストルが鳴る。スタートダッシュをしたいところであるが、スピード練習をしていないので置いて行かれない程度に走る。昨年の異常な人数の参加者から今年は減ってはいるものの、スタート直後の雰囲気としては昨年よりもペースが速いような気がする。 スタートし50mほどで舗装路へ入り登り坂となる。泰阜村役場までの200mくらいまで登りであるが、ここを過ぎると今度は急激な下り坂に変わる。この大会の特徴でもあるが、「登り」or「下り」で平坦なところがほとんどない。この辺りの切り替えの上手な人にはこの大会が向いていると思う。 さて、今日のレースの展開は、前半は自重し後半の登り坂に備えるという作戦。とはするものの、相手のあることなので必ずしもそうできるかどうかはわからない。最初の1.5kmほどは主に下り基調となる。どんどん飛ばす選手が多いが、適度な下りならともかくかなりの勾配の下り坂。脚にかかる負担も大きい。登りで抜き下りで抜き返される展開となるが、あえてここは我慢する。1.5kmほどで右折し細い道へと入っていく。そこは県道1号線と書かれた道であるが、非常に狭くおまけにうねうねとよく曲がる。若干平坦になり集団がばらける。 今回の失敗はこの集団がばらけたことにより、心理的に安心してしまいペースを上げてしまったことだった(ちょっと油断するとすぐこの有様・・・)。 しばらくは良かったものの、終盤の登り坂に対する余力を相当使ってしまった。結果的には最後の2kmほどで同年代の選手に3人ほど抜かれてしまう。スピード対応の練習ができていれば、もう一踏ん張りできたかもしれないが、昨年よりは若干涼しいことを差し引けばタイムは上がるべきところを、今年は昨年比で22秒もマイナス。まだまだ我慢が足りないことを悟ったレースだった。
レース後は今年も阿南町へ 当初は、会場でゆっくりしてから予約していた「そば打ち体験」をするために根羽村へ向かう予定でしたが、参加賞がタオル、抽選で当たったのもタオル、昨年は無かった阿南町の阿南温泉・かじかの湯の無料入浴券も参加賞となれば予定を変更してでも阿南温泉・かじかの湯へ行かねばなりません。会場を早々と後にして、一路南下、阿南町へ向かいました。 昨年は陶芸体験をここでしましたが、今年はそば打ち体験がメインイベントのため、ここ阿南温泉でのわが家のイベントは、「かじかの湯」の入浴と「バイキングレストラン・しゅふふ」での昼食です。「しゅふふ」の開店が午前11時30分ですので、少しばかりの時間店の前で待ち、無事一番乗りで店に入りました。 ここのバイキングはとにかく素晴らしいです。去年も紹介しましたが、メニューはすべて手作り。それも品数を増やすだけのような安っぽいものはありません。いかにも「手間ひまかけて作りました。どうぞご賞味下さい」といった感じのもの。また気取った感じではなく、洒落た感じはありませんが、非常に作る人の気持ちが入った感じがよく現れているので非常に人気があります。いろんなバイキングがありますが、ここは間違いなくオススメです。 それから昼食後に入った「かじかの湯」もお気に入りです。 こちらは風呂も比較的新しく、きれいに整備されています。露天風呂もいいですね。浴室にはいると、すぐ右には「源泉浴」と書かれたやや小振りの浴槽があります。「かじかの湯」の源泉の温度は約30℃。温水プールと同じくらいの温度で、マラソン大会後のちょっと疲労した体には、ぬるくて気持ちがいいですね。熱いとのぼせてしまいますが、ダラダラと疲労回復するためにはこういう源泉浴というのもいいのではないでしょうか。 わたしにとってこの「かじかの湯」は、お気に入りの温泉の一つです。
そして長女・ゆかこはそば打ち初体験 そして、本日のメインイベントは「そば打ち」です。わたしは昨年体験しましたが、長女・ゆかこは今回が初体験です。(かなり前から楽しみにしていたようです) 今回そば打ち体験をお願いしたのは、長野県根羽村にある「ネバーランド」です。村営の施設でしょうかね。 このネバーランドというのは、平成8年にできた複合型の施設です。そば打ちの他、施設内には、レストラン、故郷自慢市場、多目的ホール、宿泊施設などもあり、この日は天候が不順だったにもかかわらず、国道沿いという立地を活かして観光客で賑わっていました。 さて、そば打ちの方ですが、このネバーランドでは5人前を一鉢として打つことになります。そば粉400gと小麦粉100gを使用します。小麦粉とそば粉の割合が2:8なので、これを「二八そば」というそうです。 ご指導いただいたのは、このネバーランドでも「名人」と呼ばれている人。そば打ちのレクチャーをしてくれる人はたくさんいるみたいですが、その人たちも一目を置いているようです。オレンジ色のシャツがやや安っぽい感じはしますが、風貌は仙人といった感じ。非常にていねいな指導でした。 そば打ちをしたことのないドシロウトが毎日やってくるわけですから、相手をするのもさぞかし大変でしょう。ぐちゃぐちゃになったそばも、名人にかかると非常にきれいになっていきます。最後には客の機嫌をちゃんと取っていますよね(パチパチ) 具体的には、以下の写真の中で説明していきますが、最後の包丁さばきのところでは「初めての割には上手です(←もちろんわが娘のこと)」と褒めていただきました。概ね40分くらいと説明を受けましたが、終わってみると80分とみっちり仕込んでいただきました。 できあがったそばはパック詰めにして持ち帰りました。まだ茹でていません。 早速、家ではこの手打ちそばをこの日の夕食としましたが、そば粉の質がよいせいかスーパーなどで売っているそばとは比べようのない美味しさで、そば打ち体験は◎でしたね。
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