第11回恵那峡ハーフマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場 今大会のメイン会場は「岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場」。ちょっと名前は長いが、日本で一番西に位置する屋外の400mスピードスケート場らしい。平成17年12月にオープンしているので比較的新しい施設だ。スピードスケートの他にカーリングも出来るとのこと。また、夏場はインラインスケートやフットサルも出来る施設として通年の使用が可能な設計になっている。 スタンドは約2,000人収容できるものの、駐車場が200台分しかないため、私を含め自動車でやってくる選手たちは会場から約3kmほど離れた工業団地内(私は恵那東海理化)に自動車を駐め、シャトルバスに乗って会場にやってくることになる。JR中央本線の武並駅からも距離にして1km、徒歩でも15分ほどなので歩いてやってきてもいいだろう。 それにしても、JRの駅から歩いてやってくることが出来るようなところにこんな立派施設が出来るというのも珍しい。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照して下さい。 練習不足で苦しいレース展開
ハーフマラソンの部門が10時ちょうどにスタート。私の出場する9.5kmは10時15分。係員のいる所定の集合場所で最前列の場所を確保するために待つ。4月も半月ほどが経ち、ようやく冬の寒さも抜け、ランシャツ、ランパンに着替えてからスタートを待つことも苦痛ではなくなった。 その後係員の誘導でスタート場所へ。今日は堂々と最前列からのスタートとなる。 10時15分。号砲と同時に選手は一斉にスタートする。 9.5km部門のエントリーは600人弱。1,500人を超えるハーフマラソンのエントリーに比べれば人数は少ないものの、後方からのスタートでは明らかに不利となる人数だ。
スケート場から外周へ出て、取り付け道路を左折すると一般道に出る。いきなりの急坂ではあるものの、そこは下見と試走をして折りこみ済み。コース全体を見てもスタートから1km〜3kmくらいまでが一番難所なので、ここはリラックスして坂を登らなければならない。 前方の集団から一人抜けだし次元の違う走りをしている選手がいたが、それ以外の選手たちとは徐々に差が開きつつあるものの大きく離れることなく何とか視界におさまっているという感じだ。 この大会のナンバーカードも1枚の支給のみ。胸に付けているので、後方からではどの選手が同じカテゴリーなのかがわからない。前方の10人ほどの集団とは徐々に差が開きつつあるが、何人ほどここに同年代の選手がいるのであろうか。
ちょうどこの辺りで後方から足音が聞こえてくる。坂を下りだしたところで一人の選手にゆっくりではあるが抜かる。さらに「あと5km」の看板が出てきたところでもう一人。こちらは同じカテゴリーのYさん。私より数歳年下である。前半は自重していたのだろう。 「あと5km」の看板が現れた後の最初の交差点を左折すると、ここからは東濃駅伝の3区のコースと同じコースとなる。一昨年走っているので比較的記憶に新しいところであるが、一昨年と違い脚が全く動いていない。 先ほど抜いていったYさんは軽快に下りだし、私との差は徐々に広がっている。後半は、この「あと5km」からハーフマラソンの「20km地点(残り約1.1km)」まで一貫して下り坂。1年半前の東濃駅伝の時は軽快に下り、何人かの選手を抜いていった記憶があるが、今日は下り坂にもかかわらずペースが一向に上がっていかない。自重したつもりではあったが、前半の登りで思った以上に脚を使ってしまったのか、それともただの練習不足なのかは判断がつかないが遅いことには間違いない。 集落にやってくると、家の前に出て応援してくれる地元の人が現れ出す。コース全体を通して人家の少ないところを走るので、応援はありがたい。 JR中央本線とほぼ並行して「あと1km」の看板を過ぎると、再び登り坂が待っている。これも試走をして折りこみ済み。この急坂は300mほどと長くはないものの、構えていないと気分的にちょっと辛いところだろう。 競技場のスタンド下をくぐってスケート場に再び入ると、ゴールが視界に入ってくる。300mほど場内を走りゴール。ゴールタイムは35分18秒。平坦なコースではないので、このタイムをどう捉えるかは難しいところ。来年もう一度走れば正しい評価が出来ることだろう。
ゴール後は、岐阜県多治見市のFさんがやってきた。「あれ?1番じゃないですね」とFさん。「てっきり負けたと思っていたんですよ」と。どうやら彼は、私を50歳(=同じ歳)と思っていたようだ。「来月からよろしく」と私。ライバルはまわりにまだまだたくさんいるようだ。 本日の戦利品
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