第15回白馬スノーハープクロスカントリー大会 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照して下さい。 3年ぶりの出場 今回の遠征目的は、ズバリ3年前のふがいない走りに対するリベンジであった。 午前5時過ぎに自宅を出発。高速道路を経由して会場近くの「さの坂スキー場」の指定駐車場に3時間ほどで到着。30年ほど前には、穴場のスキー場として何度かやってきたことがあるので懐かしい。 ここから大会会場の「白馬スノーハープ」までは、スキー場の送迎バスで送ってもらえるのでありがたい。駐車場に到着したときに10人ほど選手や家族を乗せて発車待ちをしていたシャトルバスは、こちらが車から荷物を降ろしている間に出発してしまったが、すぐ次のバスがやってきて5分と待つことなく出発し、4分ほどで会場に到着した。
受付終えて、さっそくコースの試走に出かける。 3年前に一度走ってはいるものの、3年前の雪辱をはらさなければならないので、コースの地理を頭に叩き入れる。 このコースの特徴は、スタートして数百メートルでいきなり登り坂が始まる最初のピークを迎える。その後中盤は大きなアップダウンは少ないが、3km手前から再び急激な登り坂が始まり選手を苦しめる。 このコースの攻略のポイントとしては、心拍数が上がりきらない序盤はやや抑え気味に走り、終盤の差がつく登り坂でスパートできるように走れば、タイムもそれなりについてくるだろう。(ただし、それなりの練習があらかじめできていたらのことであるが・・・) 3年前は、スタート地点の芝のグランドも、クロスカントリーコースもぐちゃぐちゃであったが、この日は芝のグランドは水を多く含んでいたものの、クロスカントリーコースはほぼ乾燥していて、走りやすい具合となっていた。あとはイメージ通りに走り抜くことだけだ。でもこれが案外難しい。
体がついていかない・・・ ウインドスプリントを数本行った後に、10時20分頃スタート地点に向かう。 10時30分の4kmにエントリーした選手は248人。スタート場所が横にかなり長いので、スタートラインに並ぶ選手は数列でゆったりしている。とにかく今日は前半ゆったり入ることに心掛けていこうと思う。 招待選手である富士通・ジョハナ・マイナのピストルで選手が一斉にスタートする。 スタートラインが広いので接触することもなくスムースにスタートする。しかしながら200mほど走るとコースが狭められ、いきなり登り坂が始まる。スタートダッシュをしなかったこともあり、私の前には既に20人ほどの選手がいる。10%を超えるような坂なので、すり足気味に坂を登って行く。ピョンピョン飛び跳ねるように走る高校生らしき選手を抜いていく。このあたりは序盤。前回の反省で肩の力を抜いて走ることにする。 登り坂は急なものの長くは続かない。下り出すと廻りの選手は一転して一気にスピードアップする。最近はこのスピードの切り替えが苦手になってきたので、一気にペースアップされると辛く感じる。 3年前に比べれば今日のこのコースはぬかるみが少なく走りやすい。1kmの看板を過ぎ、少し走ると目の前に芝生が広がってくる。スタート地点の少し右側に出てくる、そういうコースレイアウトだ。
3km手前くらいから再び急坂が始まる。 今回、ここからが勝負のポイントと思っていたところ。ここからペースアップしようと考えていたのであるが、思っていた以上に序盤で脚を使ってしまったせいか登り坂がきつい。この辺りから、最初の思いと体の疲労の具合の食い違いに気がつき出す。とはいえ、ここまで来てしまってはどうしようもない。 終盤は、登り坂が数カ所待ちかまえているが、今回もうまく対応ができないレースになってしまった。 このコースには終盤折り返し地点が2カ所現れるが、最初の折り返しで数えると順位は20位。このペースでは最後まで持たないと思うものの何とも出来ない。残り600mほどのところに現れる最後の坂を息も絶え絶え登る。まるで脚に鉛が入ったようにずっしり重い。 残り500mで2カ所目の折り返し(最後の折り返しでもある)があるが、折り返す際に後方の同年代の選手を確認するが相当程度離れている。「何とか逃げ切れるか・・・」 この折り返し以降は下り一辺倒にもかかわらず、多くの選手に抜かれっぱなし。わずか500mで9人にも抜かれ総合29位。年代別で優勝したものの、3年前と同様イメージと大きくかけ離れた走りしかできなかった。
本日の戦利品
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