2012かかみがはらシティマラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
岐阜県グリーンスタジアム 今日のメイン会場は、岐阜県グリーンスタジアムというところ。この地方では珍しいホッケー用の施設だ。平成12年に完成しているので比較的新しくきれいだ。2012年のロンドンオリンピックの男女とも予選会がここで行われるとしきりに放送で説明していたが、選手たちの感心は薄かったようだ。 なぜ、ここ各務原市にホッケー用の施設があるのか?その理由は、各務原市がホッケーに関わりが深いということが一番の理由であろう。 各務原市にある県立岐阜女子商業高等学校(現県立岐阜各務野高等学校)ホッケー部は国体、インターハイの優勝や上位の常連校であること、また東海女子大学(現東海学院大学)もホッケーが盛んであるということだろう。 ホッケーの用の施設ということで、コートは全面人工芝。外からの土の侵入を非常に嫌っている。その証拠に、ゴール間際に10mほど水浸しとなったシートの上を必ず通っていくように準備されている。 参加者も3,000人を超えているので、このくらいの施設があると収容するのには非常に便利だろうと思う。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照して下さい。 タナボタ年代別3位入賞 このところ忙しく、平日に練習時間をひねり出すのに苦労している。土日だけは自分の時間を確保したいので、その分平日の負担が増えてしまっている。 今大会の前日(土曜日)は、自分の時間を確保できたので、車を飛ばしてコースの下見にやってきた。練習でコンディションはうまくつくれないものの、コースの下見をすることによってレース全体の組み立てからベストパフォーマンスだけは引き出せるようにするという考えだ。もちろん試走もした。 平坦だろうと思っていたコースも2箇所ほど短いながらも坂があり、アクセントになる。ほぼ直線となる堤防道路も、風次第では結構厄介な存在になりかねない。夕方にはマッサージにも出かけ、とりあえず現時点でやれることはとりあえず全部やって大会当日に突入することになった。 会場付近の駐車場には、時間に余裕を持って7時30分過ぎに到着した。 ウォーミングアップ、ストレッチなどをして午前10時にはスタートラインに並ぶ。スタートは10時15分。 今回の出場目的は、先週の静岡駿府マラソンと同様に49歳での10kmの走力確認だ。先週の静岡駿府マラソンは公認コースなので距離には疑義がないのであるが、天候が悪かったりすると好記録が出ないことも考えられるので、予備の位置づけとしてこの大会のエントリーをしたのである。 しかしながら、年が明けてからは仕事が非常に忙しくなり、特に別大マラソンから帰ってきてからは、溜めていた仕事が一気に噴出した感じで練習に非常に大きく影響し、結果的には最初の思惑通りの準備が出来なかった。
それから距離は短かったが、グリーンスタジアムの人工芝は走りにくかった。 人工芝はグリップが効かず、また、柵で仕切られたコースは鋭角に何度も曲がっていく。おまけに、グリーンスタジアムを一周半まわってから球技場を出て行くので、最後尾の選手たちに追いついてしまう。 主催者側もそうなることをあらかじめ想定していたようで、周回遅れの選手と先頭の選手が交差しないように、係員がロープを持ちながらで列を分けるように移動している。初めて見る光景で面白かったが、無理して競技場内を1周半も走らなくてもいいのではないかと思う。 スタートしてから最初の1kmまでは先週と同様に脚が動かない。2kmを過ぎ消防署の次の交差点を右折して、コースを南の方に下るようになってから少しずつ、スピードのノリがよくなってきた。 3kmを過ぎ、堤防道路に出てからは昨日吹きまくっていた風がぴしゃりと止んでいる。風が吹こうが吹かまいが、順位だけの勝負なら条件的には同じなので関係ないが、ことタイムを狙うということになれば風はない方がいいに決まっている。堤防道路を半分ほど走ったことからだろうか、途中からやや風が吹いてきたものの、吹きさらしになるような場所で風があまり吹かなかったのはラッキーだった。 堤防道路では、後続の選手たちに追いつかれさらに抜かれ、苦しい展開だった。 若い選手に抜かれてもあまりいい気持ちではないのに、さらに同年代の選手2人に追いつかれ抜かれてしまった。さらにその前方には同年代の選手がいったい何人いるのであろうか?今日のコースは折り返し地点が無いので、自分が今何位を走っているかがサッパリわからない。抜かれはしたもののその差がどんどん広がっていくわけではなかったので、ゴールまでにはまだ挽回するチャンスはあると言い聞かせて粘ることにする。 5kmの通過は17分50秒。決して早くはないが、今の練習量からすればまずまずかもしれない。 堤防道路に別れを告げ、信号のない交差点右折して桜並木に入ったところで、さきほど抜かれた2人の同年代の選手のうち1人の選手に追いつく。さきほど抜いていったときとは違い、かなり息づかいが荒い。思った以上に余裕がなさそうだ。この選手とは徐々に距離が離れ、息づかいが聞こえなくなったので、恐らく追いつかれることはないだろう。今度はもう一人の同年代の選手がターゲット。この選手に何とか追いつこうと差が広がらないように粘る。 8kmを過ぎて小さな峠を越え、下り坂を利用してペースアップしたところ、グリーンスタジアムの正面玄関前くらいで、とうとう追いついた。残りは500〜600mほどであろうか。せっかく抜いたのであるからここからは逃げをかますしかない。この作戦は的中したのか、この選手からは何とか逃げ切ることに成功。結果的にはゴールでは4秒ほどの差となった。
問題は順位。この下の戦利品で紹介できるものがあるのか無いのか・・・。 記録証を印刷してもらうと、年代別では何と「第3位」。これは正直言って予想外だった。 入賞は各部門6位までではあるが、1〜6位は賞状、記念品がもらえるが、1〜3位は加えて楯をいただける。また、1〜3位は表彰式で表彰してもらえるが、4〜6位は大会本部で賞状及び記念品の引き渡しで表彰式はなしという違い。小さいような大きいような違いであるが、少しでも上の方がいいに決まっている。今回は、たった4秒で運良く3位を勝ち取ったと言えるかもしれないが、同年代の1位、2位との選手とのタイム差が大きすぎ、何となくタナボタの年代別の第3位だったような気がした。タイムに不相応の順位といったところだろうか。 本日の戦利品
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