2012かかみがはらシティマラソン 参戦記
 先週の静岡駿府マラソン(静岡県静岡市)に引き続き、今回も日帰りの遠征です。

 今日の行き先は、岐阜県各務原市。木曽川をはさんで江南市(愛知県)の向かいに位置している人口約14万5,000人の街です。
 各務原のウリは、何といっても航空宇宙関連産業でしょう。航空自衛隊岐阜基地をはじめ川崎重工業轄q空宇宙カンパニー、三菱重工業鰍ネどの関連航空機部品企業群が多くあります。また、今大会のメイン会場のすぐ隣には「かかみがはら航空宇宙科学博物館」もあります。わが家から自動車で30km強の距離ながら、意外とやってくることはないですね。近すぎるせいでしょうか?

 さて、大会の方ですが、先週は病み上がり&練習不足。今週も相変わらず残業などで練習不足が解消されず、恐ろしいばかりの少ない練習量で当日を迎えてしまいました。スタート場所は、最前列を確保するものの、号砲が鳴ってからスタートダッシュについて行けずに、重い脚を引きずるような感じで走り出しました。中盤中だるみがあったものの、終盤に途中で追い抜かれた同年代の選手2人を抜き返しゴール。年代別1位、2位の選手とは大きく水をあけられたものの、この2人を抜いたせいで年代別3位入賞に滑り込むことができました。

 あと2ヶ月ほどで40歳代の生活もピリオドです。4月の焼津みなとマラソンは、49歳での10km35分台を狙うラストチャンスです。仕事を少々放り出しても、次回は何とか35分台を叩き出したいと思います。

●大会名 2012かかみがはらシティマラソン
●開催日 平成24年3月11日(日)
●コース
 /大会要項

 /プログラム
岐阜県グリーンスタジアム発着(詳細地図)(岐阜県各務原市)

大会要項

プログラム


コースマップ

コースガイドはこちら
それぞれクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、9℃くらい
●参加賞 アクエリアス(ペットボトル)、メロンパン、かっぱえびせん、塩飴(以上完走後支給)、かかみがはら航空宇宙博物館入場料半額補助、とん汁、選択参加賞(Tシャツ、スポーツタオル、シューズケースの中から1点)
●結 果 36分06秒 (総合23位、10km :男子40〜49歳  第3位入賞)
●表 彰 賞状、楯、イオン商品券(5,000円分)
●過去の戦績 初出場
●交通手段等 【往路】
自宅6:30〜(一般道)〜(国道41号線)〜(一般道)〜会場7:33
【復路】
会場11:35〜(一般道)〜(国道41号線)〜(一般道)〜自宅12:43
●費用
 
参加料 2,500円  
燃料 1,059円 66.8(km)/9.4(km/リットル)×149(円/リットル)
合 計 3,559円  
●種目、参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)及び各部門の優勝者(10km男子40歳代は6位まで)
【10km−10時15分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子29歳以下 213人 萱垣 義樹 20 愛知県 愛知工業大学 31’46”
男子30歳代 278人 中垣 茂雄 37 瑞浪市 恵那体連 32’28”
★男子40歳代 255人 三沢 健 40 長野県   34’08”
岩田 卓也 43 美濃加茂市 美濃加茂市役所 34’13”
加藤 一郎 49 名古屋市 名古屋市役所走友会 36’06”
井上 真司 43 三重県 八千代翔友会 36’10”
野々垣 秀治 45 愛知県 豊田合成 36’18”
池畑 宏行 44 三重県 本田楽走会 36’35”
男子50歳代 164人 柘植 孝之 51 愛知県 セントラル小牧 35’51”
男子60歳以上 135人 黒宮 章 65 三重県 三菱化学四日市 40’24”
女子39歳以下 113人 河野 まゆ 24 各務原市   40’39”
女子40歳以上 76人 浅野 朝子 42 各務原市 たかみ☆整骨院 38’56”
【5km−10時30分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子29歳以下 74人 大坪 祐樹 27 郡上市   15’57”
男子30〜49歳 149人 伊藤 潤 36 愛知県   16’22”
男子50歳以上 91人 尾下 桂 54 岐阜市 羽島北高校 17’16”
女子39歳以下 106人 岸野 優衣 16 本巣市 県立岐阜商業高等学校 19’30”
女子40歳以上 53人 山田 美紀 44 岐阜市 泣Gヌワイ牧場 21’13”
【3km−10時25分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所  所属 記録
男子中学生 110人 堤 完一 15 愛知県 振甫中 8’48”
女子中学生 97人 堀 優花 15 高山市 中山中学校 9’18”
【2.5km−9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所  所属 記録
ジョギング 1,113人 表彰なし
ファミリー 370人
総合計 3,397人  

岐阜県グリーンスタジアム

 今日のメイン会場は、岐阜県グリーンスタジアムというところ。この地方では珍しいホッケー用の施設だ。平成12年に完成しているので比較的新しくきれいだ。2012年のロンドンオリンピックの男女とも予選会がここで行われるとしきりに放送で説明していたが、選手たちの感心は薄かったようだ。

 なぜ、ここ各務原市にホッケー用の施設があるのか?その理由は、各務原市がホッケーに関わりが深いということが一番の理由であろう。
 各務原市にある県立岐阜女子商業高等学校(現県立岐阜各務野高等学校)ホッケー部は国体、インターハイの優勝や上位の常連校であること、また東海女子大学(現東海学院大学)もホッケーが盛んであるということだろう。

 ホッケーの用の施設ということで、コートは全面人工芝。外からの土の侵入を非常に嫌っている。その証拠に、ゴール間際に10mほど水浸しとなったシートの上を必ず通っていくように準備されている。

 参加者も3,000人を超えているので、このくらいの施設があると収容するのには非常に便利だろうと思う。

平成12年に完成した岐阜県グリーンスタジアム

メインスタンドの収容人員は約1,600人

ホッケー用の施設であることの公認証

強化センターの看板も出ています

照明もあり夜間練習も出来るようですが、利用頻度はどの程度あるのでしょうか?

受付。8時30分からとハガキには書いてありましたが、8時前からオープンしていました。

9時50分からはとん汁の無料サービスが始まりました。

すごい行列でしたが、とん汁をいただくと納得!

とても具材が多く、味噌も濃厚で久々のヒットでした!

コース紹介(コースガイド) こちらを参照して下さい。

タナボタ年代別3位入賞
 このところ忙しく、平日に練習時間をひねり出すのに苦労している。土日だけは自分の時間を確保したいので、その分平日の負担が増えてしまっている。
 今大会の前日(土曜日)は、自分の時間を確保できたので、車を飛ばしてコースの下見にやってきた。練習でコンディションはうまくつくれないものの、コースの下見をすることによってレース全体の組み立てからベストパフォーマンスだけは引き出せるようにするという考えだ。もちろん試走もした。
 平坦だろうと思っていたコースも2箇所ほど短いながらも坂があり、アクセントになる。ほぼ直線となる堤防道路も、風次第では結構厄介な存在になりかねない。夕方にはマッサージにも出かけ、とりあえず現時点でやれることはとりあえず全部やって大会当日に突入することになった。

 会場付近の駐車場には、時間に余裕を持って7時30分過ぎに到着した。
 ウォーミングアップ、ストレッチなどをして午前10時にはスタートラインに並ぶ。スタートは10時15分。

 今回の出場目的は、先週の静岡駿府マラソンと同様に49歳での10kmの走力確認だ。先週の静岡駿府マラソンは公認コースなので距離には疑義がないのであるが、天候が悪かったりすると好記録が出ないことも考えられるので、予備の位置づけとしてこの大会のエントリーをしたのである。
 しかしながら、年が明けてからは仕事が非常に忙しくなり、特に別大マラソンから帰ってきてからは、溜めていた仕事が一気に噴出した感じで練習に非常に大きく影響し、結果的には最初の思惑通りの準備が出来なかった。

9時40分スタートのジョギング部門
 さて、レースの方であるが、午前10時に最前列の位置を確保したものの、ピストルが鳴ってから前方のグループに全くついて行けず、ずるずるとした感じのスタートになってしまった。

 それから距離は短かったが、グリーンスタジアムの人工芝は走りにくかった。
 人工芝はグリップが効かず、また、柵で仕切られたコースは鋭角に何度も曲がっていく。おまけに、グリーンスタジアムを一周半まわってから球技場を出て行くので、最後尾の選手たちに追いついてしまう。
 主催者側もそうなることをあらかじめ想定していたようで、周回遅れの選手と先頭の選手が交差しないように、係員がロープを持ちながらで列を分けるように移動している。初めて見る光景で面白かったが、無理して競技場内を1周半も走らなくてもいいのではないかと思う。

 スタートしてから最初の1kmまでは先週と同様に脚が動かない。2kmを過ぎ消防署の次の交差点を右折して、コースを南の方に下るようになってから少しずつ、スピードのノリがよくなってきた。
 3kmを過ぎ、堤防道路に出てからは昨日吹きまくっていた風がぴしゃりと止んでいる。風が吹こうが吹かまいが、順位だけの勝負なら条件的には同じなので関係ないが、ことタイムを狙うということになれば風はない方がいいに決まっている。堤防道路を半分ほど走ったことからだろうか、途中からやや風が吹いてきたものの、吹きさらしになるような場所で風があまり吹かなかったのはラッキーだった。

 堤防道路では、後続の選手たちに追いつかれさらに抜かれ、苦しい展開だった。
 若い選手に抜かれてもあまりいい気持ちではないのに、さらに同年代の選手2人に追いつかれ抜かれてしまった。さらにその前方には同年代の選手がいったい何人いるのであろうか?今日のコースは折り返し地点が無いので、自分が今何位を走っているかがサッパリわからない。抜かれはしたもののその差がどんどん広がっていくわけではなかったので、ゴールまでにはまだ挽回するチャンスはあると言い聞かせて粘ることにする。
 5kmの通過は17分50秒。決して早くはないが、今の練習量からすればまずまずかもしれない。

 堤防道路に別れを告げ、信号のない交差点右折して桜並木に入ったところで、さきほど抜かれた2人の同年代の選手のうち1人の選手に追いつく。さきほど抜いていったときとは違い、かなり息づかいが荒い。思った以上に余裕がなさそうだ。この選手とは徐々に距離が離れ、息づかいが聞こえなくなったので、恐らく追いつかれることはないだろう。今度はもう一人の同年代の選手がターゲット。この選手に何とか追いつこうと差が広がらないように粘る。

 8kmを過ぎて小さな峠を越え、下り坂を利用してペースアップしたところ、グリーンスタジアムの正面玄関前くらいで、とうとう追いついた。残りは500〜600mほどであろうか。せっかく抜いたのであるからここからは逃げをかますしかない。この作戦は的中したのか、この選手からは何とか逃げ切ることに成功。結果的にはゴールでは4秒ほどの差となった。

ゴールする選手たち
 ゴールタイムは36分を少し超えていた。先週の静岡駿府に比べれば40秒ほどはマシなタイムになっているが、目標としている35分台の前半にはほど遠い。
 問題は順位。この下の戦利品で紹介できるものがあるのか無いのか・・・。

 記録証を印刷してもらうと、年代別では何と「第3位」。これは正直言って予想外だった。
 入賞は各部門6位までではあるが、1〜6位は賞状、記念品がもらえるが、1〜3位は加えて楯をいただける。また、1〜3位は表彰式で表彰してもらえるが、4〜6位は大会本部で賞状及び記念品の引き渡しで表彰式はなしという違い。小さいような大きいような違いであるが、少しでも上の方がいいに決まっている。今回は、たった4秒で運良く3位を勝ち取ったと言えるかもしれないが、同年代の1位、2位との選手とのタイム差が大きすぎ、何となくタナボタの年代別の第3位だったような気がした。タイムに不相応の順位といったところだろうか。

本日の戦利品

今日は賞状、楯の他に副賞としてイオン系のスーパーで使用できる5,000円分の商品券をいただきました。参加料が、2,500円ですので久しぶりに黒字です。