第16回四日市シティロードレース大会 参戦記
 6年ぶりの三重県でのレースです。
 前日、春の嵐がやってきて、この日の開催が危ぶまれるかと思われましたが、風は強かったものの雨は止んで開催には支障がない天候になりました。とはいえ、やはり風が強くひさしぶりの強風下のレースとなりました。

 3月は残業が多く、まとまった練習が出来ずにスタミナに不安が残り、序盤から大きく飛び出すこともなく、トコトコと走ります。前半はやや追い風であったものの、向きを変えた後半は向かい風となり、体調面に不安のある私にとっては、おあつらえ向きの展開となりました。
 一時は15秒ほどの差が開いたTさんとの距離が徐々に縮まり、7km地点あたりで追いつきます。前半飛ばし過ぎたのかTさんのペースダウンが著しく、ここで一気に抜き去ります。ゴールでは17秒の差となり、久しぶりの逆転優勝(棚ぼた優勝?)となりました。
 
 今回は国盗りとは関係ありませんが、三重県と言えば準地元のようなところ。ここでの1勝は大きいですね。

 
●大会名 第16回四日市ロードレース大会
●開催日 平成25年4月7日(日)
●コース
 /大会要項

 /プログラム
四日市中央緑地公園陸上競技場発着(詳細地図)(三重県四日市市)

大会要項

プログラム

コースマップ

コースガイドはこちら
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●天 候 晴れ、風、19℃
●参加賞 タオル、おにぎり(1個)、豚汁、クリアファイル(日永駅利用者)、泗水の水(ペットボトル/完走後)
●結 果 36分48秒(17分54秒/18分54秒) (総合28位、10km :男子50〜59歳  優勝)
●表 彰 賞状2枚、盾、メダル
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
徒歩 自宅 5:45 自由ヶ丘駅 5:54
地下鉄 自由ヶ丘 5:55 本山 5:58 (名城線)
本山 6:02 名古屋 6:16 (東山線)
近鉄 名古屋 6:31 四日市 7:05 (名古屋線)
四日市 7:19 日永 7:24 (内部線)
徒歩 日永駅 7:24 会場 7:42
【第16回四日市シティロードレース大会/10km−8時55分スタート】
徒歩 会場 11:22 新正駅 11:32
近鉄 新正 11:36 四日市 11:37 (名古屋線・普通)
四日市 11:43 名古屋 12:19 (名古屋線・急行)
名古屋 12:26 本山 12:41 (東山線)
本山 12:48 自由ヶ丘 12:50 (名城線)
徒歩 自由ヶ丘駅 12:50 自宅 13:02
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
 
参加料 2,500円  
地下鉄(名古屋市営) 520円 (自由ヶ丘〜名古屋/往復)
近鉄 630円 (近鉄名古屋〜日永)
610円 (新正〜近鉄名古屋)
荷物預かり 500円  
合 計 4,760円  
●種目、参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)及び各部門の優勝者(10km男子50歳代は6位まで)
【10km−8時55分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
陸協登録男子 68人 山内 康平 23 岡崎市 館倶楽部 33’10”
一般男子 1,171人 飯村 貴史 32 松阪市   34’30”
★一般男子50歳代 326人 加藤 一郎 50 名古屋市 名古屋市役所走友会 36’48”
柘植 孝之 52 小牧市 セントラル小牧 37’05”
柏原 敏郎 58 鈴鹿市 鈴Run 37’12”
森 芳夫 50 菰野町 Forest 5 37’20”
立木 信男 52 四日市市 SWAC四日市 37’21”
松井 豪 55 鈴鹿市   38’22”
一般男子60歳代 144人 松浦 博幸 65 湖南市   39’51”
一般男子70歳以上 32人 前田 隆 71 鈴鹿市 鈴鹿RC 46’12”
一般女子 92人 伊藤 恵梨 29 名古屋市   39’51”
一般女子30歳代 107人 坂本 喜子 34 四日市市   37’44”
一般女子40歳以上 128人 木村 桂子 52 菰野町 元気アップこもの 40’52”
【5km−9時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所  所属 記録
陸協登録男子 14人 渡邉 祐二 19 可児市 KYB 16’11”
一般男子 464人 磯尾 友規 30 鈴鹿市 八千代翔友会 15’57”
一般男子50歳代 100人 佐藤 一彦 53 菰野町 三重県庁AC 17’54”
一般男子60歳代 64人 豊川 稔 60 岡崎市 東洋産業(株) 19’02”
一般男子70歳以上 14人 後藤 健介 74 大垣市   22’33”
中学生男子 75人 市川 唯人 14 四日市市 YWC 16’50”
一般女子 123人 高橋 花菜 24 名古屋市   22’09”
一般女子30歳代 91人 石川 靖代 34 鈴鹿市 鈴RUN 19’47”
一般女子40歳以上 119人 谷口 由香 52 豊田市 やかた倶楽部 19’43”
中学生女子 34人 成田 絢美 12 蟹江町 成田家 19’32”
【3km−10時20分スタート(ジョギングは10時45分)】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所  所属 記録
小学生男子低学年 54人 増井 大翔 湖西市   12’13”
小学生男子高学年 112人 佐伯 陽生 11 四日市市   10’38”
小学生女子低学年 23人 上畑 真由 日高川町 UAC 12’22”
小学生女子高学年 52人 松原 亜純 11 清須市 清須RC 10’37”
ジョギング 287人 表彰なし
総合計 3,694人  

久しぶりの三重県のレース
 三重県の大会というと平成19年に東員町で行われた桑員記録会(5000m)に出場して以来6年ぶりとなる。また、四日市市のこの中央緑地公園陸上競技場を会場とした大会の参加となると、平成6年の三泗記録会(5000m)、平成7年の四日市ロードレースまで遡ることとなる。名古屋からもそれほど遠くはないものの、調べてみるとけっこうご無沙汰していることがわかった。

 今回出場した「四日市シティロードレース大会」は、私の記憶によれば2月に開催していた「四日市ロードレース大会」と4月に開催されていた「四日市シティマラソン大会」が統合され、「四日市シティロードレース大会となって現在に至っているはずだ。
 名称も2月開催だった「ロードレース」、4月開催だった「シティ」をそれぞれ取り込んで、四日市の後に「四日市シティロードレース」となっていると思う。何しろ、統合されて今回で16回目の開催。当時のことをネットで調べてもヒットしないし、知っているランナーも減ってきているだろう。
 私はかつてこの2つのうち2月開催の「四日市ロードレース大会」に出場したことがあるが、競技性の高い大会だったという記憶がある。その後、四日市シティマラソン大会に出場しようと思っていたところ出場する機会がなく今日に至ったというわけだ。

朝食が摂れない?
 この大会のメイン種目は、8時55分にスタートする10km部門だ。おおよその大会は、9時以降に競技が開始するするものの、この大会はメイン種目が8時55分スタートと非常に早い。比較的わが家から近いとはいえ、ウォーミングアップなどのことも考えると、会場には7時30分くらいには少なくとも到着していなければならない。
 また、会場付近には駐車場が少ないので、主催者は公共交通機関の利用を呼びかけている。利用者が少なく廃止が議論されている近鉄内部線を利用し会場までやってこようとすると、わが家の最寄り駅地下鉄・自由ヶ丘駅を5時55分の地下鉄に乗らなければならないことがわかった。

 「朝食は、途中のコンビニで調達すればいいだろう」くらいの気持ちで出かけたものの、乗換駅の地下鉄本山駅構内のサークルKの営業は午前6時から、また近鉄名古屋駅構内の店舗は午前6時30分からの営業で、いずれもこの日に乗車する列車の出発時間間際の営業開始で、いずれも朝食を調達できず。結局、朝食を調達できたのは近鉄四日市駅構内のコンビニ。午前7時を過ぎていた。

 スタート時間から逆算すれば2時間を切っている。あまりにも杜撰(ずさん)な朝食の調達計画であった。何も食べないで走るわけにもいかないし、かといって食べたものが消化できないで腹痛を起こすのもまずい。非常に悩ましい選択となるのであるが、経験上私は、こういう事態でも必ず食べるようにしている。

 出場する種目にもよるのであるが、1500m程度までならば空腹、5000m以上であれば食事をすることを選択する。これはトライアスロンで鍛えたせいかどうかはわからないが、食事をしながら行うスポーツはトライアスロンとウルトラマラソンくらい。繰り返しているうちに耐性がアップしたのではないかと個人的には思っている。慣れと体質の関係であると思うが、スタートの2時間くらい前の食事は割と平気な方である。
 いつもというわけではないが、10kmくらいのロードレースの食事のタイムリミットは概ねスタートの2時間前くらいだと思っている。結果オーライかもしれないが、今回も問題なく走ることが出来たのだった。ただしみなさんは真似されない方がいいですよ。あくまでも非常時の手段と思ってください。実践するのであれば、一度練習で試してから行うようにしてください。

乗って残そう内部(うつべ)・八王子線

 今回の大会要項には、「乗って残そう内部・八王子線」という文字が目立つ。その下に「線路幅が日本一狭い珍しい電車『内部・八王子線』に乗って、競技会場へGO!内部・八王子線の日永駅から会場へは、約900mです。ご利用いただいた方には、特典を用意しています。」とある。

 特典て何だろうな、と思っていたら事前に送ってきた「ナンバーカード引換証(ハガキ)」の裏面に「当日朝〜9時、近鉄内部・八王子線をご利用の方に、特典(クリアファイル)をさしあげます。」と書かれている。クリアファイルが特段欲しいわけではないが、こういうことでも無ければなかなか利用することもないこの近鉄内部・八王子線にせっかくだから乗ってみようかと思った。

 この近鉄内部・八王子線であるが、乗降客が減少していることに加え、毎年3億円ほどの赤字を計上している近鉄のお荷物のようである。地方のローカル線でありがちなことであるが、三重県でも同様なことが発生している。
 近鉄からの資料(資料1資料2)をみると、昨年8月に四日市市へBRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)へ転換を提案し、今年の夏がその方向性の回答の期限とされている。

 今回初めてこの近鉄内部・八王子線に乗ってみたのであるが、四日市駅を出てから線路は右へ左へ大きくカーブしながら民家の軒先をかすめるように走っている。カーブがきつかったり、軌道幅も762mというナローゲージであるということもあって、いわゆるチンチン電車とスピード感があまり変わらないような気がする。
 この近鉄内部・八王子線の日永駅が会場の四日市中央緑地公園の最寄り駅かもしれないが、四日市・日永間が5分かかったのに対し、帰りに利用した近鉄名古屋線新正から四日市まではわずかに1分だった。おまけにこちらは、四日市駅での乗り換えがスムースであるものの、近鉄内部・八王子線はそもそも改札口から異なっているので、乗り換えには手間取る。地元民にとっては内部・八王子線は大切な存在かもしれないが、四日市中央緑地公園の利用者としては、明らかに新正駅の方が利便性が高かったと思う。来年のこの大会が開催するときには、近鉄内部・八王子線は残っているだろうか。

近鉄内部・八王子線の乗場は、名古屋線、湯の山線の改札口から出て、別の専用改札口の先にありました。知らない人はちょっと迷いますね。

もともと近鉄内部線は、大正元年に三重軌道という会社が開業したもの。その後三重鉄道→伊勢電気鉄道→三重交通→三重電気鉄道と変わり昭和40年に近鉄に吸収合併されている。

軌道幅が762mmと狭いので、車内もこんな感じで狭いですね。この軌道幅762mmというのは、三岐鉄道・北勢線、黒部峡谷鉄道本線くらいしか残っていないので、マニアとしては垂涎ものです。

一日の乗降客が930人ほどの日永駅。平日の大半は定期券客と思われるがで、日曜日の朝のこの乗降客は、珍しいものだったに違いない。

近鉄のICカードPiTaPaに非対応なので、この日の乗降客は切符を買った人たちばかり。私も相互乗り入れしているマナカを使えず、近鉄名古屋駅で切符を買って乗車しました。

日永駅でクリアファイルを配っていた人たち、四日市市の職員らしき人たちでしょうか。仕事だからという感じで、あまり熱心さがうかがえませんでした。

これがいただいたクリアファイル

選手らはここから会場まで15分ほど歩きます。フェンスには「乗って残そう!内部・八王子線」の幟が何本か立っていました。

コース紹介(コースガイド) こちらを参照して下さい。

強風に苦しみながらも年代別優勝!
 一週間前にコースの下見と試走を行ったが、コース中に現れる何カ所かの橋への上り下りを除けば、ほぼ平坦なコースであると思った。体調と天候がぴたりとマッチングすれば、10kmのベストタムを狙えるコースといっても過言ではない。

強風でテントが張れないせいか、受付会場が急遽体育館に変更された。

露天も風の弱そうな体育館前へ

アリーナで受付です。

ショップも体育館の中。奥の方のせいか、閑古鳥が鳴いていました。

こちらは貴重品預かり所。500円で箱詰めにして預かってもらえます、ただし、体育館に無料のリターン式のコインロッカーがあるので、お金だけならそちらの方が安いですね。

前日の雨が嘘のようにやんでしまいました。
 今日は10kmだけで約2,000人の参加者。いいポジションを確保するためにスタート20分前である午前8時35分頃にスタート地点へ行く。
 この大会では、申告タイムごとにナンバーカードに数字の他、アルファベットで「A〜F」の文字が印刷されている。A→Fに向かって持ちタイムの早い順に分けているようだ。私は「A」がプリントされているので、堂々と最前列に並ばせてもらう。

 スタート場所は、陸上競技場の第4コーナーの角。スタート後に競技場を1周と100m走ってから競技場外へ向かうというコースだ。最初に競技場内をまわってから競技場外へ出て行くコースの場合には、インコースに入るとブロックされて抜け出すことが難しくなったり、転倒に巻き込まれたりするおそれが高いので、今回もアウトコースに位置取りする。

 今日は疲労が十分に回復しておらず、また遅い朝食ということもあって、どのくらいのタイムで走ることが出来るかどうか皆目見当が付かない。また、爆弾低気圧の影響による強風も今日のレースを左右する要因になるだろう。最初から飛ばして先攻していく材料は何一つとして見つからなかった。
 スタート直前に私の右隣にいた地元のランナーらしき選手の会話で、「前半は追い風のような感じだけれど、4km過ぎてからの後半は向かい風というか横風の影響が強くなりそうなので、後半が大変ですよ」という会話が聞こえてきた。
 私の場合は、同じくらいの身長の選手に比べれば体重が多い方なので、向かい風には比較的有利に走ることが出来る。とはいえ、今日は天候を考えてペース配分が出来るほど体に余裕がない。

 8時55分、ピストルが鳴り響きスタートする。アウトコースからのスタートで、予定通りブロックされることなく競技場を周回する。それでも飛び出しのスピードが遅いせいか、私の前には約30人ほどの選手がいる。競技場を一周してスタート地点に戻ってきた頃に、ようやく最後尾のランナーがスタートラインを通過している。最後尾あたりには、係員がロープを持って後ろのランナーと一緒に移動している。選手が交錯しないような配慮であろうが、10kmだけで2,000人ものランナーが競技場からスタートするので、競技場での周回はもうそろそろ限界。やめた方が良さそうだ。

 競技場を出てから中央緑地公園内を少し走ると最初の1kmの看板が現れる。この1kmの通過が3分30秒。体感的には3分15〜20秒くらいであったが、15秒ほど遅いのは体調が思わしくなく疲労が回復していないことを現しているようだ。

 昨年も出場している同じ年代のTさんが少し前を走っているが、少しずつ距離が開きだしている。もちろんこのままいかれたら今日は完敗。久しぶりの負けとなる。追いつかなければと思うが、今日は体が全く反応せずに徐々に離されていくのがわかる。脚の張りが強く、本当に今日は走りきれるのだろうかと走れば走るほど不安になってくる。今日は10kmにエントリーしたが、5kmくらいでも十分な体調だった。

 中央緑地公園から出るとすぐに鹿化川が流れている。この川にかかる橋を越えると2km地点がある。3kmの看板は見落としてしまったが、JR四日市駅前を越えてから4km地点の表示が現れる。ここでタイム差を測ったところTさんとの差は14〜15秒の差に開いてしまった。

 ここまでの往路は、風は追い風か若干の横風。道路の中央を仕切っているカラーコーンが飛ばされ、慌てて係員が拾いに行ったりしている場面も見られたほどの強風だった。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’30” 3’30”
2km 6’57” 3’27”
3km 押し忘れ
4km 14’13” 7’16”
5km 17’54” 3’41”
6km 21’44” 3’50”
7km 25’29” 3’45”
8km 29’19” 3’50”
9km 33’04” 3’45”
ゴール 36’48” 3’44”
 三滝川にかかる橋を越え、最初の交差点を左折、さらに450mほど走り「人形の勢玉」のある交差点を左折し、「三滝通」に出たところで強い向かい風に変わる。

 ここまで前を走っていた選手も何人かがペースを崩し、後退してきた。こちらは前半から飛ばしていくことが出来ないほど体調が悪かったので、決してペースを上げているわけではない。単に前を走っていた選手が勝手に落ちてきたという感じだった。彼らは序盤がオーバーペースだったということだろう。

 また一時は15秒ほど開いたTさんの背中も、三滝川にかかる慈善橋を越えてからは徐々に大きくなってきた。最初は気のせいかと思っていたが、明らかに近づいている。前半は「今日の展開はまずいなぁ」と思っていたが、思わぬ展開でTさんを抜くことが出来そうな雰囲気になってきた。

 三滝通には何かのお祭りなのか、露天が多く出店している。先週試走に来たときには全くなかったものだ。しかしながら今日はマラソンのために客が入っておらず、暇そうにしている露天の店の人も声援を送ってくれている。
 またこの通りには非常に多くの桜の木があるが、こちらは昨日の強風で花がかなり散り、道路は花びらが散乱していた。

 三滝通りに入って背中が近づいてきたTさんであったが、7kmあたりでとうとう追いつく。息づかいはよくわからないが、追い越しざますぐに追いつかれないようにペースを少し上げることにする。残りまだ3kmあり体調からして最後まで逃げ切れるか怪しいが、ここからは逃げていくしかないと覚悟をする。ちょうど若い年代の選手が数人いたので、ペースを維持するために彼らのペースに合わせることにする。結果的にはこの考えがよかった。8km、9kmと進み、肉体的にもしんどくなってきたところであったが、何とか彼らのおかげで競技場に無事戻ってきた。

 最後は競技場に入ってから1周と100mでゴールとなる。残り200mでペースアップをするが、これは万が一追いつかれたときの対策だった。

体育館付近を走る選手

もうすぐ競技場ですよ〜!
残り約500mです。
ラストスパート!
ゴール!
 36分48秒。強風であったことを差し引いてもタイム的には決してよいとはいえない。記録証発行所におそるおそる行って、記録証をプリントしてもらったが、そこには「種目順位 1位」という文字があった。今年に入って辛くも逃げ切ってきたレースが何回かあったが、今日は最悪の体調ながらも棚ぼた的な年代別優勝だったのではないかと思う。

スタンド下が記録証発行所。場所がちょっとわかりにくいです。

こちらは体育館前の豚汁の行列。U字型になっての長蛇の列です。

作業をしている方の人数が少なく、さばけていない感じです。

おにぎり1個と豚汁をいただきました。美味しかったですね。

本日の戦利品

賞状2枚とメダルと盾。さすがにロードレースというだけあって副賞がないですね。