第7回南信州アルプスまつかわロードレース大会 参戦記

 2週連続の長野県の遠征です。
 今回は先週の塩尻市よりぐっと名古屋に近い下伊那郡松川町での大会です。わが家から高速道路を使用すれば2時間程度で行くことが出来るので、愛知県にある伊良湖岬に行くよりか近いかもしれません。そのせいか、大会プログラムを見ても愛知県からの参加者が多くいたように感じました。
 
 大会の方ですが、7月、8月に十分練習が出来ないだろうと見越して、今回は短めの5kmにエントリーしました。先週10kmを走っているので、距離的には短かったものの序盤からペースが速く、中盤から後半にかけては失速し、地獄のレースでした。何とか同年代の選手からは逃げてきて、先週に続き年代別優勝を飾ることが出来ました。タイム的には今週もサッパリでしたけど・・・。
 
 今日は台風23号、24号の影響か気温もやや高めで、湿度も高かったような気がします。また南アルプスと中央アルプスに挟まれた松川町ですが、残念ながらその雄姿を拝むことは出来ませんでしたが、大会会場では「南信州大収穫祭」が併設され、フリマ、食堂街(手打ちそば、手作りソーセージなど)、ライブステージなどで盛り上がっていました。家族連れにはオススメの大会ですね。
 

●大会名 第7回南信州アルプスまつかわロードレース大会
●開催日 平成25年10月6日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
信州まつかわ温泉清流苑発着(地図)(長野県下伊那郡松川町) 

大会要項

プログラム

コースマップ(なお、当日10kmコースが変更になりました。概ねこのコースマップの向きと逆になります。)
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、気温24℃くらい
●参加賞 タオル、入浴優待券(清流苑400円→350円)、梨(1個)、りんごジュース(缶)、抽選会(特別賞/金券400円)
●結 果 17分41秒(5km:男子50歳〜59歳 第1位、総合第17位)
●表彰 賞状、梨一箱
●過去の戦績 初出場
●交通手段等 【往路】
自宅6:05〜(一般道)〜(一般道)〜名古屋IC〜(東名)〜小牧JCT〜(中央道)〜松川IC〜(一般道)〜7:53会場駐車場8:00〜(シャトルバス)〜会場駐車場8:03
【復路】
会場11:35〜11:38会場駐車場11:44〜(一般道)〜松川IC〜(中央道)〜小牧JCT〜(東名)〜名古屋IC〜(一般道)〜自宅13:08
●費用
参加料 2,500円  
燃料 3,312円 (266.3km)/11.9×(km/リットル)×148(円/リットル)
高速料金 3,200円
 (ETC割引/名古屋〜松川) 1,600円)
 (ETC割引/松川〜名古屋) 1,600円)
合 計 9,012円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子50歳代は3位まで (★は加藤が参加した部門
【10km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 記録
男子(40歳未満) 131人 米山 祐貴 21 長野県松川町 31’15”
男子(40歳代) 146人 岩崎 龍也 44 愛知県豊川市 33’28”
男子(50歳代) 134人 下川 勝彦 53 愛知県豊田市 34’10”
男子(60歳以上) 142人 山口 幸三 60 愛知県犬山市 37’50”
女子(40歳未満) 46人 中村 麻季子 29 愛知県名古屋市 38’57”
女子(40歳代) 46人 下川 友美 43 愛知県豊田市 38’25”
女子(50歳代) 40人 杉岡 泉 57 岐阜県池田町 42’00”
女子(60歳以上) 27人 二谷 京子 60 山梨県甲斐市 46’42”
【5km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 記録
男子(中学生) 9人 菅谷 朋也 14 福井県敦賀市 17’34”
男子(30歳未満) 24人 佐藤 将司 24 愛知県名古屋市 17’12”
男子(30歳代) 39人 草間 正博 38 山梨県韮崎市 15’57”
男子(40歳代) 53人 池田 昌雄 40 愛知県春日井市 15’27”
★男子(50歳代) 38人 加藤 一郎 51 愛知県名古屋市 17’41”
宮野 誠吾 56 静岡県浜松市 17’53”
山田 猛 51 愛知県弥富市 18’00”
男子(60歳以上) 57人 豊川 稔 61 愛知県岡崎市 17’57”
女子(中学生) 3人 矢澤 茉璃奈 長野県諏訪市 19’41”
女子(30歳未満) 28人 服部 智花 17 長野県飯田市 21’44”
女子(30歳代) 42人 外山 麻美 32 愛知県岡崎市 19’56”
女子(40歳代) 39人 長坂 恵子 45 愛知県豊田市 18’11”
女子(50歳代) 38人 谷口 由香 53 愛知県豊田市 18’16”
女子(60歳以上) 17人 橋上 美代子 60 京都府京都市 24’04”
【3km−10時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 記録
男子(中学生) 21人 望月 悠斗 14 山梨県南アルプス市 9’16”
女子(中学生) 11人 瀧澤 優奈 12 長野県飯田市 10’19”
男子(小学4〜6年生) 61人 松下 純也 12 長野県飯田市 9’42”
女子(小学4〜6年生) 49人 小原 茉莉 12 長野県駒ヶ根市 10’31”
ファミリー 86組 筒井 修・沙愛 長野県飯田市 12’02”
総合計 1,373人  

「松川マウンテンバイクデュアスロンinくだものの里」の後継大会

コース途中で見かけた看板。現在の大会名は「南信州まつかわロードレース大会」。「まつかわ」は平仮名であるにもかかわらず漢字で「松川」となっているのは、かつてここで「松川(マウンテンバイク)デュアスロン」が開催され、当時の看板の文字の一部を直して使用しているためのようだ。右上の絵はデュアスロン(Bike+Run)を表しているが、こちらは未修正。
 今回の大会会場は先週に引き続き長野県ではあるが、中央自動車道・松川ICから至近であり、わが家から自動車で片道150kmに満たない距離である。

 この大会は今年で第7回。大会の回数としては比較的若い回数になる。
 かつてこの町では「松川マウンテンバイクデュアスロンinくだものの里」が行われていた。調べたところ平成17年まで14回ほど開催されていたようである。マウンテンバイクを持っていないので私は出場したことがなく、また、参加したという人も身近にいなかったので、どのような大会であったのかを知る由がない。

 そのデュアスロンの大会が無くなり、2年後の平成19年10月にデュアスロンの後継大会としてこの大会が始まっている。デュアスロンでは町に集まる人が少なく、街興しには労多く功少なしと言う意見があったかもしれない。
 人口約13,000人の松川町。中央アルプスと南アルプスに挟まれ風光明媚なところであるが、四季を通じて収穫が楽しめる「くだもの」以外に大きなウリとなる観光資源がないので、何らかのイベントを開いて町の知名度を上げるには、このようなマラソン大会の方が良かったかもしれない。

今回駐車場の指定は「C」。ここから会場まではシャトルバスで3分ほど。

清流苑下の屋内施設が受付会場です。

部門ごとに受付があります。

受付後は参加賞(梨、りんごジュース)をもらい、ラッキー抽選場所へ移動。

ここでラッキー抽選が行われますが・・・、

何とか「特別賞(金券400円分)」が当たりました!

コース紹介(コースガイド)→ こちらを参照してください。

今週もイメージとはほど遠い走り
 先週の「塩尻ぶどうの郷ロードレース」から一週間。二週連続の参戦となる。
 先週は10km。そして今回は5kmと距離的には半分であるが、距離が短いからといって楽であるわけではない。距離が短いだけにペースは速く、また心拍数も高くなる。いわゆる「耐乳酸トレーニング」が全くと言っていいくらい出来ていないために、どんなレース展開になるか読めない。いや間違いなく後半はボロボロになるだろう。根性だけで乗り切れるものとは思っていないが、苦戦することは覚悟しなければならない。

曇りがちの日でしたが、気温はこの時期にしてはやや高め。私も芝生の上にシートを広げて場所を確保しました。

曇っていて、残念ながら南アルプスの山々の雄姿を見ることが出来ませんでした。

会場にはスポーツショップが1軒出店。

それ以外は、「南信州大収穫祭」の出店でした。

10kmコースの変更の案内。最初の予定と走る向きが逆になったようです。

串焼き美味しそうでした。

焼きそばも美味しそう。

たこ焼きや鯛焼きの定番グルメも・・・。

信州といえば「そば」ですね。そば打ちしているのを見ると、無性に食べたくなってきました。

抽選会で当たった金券400円を使用して「冷かけそば」を、500円のところを100円で食べました。

ざるそばでも良かったですけど・・・。

これが「冷かけそば」。美味しかったですが、やや茹で方が硬めだったような気がしますがこういうものでしょうか。

ライブステージでは子どもたちが楽しそうに見ていました。

 ウォーミングアップを兼ねてコースの下見に出かけたところ、名古屋市消防局のOさんに会った。久しぶりであるが、にこやかで元気そうだ。この大会は今年で3回目の出場とのこと。「優勝賞品はくだもの一箱ですよ」という。いい情報を聞いた。食べ物が副賞ならば、頑張って狙っていかなければならない。Oさんは2つ年上で同年代であるが、彼は10km、私は5kmなので直接のバトルはない。勝った負けたと言い争うこともない。
 また「別大はエントリーされましたか?」と尋ねると、来年の東京マラソンに抽選で当たったそうで、別大マラソンについては思案中とのこと。何度も一緒に出場しているので、来年も一緒に出場することを期待したい。

 さて、そのOさんの出場する10km(10時ちょうどスタート)を見送り、10分後にスタートする5kmの列に並ぶ。10kmはエントリーが712人。スタート場所がかなり窮屈そうであったが、5kmのエントリーは387人と10kmの約半分で適度な混み具合と言える。
 前から2列目の位置を確保。スタートには何ら支障のない位置だった。

10km部門のスタート前。エントリーが712人ですので、少々窮屈そうです。

 10時10分に号砲が鳴る。
 このコースはスタート後は300mほどはいきなり下り坂。転倒しないように注意し最初のコーナーに向かう。
 中央自動車道の手前を右折すると、少しばかりであるが登り坂となる。私の前には8人ほどのランナーが走っている。スタート後の位置取りとしてはまずまずであったが、どこまでこのペースを維持できることやら・・・。
 先ほどのコースの下見と試走をした感じでいくと、小さなアップダウンを繰り返しながら前半は微妙に登り基調、折り返し以降はその逆になる。こういう場合は、前半にやや重点をおき、後半は下りを利用しながら粘るという走り方をした方がタイムは出やすい。


10km部門のスタート直後
 1kmを3分19秒で通過。やや速いペースではあるが、前半に重点を置く戦術なのでこのくらいなら良いだろう。しかしながら、このペースで走る練習をほとんどしていないので、このペースは長くは続かない。後方からポツリポツリと抜かれて順位を徐々に落としていく。ただし、抜いていくのは私よりも若い選手ばかり。序盤から同年代の選手に先を行かせるわけにはいかない。
 2kmの通過は6分45秒。この1kmは3分26秒とややペースダウン。ただし、ここから折り返しに向かってやや急な登り坂。体に余裕が無いので、この登りはかなり堪えた。

 折り返してから後方を確認する。私のナンバーは3409番。同年代は3400番台であるが、50mほど後ろであろうか、同年代の選手を一人見かける。セーフティリードではないが、前半としてはまずまずの差が出来ていた。ここから後半は粘って走り抜くだけだったが、思った以上に脚が動かなかった。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’19” 3’19”
2km 6’45” 3’26”
3km 10’17” 3’32”
4km 13’56” 3’39”
ゴール 17’41” 3’45”
 3km地点の通過は10分17秒。
 この後、まだ数回アップダウンが続くが、かなり体に余裕が無くなってきた。こういう場合は併走する選手たちを上手に使いながら、ゴールに向かっていくのがベストだ。
 ちょうど2人ほど似たようなペースで走る選手がいたので彼らとペースを合わせてゴールに向かう。

 残り1km地点の通過は13分56秒と、この1kmが3分39秒まで落ち込んできたものの、粘って走るしかなかった。
 3km部門の選手も入り乱れてかなり走りにくくなってきていたが、再び中央自動車道が見えてくると元気が出てきた。最後の曲がり角を左折すれば残り300mほど。後方を見返す余裕も無く、ゴールだけを見据えて最後の登りを頑張って登っていく。序盤のことを思えば大幅にペースは落ちていたが、ここまで走ってきて負けられないという思いだけでゴールを目指した。

 ゴールタイムは17分41秒。全く満足できるタイムではないが、気持ちのいい疲労感は残った。

ゴール前は太鼓の応援があります。

最後の登りはきついですね。

次々とゴールする選手たち。

ゴール後はバーコードの読み取り。

そしてタグの回収。

飲食物のテーブルはすごい人だかりです。

りんご、梨、キュウリ(塩漬け?)の食べ放題。

水の他にりんごジュースも提供されていました。

気になる記録証の発行。

ゴール付近はすごい人だかりでした。

本日の戦利品

賞状と副賞は梨一箱です。(顔を隠すカミさん)

開けてみると大きな梨が、9個も入っていました。

左の列は参加賞の梨。右の列は副賞でいただいた梨。大きさの違いは歴然ですね。