第17回高浜シティマラソン 参戦記
 愛知県内の大会はかなり行ったものの日程の都合でいけず終いになっていたものもいくつかあります。その代表的なものがこの高浜シティマラソンです。
 この大会が始まった頃は、大きく広報していなかったこともあり私もその存在を知りませんでした。今から15年ほど前は、高浜方面にもよく出張に行ったので、第何回大会かは忘れましたが、駅の待合室にこの大会のポスターが貼ってあったのを記憶しています。当時は高浜市民向けの大会であったかもしれません。
 私の国盗りも一段落し、別大マラソンの一週間前ですが、今までなかなか足を運ぶことのなかったこの大会に出かけることにしました。
  今大会の参加者は、2,000人を越えています。この人数では愛知県内では決して大規模な大会ではありませんが、会場の高浜中学校付近は賑わい、マラソン大会の雰囲気はしっかり出ていました。

 さて、レースの方ですが、スタート直後は中学生、高校生の猛然としたダッシュについて行けずに、スタート後の最初の交差点で20人ほどの選手に前を譲ることになりました。時間が過ぎるにつれ、オーバーペースの選手が整理されたものの、久しぶりのハイペースにこちらの脚もギブアップ。後半はペースダウンを余儀なくされ、ゴールすれば辛うじて18分を切るタイムでした。とはいえ、何とか年代別優勝は確保し、2014年の1月は3戦3勝とさい先の良いスタートとなりました。
 
 
●大会名 第17回高浜シティマラソン
●開催日 平成26年1月26日(日)
●コース
 /大会要項

 /プログラム
高浜市立高浜中学校前発、高浜中学校グランド着(愛知県高浜市) →詳細地図

大会要項

プログラム


コースマップ

コースガイドはこちら
それぞれクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、9℃くらい
●参加賞 Tシャツ、とうふドーナツ、スーパー銭湯Let’s高浜入浴割引券、アミノバリュー水(ペットボトル/ゴール後)、みそ汁
●結 果 17分54秒 (5km :総合第12位、一般男子50歳以上  第1位)
●表 彰 賞状2枚、盾2枚(中日新聞社、鬼瓦)、メダル
●過去の戦績 初出場
●交通手段等 【往路】
自宅6:39〜(一般道)〜上社南IC〜(名二環)〜名古屋南JCT〜(伊勢湾岸道)〜豊明IC〜(国道23号・国道419号)〜(一般道)〜会場駐車場7:22
【復路】
会場駐車場11:02〜(一般道)〜(国道419号・国道23号)〜豊明IC〜(伊勢湾岸道)〜名古屋南JCT〜(名二環)〜上社南IC〜(一般道)〜自宅11:58
●費用
 
参加料 2,000円  
高速道路 800円  (上社南〜豊明/往復)
燃料 1,125円  (83.4km)/(10.9km/リットル)×147(円/リットル)
合 計 3,925円  
●種目、参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)及び各部門の優勝者(5km 一般男子(50歳以上)は6位まで)
【10km 9時50分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
一般男子(50歳以上) 106人 平澤 公一 高浜市 春日町おまんと倶楽部 38’01”
一般男子(30〜49歳)) 221人 馬渕 慎太郎 四日市市   34’54”
一般男子(中学生〜29歳) 188人 神谷 泰光 知立市   32’11”
一般女子(30歳以上) 47人 山内 康平 岡崎市 中西電機工業(株) 32’22”
一般女子(中学生〜29歳) 51人 吉田 早織 碧南市 安城快足AC 40’56”
【5km 9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
★一般男子(50歳以上) 37人 加藤 一郎 名古屋市 名古屋市役所走友会 17’54”
前澤 建 日進市 日進ランニングクラブ 18’37”
九日 敏弘 清須市 清須RC 18’45”
神谷 武 刈谷市 JAあいち中央 19’07”
久田 一 碧南市 愛知製鋼刈谷 19’19”
小池 親一郎 東京都 エアロじゃ! 19’56”
一般男子(30〜49歳) 94人 横山 正明 安城市 安城快足RC 16’33”
一般男子(高校生〜29歳) 44人 重田 真稔 高浜市 安城南高校 16’11”
中学生男子 49人 竹内 嘉希 高浜市 高浜中学校 17’02”
一般女子(30歳以上) 50人 河原 雅恵 高浜市   22’52”
一般女子(高校生〜29歳) 32人 吉冨 萌 高浜市 安城高校 23’26”
 中学生女子  77人 神谷 亜衣 刈谷市 雁が音中学校 18’30”
【3km 9時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者名 住所 所属 記録
小学生男子(5・6年生) 241人 山田 奏楽 岡崎市  岡崎JAC 10’13”
小学生男子(4年生以下) 213人 服部 光南 高浜市  港小学校 11’15”
小学生女子(5・6年生) 106人 松原 亜純 清須市 清須RC 9’58”
小学生女子(4年生以下) 107人 倉田 瑠奈 名古屋市    12’21”
【1.5km 9時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者名 住所 所属 記録
小学生男子・女子(1・2年生) 248人 小川 煌生 高浜市 港小学校  6’09”
【ジョギング 9時30分】
区分 参加者数 優勝者名 住所 所属  記録
フリー、未就学児、車椅子 302人 表彰なし
総合計 2,213人  

高浜市
 高浜市というとどんなイメージでしょうか。
 実家の蒲郡市は、今でこそ寂れてしまいましたが竹島や三谷温泉、形原温泉、西浦温泉を有する風光明媚な観光地です。
 蒲郡市と比べるのが適切であるかどうかはわかりませんが、高浜市には目立った観光地もないので遊びに出かけることもなく、子どもの頃はどんな街かよく知りませんでした。
 ただ、小学校でも高学年になると県内の市町村に関する授業を社会科の時間に行うようになり、高浜市の説明としては、「三州瓦の産地である。この三州瓦というのは石州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦の一つである」ということを勉強したと記憶しています。

 高浜市は昭和45年に市制施行。この時の人口は約3万人。現在は約4万5千人と決して多くは無いが、かつての瓦一辺倒の街から、現在はNTグループやトヨタL&F高浜工場、イビデン衣浦事業場、スギヤス、ジェイテクト田戸岬工場、ミツカン中部工場、トヨタ車体精工、豊生ブレーキ工業高浜工場など自動車関連をはじめとした企業の工場が進出してきており、街の雰囲気がこれから大きく変わろうとしてきているところです。

部門ごとに受付をし、ナンバーカードを貰います。

少し離れたところに参加賞の引き替え場所があります。部門ごとに参加賞が違うようです。

グランドに協賛企業の一覧の看板がありました。たいていはプログラムに掲載されていますので、珍しいですね。

開会式

コース紹介(コースガイド) →
こちらを参照して下さい。

レース
 今日のスタートは9時40分と早い時間だ。会場周辺には駐車場が少ないということもあり、家を早く出て現地には7時30分よりも早く到着した。駐車場は余裕で空いていたが、受付が午前8時からなので少々早く来すぎたかもしれない。コースの試走も行い、スタートを迎える。

 5kmのスタートは、高浜中学校の南側の交差点から東へ約140mほどのところになる。前列には地元西三河の中学生や高校生が多く並んでいる。若い選手らに最前列を譲り、自分は2列目からスタートする。
 

写真は9時15分スタートの3kmの選手たち
 9時40分に号砲。
 前列の選手らは、約140m先の高浜中学校南交差点を目指して一斉に走り出す。私が最初にイメージしていたよりもかなり早いペースで選手が走り出した。もう少し前半は押さえるつもりであったが、つられてペースが上がってしまった。5kmなのであっという間に勝負が決まるので、10kmに比べれば当然かもしれない。
 目の前には20人ほどの選手がいたが、さらに約260m先の高浜高校北交差点を左折し、県道47号線を東進し出した頃にはかなり整理され、目の前には10人ほどの選手だけがいるようになった。ただしこの10人と自分の間は既に15〜20mは離れている。おそらく5kmを16分台から17分くらいの走力の選手だろう。今の自分は、そのグループの中では走ることが出来ない。

 スタートしてから約1.6kmほどの新高取橋西交差点を左折し北上する。しばらくすると右側にトヨタL&F高浜工場(豊田自動織機・高浜工場)が見えてくる。前を走る選手たちとの距離は開く一方であるが、中学生くらいの選手とはちょうどペースが合うせいか、先ほどから併走している。ゴール近くまで併走して貰えると助かる。 

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
あと3km 7’07” 7’07”
あと2km 10’44” 3’37”
あと1km 14’10” 3’26”
ゴール 17’54” 3’44”
 しかしながら、3kmを過ぎたあたりからは、こちらもペースを維持するのが少々辛くなってきた。中学生らしき選手はイーブンで走っていたかもしれないが、こちらがついて行けなくなり、相対的に彼のペースが上がったように見える。視界から消えないように着いていこうとするが、微妙に離れていく。

 あと2km〜あと1kmではペースを上げたわけではないが、ラップタイムが3分26秒と上がっている。看板の場所が少々怪しいかもしれない。同年代の大会記録が17分41秒であるが、このままでは更新は望めそうもない。しかしながらゴールするまで諦めてはいけない。

 前半は直線的であった道も、後半は何カ所かの曲がり角があり、変化に富むようになってきた。ただし、道路は概ね平坦なのでペースの変動はほとんど無い。今日は風もほとんど無く、好タイムが出ないいいわけが見つからない気候コンディションだ。

ゴールを目指す選手たち(高浜中学校南交差点付近)

校舎の間を通っていよいよグランドへ

この後は時計回りに廻ります。

この日のグランドはぬかるむこともなく、適度な湿り具合であった。

 高浜中学校の西側付近に来ると応援も増えてきた。ゴールは近いことがよくわかる。
 スタートして最初に曲がった高浜中学校南交差点に今度は西側からやってきて、左折しゴールのグランドに向かう。昨晩から今朝にかけて雨が降ってグランドコンディションが心配されたが、特にぬかるむこともなく適度な柔らかさになって走りやすかった。グランドをぐるっと反時計回りに廻るとアーチ状のゴールが見えてくる。最後にペースを上げるもののタイムは17分54秒と一般男子50歳以上の大会記録を13秒ほど超えてしまった。

 残念ながら一般男子50歳以上の大会記録を更新できなかったが、別大マラソンの一週間前としては適度な刺激となった大会であった。

ゴール後はすぐに記録証の発行が出来ます。

ゴール後にアミノバリューを1本ずつ配っていました。

記録証の裏に「当たり」があればラッキー賞が貰えます。

こちらは選手向けみそ汁配布所です。

具がたっぷりで、一風変わったみそ汁でした。

B級ぐるめ「高浜とりめし」がウリです。

残念ながら「高浜とりめし」は、無料配布ではなく有料販売でした。

1月27日付けの中日新聞に掲載されました。クリックすると拡大します。

本日の戦利品

いろいろいただきましたが、右下の包みのものが気になります。開けてみたところ・・・

何やら箱が出てきて、さらに開けると・・・

鬼瓦(盾)です。プレートは鬼瓦の後ろに貼って欲しいとのこと。食べ物かと思いきや鬼瓦とは・・・。まあ、高浜らしい副賞ですね。