第17回高浜シティマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高浜市 高浜市というとどんなイメージでしょうか。 実家の蒲郡市は、今でこそ寂れてしまいましたが竹島や三谷温泉、形原温泉、西浦温泉を有する風光明媚な観光地です。 蒲郡市と比べるのが適切であるかどうかはわかりませんが、高浜市には目立った観光地もないので遊びに出かけることもなく、子どもの頃はどんな街かよく知りませんでした。 ただ、小学校でも高学年になると県内の市町村に関する授業を社会科の時間に行うようになり、高浜市の説明としては、「三州瓦の産地である。この三州瓦というのは石州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦の一つである」ということを勉強したと記憶しています。 高浜市は昭和45年に市制施行。この時の人口は約3万人。現在は約4万5千人と決して多くは無いが、かつての瓦一辺倒の街から、現在はNTグループやトヨタL&F高浜工場、イビデン衣浦事業場、スギヤス、ジェイテクト田戸岬工場、ミツカン中部工場、トヨタ車体精工、豊生ブレーキ工業高浜工場など自動車関連をはじめとした企業の工場が進出してきており、街の雰囲気がこれから大きく変わろうとしてきているところです。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照して下さい。 レース 今日のスタートは9時40分と早い時間だ。会場周辺には駐車場が少ないということもあり、家を早く出て現地には7時30分よりも早く到着した。駐車場は余裕で空いていたが、受付が午前8時からなので少々早く来すぎたかもしれない。コースの試走も行い、スタートを迎える。 5kmのスタートは、高浜中学校の南側の交差点から東へ約140mほどのところになる。前列には地元西三河の中学生や高校生が多く並んでいる。若い選手らに最前列を譲り、自分は2列目からスタートする。
前列の選手らは、約140m先の高浜中学校南交差点を目指して一斉に走り出す。私が最初にイメージしていたよりもかなり早いペースで選手が走り出した。もう少し前半は押さえるつもりであったが、つられてペースが上がってしまった。5kmなのであっという間に勝負が決まるので、10kmに比べれば当然かもしれない。 目の前には20人ほどの選手がいたが、さらに約260m先の高浜高校北交差点を左折し、県道47号線を東進し出した頃にはかなり整理され、目の前には10人ほどの選手だけがいるようになった。ただしこの10人と自分の間は既に15〜20mは離れている。おそらく5kmを16分台から17分くらいの走力の選手だろう。今の自分は、そのグループの中では走ることが出来ない。 スタートしてから約1.6kmほどの新高取橋西交差点を左折し北上する。しばらくすると右側にトヨタL&F高浜工場(豊田自動織機・高浜工場)が見えてくる。前を走る選手たちとの距離は開く一方であるが、中学生くらいの選手とはちょうどペースが合うせいか、先ほどから併走している。ゴール近くまで併走して貰えると助かる。
あと2km〜あと1kmではペースを上げたわけではないが、ラップタイムが3分26秒と上がっている。看板の場所が少々怪しいかもしれない。同年代の大会記録が17分41秒であるが、このままでは更新は望めそうもない。しかしながらゴールするまで諦めてはいけない。 前半は直線的であった道も、後半は何カ所かの曲がり角があり、変化に富むようになってきた。ただし、道路は概ね平坦なのでペースの変動はほとんど無い。今日は風もほとんど無く、好タイムが出ないいいわけが見つからない気候コンディションだ。
高浜中学校の西側付近に来ると応援も増えてきた。ゴールは近いことがよくわかる。 スタートして最初に曲がった高浜中学校南交差点に今度は西側からやってきて、左折しゴールのグランドに向かう。昨晩から今朝にかけて雨が降ってグランドコンディションが心配されたが、特にぬかるむこともなく適度な柔らかさになって走りやすかった。グランドをぐるっと反時計回りに廻るとアーチ状のゴールが見えてくる。最後にペースを上げるもののタイムは17分54秒と一般男子50歳以上の大会記録を13秒ほど超えてしまった。 残念ながら一般男子50歳以上の大会記録を更新できなかったが、別大マラソンの一週間前としては適度な刺激となった大会であった。 本日の戦利品
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