第17回四日市シティロードレース大会 参戦記
 昨年に引き続きの出場です。
 昨年は強風下のレースでしたが、今年は風はそれほどでもありませんでしたがスタート直前まで小雨が降り続き、気温も10℃に届かず、この時期としては寒い中でのレースでした。

 昨年は10kmにエントリーしましたが、練習が不十分に加えて悪天候に苦戦したこともあり、今年は5kmにエントリーしておきました。結局、昨年同様3月は十分な練習ができず、今年も終始苦しい走りでした。
 5kmは距離が10kmと比べると半分ですが、走る時間が短い分だけレースペースが速いです。マラソンと違い、ゆったり構えて走るわけにはいきません。序盤からややオーバーペース気味にならざるを得ないのがこの5kmです。

 今回は最初はやや押さえて走った感じでしたが、それでも体ができていないせいか、1kmを過ぎてからペースがガクッと落ちてしまいました。それでも何とか同年代の選手からは逃げ切れるだろうと思いきや、残り700mほどのところで追いつかれてしまいました。競技場まで後ろについて粘りましたが、最後の100mで勝負あり。一番面白くない負け方をしてしまいました。練習ができていなかったことを差し引いても相手の方が一枚上だったということです。いい反省材料となった今回でした。

 
●大会名 第17回四日市ロードレース大会
●開催日 平成26年4月6日(日)
●コース
 /大会要項

 /プログラム
四日市中央緑地公園陸上競技場発着(詳細地図)(三重県四日市市)

大会要項

プログラム

コースマップ

コースガイドはこちら
それぞれクリックすると拡大します
●天 候 くもり、7.4℃
●参加賞 タオル、おにぎり(1個)、豚汁(又はぜんざい)、泗水の水(ペットボトル/完走後)、グリーンダカラ(抽選7等賞)
●結 果 17分54秒 (総合35位、5km :男子50〜59歳  第2位)
●表 彰 賞状2枚、盾、メダル
●過去の戦績
第16回   H25.4.7   10km   36分48秒   年代別第1位   (50歳)
●交通手段等
【往路】
自宅5:29〜(一般道)〜(庄内川堤道路)〜(国道302号線・国道23号線)〜(一般道)〜会場6:47
【第17回四日市シティロードレース大会/5km−9時08分?スタート】
【復路】
会場10:50〜(一般道)〜(国道23号線・国道302号線)〜(庄内川堤防道路)〜(一般道)〜自宅12:30
●費用
 
参加料 2,500円  
燃料 1,652円 (116.9km)/10.9×(km/リットル)×154(円/リットル)
合 計 4,152円  
●種目、参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)及び各部門の優勝者(5km男子50歳代は10位まで)
【10km−8時55分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
陸協登録男子 77人 渡邊 祐二 20 可児市 KYB 33’05”
一般男子 1145人 木下 雅裕 19 知多市 名城大学 31’29”
一般男子50歳代 319人 柏原 敏郎 59 鈴鹿市 鈴Run 37’13”
一般男子60歳代 171人 松浦 博幸 66 湖南市   39’14”
一般男子70歳以上 34人 大泉 通 71 東浦町 東海走友会 41’57”
一般女子 78人 館 美穂 25 川越町   42’23”
一般女子30歳代 94人 坂本 喜子 35 四日市市   34’23”
一般女子40歳以上 175人 木村 桂子 53 菰野町 希望荘 40’02”
【5km−9時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所  所属 記録
陸協登録男子 30人 宮崎 展仁 35 有田市   15’43”
一般男子 439人 辻 友寛 26 四日市市   15’32”
★一般男子50歳代 92人 東條 忠夫 58 鈴鹿市   17’49”
加藤 一郎 51 名古屋市 名古屋市役所走友会 17’54”
斉藤 謙二 55 稲沢市 稲沢走友会 18’19”
青野 一也 57 静岡市 NTT静岡RC 18’49”
瀬田 昌弘 54 鈴鹿市 三菱化学四日市 19’07”
田木 英作 51 朝日町   19’21”
廣瀬 元治 52 大垣市   19’29”
九日 敏弘 57 清須市 清須RC 19’38”
辻 博文 58 四日市市 東芝四日市 19’45”
10 西井 隆浩 54 松阪市 ヤマモリ 19’51”
一般男子60歳代 55人 黒宮 章 67 鈴鹿市 三菱化学 四日市 20’02”
一般男子70歳以上 21人 田中 隆夫 70 各務原市 オガトモミRT 22’04”
中学生男子 54人 市川 駿希 14 鈴鹿市 白鳥中学校 17’27”
一般女子 105人 伊藤 ふき 23 桑名市 三重銀FRC 20’27”
一般女子30歳代 99人 石川 靖代 35 鈴鹿市 ランドリーム 19’46”
一般女子40歳以上 124人 三浦 直美 45 鈴鹿市   19’18”
中学生女子 23人 成田 絢美 13 蟹江町 成田家 18’34”
【3km−10時20分スタート(ジョギングは10時45分)】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所  所属 記録
小学生男子低学年 73人 小川 周士 豊明市 三崎小学校 12’27”
小学生男子高学年 135人 染井 裕貴 11 四日市市 内部陸上少年団 11’10”
小学生女子低学年 28人 山田 はるの 岡崎市 松下一家道場 14’00”
小学生女子高学年 63人 山田 るうか 11 岡崎市 松下一家道場 11’17”
ジョギング 268人 表彰なし
総合計 3,707人  

昨年からのマイナーチェンジ

 昨年今年と2年連続してこの大会に出場したが、今年の大会は昨年と比べるといろいろなところでマイナーチェンジがされている。いずれもいい方向に改善されているので、マイナーチェンジした内容について説明する。
(1)10km、5kmコースの変更
 いずれのコースも、昨年は第4コーナー付近から入場し、競技場を1周と100m走ってからゴールするというコースであった。最後の500mをこの方式にすると、次々とゴールに向かうランナーのために、ゴール後にはトラックから外へ出られないという問題があった。そのため選手はゴールに向かうランナーを避けながら、トラックの外へでるということをせざるを得なかった。
 今年のコースは、第4コーナーから入場するところは同じであったが、競技場で最後に走る距離は100m。昨年の競技場1周分が無くなり、昨年までの問題点が改善されたことになる。
 この競技場1周分が短くなった穴埋めとして、10kmコースはスタートしてから競技場を出てから緑地公園のトリムコースの800m手前を左折するトリムコースのBコースをルートとしていたが、今年はそのまま直進しトリムコースのAコースのルートを通り距離を稼ぐことになった。

 5kmコースもゴールの方法が10kmコース同様に変わったが、競技場を出てからのコースに変更が無いので、昨年はスタート後に競技場の周回無しに競技場外へ出たいっていたものが、今年からは競技場を1周してから場外に出て行くコースに変わったかもしれない。

(2)ゴール→チップ回収→記録証の発行
 これは上記(1)とリンクする内容ではあるが、選手の導線を考慮するようになった。しかしゴールからチップ回収場所まで200mさらに記録証の発行場所が第3コーナーから外へ出たところなっていた。確かに選手の導線を考えれば、これでもよかったのであるが陸上競技場内で更衣している人もいるので、これらの場所がゴール地点からあまりにも離れているのではないか。陸上競技場の中に記録証の発行場所を設けてもよかったような気がする。

(3)表彰各部6位→10位

 こちらについては、誰も文句は無いだろう。表彰の対象が6位から10位に拡大したのであるから。賞状の一枚であっても表彰されれば嬉しいことには違いない。

(4)おにぎり、豚汁の配布方法
 こちらについては、、昨年のランネットで多くの投書があったと思う。参加賞のおにぎりをもらうのに長蛇の列。そして、もう一つの参加賞の豚汁をもらうために並び直すというのは大変手間であった。私もそのように感じていたが、同様に感じていた参加者が多かったのは事実だ。
 今年はおにぎり→豚汁(又はぜんざい)とそれぞれ並び直すことも無く、参加賞をスムースにいただけたのは改善ポイントとしては非常に高いポイントだったと思う。

昨年同様、受付は体育館内。

受付後は少し移動して参加賞(タオル)をいただきます。

テーピングの無料体験コーナーもありました。

あちこちの大会の出店でお馴染みのROM

スポーツオーソリティーの出店もありました。品数は少なかったですが、シャツなどは500円、1,000円などと安く、後で買おうと思って忘れてしまいました。

三重県のB級グルメ「津ギョウザ」「亀山みそ焼肉うどん」。

この日は寒かったこともあり、クノールのコーンポタージュスープの無料試飲コーナーは大盛況でした。

走る前でしたが、私も一杯いただきました。

天気が悪いにもかかわらず、競技場の芝生で陣取っているグループもあちこちで見かけました。

10km部門のスタート前。アルファベットのカードごとに整列しています。競技場からのスタートとしては大人数ですね。

コース紹介(コースガイド) こちらを参照して下さい。

最後に逆転・・・
 昨年は10kmで苦戦したこともあって、今年は5kmにエントリーした。何といっても3月に十分練習ができるかどうかによって、4月のこの大会で走れるかどうかが決まってくる。退職者の送別会や年度末に積み残した仕事も増えるので、3月はなかなか走ることに集中しづらいというのがホンネ。

 10km部門のスタートを見送りしばらくすると5kmにエントリーした選手が並び始める。しかしこの大会はナンバーカードのアルファベットにより整列位置が分けられているので、焦って並ぶ必要はない.。最後のストレッチや流しを終えて「A」のプラカードの立っているところに整列する。前から2列目に今回は並ぶことができた。

 スタート時間は9時10分なので、9時5分頃に並べば十分であるのであるが、なぜか並んでしばらくすると「3分前〜!」という声が聞こえてくる。「時間を間違えているのかな?」と思いつつも、そのうち訂正するだろうくらいのつもりでいた。しかしながら、9時07分ごろには「1分前〜!」と声がかかり、ランナーは全体的に前に移動させられる。私のまわりでも「時間おかしくない?」というぼそぼそと話す声が聞こえていた。
 「もしかしたら、今日は時間前にスタート?」
 トラックレースの場合はプログラムに時間が記されているが、何組も走るのでスタート時間が遅れたり早まったりすることは往々にある。5000m等の長距離種目では、出場する選手が1組で多くて20〜30名なので、最終コールで選手の確認をすれば問題ないのであるが、市民マラソンで全選手のチェックをしないような場合はスタート時間はプログラムの記載通りとなるのが一般的だ。

 しかしながらこの日は9時08分にとうとう「10秒前〜!」のアナウンスが入り、定刻前にスタートするという珍しい事態が発生した。もちろん私の時計が遅れているわけではない。ちなみに10kmも予定より1分ほど早くスタートしていたようであるが、スタートのやり直しは絶対しないので、やはり早めにスタート場所に行かなければならないという教訓が残る。

スタート直前の10km部門の選手たち。10kmで2,000人以上のエントリーですので、明らかにスタート場所が狭いですね。

 さて、レースの方は陸上競技場を一周してから、公園内のトリムコースへと出て行く。さすがに5kmと距離が短いのでレース展開のペースが速い。競技場を一周して場外へ出て行く頃には、私の前には明らかに30人以上の選手が走っている。ざっと見た感じは私よりも若そうな選手ばかりだ。気持ちは前へ前へとなっているものの、毎度のごとく脚がついていかない。スピード練習もできていないので、ハイペースがやたらときつく感じる。

 最初の1kmが3分20秒。間隔としては3分15秒くらいの感じ。先頭グループとはどんどん差が開いている。意図的にペースを落としたわけではないが、この後は1kmあたり3分30秒を越えるようなペースにダウンする。前から落ちてくるランナーよりも後ろから少しずつ抜かれるランナーの方が多かった。
10km部門の選手。競技場を一周してから緑地公園のトリムコースに向かいます。

 今日は肌寒い日であるものの、風もほとんど無く走りやすい日であった。
 3km地点(ザ・グランドティアラ千寿前)を過ぎ交差点を左折し南下するところから10km部門の選手と合流する。一気にランナーの数が増えてくる。辛うじて5kmを走るランナーの方がペースが速い感じなので、少しずつであるが10kmコースを走るランナーを抜いていく。スタート時間から考えると10kmを37〜38分くらいのレベルのランナーだろうか。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’20” 3’20”
2km 6’58” 3’38”
3km 10’36” 3’38”
4km 14’20” 3’44”
ゴール 17’54” 3’34”
 突きあたりの三叉路を右折、さらに近鉄名古屋線のガードをくぐり左折ししばらく走ると残り4kmの標識が現れる。
 この大会も背中にナンバーカードが無いため、まわりを走る選手が同年代の選手かどうかのチェックができない。見た感じでは、同年代そうな選手は見当たらないが、なるべくであれば確認したところだ。

 小さな川にかかる橋を越えると、再び四日市中央緑地公園に戻ってきた。10kmコースは橋を越えた先を左折するが、5kmコースは右折し反時計回りにこの緑地公園をまわって陸上競技場を目指す。

 ヘロヘロではあったものの、何とか同年代の選手から逃げ切れるかと思った矢先に、同年代らしき選手が左側から追いついてきた。残り700〜800mくらいだろうか。ナンバーカードが見えないので確認はできなかったが、こういう場合は付いていくしかない。
 急激なペースアップがなかったので、何とか余力がある範囲で付いていくことができた。どこで勝負をするか・・・。追いつかれる方が分が悪いことが多いが、切り替えて最後の100mくらいで決着を着けることになるのだろうか・・・。あれこれ考えているうちに陸上競技場が近づいてきた。

 トリムコースを離れて、陸上競技場の第4コーナーへ向かう取り付け道路に入ったところで、この選手がペースアップする。こちらも付いていくが、陸上競技場のゲートを越えたところでさらにペースアップされてしまった。一気に脚が動かなくなってしまい、みるみるうちに離されてしまった。今回は私がギブアップする形となった。

ゴールに向かう選手たち。

ゴールする選手たち。スタート時にはなかったアーチですが、10km部門、5km部門の両方の選手がスタートしてからアーチが作られるようです。

 記録証の発行所で順位を確認すると、種目別順位には「2位」と印字されていた。スタート直後から自分と同じ年代の選手らしき人が見当たらなかったので、おそらく同年代の1位の選手は、最後にひっくり返していった選手だろう。

 表彰式で優勝した東條さんと少しお話ししたが、彼も私が同年代の選手だろうと思って走っていたとのこと。社交辞令だろうが「スタートしてさーっと走っていった時は凄いなあ思った」という。東條さんは私よりも7つも上で、60歳に近い選手だ。60歳に近い選手に最後で競り負けるのは情けない。今日の一戦でまだまだ練習をしなければと大きく反省した。

ゴール後はトラックをぐるっと回って150mほど先でチップを回収します。

その先では、高校生らしき子たちが参加賞の水を配っています。

完走証発行所は、第3コーナー付近から外に出たところ。

テキパキと作業が行われていたので、トラブルはありませんでした。

記録証の裏を見るとラッキー賞!何かもらえる?

体育館へ行くと1等〜7等でそれぞれラッキー賞のテーブルがありました。7等はスポーツドリンク1本。

もう一つの参加賞のおにぎりと豚汁(又はぜんざい)の配布場所は今年も行列。今年はおにぎり→豚汁と順番になっていたので、昨年に比べ混乱がなかったような気がします。

まずはおにぎり。梅、しぐれなど4種類から1個を選択。

こちらはすぐ隣の豚汁の配布場所。一気に選手がやってくるので大忙しですね。ありがとうございます。

私がいただいたセット。この日は寒かったので豚汁が特に美味しかったですね。

本日の戦利品

賞状2枚とメダルと盾。さすがにロードレースというだけあって昨年に引き続き副賞がないですね。

タオルは参加賞。真ん中の「泗水の里」(水)は、完走後に配られたもの。一番右の「GREEN DA・KA・RA」は、記録証発行所で発行された記録証の裏に印字された「ラッキー賞(7等)」でいただいたもの。