第29回天竜峡温泉健康マラソン大会 参戦記
 19年ぶりの出場です。
 前回は、長男・かずたかがまだ生まれていない頃の出場です。細かいことについては記憶が定かではありませんが、19年前もスタート場所は現在と同じJR天竜峡駅のそばの
姑射橋がスタート場所でした。10kmは橋を渡ったところ、5kmは橋の手前がスタート場所で今と同じです。
 ただし、スタート時間が10kmも5km同じ10時ちょうどで、スタートすると5kmの先頭が10kmの最後尾にすぐに追いついてしまい、障害物のようになってうまく走れなかったこと、スタート直後に登りが連続してきつかったことはよく覚えています。

 19年ぶりに出場した今大会では、そのスタート時間について5分の間隔を開けたこともあり、スムースに出走できました。また、19年前とコースが変わったのでしょう。以前よりも比較的平坦なコースになったなあと感じました。

 さて、レースの方ですが、序盤の登りでは押さえて走ったつもりがオーバーペース気味になったようで、下りになっても苦しい走りとなってしまいました。ラスト200mほどで後続の同年代らしき選手に追いつかれたので、それからは最後の力を振り絞って何とか逃げ切ってきました。今回も冷や汗もしっかりかいた大会でした。

●大会名 第29回天竜峡温泉健康マラソン大会
●開催日 平成26年4月20日(日)
●コース
 /大会要項

 /プログラム
姑射橋発 お祭広場着(詳細地図)(長野県飯田市)

大会要項

プログラム

コースマップ

10kmのコースガイドはこちら
5kmのコースガイドはこちら
それぞれクリックすると拡大します
●天 候 くもり、 10℃くらい
●参加賞 Tシャツ、タオル、檜笠煎餅、豚汁(カップ)、天竜峡温泉無料券、りんご狩り割引券、スポーツドリンク(ゴール後)、豚汁(無料配布)、りんごジュース(飲み放題)、天竜ライン割引券、イチゴ狩り割引券
●結 果 18分00秒 (総合第12位、5km :男子50〜59歳  第1位)
●表 彰 トロフィー、賞状2枚、タオル
●過去の戦績
第10回   H7.4.16   5km   14分22秒   総合第2位   (32歳)
●交通手段等
【往路】
自宅4:23〜(一般道)〜(国道363号)〜(一般道)〜(国道257号・418号・153号)〜飯田山本IC〜(三遠南信道)〜天竜峡IC〜(国道151号)〜(一般道)〜指定駐車場6:51〜(コース下見)〜7:34指定駐車場7:44〜(シャトルバス)〜7:47会場
【第29回天竜峡温泉健康マラソン大会/5km−10時05分スタート】
【復路】
会場11:44〜(シャトルバス)〜11:48指定駐車場11:58〜(一般道)〜(国道151号)〜天竜峡IC〜(三遠南信道)〜飯田山本IC〜(国道153号)〜12:44道の駅・信州平谷(お土産購入)12:55〜(国道418号・257号)〜(一般道)〜(国道363号)〜(一般道)〜自宅15:45
●費用
 
参加料 3,000円  
燃料 4,004円 (261.7km)/×(10.0km/リットル)×153(円/リットル)
合 計 7,004円  
●種目、参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)及び各部門の優勝者(5km男子50歳代は10位まで)
【10km−10時00分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子30歳未満 27人 酒井 浩 28 愛知県尾張旭市   32’38”
男子30歳代 42人 松村 健一 33 長野県豊丘村 豊丘駅伝チーム 30’31”
男子40歳代 39人 加藤 金市 45 静岡県浜松市   34’01”
男子50歳代 40人 丸山 修樹 51 長野県大町市   35’56”
男子60歳以上 46人 三浦 正司 65 長野県飯田市   38’39”
女子40歳未満 19人 荻原 加奈子 37 長野県松川町   42’17”
女子40歳以上 25人 吉田 晴美 54 長野県松本市   46’11”
【5km−10時05分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所  所属 記録
男子30歳未満 24人 田畑 圭夫 17 長野県飯田市   16’44”
男子30歳代 31人 塚平 哲也 33 長野県飯田市   17’28”
男子40歳代 45人 井上 和男 45 愛知県豊田市   16’49”
★男子50歳代 20人 加藤 一郎 51 愛知県名古屋市 名古屋市役所走友会 18’00”
中平 久永 53 和歌山県田辺市   18’02”
宮野 誠吾 56 静岡県浜松市 浜松倶楽部 18’16”
木田 幸二 52 山梨県甲府市 10001 18’21”
山田 猛 51 愛知県弥富市   19’01”
小柴 淳一 59 千葉県市原市   19’03”
坂本 秀男 56 静岡県浜松市 いとしの依里 19’51”
岡本 和之 55 愛知県豊川市   20’21”
山ア 貞雄 56 静岡県袋井市 ホリスティック 20’28”
10 吉田 寿文 51 東京都青梅市   21’06”
男子60歳以上 32人 宮里 建次 64 岐阜県各務原市   20’37”
中学生男子 18人 大峽 和 13 長野県飯田市 鼎中学校 16’32”
小学生男子 74人 瀧澤 健人 10 長野県飯田市 鼎小学校 19’08”
女子40歳未満 24人 舛田 真理亜 24 長野県飯田市   23’37”
女子40歳以上 36人 大村 育代 45 愛知県東海市   21’25”
中学生女子 13人 松澤 綾音 14 長野県喬木村 喬木中学校 17’47”
小学生女子 51人 松下 朋佳 10 長野県飯田市 ISジュニア駅伝クラブ 19’46”
車椅子 不明
総合計 606人  

19年ぶりの出場
 前回、この大会に出場したのが平成7年。まだ、わが家の二人の子どもが生まれる前、つまり今から19年前となる。この天竜峡という場所は長野県飯田市内になるので、わが家から高速道路を利用すれば1時間半ほどで到着できるので、名古屋からさほど遠いところではないが、いろんな大会に出場したいという思いが先行し、19年もの間ご無沙汰したことになる。ちょっと長すぎたか・・・。

 さすがに19年も前となると当時の記憶はかなり曖昧で、ゴールは現在と違う場所だったような気もする。ただし、スタート場所が今回と変わらず姑射橋であったことはよく覚えている。姑射橋から天竜峡の川下りも船も出発する場所であることもあり、今も昔も変わらず天竜峡のくシンボル的な存在感がある。
 JR天竜峡駅から見て姑射橋を渡ったところに10kmのスタート場所、姑射橋の手前に5kmのスタート場所があるが、こちらは当時と同じ位置。19年前は、この2部門が同時にスタートするというものであったが、さすがに5kmの先頭がスタート直後に10km部門の後尾にすぐ追いついてしまい、選手から不評だったせいか改善されたようだ。

これが10km、5kmのスタート場所である姑射橋。JR天竜峡駅からほどなく歩いたところにある。

こちらはJR天竜峡駅。飯田線でやってきた人はどのくらいいたでしょうか?名古屋から日帰りではスタート時間に間に合いません。

姑射橋を渡ったところに、天竜ライン下りの乗船場所があります。

こちらは姑射橋からみた天竜川の上流側。ライン下りは、下流側へ船が下って行きます。

コース紹介(コースガイド) → 10kmはこちら、5kmはこちらを参照してください。

スピードが乗らず苦戦
 名古屋を早朝に出て、コースの下見をし、指定駐車場からシャトルバスに乗り換え会場には午前8時前に到着した。明らかに名古屋よりも気温が低い。体感的には3℃くらいは違うだろか4月の中旬とはいいながらも、北上していくとまだまだ寒いのを実感する。

 大会会場は賑わっていたが、10km部門と5km部門にエントリーした選手は600人強。大会規模としては小さい規模である。今回は一般道を利用してこの飯田にやってきたが、中央自動車道の飯田山本ICからもさほど遠くないのでアクセスは悪くない。にもかかわらずこのエントリー数というのは、主催者側があまり大会をアナウンスしていないせいだろうか。それとも小さな子どもと参加できるジョギングや3km程度の部門がないせいだろうか。
 確かに一番短い距離が5kmとなると小学生や中学生には辛い限りだ。参加者を増やす努力をする気があるのならば、地元の小中学生が参加しやすい1〜3kmくらいの部門を作るべきだろう。
 マラソン大会の会場は、「飯田春の観光祭り」の会場でもある。屋台の店も多く立ち並び、小中学生にとっては嬉しい限りであろうが、マラソンのあとに楽しめるように主催者も考えた方がいいような気がする。

受付場所はお祭り広場の横の「太田下集会所」

長机に正座をして受付をするのは珍しいですね。

この受付場所の奥の方が、お祭り広場です。「飯田春の観光祭り」のメイン会場。

会場には朝から多くの人が集まっています。

会場で表示されていたタイムスケジュール。表彰式11時30分とありますが、かなり早くから始まっていて、私が行った頃には、私の部門の表彰式は既に終わっていました。時間は守って欲しいですね。

会場には多くのテキ屋さんが店を出していました。大人でも寄ってみたくなりますね。
雰囲気はマラソン大会ではなく、お祭りですね。子どもから見れば何でもありかと・・・。

 スタート時間の午前10時に近づいても相変わらず肌寒い。スタートまでかなり時間があるにもかかわらず、会場においては選手のスタート場所への移動を促すアナウンスが早々と流れる。スタート位置からすると、会場から奥まったスタート位置である5km部門の選手の方が早く整列しないといけない。しかしながらスタート時間は5kmの方が遅い。つまり、5km部門の方が待ち時間が長いということだ。2月の犬山国際友好シティマラソンで待ち時間の寒さに懲りているので、今回は耐寒対策を講じて並ぶことにした。

 それにしても370人程度のエントリーの種目でも、スタート場所は結構混んでいた。小学生の子どもが最前列に何人か並んでいる。事故がなければいいが・・・。
 10秒前からカウントダウンが始まり、子どもたちはややフライング気味にスタートしていった。2車線の道路をフルに使っても、スタート直後は混乱する。前から2列目に並んではいたが、今回はスムースな感じではスタートできなかった。姑射橋では前がつっかえて走りづらいのでやむなく姑射橋の歩道を走り前の選手を追い抜いていく。約500m先の信号の無い交差点までは登り一辺倒。ここをゆったりと走り後半に備えるつもりであったが、思った以上に脚を使ってしまった。

 信号交差点を左折するとコースは平坦となり、やがて下り坂になっていく。5kmは最初の約500m
だけが登りなので、比較的攻めやすいコースでもある。しかしながら、自分の体感とはやや違う脚の重さに下りになってもペースは上がらず、後方から少しずつ若い選手たちに抜かれてしまった。少し前には中学生らしき女子の選手もいるが、追いつきそうでこれがまた追いつかない。距離表示の看板が無いのでペースがよくわからないが、脚の動きからしてよい感じはない。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
あと1km 14’35” 14’35”
ゴール 18’00” 3’25”
 二つ目の信号を左折して天竜川の川沿いにコースが変わる。ここは「天竜峡桜街道」と呼ばれる道路で、八重桜が咲き誇っている。満開はもう少し先になるだろう。
 この天竜峡桜街道に入ってからは、前を走る中学生らしき女子の選手との距離はさらに離れ出し、今日も後半がずるずるとペースが落ちていくのがわかる。歳を重ねるとハイペースで走るのがだんだん辛くなる。
 指定駐車場を過ぎて、コースは畑の中を左、右、右、左と小刻みに右左折を繰り返す。距離調整の関係だろうか。5kmコースでは唯一の給水所もこの畑の中にあるがパスして走る。最後に左折するところ角に「残り1km」の看板が立っていた。全体では10番くらいの位置だったが、前を走る選手との差は大きく開いていた。
 
 残り500m付近で後続からやってきた中学生の男子選手に抜かれ、さらに残り200mくらいで同年代らしき選手に追いつかれる。横に並んだときにナンバーカードの数字の「1」がちらりと見える。「1000番台」は40歳代、「1100番台」は50歳代であるが、そのどちらであるかは見えない。2週間前の四日市シティロードレース大会のようにラストでの競り負けはかなわないので、残り100mほどからペースを上げて逃げ切ることにした。今回に限っていえば正しい判断だった。
 後ろに目が無いので、同走の人がどんな感じだったかはわからないが、ゴールでは間違いなく先着できた。タイム差は僅かに2秒。今回は辛くも逃げ切ったレースであったが、今回も冷や汗をかきっぱなしであった。

コースを1周走り終え姑射橋に戻ってきた10km部門の選手たち

10km部門の選手は、姑射橋を超えたところのこの坂を二度登ります。

登り切った後は、平坦から下り坂へ

ゴールをする選手たち。

豚汁の無料サービス。

遠慮して1杯だけいただきました。ボリュームもあって美味しかったですね。

こちらも無料のジュース。飲み放題です。

いかにもリンゴをしっかり搾ったという色をしています。ガバガバ飲みたかったですが、こちらも遠慮して1杯だけいただきました。

4月21日付けの中日新聞に掲載されました。クリックすると拡大します。

本日の戦利品

トロフィーと賞状2枚。副賞は中日新聞社からのタオルでした。

こちらは参加賞。左上からTシャツ、タオル、スポーツドリンク(完走後)、各種割引券、檜笠煎餅、豚汁(カップ)といろんなものをいただきました。