第7回信州なかがわハーフマラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ランナーズ100撰 昨年の第6回大会に引き続き2年連続の参加となるこの大会。第2回、第3回、第5回、第6回の4回ランナーズ100撰に選ばれている(第4回大会は東日本大震災の関係で中止)。 これまでわずかに6回の開催で4回ランナーズ100撰に入ってくるというのは主催者側の熱意が凄まじいことがよくわかる。 昨年までのいいところはそのまま残した感じ。私が一番気にっているのは、ゴールしてからのランナーの動線の確保の仕方である。「ゴール→バスタオル配布→チップ回収→飲食物配布→完走証発行」と続くが、既存の施設を利用して蛇行しながら上手に配置している。村営施設サンアリーナ内を記録証の発行、受付会場等に利用しているのも、雨天時を考慮したものでなかなか優れていると思う。
選手のマナーは低下気味 この大会のリピーターの他にランナーズ100撰を聞きつけ参加したランナーなど、昨年のエントリーが2,975人であったのが、今年は3,411人。約15%の436人も増加している。そのためというわけではないが、新たな問題が発生してくる。 私が一番気になったのは、スタート前の場所取りだ。参加人数が少ない時には、スタート前にゆっくり整列すればよいが、今回私の出場した5km部門においては、選手でもない小学生の親らしき人たちが先回りをして最前列に立っているではないか。まじめな選手たちは5kmの待避所で出走する3kmの選手たちの通過を待ち、スタート場所に並ぼうとしている。 放送で「選手のスタートの15分前を過ぎたら選手の割り込みを禁止します」と放送が入っているのを、あの人たちは聞いているのだろうか?それとも無視?大人として恥ずかしくないですか? 前に並ぶ小学生は、小学生仲間の中ではそれなりに早いかもしれないが、大人に混じって走るとなると体も小さくはじかれてしまう。スタート場所も狭く転倒すると後続のランナーに踏みつぶされて大けがをすることも十分にあり得る。 5kmはスタートしてしばらくすると登り坂に入るが、予想通り急激にスピードが落ちて障害物以外の何ものでもない走り慣れていないランナーが目立った。 改善策としては、@大人と小中学生のスタート時間を変える(一般的)、A申込時に申告タイムを書かせ、ナンバーカードにもA〜Eくらい記載をし、その区分ごとにプラカードを持ってもらい区分ごとに整列させる(昨年までの静岡駿府マラソン、四日市シティロードレース等で採用)などがいい。特に私はAの方法を勧める。 主催者には申し訳ないが、こういう悪しき親のために気分を害するランナーもいる。是非とも来年は改善して欲しい次第である。 コース紹介(コースガイド)→こちらを参照してください。ただし第7回大会の5kmコースの第1折り返しの位置は、第6回大会と比べると少し手前になっています。 最後の50mで逆転される 今年の5kmのエントリーは504人。昨年のエントリーが462人だったので1割ほど参加者が増えたことになる。5kmはスタート直後のスピードが速いので、現在の場所をスタート地点とするのであれば、人数的には限界的な感じがする。先に書いたとおり、主催者に改善をお願いしたい部分である。 今年は昨年のようにスタート時間前にピストルが鳴ることはなかった。このことに触れる書き込みは少なかったが、昨年は明らかにスターターの勘違いだったのだろう。今年はきちんと時間は守ってもらった。今年はきっちり9時50分にスタートをする。
スタートをしてほどなく上り坂にさしかかるが、昨年と比べて気がついたのは私の前を走るランナーが昨年より多かったことだ。5km部門の参加者が1割ほど増えているが、私よりも走力のあるランナーが増えたことは間違いない。 中川中学校の前の坂を登り右折してから第1折り返しを目指す。この第1折り返しまでの間は傾斜は多少かわるものの、登り一辺倒であるのでここが最初の我慢のしどころとなる。私がペースを上げなかったこともあるが、珍しく私の前に同年代の「5300番台」のナンバーカードを付けたランナーがいる。背中のナンバーカードに「和歌山県」と書かれているので、2週間前の「天竜峡健康マラソン」で最後に競ったランナーではないかと・・・。走りながらいちいち聞くわけにもいかない。 第1折り返し付近に1kmの表示があったはずであるが、ランナーが多く見落としてしまった。第1折り返しは22〜24番で折り返す。ここからスタート地点に一旦戻るが、今度は下り一辺倒となる。登りでは大人しくしていたランナーも下りになって、「登りの分の挽回!」とばかりに一気にペースを上げて走り出すランナーも多くいる。今回も脚の張りが十分に抜けていないので、若い選手のように序盤から無茶ぶりはできない。数人に抜かれるものの「勝負は後半」と、抜かれてもぐっと我慢する。 スタート地点から天竜川にかかる牧ヶ原橋を越えると再び登り坂が始まる。昨年同様、ここが一番苦しいところ。この先の下平交差点に続くこの坂が5kmのコースでは最大の難所といえる。
第2折り返しを過ぎてUターンをするが、今年は私と同年代の「5300番台」のランナーが目立つ。それほどタイム差がないところに数人が走っているではないか。 とはいえ、第二折り返しからの坂を登ってしまえば、後は約1kmの下り坂。昨年同様、逃げ切り体勢に入れるものと油断してしまった。 下り坂で2,3人の若い選手に抜かれるものの、ゴールはどんどん近づいてきた。公道を左折し、アーチのゴールまで残り50mほどのその入口付近で外側から一気に「5300番台」の選手に抜かれてしまった。目の前には3km部門の遅い選手が立ちはだかる。ぶつかりそうになったので、一瞬スピードを落とし衝突を避けたが、再度加速をするもののわずかに50mでは何ともし難く、するりと優勝が逃げてしまった。今年に入って3回目の年代別2位であるが、いずれも終盤の逆転負け。特に今回と先月の四日市シティロードレースでは、いずれも残り100m程度以内での逆転負けなので、あらためて終盤の対策をしなければならないと感じた次第である。大反省!
本日の戦利品
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