第34回南木曽町・妻籠健康マラソン 参戦記
 3年連続3回目の出場です。
 昨年は、曇りの天気で気温も高くなく走りやすいコンディションでしたが、今年は昨年とうって変わって暑い日となりました。ウォーミングアップを終えてスタートラインに並ぶと立っているだけで汗が噴き出てきます。

 コースは3回目なので頭の中には入っていますが、何度走ってもキツイコースでした。特に今日は体調がイマイチで、走る前から体が少々だるくピリッとした感じがありません。

 序盤は抑えめで入ったつもりでしたが昨年より速いペースとなってしまい、結果的には後半に大幅ペースダウン。昨年よりも30秒ほど悪いタイムでのゴールでした。

 とはいえ、何とか年代別の優勝は確保でき、この大会では何とか3連覇することができました。来年以降も出場して、もう少しこの回数を伸ばしていきたいと思います。

 また会場では出店も多く、今年も昨年一昨年と同様に「栗きんとん」のお土産を購入して家路に向かいました。手作り感たっぷりののんびりした大会で、この大会は私のオススメの大会の一つです。
 

●大会名 第34回南木曽町・妻籠健康マラソン
●開催日 平成26年6月1日(日)
●コース
 /大会要項

 /プログラム
南木曽総合グランド発〜南木曽会館着(長野県木曽郡南木曽町) →詳細地図

大会要項

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
それぞれクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、23℃くらい
●参加賞 バスタオル、スポーツドリンク(紙コップ)、お茶(紙コップ)、梅干し・漬物、豚汁サービス、温泉入浴割引券、檜はし作り体験割引券、南木曽町博物館入場割引券、妻籠宿飲食利用割引券、妻籠宿土産物割引券
●結 果 23分58秒 (6km :総合第11位、男子50〜59歳  優勝)
●表 彰 賞状、霧しな(御岳)そば−つゆ付き3束
●過去の戦績
第33回 H25.6.2 6km 23分28秒 50歳代男子 第1位 (51歳)
第32回   H24.6.3   6km    23分48秒   50歳代男子 第1位     (50歳)
●交通手段等 【往路】
自宅5:35〜(一般道)〜名古屋IC〜(東名)〜小牧JCT〜(中央道)〜中津川IC〜(国道19号・国道256号)〜6:55指定駐車場(妻籠駐車場)6:59〜(徒歩)〜7:01第1駐車場7:02〜(シャトルバス)〜会場7:05
【復路】
会場10:50〜(シャトルバス)〜10:53第1駐車場10:53〜(徒歩)〜10:56指定駐車場10:59〜(国道256号・国道19号・国道248号)〜(一般道)〜自宅13:16
●費用
 
参加料 3,000円  
燃料 2,739円 197.6(km)/(11.4km/リットル)×158(円/リットル)
高速料金  1,020円
 (ETC割引/名古屋〜中津川 1,020円)
駐車場 500円  
合 計 7,259円  
●種目、参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)及び各部門の優勝者(6km 男子50〜59歳は3位まで)
【10km−10時20分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 年齢 住所  記録
男子高校生以上〜29歳以下 19人 新美 優斗     39’32”
男子30〜39歳 56人 澤原 雄一 38 愛知県 35’20”
男子40〜49歳 107人 二瓶 博正 41 愛知県 38’55”
男子50〜59歳 102人 伊藤 省三 57 静岡県 41’17”
男子60〜69歳 88人 小西 健雄     43’28”
男子70歳以上 30人 古川 良孝 70 福島県 44’24”
女子高校生以上〜29歳以下 20人 中島 由希代     55’15”
女子30〜39歳 30人 蛭川 加織 34 愛知県 51’31”
女子40〜49歳 43人 森 友紀     43’32”
女子50〜59歳 35人 中原 明美     44’50”
女子60歳以上 19人 伊豆原 やよい 61 愛知県 58’30”
【6km−9時00分スタート】
区分 申込者数 優勝者氏名 年齢  住所 記録
男女中学生 29人 小林 大亮 13 長野県 22’07”
男子高校生以上〜29歳以下 5人 長谷川 真一 26 岐阜県 23’19”
男子30〜39歳 15人 早川 友也 33 岐阜県 20’56”
男子40〜49歳 35人 扇山 和則 45 岐阜県 22’59”
★男子50〜59歳 32人 加藤 一郎 52 愛知県 23’58”
宮下 弘文 57 山梨県 25’01”
関 章 59 愛知県 25’18”
男子60〜69歳 28人 豊川 稔 61 愛知県 24’56”
男子70歳以上 30人 古畑 武利 74 長野県 31’03”
女子高校生以上〜29歳以下 14人 中川 理沙 28 愛知県 34’26”
女子30〜39歳 12人 坂崎 香織 32 愛知県 26’33”
女子40〜49歳 20人 三浦 直美 43 三重県 25’37”
女子50〜59歳 14人 谷口 由香 53 愛知県 25’19”
女子60〜69歳 18人 矢沢 美代子 62 長野県 32’22”
女子70歳以上 8人 久保田 やす子 71 長野県 42’48”
【3.5km−9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 記録
ペア 45組 鷹見 公男・瑠賀 長野県 20’41”
男子小学生1〜2年生 33人 伊藤 和希 岐阜県 17’31”
男子小学生3〜4年生 42人 雨澤 優太 10 三重県 14’22”
男子小学生5〜6年生 27人 村山 俊輔 11 千葉県 13’07”
女子小学生1〜2年生 21人 坂元 唯花 長野県 15’27”
女子小学生3〜4年生 29人 坂元 夏希 長野県 15’06”
女子小学生5〜6年生 21人 松本 怜香 12 愛知県 13’55”
男女中学生以上一般 98人 池上 優斗 15 長野県 12’43”
総合計 1,170人  

変わらない良さのある大会
 この大会は、わが家から約100kmと比較的近く参加しやすい。全参加者も1,000人を少し超えるくらいで、道路が大きく渋滞することも無く参加するにはストレスが少ない。大会自体はこぢんまりしているものの、人口約4,500人の南木曽町・町民のお手伝いが素晴らしい。
 私が一番気に入っているのは、大会会場の少し高い位置にある豚汁を配布する場所のおばちゃんたち。今年は気温が高く、豚汁が少し季節外れの感があったが、大きな鍋を使って豚汁を作るおばちゃんたちの姿は、おもてなしの心が出ていてよかった。「お替わりいかがですか?」といろんな人たちに声をかけているのも嬉しい(10kmを走った選手で食べられなかった人がいるみたいでスミマセン)。

ちょっとわかりにくい場所なので、今年は「トン汁サービス」という看板が2つほど出ていました。

何かの倉庫の前でしょうか。たくさんのおばちゃんが作業をしています。

こちらがその豚汁。今年は暑い日で、少々季節外れな感じでした。

「お替わりいかがですかー」は嬉しいですね。参加者があまり多くなると、一人一杯になってしまうかもしれません。

 また、町の特産品を売る店も毎年お馴染みであるが、ここで栗きんとんを買うのを私は楽しみにしている。中津川の栗きんとんは有名であるが、ここのお店で買う栗きんとんも悪くは無い。お店では6つほどしか用意していないようなので、朝一番でやってきて受付をする前にすかさず購入している。

毎年こちらのお店で「栗きんとん」を購入します。販売個数が少ないので、急いで買います。

写真撮影をしたのが早朝だったので、人手が少ないですが、レース後は非常に賑わっていました。

人口約4,500人の町が賑わっています。

 表彰式も各部門8位までの入賞で32部門で合計256人が入賞の表彰を受ける。参加者が1,170人なので、実に4.5人に一人が入賞ということになる。この入賞者が多いというのも、この大会のウリである。表彰式でのピアノの生演奏もなかなかいい。このこぢんまりとしたこの大会は、このスタイルで続けていくのがいいと思う。久しぶりにやってきても、変わらない良さがあるような気がする。

32部門の各部8位までが表彰対象です。70歳代でも8位まで表彰があります。

ステージの左袖のピアノの生演奏もいいですね。

コース紹介(コースガイド) → こちらを参照して下さい(昨年、一昨年と同じです)。

3年連続優勝したが・・・
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 4’30” 4’30”
残り4km 8’31” 4’01”
残り3km 12’04” 3’33”
残り2km 16’28” 4’24”
残り1km 20’42” 4’14”
ゴール 23’58” 3’16”
 昨年、一昨年と同じように会場には午前7時過ぎに到着した。早速受付を済ませてからコースの試走に出かける。6km程度であれば、ウォーミングアップを兼ねた試走ということになる。頭ではわかっていても、実際に走ってみるとイメージが異なることがあるので、距離が短ければ、なるべくは本番前に試走をした方が戦略を立てるためには間違いなく良い作業だ。

 一昨年のこの大会は、大会前日に同じ長野県の塩尻市で10マイルのロードレースがあり2日連続の出場となり、疲労感がたっぷり残る状態での参戦だった。年代別で優勝したものの、タイムに不満が残っただけに、昨年はなるべく体調を合わせるようにしての参戦だった。その甲斐があってか、昨年は一昨年のタイムを20秒ほど縮めるタイムで2連覇。今年も昨年と同様か、それ以上のタイムで走りたいところであるが、なぜかこの日は体がだるく、また、前日にマッサージを受けたにもかかわらず脚の張りが完全に解消していなかった。
 名簿を見る限りでは、同年代に強力な選手はいないようであるが、いかんせんそこはアウェイの地なので、自分の知らない早い選手がいるかもしれない。オーバーペースはいけないが、終盤の競り負けだけは少なくとも回避したい。

 かなりゆっくりコースの試走をしたつもりであったが、この日はたっぷり汗をかいた。ユニフォームに着替えて、スタート場所の横のグランドで数本流しを行いスタート10分前にスタート地点に並んだが、立っているだけでも汗が噴き出てきた。午前9時の南木曽町の観測点での気温は23.2℃。体感的には30℃くらいか。昨年に比べれば、間違いなく暑く走るのには適した気候ではなくなっていた。

 午前9時にスターターの合図で一斉にスタートする。
 この大会の6km、10kmコースともにスタート直後に左折、さらにすぐさま右折して坂を上っていく。コースも狭く後方のランナーは前がつっかえて、さぞかし走りにくいだろうと思う。私はいつもスタートライン近くに位置取るので、あまり前がつっかえた記憶はない。しかし、今年はピストルの合図とともに私の前を15人ほどのランナーが勢いよく走って行ったものの、南木曽町会館横の坂で中学生くらいが大幅にスピードダウン。こうなると道幅が狭いだけにただの障害物にしかならない。確かに私なんかよりずっと早い中学生も多いが、登りになったとたんにカクンとスピードを落とす中学生も多い。人数の関係もあるだろうが、中学生とはスタート時間を分けて欲しいと感じる。

10時20分にスタートした10km部門
スタート直後にすぐ左折するので、すぐに大渋滞が始まります。

 最初の1kmくらいまでは、この大会名物の急坂。自動車でもローギアでなければ上れないような坂だ。平均斜度でも10%くらいあるかもしれない。私の経験上、最初の1kmは頑張りすぎない方がよい。後々に影響してくるので、頑張るのであれば4km過ぎからの登り坂で頑張る方がいい。
 この最初の1kmの坂で数人を抜いて10番前後を走る。昨年も見かけた緑色の蛙のようなかぶり物を着た選手が前を走っている。昨年は「こんな選手よりオレのが遅いのか?」と思っていたが、意外や意外にこのかぶり物の選手はそこそこ早い。昨年は負け、今年も昨年同様、私の前方を走っている。年代は私よりももちろん若い。

 1kmを過ぎ平坦になってきたので、昨年同様、ここで息を少し整えるはずであったが、最初のペースが少し速かったのか体調が今ひとつのせいかわからないが、息が整わずに苦しさが続く。3km手前くらいから下り坂に入り、妻籠の宿場方面に向かう。
 途中で廃校になった小学校の横を通るが、ここが3.5kmのスタート地点。バスで移動し、スタートを待つ小学生らの声援が大きい。相変わらず、息も苦しいが脚も重くなかなか前に進んでいる感じが乏しい。

 坂を下りきったところで、ヘアピン状にコースは向きを変える。いよいよ妻籠の宿場に入る。
 早朝から観光に来ている一部の観光客からも声援をいただく。昨年の方が足取りが良かったが今年はどうも良くない。暑さのせいもあるのであろうが、妻籠の給水所でこの日2回目の給水を取る。コップを2個取り、一つは飲みもう一つは背中に掛けて体を冷やす。少しだけ生き返った感じがしたが、この日の暑さからすると焼け石に水程度だった。
 妻籠の宿場を抜けると再び坂が始まる。序盤はまだしも、往路と重なるコースにさしかかった部分からの登りは、相変わらずきつかった。距離にしてはそれほど長くはないのであるが、レースも終盤になってきているので脚の余裕が少なくなってきている。

 何とか頑張ってここを過ぎると下り坂にはいり出す。
 これ以上登り坂がないので精神的には楽になってくるが、とはいえゴールまでは油断はできない。このあたりでふらふらになっている中学生の選手を一人抜いたものの順位には大きな変動はない。
 しばらく走ると往路で給水をした給水所が再び現れ、この日3回目の給水をする。わずか6km程度で3回も給水をすることは滅多にないが、この日の気温からするとオアシスのような給水だった。

 残り1kmを過ぎてから下り坂に入る。この先は往路とまるで逆の急な下り坂に転じる。昨年は、ここでマッチレースを展開しながら下ってきたが、今年はハムストリングス付近にやや違和感があったので、それなりのスピードで下ってきたものの昨年ほどの追い込みは無くゴールに向かった。ゴール寸前に若い選手に抜かれたものの、とりあえず年代別では3連覇を達成した。
 しかしながらタイムは昨年に比べて30秒ほど悪い。確かに暑かったことはあるが、来年は少なくとも昨年並みのタイムに戻さなければ4連覇は厳しいと感じた次第であった。

ゴールする選手たち

ゴール後はチップの回収があります。

ゴール先の給水所でまずは一杯。この日は暑く麦茶が美味しかったですね。

そして記録証の発行をしてもらいます。

南木曽町会館は、選手でごった返しています。

3年連続で第1位の表彰をしていただきました。

本日の戦利品

昨年に引き続き「霧しな(御岳)そば つゆ付き」を3袋いただきました。昨年は5袋でしたが、今年は3袋に減少・・・。食べ物はもらって一番嬉しいですが、数が減ると少々悲しい・・・(もらって文句を言ってはいけません!)。

こちらは参加賞のバスタオル。開けてみると非常に大きなバスタオルでした。昨年は選べる参加賞でしたが、今年はタオルのみに統一。

最初にも説明しましたが、この豚汁も無料でいただけます。ごちそうさまでした。