第8回八ヶ岳縄文の里マラソン大会 参戦記
 6年ぶりのこの大会です。
 朝、家を出るときの気温が約20℃。中央自動車道を長野方面へ走らせると自動車の温度計がどんどん下がり、一時は16℃まで下がりました。高速道路の温度表示では15℃というところもあり、ここ数年に比べて早い秋の訪れのような気がします。

 前回は10km部門と5km部門が同時スタートで私は10kmにエントリー。途中で折り返していく5km部門の選手(当時も50歳以上のみ)を羨ましげに見ながら、起伏のあるコースをヒーヒーいいながら走っていました。そしてあれから6年・・・。
 今回は、羨ましげに見られながらその5kmの折り返しを走るつもりでエントリーしたのですが、スタートは10km部門と同時ではなく3kmの中学生と同じではないですか・・・(10km部門は5km部門の3分前にスタート)。距離が短い部門と同時で、かつ、前半が速い中学生と同時というのはちょっと辛いスタートでした。
 最初の1.5kmまでは中学生と混在。約20人ほどが前を走っていました。そこを過ぎれば、単独走になるかと思いきや、3分前にスタートした10km部門の選手の後尾や、5km部門の選手も数人追いかけてくる次第で、最初にイメージしていた展開とかなり違っていました。
 2.5kmの折り返しからも一人の選手とほぼ併走状態でしたが、残り1kmから始まる登り坂で遂に私がギブアップしてしまいました。最後は20〜30mほど離されてしまいました。わかってはいるものの、そこまでの対策なしでは何ともなりませんでした。今回も悔しい負け方ですので、来年はリベンジを果たしたいと思います。
 

●大会名 第8回八ヶ岳縄文の里マラソン大会
●開催日 平成26年9月14日(日)
コース
/大会要項
/プログラム
茅野市尖石縄文考古館前 発着(長野県茅野市) 地図

大会要項

プログラム

コースマップ

コースガイドはこちら
●天 候 晴れ、19℃
●参加賞 バスタオル、そば(乾麺)、グリーンダカラ(ペットボトル)、塩漬けキュウリ+ミニトマト
●結 果 19分32秒(5km) (5km 50歳以上男子 第2位、総合第2位)
●表 彰 賞状、盾、ストレッチングマスター(NISHI製)、アミノバイタル(粉末1袋)
●過去の戦績
H20.9.14 第2回 10km 38分26秒 年代別第2位 (46歳)
●交通手段等
(往路) 自宅5:08〜(一般道)〜名古屋IC〜(東名・中央道)〜諏訪湖SA(休憩・トイレ)〜諏訪IC〜(国道20号線・152号線一般道)〜7:50会場駐車場7:55〜会場8:02
(復路) 会場駐車場12:53〜(一般道・国道152号線・国道20号線)〜諏訪IC〜(中央道)〜諏訪湖SA(休憩)〜(中央道)〜座光寺PA(仮眠)〜(中央道・東名)〜名古屋IC〜自宅17:16
●費用
参加料 4,200円  
燃 料 5,436円   419.7(km)/12.2(リットル/km)×158(円/リットル)
高速料金 6,360円
 (名古屋IC   諏訪IC  3,180円:ETC割引)
 (諏訪IC  名古屋IC  3,180円:ETC割引)
合 計 15,996円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子50歳以上は6位まで (★は加藤が参加した部門
  全成績はこちら
【21.0975km−9時50分スタート
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子39歳以下 83人 牛山 純一 30 長野県 茅野市役所RC 1゜11’38”
男子40歳以上 273人 坪木 隆 48 長野県 寅さん競走部 1゜23’51”
女子39歳以下 16人 巾崎 友里江 20 長野県   1゜35’23”
女子40歳以上 42人 前島 紀子 42 長野県 石井クラブ 1゜32’12”
【10km−10時25分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢  住所 所属 記録
男子39歳以下 41人 望月 敏生 23 山梨県 中村農場 33’48”
男子40歳以上 105人 三沢 健 43 長野県   34’19”
女子39歳以下 24人 小宮山 悠 17 長野県   43’54”
女子40歳以上 30人 大野 朋子 52 東京都 eA東京 45’11”
【5km−10時28分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
★男子50歳以上 25人 酒井 宏和 51 神奈川県   19’24”
加藤 一郎 52 愛知県 名古屋市役所走友会 19’32”
加藤 昭宏 52 静岡県 天竜あたごらん 19’37”
木田 幸二 53 山梨県 10001 19’43”
寺岡 均 53 静岡県 NTT静岡RC 20’30”
菊池 利治 59 長野県   20’51”
女子50歳以上 14人 谷口 由香 54 愛知県   20’36”
【3km−10時28分〜10時31分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子中学生 46人 高橋 勇輝 15 長野県 長野東部中学校 9’56”
女子中学生 27人 原田 千鶴 14 長野県 やまびこランニングクラブ 11’05”
男子小学4〜6年 58人 越 陽汰 12 長野県 川中島JRC 10’37”
女子小学4〜6年 39人 宮澤 実亜 10 長野県 川中島JRC 11’49”
【2km−10時34分〜10時37分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子小学1〜3年 40人 岡戸 優虎 長野県 原PCジュニア 8’30”
女子小学1〜3年 20人 坂元 唯花 長野県 辰野南小学校 8’37”
総合計 883人  

コース紹介(コースガイド)
こちらを参照してください。

坂が登れない・・・

会場近くの駐車場。収容台数が少ないとかで、事前の抽選で決めるそうです。何とか当たりましたがはずれていたら大変でした。

駐車場近くの栗の木。秋が近いですね。

会場近くの駐車場にとめられない選手はシャトルバスの利用です。

こちらは受付。部門ごとにわかりやすく受付がされます。
会場には2軒ほどスポーツショップが出店。ソックスを購入しようかと思っていましたが、ちょうど希望の商品がありませんでした。残念!

こちらは農産物販売所。訳ありのものもあり、結構、人が集まっていました。

この日は無料で開放されていた尖石考古館。メイン会場は、この尖石考古館付近です。

左が「縄文のビーナス」、右が今回国宝になった「仮面の女神」のレプリカでしょう。

天気がよかったので、あちこちにシートを敷いて待機している人が多かったですね。気持ちのいい場所でもあります。
 この大会に出場するのは6年ぶり2回目。前回は10kmを走ったが、今回は50歳以上のみが出場できる5km部門にエントリー。一見すると年寄りの集まりみたいであるが、3km部門の中学生とスタート時刻が同じなのでそういう雰囲気は感じられない。

 10km部門が10時25分のスタート。その後ろで待機していた3km部門の中学生と5km部門の50歳以上の男女の選手がスタート位置に進む。10km部門の3分後の10時28分にピストルが鳴る。
 
9時50分にスタートしたハーフマラソンの部門の選手たち

ハーフマラソンのエントリーは400人程度。最近の大会にしてはゆったりしている人数です。

八ヶ岳泉龍太鼓のみなさんの応援太鼓です。

 今回は2列目に並ばせてもらったが、さすがに3kmの中学生はスタート直後が速い。あっという間に私の前には多くの中学生の背中が並ぶ。予想はしていたものの、その数は予想以上に多かった。
 5km部門の選手はというと、2人ほどはスタートダッシュで出て行ったようであるが、スタートから約850mほどのところにある尖石考古館西交差点を曲がるまでには追いつき追い越すことが出来た。しかしながら小柄な選手が、私と同じくらいのペースで走っているので油断は出来ない。最初の1kmは3分16秒。ずーっと下り坂であったこともあるが、平地でもこのくらいのペースで走りたいものだ。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’16” 3’16”
2km 7’07” 3’51”
折り返し (9’26”)
3km 11’13” 4’06”
4km 14’58” 3’45”
ゴール 19’32” 4’34”
 1km地点では既に登りだしているが、ここから先は折り返し地点まで登り基調となる。上場沢大橋を渡りきる手前が3km部門の折り返し。スタートから1.5kmだ。中学生が続々と折り返していくが、ざっと数えただけでも20人ほどの数だった。走る距離も違うので比較は出来ないが、思った以上の数だった。
 ここから先は、独走状態になるかと思いきや、3分前にスタートした10km部門の後尾の選手がポツリポツリ走っているし、先ほどから始まった登りで引き離したと思った小柄な選手がいつの間にか追いついてきた。2kmの通過は7分07秒。この1kmは3分51秒。登り基調なのでタイムの低下もやむを得ない。
 しかしこの選手、2kmを過ぎてからは私の少し前を走り出した。2.5kmの折り返し地点では、私よりも前を走っていたが、どういうわけか折り返し地点のカラーコーンの2つも手前をUターンするではないか。係員が「ちゃんと廻ってください」と促したので、この選手は慌てて戻って一つだけカラーコーンを廻って折り返していったが、本来の折り返し地点のカラーコーンを廻らずにUターンしていく。レースに影響のある距離ではないが、ルール上はミスコースにより失格になるだろう。

 2.5kmを折り返して後続を確認するが、2人ほどの選手が比較的近くを走っていることがわかった。4人ほどが僅差の中で走っていることになる。その中で、この小柄な選手と私の2人が後半はマッチレースとなった。
 ほとんどのところはこの選手が前を走るがペースの変動が大きく、ペースが落ちたところを私が前に出ようとすると進路をふさぐではないか。トラックレースでは駆け引きのことで、こういうことも無いことはないが、ロードレースのように競走路が広いところでは、明らかにマナー違反だ。さすがに三度ほど繰り返すので、最後は「チッ!」と舌打ちしてやりこちらが前に出ることになった。ただし、脚には余裕が無く、最後の1kmの登り坂に不安が残った。4kmの通過は14分58秒。
最後の1kmの登り坂を登ってくる選手のみなさん。

ゴールはあと僅か・・・。

ゴール!距離にかかわらず走り甲斐のあるコースです。

 尖石考古館西交差点を右折してから、この小柄な選手が前に出る。ロングスパートは、どちらかというと私の得意なところであるが、今日は先にやられた感じだった。コース上には、10時31分にスタートした小学生の3km部門の子どもたちがたくさん走っている。小学生たちを避けながら追うものの差は縮まらない。19分32秒。年代別では残念ながら2位。この大会の初優勝ならず・・・。

ゴール後はここで記録証を発行してもらいます。

ゴール後の給水所には、水、麦茶、スポーツドリンクの他に塩も用意されていました。

こちらは「振る舞いサービス」コーナー。塩漬けのキュウリとミニトマト2個がカップに入って振る舞われていました。

特にキュウリの塩漬けは美味しかったですね。私にとっては、非常に口に合いました。

積極的に貰いにいく人が少なく、係の方が一生懸命に配っていました。

本日の戦利品

8秒差の2位。部門優勝には野菜の箱詰めがあります。大きな差ですね。

こちらは参加賞。バスタオル、グリーンダカラ。信州そば(乾麺)です。