富士マラソンフェスタ2014 in FUJI SPEEDWAY 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回は鉄道利用で わが家から近いサーキットで有名なところといえば、やはり「鈴鹿サーキット」となる。こちらは経営主体がホンダであるが、遊園地と併設しているのでサーキットを使用しなくてもレジャーを楽しむことは十分に出来る。わが家も何度も家族小旅行で訪れたり、鈴鹿サーキットを会場にしたマラソン大会にも出場している。 今回の会場の富士スピードウェイは静岡県駿東郡小山町にある。ただし、静岡県と言っても、極めて神奈川県に近いところに位置している。自動車レースに興味があるわけでもないので、富士スピードウェイに脚を運ぶのは今回が初めてとなる。 わが家から少々強行軍で自動車で日帰りで往復することができる場所ではあるが、ハーフマラソンを走った後はそれなりに疲れているので、長距離運転はしたくない。渋滞に巻き込まれるようなことがあればなおさらだ。 そこで今回は、沼津で前泊をして会場に向かうことにした。往路は旅費の節約で「青春18切符」を使用。帰りもゆっくり帰ってくる予定であったが、子どもたちが「日曜日の夜は温泉(スーパー銭湯のこと)に行こう」というので、やむを得ず旅費の高い新幹線で帰ることにした。 それなりに自由にさせてもらっているので、家族サービスもしなければならない。
起伏のあるサーキット 会場に着いてからコースを試走して作戦を練ろうと考えたが、サーキット内への立入は制限されているので試走が出来ず、久しぶりのぶっつけ本番となった。
3kmのスタートが9時30分、サーキット1周(4.4km)のスタートが9時45分、サーキット2周(8.8km)のスタートは10時ちょうどだ。 他部門も周回コース部に加え、スタート地点にタイム計測用マットが敷いてあり、周回ごとのタイムも計測してもらえるので、スタート前の部門の選手がチップを付けて走られては困るのであろう。 10時40分頃、集合場所に行くが既に多くのランナーが並んでいる。コースの本線上は10時スタートの「サーキット2周」のランナーがまだ走っているので、スタート地点へ移動が出来ない。1周目の最後尾のランナーが通過してから、選手がスタート地点へ移動する。 並んでいると、ゲストランナーの千葉真子さんがサンタの衣装を着てスタート地点にやってきた。いろんなところで本人に会っているが(9年前のかきつばたマラソンでは一緒に走っている)、走っていないと天然ボケの女の子といった感じだ。天然ボケは愛嬌があってよろしい。スタートまでトークで飽きもなく、気持ちよく時間が潰せたのは非常に良かった。 11時ちょうど。千葉さんのピストルでレースが始まる。スタートからそこそこ飛び出したつもりであったが、あっという間に目の前に多くの選手に抜き去られる。最初のコーナーまで500〜600mほどであろうか。直線が続くものの、コーナーに入る少し前から下り初め、コーナーでは大きく右へ曲がりながらコースは下っている。下り方も10%ほどではないが、決して緩やかに下っているという感じではない。
このコースは、メインスタンド前が一番標高の高いところ。時計回りにまわるコースであるが、第1コーナーから下り始めるが、1.5kmを過ぎたところで上りに転じるが、2kmくらいから再び下りとなり、さらに2.7kmくらいからは再度上りとなる。ペースの上げ下げが何度も訪れるので、なかなかペースが掴みづらく、走りがいのあるコースとも言える。練習では走ってもいいが、本番で走るのは「ちょっと・・・」というコースだろう。 このコースは一周が約4.4km。4周すれば17.6km、5周すれば22kmとなるため、ハーフマラソンにしようとすると、4周+αということになる。ハーフマラソンのコースは変則5周回で、1周目のみ折り返しがあり、折り返し後にショートカットしスタート地点に戻ってくる。その後の4周回はサーキットをそのまま廻るコースである。
2周目となると選手がばらけたこともあり、同じくらいのペースで走る選手は少なくなった。先ほどの折り返し地点に近づくと、まだ1周目の選手が現れる。「完走出来るの?」人ごとながらちょっと心配になるくらいのペースだ。 先ほどの折り返し地点を過ぎてからは少し下り、その後は上りとなり徐々に勾配がきつくなっていく。自動車で登っていけば大したこともない坂も人間が登るとなると悪戦苦闘する。右へ左へカーブをしながら「まだ上りが終わらないの?」と思いながら前に進む。最後は右へカーブしながらようやく平坦になった。2周目の通過は30分20秒。この1周は17分31秒。 3周目になると、周回遅れの選手が目立ち初める。ややこちらも疲労感が出てきた。少しペースを落として走る。3周目の通過は48分19秒。この1周は17分59秒。 最終周の5周目はペースを上げることにした。併走していた660番の選手より前に出る。下りも上りも周回遅れの選手をガンガン抜きながら前に出る。さすがに最後の登り坂ではややへばってきた感はあったがゴールが近づいてくるので元気が出てきた。最後の直線部分では、2人ほど抜かれたものの1時間23分台でゴール。高低差36mのコースを5周回というのは意外にきつかった。 番外編 表彰式などに参加していると、以外と会場での時間に余裕がありません。夕方から風呂屋(スーパー銭湯)に行くというので、帰りは新幹線で帰ることにしました。御殿場→沼津→三島→名古屋と移動することになるのですが、その乗り換えの沼津駅構内の立ち食いうどんで食べたうどんは安くて美味しかったので紹介しておきます。 お店は「桃中軒」という創業明治24年という老舗です。 熱海から三島までは昭和9年12月に丹那トンネルが出来るまでは、現在の御殿場線が東海道本線として活躍していました。しかしながら、御殿場線は急勾配のため、当時は機関車に補機が連結され、国府津やこの沼津で連結したり切り離したりしていました。現在は新幹線も停車しませんが、当時は沼津駅というのは重要な駅であったことがうかがえます。 この「桃中軒」の「かけうどん」は260円。私が注文した「天玉うどん」ですら370円です。こんな価格で大丈夫かと心配する値段ですが、意外と利用者が多く、薄利多売で商売をしている感じです。時間がないときの沼津駅の「桃中軒」の立ち食いうどんはリーズナブルですよ。うどん屋のおばちゃんも愛想がいいのでオススメですね。
本日の戦利品
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