ひらや高原リゾート高嶺山登山マラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照して下さい。 〆切2日前にエントリー 最初に書いたように8月頃にある程度練習の量だけは消化出来るようになってきたこともあり、レース勘を戻すために10月11日(日)か10月12日(月・祝)あたりにエントリーできる大会を探した。10月18日(日)でもよかったのであるが、この日は日直のためエントリーは不可。ぼやぼやしているうちにいろんな大会の〆切がどんどん過ぎてしまい、エントリーできる大会が限られてきた。 今回出場した「ひらや高原リゾート高嶺山登山マラソン」は、ロードレースではなく登山マラソンなので出場については考慮していなかったが、レース勘を取り戻すのなら登山マラソンでもいいだろうということで検討対象とした。ただし種目は8.6kmと11.6km。8.6kmと11.6kmの違いは、長者峰の8.6kmのゴール地点からさらに3kmほど登山道を下って平谷村役場まで走ってくるということ。試走をしてからエントリー種目を決めようと9月26日(土)に試走に出かけた。結局、登山道は試走はしなかったが、8.6kmでも十分走り甲斐があるので8.6kmにエントリーした。登山道を下るとなるとトレイルに近い。私の場合、主な活動のフィールドがロードレースなので、不慣れなトレイルでケガをしたくないという思いもあった。 こうしてエントリーの〆切の僅か2日前の9月26日(土)にエントリーが完了したのだった。 スタート時間が午後にずれ込む 大会当日、受付が午前10時30分までとあるので家を午前7時前に出発する。試走の時に約2時間で到着したので、今回もそのくらいの時間を見込んでのものだった。受付会場には午前9時過ぎに到着した。会場受付付近には自動車が20〜30台ほど停まっていたが、大半は自転車を積んでいる。この大会は、自転車のヒルクライムと同日開催という珍しい大会だ。請求した大会要項には一切書かれていないが、事前にネットでいろいろと検索していたところわかった次第。 受付をするためにテントにいったところ、「天候が悪いので競技の開始時間を遅らせます。今のところ1時間ほどの遅延の予定」とか。いろいろやりとりをしたところを総括すると、@今朝方の雨でパノラマロードからの路面状況が悪い。落ち葉の他砂が流出している。A雨や霧で視界が良くない。 @についてはコースの整備を、Aについては天候の回復を少し待っているような感じだった。とはいえ、ただでさえスタート時間が遅いにも関わらず、さらに遅くなるのはなかなかかなわない。一般的な市民マラソンであれば9時〜10時半頃までが一般的なスタート時間だ。結局、11時45分のスタート時間が12時20分に変更された。今回の登山マラソンの参加者は20人弱。受付会場からスタート場所まで約2kmほど離れており、マイクロバスで送っていってもらうことになっているため、スタート時間が定まらず選手たちは受付場所付近でウロウロを繰り返すばかりであった。
練習会のような大会 11時50分頃、ようやくマイクロバスでスタート地点へ移動することになった。乗り遅れてはかなわないので急いで乗車する。人数の確認もなくしばらくすると出発。12時少し前にはスタート地点に到着するものの、バスの中でしばらく待機。まだ、ヒルクライムが終わった選手のうち誰かが下山していないこと、頂上での係員がまだ上がっていないことなどが理由らしい。 バスから降ろされたのは12時08分。「スタートは12時20分にしま〜す」と係員さん。まさに練習会の様相を呈している。20人弱の参加者なら何でもありという感じだ。
この大会は11.6kmコースと8.6kmコースがが同時スタート。全部で20人弱なので、スタート時間をあえて分ける必要もないだろう。軽くウォーミングアップをしてスタート場所に戻る。12時20分、ホーンの合図でスタート。
この先は舗装路から不整地に変わるものの、先ほどの登り一辺倒に比べればアップダウンは比較的小さい。そして折り返しの高嶺山へ登る階段付近でこの選手にとうとう追いついた。しかしそこにはずっと先を走っているはずの先頭の選手もいるではないか。先頭の選手は明らかにコースミスだろう。高嶺山へ登る階段付近のコース表示を見落としてそのまままっすぐ走っていったのであろう。私の場合は、大会事務局にコースマップを事前にもらい、試走をしていたので全く気にならなかったのであるが、コースミスがレースの結果を左右するとなると致命的。こんなこともあり思わぬところで三人が団子となってレースは振り出しに戻った。 しかしながら、さすがに先頭を走る選手はトレイルに慣れた感じですぐさま離していく。先ほど追い付いた2番目の選手は息が荒く、階段を登ってから高嶺山への登る不整地でこの選手を追い越し前に出た。頂上付近からの下りでは足元に注意しながら山を下り、再び不整地に出てからはペースを上げて長者峰の駐車場に先着した。この2人の選手は11.6km部門なのでさらにここから登山道を下って平谷村役場前がコースとなる。何とか8.6km部門では7名エントリー(うち1名欠場)ではトップでゴール。練習会のような大会ではあったが、トップゴールというのは何度しても気持ちのいいものであった。
本日の戦利品
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