第2回となみ庄川散居村縦断マラソン 参戦記
 6年ぶりの砺波市への遠征です。
 その6年前に出場した「となみ庄川清流マラソン」が、メイン会場、コース、開催時期を変えて昨年からリニューアルして始まったのが、この「となみ庄川散居村縦断マラソン」です。メイン会場は砺波市のシンボルの「砺波チューリップ公園」。毎年GWには、チューリップが咲き誇るこの場所を訪れる観光客でごった返すところです。また、ハーフマラソンの折り返し地点は、「庄川水記念公園」と砺波市の2大観光スポットを結ぶコースです。その間に広がるのは砺波平野に広がる「散居村」。コースレイアウトとしては、なかなかのアイデアのコースと感心する出来栄えです。

 今回は、8月の陸上・世界選手権・北京大会で50km競歩で銅メダルを獲得した地元富山県出身の谷井孝行さん(自衛隊体育学校)がゲストランナーとしてハーフマラソンを一緒に走り、大会としては非常に盛り上がりました。私もスタート直後にしばらく併走し、二三会話をしましたが「ホントに歩いているの?」という凄いスピードです。真横で世界のトップクラスの競歩選手と併走する機会はおそらくこれからもなく、貴重な体験でした。
 さてレースの方ですが、2月に発症した椎間板ヘルニアの影響でやはり右脚のつま先に力が入らず、目標としていた1時間25分には遠く及ばず、1時間29分39秒と1時間半を切るのがやっとでした。コースこそ違いますが、今年の1月のハーフマラソンが1時間20分45秒ですので約9分も遅いタイムです。老化はともかく、やはり万全の体調で無いと結果は付いてこないので、もう少し体調が良くなっていくことを我慢して、ハーフマラソンに挑戦していきたいと思います。

●大会名 第2回となみ庄川散居村縦断マラソン大会
●開催日 平成27年11月22日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
砺波チューリップ公園発着(地図)(富山県砺波市) 

大会要項
)(

プログラム

地図
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、12℃くらい
●参加賞

Tシャツ、飲料水(いろはす340ml)、豚汁、チューリップ四季彩館入館割引券、湯来楽入浴割引券、スポーツドリンク(ゴール後)、コーヒー、リンゴ

●結 果 1時間29分39秒 (21.0975km:総合 第81位、年代別 第19位)
●表彰 なし
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
(往路) 自宅8:13〜(一般道)〜名古屋IC〜(東名・名神)〜一宮JCT〜(東海北陸道)〜飛騨河合PA(休憩)〜小矢部砺波JCT〜(北陸道)〜砺波IC〜(一般道)〜(昼食/すき家)〜会場12:26(前日受付/コース下見/試走/)16:45〜ホテル17:00(泊)
(復路) ホテル7:30〜会場駐車場7:41−(【第2回となみ庄川散居村縦断マラソン 21.0975km 9時00分スタート】)−会場駐車場12:04〜(一般道)〜砺波IC〜(北陸道)〜小矢部砺波JCT〜(東海北陸道)〜12:32城端SA(買物/入浴)13:31〜(東海北陸道)〜一宮JCT〜(名神・東名)〜名古屋IC〜(一般道)〜自宅16:37
●費用
参加料 3,500円  
燃 料 3,200   502.6(km)/19.0(リットル/km)×121(円/リットル)
高速料金 5,900円
 ( ETC割引/名古屋〜砺波 2,950円)
 ( ETC割引/砺波〜名古屋 2,950円)
宿泊 5,400円  (ホテルとなみ)
コインランドリー 300円  
入浴料 620円  (城端SA内、桜ケ池クアガーデン)
合 計 18,920円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者
  (21.0975km 男子50歳以上は6位まで) (
★は加藤が参加した部門
【21.0975km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
一般男子29歳以下 87人 荒山 博樹 砺波市 ウッドフレンド 1゜10’57”
一般男子30〜49歳 469人 上條 晃良 黒部市   1゜09’08”
★一般男子50歳以上 331人 笹川 和紀 新潟県   1゜16’50”
内田 武史 大阪府 パナソニック 1゜19’44”
石倉 勝 滑川市 YGRC 1゜19’51”
川原田 博志 魚津市 スギノマシン 1゜20’16”
福江 徳幸 南砺市 アステラス・高岡 1゜20’47”
山本 信也 滑川市 YGRC 1゜21’49”
19 加藤 一郎 愛知県 名古屋市役所走友会 1゜29’39”
一般女子 158人 湊 由美子 高岡市 スポーツドームエアーズ 1゜23’45”
【10km−9時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
一般男子 333人 岩崎 照儀 新潟県 上越市陸協 32’26”
一般女子 125人 細川 由利 石川県 日本海ガス 40’40”
【3km−9時10分〜9時20スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
一般男子 105人 原井 拓実 富山市 大沢野RC 9’13”
一般女子 82人 齋藤 未吹 富山市 富山大学 10’59”
中学生男子 198人 北山 大智 砺波市 庄西中学校 9’30”
中学生女子 151人 山本 佳奈 砺波市 ACトヤマ 10’29”
小学生男子4〜6年 194人 瀬川 翔誠 砺波市 砺波東部小学校 9’57”
小学生女子4〜6人 155人 今市 美空 富山市 A.C.TOYAMA Jr 10’52”
【2km−9時40分、9時45スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
小学生男子1〜3年 118人 小島 颯晟 京都府 川岡ばくそく 7’09”
小学生女子1〜3年 84人 上野 真由 砺波市 砺波東部小学校 7’38”
ジョギング 202人 表彰なし
総合計 2,812人  

東海北陸道は紅葉&落葉
 今回はマイカーで富山県に向けて前日の早朝出発。3連休の初日ということもあり、高速道路は思った以上に混雑していた。名神高速道路は、小牧JCTを過ぎてから一宮JCTまでが渋滞。ここが予想外で、前日受付会場の「となみチューリップ公園」には、30分程度到着が遅れた。また、かつてはひるがの高原を過ぎるとガラガラだった東海北陸道も、この日は車が著しく空くこともなく終点の小矢部砺波JCTまで走行した。
 それにしても、この日の東海北陸道の紅葉は良かった。特に郡上八幡〜美並くらいまでは、紅葉のピークかもしれない。郡上八幡を過ぎてひるがの高原くらいまで来ると、紅葉は既に終了。冠雪こそ無いものの、落葉した樹木が山肌に突き刺さっている。トンネルが非常に多いこの道路であるが、分水嶺を越えて富山県側に下って標高を下げていくと面白いことに再び紅葉が楽しめる。少々眠かったが、高速道路の運転も紅葉のおかげで楽しむことが出来た。

この日は三連休の初日ということもあり、朝から名神高速は渋滞が始まっていました。

東海北陸道・美並ICの少し手前。この辺りは紅葉がきれいでした。

東海北陸自動車道のウリの一つが、この「高速道路標高日本一 標高1,085m」

古屋トンネル(高山市清見町)付近はすでに冬枯れ状態。

城端SAが近づいてきて、標高が下がっただけに再び紅葉が戻ってきたというところ。

北陸道・砺波ICすぐの交差点。6年ぶりに砺波市にやってきました。

散居村とは・・・
 散居村(さんきょそん)とは、あまり聞き慣れない言葉であるが、ウィキペディアで調べてみると次のように書かれている。

 散居村(さんきょそん)は、広大な耕地の中に民家(孤立荘宅)が散らばって点在する集落形態。一般的には散村(さんそん)と呼ばれる。集村と対比して語られることが多く、一般には集村が普遍的で散村は比較的少ないと考えられているが、実際には世界的に広く見られる集落形態である。
 日本においては島根県の出雲平野、香川県の讃岐平野、静岡県の大井川扇状地、長崎県の壱岐島、北海道の十勝平野、岩手県の胆沢扇状地、富山県の砺波平野や黒部川扇状地などがその典型例である。なかでも日本国内最大とされる砺波平野では現在、およそ220平方キロメートルに7,000戸程度が散在している
(中略)
【砺波平野の散居村】
 この景観が成立したのは、16世紀末から17世紀にかけてであると考えられている。砺波平野を流れる庄川は江戸時代以前にはしばしば氾濫したため、この地域に住みついた人々は平野の中でも若干周囲より高い部分を選んで家屋を建て、周囲を水田としたこのような住居と水田の配置は農業者にとっては便利であったため、前田家による田地割政策下でもこの地域の農民たちは引地、替田を行って自宅周辺に耕作地を集めようとした
 家屋が1か所に集まって集落を形成するということが無かったため、冬にはそれぞれの家屋が厳しい風雪に直接晒されることとなり、
家屋の周囲にカイニョと呼ばれる屋敷森を形成してこれに対処するようになった。一般的には防風効果もあり、燃料となり、建築用材になる杉が多い。栗 ・柿・梅など実ができる樹木も植え、女の子が生まれると桐の木を植え、嫁入りに備えた。「高 (土地)を売ってもカイニョは売るな」「塩なめてもカイニョを守れ」と大切にされた。
 なお、この地域の伝統的な家屋には「アズマダチ」(切妻造)や「マエナガレ」(平入り)がある。研究者として始めに注目したのは、京都帝国大学の小川琢治である。

 庄川(しょうがわ)の氾濫と共にこの散居村が形成されたことがわかった。この散らばった状態が集落であり、日本においてはあまりこのような「散居村」が少ないこともわかった。
 時間がなくて立ち寄れなかったが、砺波市には「となみ散居村ミュージアム」なる施設がある。また「全国散居村連絡協議会」なる組織もあるというから恐れ入ったものだ。

谷井孝行さん
 今回この大会のゲストで参加されたのは、谷井孝行さん(自衛隊体育学校)だ。ご存じの通り、今年8月29日の陸上世界選手権・北京大会で男子50km競歩で銅メダルを獲得している。オリンピック、世界選手権を通して日本人の競歩選手としては初のメダルを獲得している競歩界のレジェンドだ。(ちなみにこの大会での日本人の獲得したメダルは、彼が唯一だった)
 谷井さんの出身地は富山県滑川市。高岡向陵高→日大→佐川急便→自衛隊体育学校と一貫して競歩を続け活躍している。大会のホームページを見ると8月27日にゲストランナーとして決定。その2日後の8月29日の陸上世界選手権・北京大会で銅メダルを獲得。ゲストランナーの選考としては大はまり。彼を選んだ人の目利きの良さが感じられる。

 この日、谷井さんは実際にハーフマラソンに参加された。私らは走ったのであるが、彼はもちろん競歩。スタートしてしばらくすると彼が歩いている。しばらく併走するが、とても歩いているというスピードではない。「谷井さん、さすが速いですね。これが一流のスピードですね。走っているのと変わりませんね〜!」と私。他のランナーが「今日はどのくらいで歩かれるんですか?」と「1時間40分くらいです」と谷井さん。ところがこの日の記録は1時間34分20秒。私と5分しか変わらないスピードで歩いている。
 ちなみに彼の20km競歩の記録が1時間20分39秒。ハーフマラソンの距離に換算すると1時間25分05秒。彼の実力からすれば、この日は8割くらいの力で走ったのであろうか。
 それにしても世界のメダリストと併走しお話しが出来たというのは、私にとっていい記念になった。来年のリオオリンピックも内定しているので、彼の活躍を願って是非とも応援したいと思う次第である。

開会式、ハーフマラソンのレース、そして抽選会と引っ張りだこの谷井さん。世界選手権の彼の活躍は、富山県民の自慢であろう。非常にタイムリーなゲストであったことは間違いない。来年のリオ・オリンピックも万全の体調での臨んで欲しいと思う。

コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。

苦しいレース
 私が今回この大会に参加を決めたのは、来年2月の別大マラソンで十分に走ることができるだけの走力が戻ってきているかどうかを確かめることだった。前日のコースの下見では、コースの一部にアップダウンはあるものの、全体を見れば比較的平坦で、そこそこのタイムで走ることが出来るコースであることを感じた。タイムが出ないということは、走力が戻ってきていないことを表している。

大会前日の受付は、砺波チューリップ公園横の砺波市文化会館です。

受付の表示があちこちにあるので、一目瞭然です。

選手の動線が良く出来ています。

大会前日に受付をしましたが13時過ぎでしたので空いていました。

区分ごとに受付場所が分かれており、整然とされています。ここでは参加賞のドリンク、プログラム、シューズに付けるチップなどを受け取りました。

少し離れたところでは、一括してTシャツの配布をしていました。

受付を終えてロビーに出ると、砺波市立鷹栖小学校の生徒さんの応援メッセージが飾られていました。こちらは1〜3年生のもの。

こちらは4〜6年生のものです。ありがたいですね。

受付会場の外ではショップが1軒店を出していました。お客さんがいなくて暇そうでした。

大会当日のスタート場所付近。応援用の旗を配っていますね。

 午前9時、この大会のメイン種目であるハーフマラソンがスタートした。
 最前列とまではいかなかったが、最前列から数メートルくらい後方から私はスタートする。今日の目標は1時間25分を切ってくることであるが、今年1月の「第37回東海ブロック走ろう全国横断新春マラソン」では1時間20分45秒でハーフマラソンを走っているので、故障していなければ控えめな目標タイムである。とはいえ、直近のレースでもなかなか、走力が戻った感覚からほど遠いので、この日の目標はかなり控えめということにした。4分/km、5kmあたりでは20分のペースで通せば走れるスピードだ。マラソンなら2時間50分くらいのペースになる。

 スタート直後のごたごたから抜け出し、500mほど走ると”谷井さん”が”歩いている”のを見つけた。スタート前にMCが「リオ五輪に出場する大切な体なので、いきなり後ろから押したりしてはダメですよ。ハイタッチはOKですか?話しかけるのもOKですか?」と谷井さんに確認していたが、本人が「OK」と言っていたのを思いだし、"歩いている”谷井さんに話しかけることにした。
 「さすが谷井さん、歩いていても速いですね〜!これが世界のトップクラスの歩きですか−!」と私。やや苦笑いをするような顔をしていたが、まんざらでもなさそうだ。他のランナーが「谷井さんは今日は何分くらいで歩かれるんですか〜」と声をかける。「1時間40分くらいです」と谷井さん。彼が本気で歩いたら間違いなく1時間30分は切ってくるはず。練習の一環で本気では無いだろうが、それでもそのピッチは十分速く、世界の一流の競歩選手の走りを真横で体感することが出来た。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 5kmごと
1km 3’54” 3’54” 19’55”
2km 7’45” 3’51”
3km 11’48” 4’03”
4km 15’52” 4’04”
5km 19’55” 4’03”
6km 24’12” 4’17” 21’50”
7km 28’30” 4’18”
8km 32’52” 4’22”
9km 37’18” 4’26”
10km 41’45” 4’27”
11km 46’12” 4’27” 22’02”
12km 50’41” 4’29”
13km 55’04” 4’23”
14km 59’26” 4’22”
15km 1゜03’47” 4’21”
16km 1゜08’08” 4’21”
あと4km 1゜12’48” 4’40”
あと3km 1゜16’58” 4’10”
あと2km 1゜21’05” 4’07”
あと1km 1゜25’27” 4’22”
ゴール 1゜29’39” 4’12” 4’12”
 谷井さんの予定ペースでは私の今日の目標は達成できないので、しばらくしてからはペースを上げて前を目指すことにする。ちょうど少し前に女性のトップ選手だろうか、走っていたのでこの選手をペースメーカーとして走っていこうと考えた。今の私の走力と近いのではないかという勝手な判断である。2kmくらいまではよかったのであるが、さすがにペースが早くその後はペースダウンをせざるを得なくなった。
 国道359号線のアンダーパスを抜けてコースはどんどん南下していくが、走ってみると思ったよりもコースは上っているのが感じ取られた。やはり自動車での下見の限界だろうか。5kmの通過が19分55秒。辛うじて目標のペースをクリアしたが、この時点で既にペースはオーバーペースになっていた。10kmの通過は41分45秒。この5kmでは21分50秒かかっている。やや登り基調のコースであることを差し引いてもかなりのペースダウンだった。

 散居村を走るコースなので、民家がほとんど無い。民家が無いと言うことは、応援する人もほとんど無いということであるがそれは気にならなかった。気温も少しずつ上昇していたので、手に付けていた手袋を外してランパンの両横に挟み込む。ところどころで現れる給水所ではそれぞれ水を取り口に含んだ。

 折り返し地点の数km前からは、コースは少しだけ庄川の堤防道路を走る。左手に見える庄川の清流が気持ちがよい。中学校の敷地の中を走り抜けたころから応援の人々が増え、庄川水記念公園では給水、応援の人で賑わっていた。ここからは下り基調になるので、前半のペースダウンを取り返さなければならない。
 しかしながら私の思いとは裏腹にペースは上がらなかった。15km地点の通過は1時間03分47秒。この5kmは何と21分57秒。ほとんど22分といってもいいタイムだ。
 故障してから強度の高い練習の頻度が少ないこともあるせいか、ペースのアップダウンには弱くなった。さらにオーバーペースになると、その後倍返しとばかりに借金が一気に膨れるような感じになる。今日はまさにそんな感じだった。スタート時の慎重さがもう少し必要だったということだろう。

 すでに1時間25分を切ることは絶望的になったが、それどころか1時間30分も越えるかもしれないような雲行きになってきた。残り6km強を26分程度で走る必要がある。4分/kmのペースでで走れば4分/km×6km=24分となるのであるが、ここまでで4分20秒/km程度のペースに落ちているので、この辺りからは時計とにらめっこが始まった。

 16kmまでは、スタートしてからの起算距離の表示であったが、その後は「あと4km」「あと3km」とカウントダウンに変わっていった。ちょうど私の心を読まれているかのような表示であったが、計算をしながら走るにはありがたい表示であった。
 「あと4km」地点の通過が1時間12分48秒。残り4kmを17分12秒で1時間30分ちょうど。なるべく4分/kmのペースになるようにかなり無理をしてペースを上げる。
 「あと3km」地点の通過が1時間16分58秒。この1kmが4分10秒。残り3kmの持ちタイムは13分02秒。平均で4分20秒/kmなら何とか1時間30分が切れるタイムだ。
 「あと2km」地点の通過が1時間21分05秒。残り2kmを9分弱。4分30秒/kmで大丈夫ということがわかり、急に疲れが出はじめた。「あと1km」では1時間25分27秒。残り1kmを4分33秒で十分なので、1時間30分だけは切れることをこの時点で初めて確信した。そしてゴールは1時間29分39秒。この日の目標タイムからは4分以上も遅れてのゴールだった。
ゴールを目指すランナーのみなさん
ゴールは砺波チューリップ公園の東口です。お疲れ様でした。

東口の銀杏の木の紅葉が素晴らしいですね。

中学生の子でしょうか、ゴール後チップを外しに来てくれました。社会学習の一環でしょうか。

こちらではゴール後にスポーツドリンクを中学生の子が一生懸命に配っていました。この大会では中学生の係員の活躍が目につきました。

ハーフマラソンの表彰式。おめでとうございます。

富山県柔道整復師会さんが無料で接骨関係のブースを出されて選手のメンテナンスのサポートをしていました。

スポーツオーソリティーなどのショップも少しばかり出店していました。

無料の豚汁やお店で購入した昼食を頬張る選手やその家族などでごった返していました。雨降り時の対策としてテントが設営されていましたが、この日は雨が降らなくて良かったです。

 夏くらいからは、練習の量だけは少しずつ増やして走れるように回復してきたが、質が伴っていないことが今日のレースで露呈した形となった。11月27日(金)が別大マラソンのカテゴリー2の〆切であるが、ハーフマラソンで1時間30分近くかかっているのでマラソンでのサブスリーは絶望的だろう。
 この結果で迷うこと無く、別大マラソンのエントリーは諦めた。キチンと椎間板ヘルニアの影響が抜けて練習が出来てからでのエントリーでも遅くは無い。次年度以降頑張れば良いと思った時代である。

本日の戦利品

参加賞のTシャツ。実際に着て走っている人もちらほら見かけました。MIZUNO製で生地は良さそうです。

その他「チューリップ四季館の割引券」、「天然温泉・湯来楽(ゆらら)の割引券」、いろはすも参加賞。

ゴール後にはアクエリアスを1本いただきました。

豚汁引換券を持って指定の場所に行きました。

中学生くらいの女の子が一生懸命配膳しています。学校の課外授業でしょうか?

寒くなってきたので、美味しかったです。豚汁。

こちらは豚汁ブースの隣にあった「頼成営農組合さんのりんご」。こちらも中学生くらいの女の子が一生懸命に切っていました。

切ったはなからどんどん無くなっていきます。

私も数個いただきましたが、非常に甘くて美味しいリンゴでした。

そのリンゴのブースのさらに隣でコーヒーサービス。こちらも寒くなってきたので賑わっていました。

私も一杯いただきました。寒い日には温かいものが嬉しいですね。