第65回新春ぎふシティマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照して下さい。(第62回大会に同じ) 満車の駐車場に焦る
例年通り、岐阜メモリアルセンターの西側ゲートから駐車場に入ろうとしたところ、既に「満車」で駐車場に入る車の順番待ちが始まっている。例年ならば、明らかに満車となるような時刻ではない。「今年から”新春ぎふシティマラソン”と改称して参加者が急に増えた!?」勝手な想像をするが、駐車場に自動車を入れることが出来なければ万事休す。 スタートまで1時間半以上時間はあるもののが、こんなところで待っていても入れる見込みは無さそうだ。ぐるっとメモリアルセンターの周りを廻ったところ、イベント開催時に臨時で営業している民間駐車場を見つけた。値段を聞くと500円という。土建屋の空きスペースを貸しているような感じであるが、この際贅沢は言っていられない。 あとからメモリアルセンターに「南駐車場」があることに気がついたが。今回は「まあヨシ!」としよう。 スタート前にコースの試走した際に、駐車場前で交通整理している係員さんに「駐車場の面積が減ったんですか?」と尋ねると「そんなことはないですよ。今日は、マラソンの他にもいろんなイベントがあるから混んでいるんじゃないですか」と係員さん。 家に帰って調べてみると、この日の岐阜メモリアルセンターにおけるイベントとしては、 @第65回新春ぎふシティマラソン(長良川競技場) A第56回 岐阜県中学生選抜ハンドボール選手権大会(で愛ドーム) BJSCA県新年フェスティバル(水泳)(長良川スイミングプラザ) C中学生選抜大会 県予選(卓球)(ふれ愛ドーム) ?岐阜県国体選抜強化交流戦(サッカー)(長良川球技場) と、非常に集中していることがわかった。また、ナンバーカードと一緒に送られてきた「注意事項」を再度読んでみると、その通りのことが書いてあった。よく読むべきと反省!みなさんもこういうヘマをしないように注意して下さいね。
改修中の「岐阜メモリアルセンター長良川競技場」 岐阜メモリアルセンターについて、ウィキペディアには次のように書かれている。
陸上競技場も平成3年(1991年)に開場しているが、建てられてから25年を迎えようとしている。9月23日〜25日の間に「第70回全国レクリエーション大会in岐阜」が開催されるが、これに併せての施設の改修かもしれない。
昨年からの変更点 例年と同じような大会であるが、昨年から変わったことがいくつかある。 一つ目は、大会名が「ぎふ新春マラソン」から「新春ぎふシティマラソン」と変わったことがある。 これは、開会式で岐阜市長が説明していたが「開催場所が”岐阜市”であることがわかるように」というものだそうだ。私はてっきり、参加者を増やそうとしてネーミングを変えたのかと思ったがそうではなさそうだ。この日は、他に「新春春日井マラソン(愛知県春日井市)」、明日は「いちのみやタワーパークマラソン」があり、メインが5.5km、サブ種目が3kmのこの大会は県庁所在地である岐阜市内を走れるにしても距離が地味すぎるせいか人が集まりにくい。参加料が無料であるにもかかわらず、他の大会に人を奪われているせいか、参加者は昨年よりも少し減っている。 二つ目は、ジョギングコースの変更。 私は参加しない種目なので関心がなかったのであるが、コースマップを見ると昨年と変わっていることに気がついた。距離も「1.1km」→「1.2km」と僅かであるが増えている。 三つ目であるが、3kmコースのスタート時間だ。 この大会は、スタートゴールが陸上競技場内である。5.5kmの部門はエントリーが300人強でメインスタンド前を一斉スタート。3kmは、エントリーが合計で500人を超えていることもあるせいか、5部門に分けてスタートするウエーブスタートを採用している。ウエーブスタート自体はいいのであるが、そのスタート順に問題がある。 昨年までは @中学生男子(5部)/10時15分 A中学生女子(3部)/10時17分 B高校・大学・一般女子(4部)/10時18分 C30歳以上女子(1部)/10時19分 D50歳以上男子(2部)/10時20分 と、私のエントリーしていた「2部」は一番最後のスタートだった。これは結構迷惑なもので、スタートしてから競技場を出るまでの約300mでCの「30歳以上女子(1部)」の選手に追いつくばかりか走っている途中で、その前の「4部」や「3部」の選手に次々と追いついてしまう。コース幅も狭いので、追い抜いていくのが非常に大変である。 昨年、大会が終了してから関係者の方に「スタートの順番を見直してもらえないだろうか」とお話をしたところ、どうも私の意見を取り入れてもらえたようで、今年はその順番が @中学生男子(5部)/10時15分 A50歳以上男子(2部)/10時16分 B中学生女子(3部)/10時18分 C高校・大学・一般女子(4部)/10時19分 D30歳以上女子(1部)/10時20分 と変わっていた。昨年までに比べれば、追い抜いていくのは@の選手と10時スタートの5.5kmの2周目の選手だけ。ストレスは大いに減って今年は気持ちよく走ることが出来た。主催者に感謝〜! 〜スタートまで 今年は明らかに暖冬。冬といっても比較的過ごしやすい。この大会は今回で6回目の出走となるが、過去には私が走らずカミさんだけが走っていた時期もあり、大会終了後は子どもらを連れて正月早々金華山などへも行ったりしたこともあった。 しかしながら時期的に、どかっと降雪がある場合もある。私が出かけていた間は無かったが、降雪により大会が中止になったことも過去にはある。今年は全くその心配は無く、早朝の岐阜市内の気温は3〜4℃程度、走る頃には7℃程度まで気温も上昇。風もほとんどなく、走るには絶好のコンディションだった。
今年は、岐阜メモリアルセンターの駐車場に自動車を停めることが出来ず、民間駐車場から陸上競技場に歩いてきたので、返還するトロフィーが実に重たかった。まずは主催者に返さなければならない。事前にもらった案内には、「午前9時30分までに、競技場ロビーまで持ってくる」旨のことが記されていたが、いざロビーに行くと昨年お目にかかった担当者(岐阜市教育委員会の人?)が待っていてスムースに受け渡しが出来た。今年勝てば4連覇。とはいえ、昨年までと違って椎間板ヘルニアという大きな故障が完治していないので、自分次第、相手次第でやってみないとわからないというのがホンネだった。
4連覇ならず 10時ちょうどに5.5km部門がスタート。20年ほどまではこちらに出場していたが、こちらは高校生が主戦場の距離。50過ぎのオッサンでは歯が立たない。 10時15分過ぎに中学生男子がスタートし、50歳以上男子はその1分後の10時16分にスタートとなる。特に緊張はなかったが、イメージ通りにレースを進めることだけを考える。
最前列のやや右側に位置取りする。ピストルの合図と共に軽やかにスタートをする。同年代以上の選手だけのスタートなので、ストレスがなくていい。50mほど先の第1コーナーは先頭で通過。競技場を半周ほどすると、後続の選手の足音が聞こえなくなった。ここまではイメージ通り。上手く進んでいるといえる。今年はスタート順が3kmで2番目なので、昨年までのように前を走る選手を次から次へと避けながら走るというストレスがあまりない。ここまでは非常に助かったという感じで走っていた。 競技場から一般道へ出て、さらに「メモリアルセンター西交差点」を左折すると、交通量の多い通りに出る。ここから「早田東町6交差点」までが、このコースの中で最も交通量の多いところである。さすがにここまで来ると、やはり前方をややゆっくり走る中学生が目の前に現れてきた。道路に並べられたカラーコーンの内側をなるべく走っていたが、横に広がられるとどうしても抜くことが出来ないので、やむを得ずところどころカラーコーンの外側を走りながらペースを落とさずに走ることにした。 「早田東町6交差点」を左折し、都ホテルの方に向かう。ここらで体感的には約半分くらいが過ぎたのではないかと思う。オーバーペースで突っ走ってきたわけではないが、ゴール前の勝負のためにややペースを落とすことにした。5.5kmの2周回目の選手も現れ、この辺りでなぜか抜きつ抜かれつするようになってしまった。そして、都ホテル付近で後ろから同年代の選手(ピンクのナンバーカード)が抜いていく。昨年2位、3位の選手が今年はエントリーしていないので、この選手についてはノーマークだった。慌ててペースを上げるものの、思ったよりも体が反応してこない。ゴールまでは1kmは切っているだろうが、少なく見積もっても700〜800mあるが、ついて行くには少々厳しいペースだった。ペースが落ち着けば、何とか最後の最後で振り切ることも考えていたが、徐々に間隔が開きだした。ギブアップしたくはなかったが、ここで勝負ありだった。 ゴールタイムは10分40秒。僅か3kmの距離で昨年に比べて40秒もタイムが悪くなっている。椎間板ヘルニアで練習を休んでいたせいもあるが、完全に故障から回復していないことがタイムに如実に反映されている。10月の頃に比べれば、徐々にであるが走る感覚はよくなってきている。 今回は残念ながら4連覇は達成できなかったが、毎年毎年勝ち続けていくのは、相手のこともあるが自分自身が怪我や故障がないことがまずは一番であることをあらためて感じた次第である。
本日の戦利品
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