第39回池上本門寺花祭り家族健康マラソン大会 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
池上本門寺 今回の大会会場は、大田区にある池上本門寺。お寺が大会のメイン会場となっているのは、私のこれまでのキャリアの中では初めてのことだ。 池上本門寺というのは、日蓮宗の大本山。お寺のサイトを引用すると以下のように書かれている。 『日蓮聖人が弘安5年(1282年)10月13日の午前8時頃、61歳で入滅(臨終)された霊跡。 日蓮聖人は、弘安5年9月8日、9年間棲みなれた身延山に別れを告げ、病気療養のため常陸の湯に向かわれ、その途中、武蔵国池上(現在の東京都大田区池上)の郷主・池上宗仲公の館で亡くなられました。 また、長栄山本門寺という名前の由来は、「法華経の道場として長く栄えるように」という祈りを込めて日蓮聖人が名付けられたものです。そして大檀越の池上宗仲公が、日蓮聖人御入滅の後、法華経の字数(69,384)に合わせて約7万坪の寺域を寄進され、お寺の礎が築かれましたので、以来「池上本門寺」と呼びならわされています。』とある。 お寺の面積だけで7万坪。この7万坪全てが現存するかは存じ上げないが、仮に全てそのまま残っているとなれば、この東京という狭い空間においては異常に大きな敷地となる。墓地も多いが緑地も多く、日蓮宗とは関係なくとも、この界隈に住む人たちの癒やしの空間であることには間違いないだろう。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース 先週の「あだち五色桜マラソン」は、小雨が降る中気温11℃とこの時期としては寒かったものの、この日は気温が22℃まで上昇。一週間の差でこれだけ気温が違うと走るには非常に厳しい。ウォーミングアップの途中からでもかなり汗が噴出していた。 3.5kmコースが9時30分、10kmのうち男子50歳未満の選手らは10時10分にスタートをする。選手たちの周回の様子を見ていても相当汗をかいて苦しそう。そのせいで周回コース内に一か所だけ設けられた給水所は大繁盛。11時30分にスタートする自分も、今回は相当汗をかいて苦しいレースになることは目に見えていた。
11時過ぎにスタート場所に整列。係の人が「いいですか。スタートは『ドン、ドン、ドーン』の三つ目のドーンでスタートですよ」という。「ドン、ドン、ドーン」というのは、大堂から定期的に聞こえてくる太鼓の叩く音。この合図でスタートというのは全国的にみても珍しいだろう。ただし、今回は困ったことにお寺の太鼓がキチンと時間通りに叩かれずになるので、11時10分出発といいながらも、実際には2分ほど前になってしまい、選手は「これスタート?」と思うわ、係員の人も少々迷いながらも「GO!]としてしまい、少々間が抜けたようなスタートとなった。
スタート直後に飛び出したのは私を含めて4人ほど。一人は先月の「目白ロードレース」で優勝している古田さん。残りの2人は初めて(たぶん)お会いするランナーさんだろう。五重塔をかすめるようにして走り、墓地の間を走る頃にはコースが急激に狭くなる。そして最初のポイントのめぐみ坂を下る。ここは下りながら左へ直角に曲がるというテクニカルな部分。今日は雨が降っていないので、スリップすることもないだろうが、雨天時や降雪時であれば転倒者が続出するような要注意のポイントだ。最初から無理して突っ込むこともないので、あえてスピードを出すこともなく曲がっていく。前を走る選手は相変わらず3人であるが、うち一人はすでに脱落しかけている。 ぐるっと走って、スタートラインに戻ってきた。この一周(2km)は7分33秒。少々つられて走った感があり早いペースになってしまった。あと4周走るとなると少々早いペースと思い、2周目はペースを少し落とすことにする。この時点で単独2位。暑いので給水を取ろうと思っていたが、ラップを取るのに気を取られ気がついたら給水所を通過していた。
この後は周回遅れの選手を抜かしながらの単独走でとなる。3周目、4周目も同じような感じでレースを進め5周目に入った。「ここまま単独走でゴールとなるのか・・・」と思っていたところ、5周目の中盤から後方から靴音が徐々に近づいてくるのがわかった。ポイントとなる登り坂で、後方から追い上げてきた選手にとうとう追いつかれてしまった。ただし、こちらに全く余裕が無いわけではないので、併走するような形でレースを進めることにする。ここまで来たら、2位だけは死守しなければならないので、最後の200mで勝負をすることに決めた。
レース後に古田さんと話す機会があったので少しお話をした。「先月くらいから東京近郊の大会に出場しているみたいですね。『名古屋市役所の選手は速いから要注意』と広まっているみたいですよ」と古田さん。
本日の戦利品 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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