葛飾ふ〜てんマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
堀切菖蒲園駅 千葉県市川市での生活も約3週間が過ぎた。通勤電車で通り過ぎる駅の名前はほぼ覚えたものの、乗換駅以外は下車したことがないので、どういう土地柄かはわからない。とりあえず地名だけでも覚えておけば困ることはないだろうと思う。 今回の大会の会場の最寄り駅は、京成電鉄の「堀切菖蒲園」という駅。やたらと画数が多い駅だし、菖蒲園が駅名となっているのも珍しい。東京都内では駅間距離も短いので、バス停のように●●前のような駅名も多いような気がする。この堀切菖蒲園についても、実際に菖蒲園があるだろうと思いながら下車する。 駅前は比較的大きな道であったが、交差点を渡ってからは徐々に道幅が狭くなる。地図を頼りに会場に向かうが、地図がなければ本当にこの道でいいのか迷うような複雑な道だった。堀切菖蒲園もかすめるように通っていったものの、さほど大きな菖蒲園の感じがしない。都内ではこのくらいでもランドマークになるようなものだろうか。こんなことを考えているうちに目的地の堀切水辺公園が近づいてくる。信号をわたり荒川にかかる堤防を越えると、そこには想像したようなマラソン会場があった。先々週の池上本門寺花祭り家族健康マラソン大会の会場である池上本門寺までの道のりもあちこち曲がりながらたどり着いたが、東京都内の道路はこういう区画整理があまりされていないような道が多いのだろうかとふと思ってしまう次第である。大会とは全く関係ない話なので、独り言と思って聞き流してもらえばいい。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース この日会場にやって来たのが9時40分過ぎ、受付とコースの試走を兼ねたウォーミングアップをしても午前11時には事前にすることが終わってしまい、時間をもてあましてしまった。今日は明らかに時間の読み間違え。最近、少々睡眠不足でもあったのでスタート前の時間を利用して1時間ほど仮眠を取る。12時くらいから再度ウォーミングアップ。この日は暖かい日だったので比較的短時間で体が出来てくる。とはいえ、スタート間際までウインドスプリントなどをしていたため、スタート場所は後方となる。10kmの参加者はさほど多くはないがスタート場所が狭いため、案外、列が長くなった感じがする。
12時30分にピストルの合図でスタート、行列の前から半分くらいの位置からスタートするが、大外を回ってあっという間に前の方に進出した。河川敷の道路に出てしばらくすると、私の前を走っている選手は3人であるということに気がついた。前の二人は少々距離が開いてしまったが、3人目の選手とはさほど差がなく、スタートから200〜300mくらいで追い抜く。今日は50歳以上は年代別の表彰があるが、それ以外に総合で3位までも表彰がある。前の二人に追いつくのは難しそうであるが、上手に走れば総合で3位に食い込むのも出来ないことはないだろうという感じがする。
この選手との差は2.5km地点の折り返しに向かって徐々に開きつつあり、2.5km地点では20〜30mほど開いてしまった。折り返してからは追い風区間になるものの、気温がグイグイ上昇してきて暑くなり、給水が欲しくなってきた。3km地点に給水所があるが、ハーフマラソンの選手が数人給水所で停まりながら給水していたため、走りながらコップを取ることが出来ない。ここでの給水を諦め、スタート地点に向かってそのまま走ることにする。 何とか3番手の選手との差が開くことなく、チャンスがあれば再度抜いていけないかと考えながら走っていたが、4kmくらいからは明らかにその差が徐々に詰まってきたことがわかる。「飛ばしすぎ?暑さに弱い?」理由はともあれ、思っていたことが現実的になってきた。一部変則ながらスタート地点(5km)に戻ってきたが19分24秒。決して褒められたタイムではないが、風とこの暑さでは仕方があるまい。 そしてスタート地点を通過して2周目に入り、再び河川敷の道路に出たあたりでとうとうこの選手に追いつく。併走することもなく、また急にペースを上げることもなくこちらは淡々と走るが、知らない間にこの選手の足音が消えていった。 7.5kmの折り返しで後方を確認したときには、50mほどの差が出来ていた。この時点で前方を走る2番目の選手との差は既に200mほど離れている。完全に単独走の状態となった。暑さで後半さらにペースが落ちたものの、久しぶりに総合で3位に食い込むことが出来た。タイムはともかく、一体何年ぶりだろうか。久しぶりに総合第3位の表彰と、年代別優勝の2つの表彰をいただくことが出来た。
本日の戦利品
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