品川マラソンフェスタ2016Summer 参戦記

 2週間ぶりのレースです。
 今月も半月で残業が既に50時間越えで、「朝の1時間のジョギング(約12km)」と「スピード練習代わりの週末の大会参加」が練習の2本柱となっています。本来であれば週に2回ほどはポイント練習をしたいところですが、なかなか思うように出来ないのが実情です。残念ながら今日のレースもも行き当たりばったりの結果となってしまいました。

 今日の大会の参加種目は12km。1周3kmのコースを4周回するというものです。
 最初の1周(3km)はまずまずの感じで良かったのですが、冬と違ってこの時期としてはオーバーペース気味。途中で「これでは4周回(12km)持たない!」と思い、2周目からはペースを落とします。3周目くらいからは息も整ってきたのですが、脚が思うように動いてくれません(仕方がないか・・・)。
 中盤は、フルマラソンリレーや同じ12kmの周回遅れの選手を抜いていくだけで、ほぼ単独走でした。「このままゴールなのかな・・・」と思っていたところ、残り300mくらいで同じ12 kmの選手に抜かれてしまいました。「もしや同年代?」。慌てて追いかけ追いつくものの、ゴール前最後の100mのスプリント勝負で負けてしまい、そのままゴール。選手名簿がないので、同年代の選手かどうか確認のしようがないのですが、何となく最後に同年代の選手に抜かれた感じでした。今回も年代別優勝がスルリ。次回こそは、文句のない圧倒的な差で優勝を決めたいところですけどね・・・。
 

●大会名 品川マラソンフェスタ2016Summer
●開催日 平成28年7月16日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森陸上競技場発着(地図)(東京都品川区) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
(※ 第6回スポーツの森ロードレースと同じです。)
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 薄くもり、27℃くらい
●参加賞 結ばない靴ひも、水(ペットボトル)
●結 果 50分33秒(12km 総合 第7位、50歳代男子 第2位)
●表彰 賞状
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【7月16日(土)】
徒歩 マンション 8:19 本八幡駅 8:25
地下鉄 本八幡 8:30 馬喰横山 8:57 都営新宿線
JR 馬喰町 9:02 品川 9:25 総武本線
京急 品川 9:29 立会川 9:38 京急本線
【立会川駅前で朝食】
徒歩 立会川駅 9:54 会場 10:14
品川マラソンフェスタ2016Summer 12km 12:30スタート】
徒歩 会場 14:15 立会川駅 14:51 (途中の昼食も含む。)
京急 立会川 14:56 品川 15:04 京急本線
JR 品川 15:10 東京 15:21 山手線
高速バス 東京駅 16:30 名古屋駅 21:31
21:21
名古屋市営バス 名古屋駅 21:52 千種台中学校 22:27
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,780円  
地下鉄 0円 (本八幡〜馬喰横山/定期券)
JR 165円 (馬喰町〜品川)
165円 (品川〜東京)
京浜急行 308円 (品川〜立会川/往復)
高速バス 3,990円 (東京駅〜名古屋駅)
名古屋市営バス 210円 (名古屋駅〜千種台中学校)
合 計 8,618円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。12km総合及び一般男子50〜59歳は3位まで (★は加藤が参加した部門
【フルリレーマラソン−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
  58組 TEAM顎 2゜30’43”
【ハーフマラソンkm−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
男子 210人 松田 拓朗 1゜18’46”
女子 41人 伊藤 絵美 1゜34’43”
【12km−12時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
★男子 80人 大倉 慎 43’17”
佐々木 亮史 45’43”
山内 圭二 48’24”
加藤 一郎 50’33”
★男子50〜59歳 21人 渡邉 彰 50’31”
加藤 一郎 50’33”
近藤 正治 55’51”
女子 24人 石神 由記 59’22”
【3km−親子ペア、ミニマラソン−9時40分スタート、その他−14時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 記録
3kmマラソン男子 16人 斉藤 湧歩 9’40”
3kmマラソン女子 6人 小畑 桂子 14’36”
ミニマラソン男子 11人 加藤 大雅 11’35”
ミニマラソン女子 4人 石川 舞 12’22”
親子ペアマラソン男子 32組 北山俊行/北山俊太 12’07”
親子ペアマラソン女子 18組 河野 弘枝/河野 花 14’45”
総合計 724人 (フルリレーマラソン 1組=4人でカウント)

3ヶ月ぶりのスポーツの森陸上競技場
 3月の単身生活の準備期間を含めて、東京都を中心として毎週のように遠征に出かけている。東京近郊の交通手段を覚えることもその遠征の目的に入っているが、特別な事情がない限り、同じ大会にはなるべく参加しないようにしている。
 7月、8月は暑い時期で大会の数も激減するが、東京近郊では意外にも毎週のようにどこかで何かの大会が開催されている。さすが人口密集地であると感心する。本当であれば、涼しいところの大会に参加したり、練習も標高が高く涼しいところで行いたいが、北海道などの涼しいところはハイシーズンで航空料金が高いこと、また神奈川の丹沢、埼玉の秩父などは1,000m越えの山があるものの、公共交通機関だけではアクセスが悪すぎる。こういうときは自動車がない不便さを感じる次第。

 また練習環境としては、マンションと職場を行き来するだけの毎日に近い。近所で一緒に練習をするようなパートナーはいない。毎朝江戸川の堤防でジョグをしているが、ゆっくりジョグをしている年配のおじさんばかりなので、とても一緒に練習をするような雰囲気にはならない。先週、ようやく自転車の手入れが済み乗れる状態になったので、来週くらいからは早朝の練習にバイクライドも取り入れ、ランニングでは強化できないところの強化を再開する。すぐには効果が出ないだろうが、秋口には効果が出ることを期待する。

3ヶ月ぶりにやってきた立会川駅前商店街。七夕飾りが残っています。

こちらは大井競馬場。この日は競馬の開催も無く、夜は盆踊りの会場になるようです。

勝島橋から見た京浜運河と中央海浜公園。東京でこれだけ固まって緑のあるところは少ないでしょうね。

3ヶ月ぶりにやって来ました。立会川駅からのルートは覚えました。

 話が逸れたが、まあ、こんなような事情もあって、7月、8月の遠征計画は近場で済ますことにした。先々週が皇居の大会、そして今回は大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森陸上競技場を起点とする大会だ。
 ここをメイン会場としている大会といえば、今年の4月17日に出場した「第6回スポーツの森ロードレース大会」がある。よくよく主催者のホームページをみれば、陸上競技場を起点として中央海浜公園周りを周回するする1周3kmのコースの作り方は全く同じ。4月の時と今回と周回数は異なるものの、走る場所は全く同じとなる。面白味という点では、やや希薄になるが、このシーズンに大会を選り好みは出来ないだろう。
 ということで、3ヶ月ぶりにスポーツの森陸上競技場にやってきたが、最寄駅の京浜急行・立会川駅(至近は東京モノレールの大井競馬場駅であるが、交通費の節約で立会川から徒歩)から会場までも二度目となるのでノー地図で来ることが出来た。記憶の定着度合いを確認するという意味からすれば、3ヶ月ぶりにやってくるのも意外と悪くはない。

メイン会場の陸上競技場のそばでは、木陰にシートを敷いて陣取っているグループもありました。涼しそうですね。

ここは受付場所。

会場に到着したときは、9時30分から始まったミニマラソンの表彰式をちょうど行っているところでした。

MCのM高史さんのユニフォーム姿が目立ちます。

家族やグループで来ている人も多く目につきました。

コース紹介(コースガイド) →
 4月17日に出場した「第6回スポーツの森ロードレース大会」と同じです。参照する場合は、こちらをご覧ください。

レース
 私の出場する12kmのスタートは12時30分。なぜこのような時間にスタートをするのか不思議であるが、主催者の都合であるからやむを得ない。7月なので、むしろ早朝の涼しい時間帯にスタートして欲しいのがヤマヤマ。
 1周3kmのコースを利用した「フルリレーマラソン」が10時10分から、「ハーフマラソン」が10時30分から開始されており、コース上にはまだ多くのランナーが残っているので、スタート場所も陸上競技場のメインスタンド前のトラックの2レーンのみを使ってのスタートとなる。12kmの参加者はざっと見たところ100人程度ではあるが、細長い列になってしまっている。
10時30分スタートのハーフマラソンの選手たち。公園周りを約7周回走ります。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 1周ごと
1km 4’19” 4’19” 11’54”
2km 7’37” 3’18”
3km 11’54” 4’13”
4km 16’34” 4’40” 12’34”
5km 20’05” 3’31”
6km 24’28” 4’22”
7km 29’21” 4’53” 13’04”
8km 32’57” 3’36”
9km 37’32” 4’35”
10km 42’35” 5’03” 13’01”
11km 46’14” 3’39”
ゴール 50’33” 4’19”

※ 距離表示が、場外に「1km」「2km」とあるが、「1km」の設置位置が怪しい。「0〜1km」と「1〜2km」のタイムに1分以上の開きがある。
 12時30分。ピストルの合図と共にレースは始まった。元気に飛び出したのは6人程度。体がなかなか寝覚めていない私は、ややノロノロとスタートをする。陸上競技場の第2コーナー付近から場外へでて公園内を少しだけ走って公園の西側に面した歩道にコースは移る。
 この間に一人を抜いて6番目に順位を上げる。今日の目標タイムはは4分/km程度×12kmから計算して48分台。今の練習ぶりと、季節柄、このくらいでも悪くはないと思う。

 この中央海浜公園まわりの歩道上は、以外にも木々で覆われているので、走っていても思っていたよりは涼しい。とはいえ、5分ほどすると、体温の上昇による発汗が始まった。前の選手に何とか追いつこうと思って頑張っていたが、やはりペースがやや速い。この調子では4周持ちこたえることが出来ない。そう感じたので2周目からはペースを落として走ることにした。

 ペースを落とすと往々にして抜かれ出すものであるが、この日はそういうことも無く、2周目、3周目を終える。「今日はこのまま、ほぼ単独走で終わってしまうのであろうか」と思っていたところ、4周目の序盤から後ろから荒い息づかいが聞こえる。ちらっと見るとオレンジ色のナンバーカード。自分と同じ12kmの選手だ。ここまで来て抜かれるわけにはいかないので、少しペースを上げて何とか逃げに入る。
 大田スタジアム近くの給水所で給水を取りに行ったところで、この選手に抜かれてしまう。しかしながらよく見ると肩からタスキが掛かっているではないか。タスキは「フル(42.195km)リレー」の選手。私が、ナンバーカードの色の認識を間違えただけだった。おそらく1周交替で走っているのであろう。その後も彼はペースを上げたまま走り去り、徐々に私の視界から遠ざかっていった。もちろん抜かれて気持ちがいいわけではないが、最後まで走り切らなければ意味が無い。無理して追いかけることはせずにペースを維持する。
1周3kmのコース内に給水所は2箇所。1箇所は、大田スタジアムの近くであり、もう1箇所は陸上競技場内の第1コーナー付近。1周わずか3kmのコースにおいて、給水所が2箇所あるのは非常にありがたいですね。
ハーフマラソンの選手でしょう。かぶり水も2箇所に設置され、利用している人が多く目につきました。夏場のマラソン大会の風物詩ですね。

ミストシャワーも利用者が多かったですね。コースの1km地点では、建設会社の現場のミストシャワーが提供され、非常に役立っていました。

 少しペースを落として走るものの、気がついたときは競技場のすぐ近くまで戻ってきていた。
 中央海浜公園まわりの歩道から陸上競技場のトラックへは、左折を2回ほど繰り返し第4コーナー付近から入ることになる。

 全天候のタータントラックに入ったところで、再び後ろから私を追い抜いていく選手がいる。今度は間違いなくオレンジ色のナンバーカードだった。1周目、2周目、3周目の競技場内の折り返しでは、私の後方約50mほどのところにいた選手であったが、最後の最後にペースを上げて追いついてきたのであろう。こっちもこっちで、ここまできて抜かれるわけにもいかない。練習不足で軽快な足どりとはかけ離れているが、久しぶりにギヤを入れ替えペースを急激に上げることが出来た。ここまでは良かった。
 ところがこの選手も私と同じようにキチンとギヤを入れ替えるではないか。差は一瞬詰まったものの、ゴール前の約100mのスプリントで、最後の20mで私の方が先にギブアップしてしまった。刺されたところを刺し返すつもりでいたのであるが、見事に逃げられてしまった。相手の方が一枚上手だった。

 こうして最後の最後に抜かれる後味の悪い終わり方で、今日のレースは幕を閉じた。ただでさえ蒸し暑くて気持ちが悪いのに、さらに気分が悪くなるような終わり方だった。とはいえ、今の状態では白旗を揚げざるを得ない。
 序盤からハイペースで飛ばして、圧倒的な差で勝ち誇れるようなレースを目指して、次回は頑張ろうと思った次第である。

ゴール後はここでペットボトルの天然水をいただきます。

記録証もその場で交付です。

マッサージの無料体験が出来るということで、スタート前ですが呼びかけに反応して利用することにしました。時間にして15分ほど。オイルを使ったもので、ガンガン揉むというものではなく、オイルをこすりつけるように関節と関節の間を何度も往復するという感じでした。非常に気持ちよく、うっとりとしてしまいました。お世話になりました。

本日の戦利品

今日はいいところなく終わってしまいました。左から賞状。真ん中上段はこの日のナンバーカード、下段は記録証。一番右の上段は、参加賞の結ばない靴ひも、下段はゴール後に支給された水。