第34回藍のまち羽生さわやかマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
羽生市 埼玉県北部に位置する人口約5万5千人の街。大会名となっている「藍」は、埼玉県北部地域で江戸時代末期ごろから生産されている藍染物の伝統工芸品の「藍」のこと。武州織物、武州正藍染とも言わる青縞(あおじま)は、藍の濃淡だけの素朴でシンプルなデザインを活かし、剣道着などに使われる。全国で生産される正藍染の剣道着のうち、8割が武州紺織といわれている。企業としては、曙ブレーキの本社がある。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース 早朝8時半前に会場に到着。コースの一部を試走したが、ほぼ平坦。開会式では「羽生市の標高差は13m」と言っていたように、起伏が無いだけに記録を狙うにはもってこいのコースである。風も微風ながらタイムに影響を与えるようなものではない。まさに言い訳のできないような状況で大会は開催された。 9時30分に最初の種目のハーフマラソン。そして私の出場した10kmが10時15分。5kmガ10時30分にスタートという順番である。これ以外にファミリージョギングのような種目は無く、ガチなロードレースの雰囲気が漂っている。 私の出場した10kmには、地元埼玉県の駅伝の強豪校・埼玉栄高校や隣県ではあるが、同じく駅伝の強豪校である白?大足利高校(栃木県)の高校生の姿が目についた。招待選手という位置付けでは無いので、ロードレースでの腕試しということだろうか。スタートライン付近を相当な人数で占めている。記録をキチンととるとなると、距離も正確なのであろう。調べてこなかったが、コースは公認コースかもしれない。
また、スタートをしてから約350mほど競技場内を時計回りに走ってから場外へ出ていくが、快晴続きで競技場内のトラックが乾燥していることもあり、かなり凄まじい砂煙が立っている。最近では少し珍しい光景だろう。 さて、今日の目標は3分50秒イーブンで10kmを走ること。タイムとしては38分20秒程度ということ。順位は何とも言えないが、このくらいのタイムで走れば入賞くらいはできるはず。なお、この大会は、最近では珍しい各部10位までの入賞なので、入賞のチャンスは大きい。 スタートのロスが数秒あったこと、今日は安全運転で走るつもりであることもあり、最初の1kmは3分54秒もかかっている。感触的には3分45秒程度だっただけに、その感覚のズレに少々焦る。 コースは平坦なだけにペースを守れば大崩れすることも無く、またペースアップやラストスパートなども単純に距離表示を見て考えれば良い。初心者向けのコースとでも言うべきか。 1kmを過ぎるとやや小柄な高校生くらいの女性とコーチのような雰囲気の選手が二人併走している。前から聞こえてくる声を聞いていると、ペースのアドバイスをしている。ちょうど同じようなペースだったので、ペースメーカになってもらい付いていくことにした。この考え方は良かったのであるが、付いていけたのも4kmくらいまで。このコースの唯一の折り返し地点付近から一気に苦しくなり出して、一気に距離が開く。気力だけでは走れないのはこの世界。走りながら次なるペースメーカを探すもののなかなか適当な選手が現れない。そうこうしているうちにコースは西進となり、9時30分にスタートをしたハーフマラソンの選手が合流してきた。悲しいことに、この合流してきたハーフマラソンの選手の方が速く、私は置いていかれる始末。7km過ぎにようやく白?大足利高校の女子の選手が一人ペースメークに適したスピードで前を走っていたので、この選手に付いていくことにする。最近はこういう機会が徐々に増えてきて、だんだん私も凡ランナーに近づいている。
9kmを35分39秒で通過。辛うじて4分/kmのペースを切っているが、どこまでも4分/kmに近いペースになっている。先ほどまで少し前を走っていた白?大足利高校の女子ランナーもペースを上げだし、私が付いていけなくなった。体育館の前では今度は5km部門のランナーが合流してくる。ゴール前の雰囲気らしく、慌ただしい感じが漂ってきた。私くらいのペースで走るランナーは、どんどんペースを上げ走り出し、私が抜いていくのは5km部門のランナーばかりとなった。 競技場に入ってからの一周がまた長く感じた。ゴールタイムは39分34秒。目標タイムには1分以上及ばないが、これからレース間隔を詰めながらスピード、持久力とも養っていけば何とかなっていくだろう。今日のところは、このレベルでも疲労困憊。そんなレースであった。
本日の戦利品
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