第3回いしのまき復興マラソン 参戦記

 久し振りの宮城県遠征です。
 宮城県は、東日本大震災前にトライアスロンの大会で2回、震災後にマラソン大会で3回訪れています。直近は平成24年11月の第7回栗原市民マラソン(宮城県栗原市)ですので、実に約4年半ぶりです。今回の大会会場である宮城県石巻市へは、平成23年11月に宮城県登米市で開催された第26回カッパハーフマラソンに出場する際、仙台からレンタカーで移動する際に石巻市や女川町、志津川町など被災地を通りました。これらの市町にやってくるのは、この時初めてでしたが、瓦礫はまだまだ散乱し、片付けられた瓦礫は、道路そばに山のように積まれるなど、被災してから8ヶ月ほどではほとんど何も手が付いていないことがわかりました。今回、5年半ぶりに石巻市にやってきたのですが、瓦礫はきれいに片付けられて復興が少し進んだかのように見えましたが、瓦礫が取り除かれたところでも、まだ更地のままになっていたり、今大会のコース沿いには仮設住宅が多く立ち並び、平成23年6月から6年悔過しても、まだ昔のように戻れないで生活をしている人がたくさんいることがわかりました。このような状況をテレビで報道する機会は、かなり減ってしまっているようですが、復興はまだまだ先というのを実感した次第であります。
 阪神淡路大震災は直下型の地震で、被災場所が東日本大震災と比べると比較的狭かったということでしょうか、神戸付近は被災の爪痕は一見してわからないようになったのと比べると、東北地方のこの津波による被害は相当深刻であったと感じざるを得ません。
 復興支援として、今回も地元に多少のお金を落とすくらいのことしかできませんでしたが、何か役に立てると実感できるような支援をあらためて考えようと思った次第です。

 さて、レースの方ですが、このところも復活の気配もなく沈滞している状況ですが、この日は久し振りに逆転(というかタナボタ的)し年代別で優勝を飾ることができました。最近でも練習会程度の大会での優勝はありますが、自治体が主催する大会での優勝は久し振りです(平成28年3月の第29回彩の森クロスカントリー以来)。タイム的にはまだまだですが、練習に力を入れる良い機会になったと感じた次第です。
 

●大会名 第3回いしのまき復興マラソン
●開催日 平成29年6月18日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
石巻専修大学発着(地図)(宮城県石巻市) 

大会要項 

プログラム


コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、18℃くらい
●参加賞 ZAVAS AQUA(試供品)、VAAM(試供品)、Tシャツ、VAAM(PETボトル)、石ノ森萬画館割引券
●結 果 19分40秒(5km 総合 第14位、50歳以上男子 第1位)
●表彰 賞状、メダル、楯、オリーブ冠
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【6月17日(土)/1日目】
徒歩 マンション 22:14 本八幡駅 22:23
地下鉄 本八幡 22:31 新宿 23:11 都営新宿線
夜行バス 新宿 23:30 石巻駅前 6:43 宮城交通(広瀬ライナー)
6:40
【6月18日(日)/2日目】
シャトルバス 石巻駅前 7:03 会場バス停 7:16
徒歩 会場バス停 7:16 会場 7:20
【第3回いしのまき復興マラソン 5km 10:15スタート】
徒歩 会場 12:08 会場バス停 12:11
シャトルバス 会場バス停 12:11 石巻駅前 12:31
高速バス 石巻駅前 13:10 仙台駅前 14:34 宮城交通
14:24
高速バス 仙台駅東口 15:30 バスタ新宿 21:00 さくら高速バス
地下鉄 新宿 21:08 本八幡 21:46 都営新宿線
( 21:05 ) ( 21:45 )
徒歩 本八幡駅 21:46 マンション 21:56
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,500円  
地下鉄 432円 (小川町〜新宿/往復。本八幡〜小川町は定期券区間)
夜行バス 5,400円 (バスタ新宿〜石巻駅前/宮城交通/広瀬ライナー)
高速バス 800円 (石巻駅前〜仙台駅前/宮城交通)
高速バス 3,750円 (仙台駅東口〜バスタ新宿/さくら高速バス)
シャトルバス 500円 (石巻駅前〜会場/往復)
合 計 14,382円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 一般男子50歳以上は6位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子 442人 大橋 真弥 宮城県 石巻市役所 1゜08’59”
女子 66人 原田 詠麻 宮城県 石巻専修大学女子競走部 1゜22’35”
【10km−10時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子49歳以下 186人 中舘 聡 宮城県 東北方面特科隊 33’29”
男子50歳以上 112人 相澤 信也 宮城県 YKKAP東北 35’25”
女子49歳以下 66人 千葉 悠里奈 宮城県 石巻専修大学女子競走部 36’22”
女子50歳以上 37人 尾田 衣重 宮城県 走り隊 46’44”
【5km−10時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
男子49歳以下 73人 櫻田 浩章 宮城県   16’56”
★男子50歳以上 57人 加藤 一郎 千葉県 名古屋市役所 19’40”
本田 郁男 宮城県   19’58”
相澤 隆弘 宮城県 WPRS 20’07”
小林 司朗 群馬県 伊勢崎マスター 21’00”
阿部 幹男 宮城県   21’10”
松井 孝介 静岡県 掛川愛RUN人 21’11”
女子49歳以下 66人 庄司 琴美 宮城県 石巻専修大学女子競走部 17’13”
女子50歳以上 24人 石橋 恵美 宮城県   23’38”
【3km−10時20分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
中学生男子 5人 大澤 翔 埼玉県   12’13”
中学生女子 3人 平塚 雪音 宮城県 塩釜第三中学校 13’05”
【2km−10時20分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
小学1〜3年男子 25人 武山 徠稀 宮城県   8’33”
小学4〜6年男子 42人 花井 統 岩手県 サンビレRC 7’15”
小学1〜3年女子 19人 千葉 美波 宮城県   8’42”
小学4〜6年女子 21人 山ア 奈結 宮城県 蛇田陸上 7’39”
ファミリーA親子 47組 橋 正樹
橋 ひより
宮城県   8’32”
ファミリーB親子 29組 橋 隆悦
橋 乃愛
宮城県   7’51”
【ウォーキング−10時00分スタート(6月17日)】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
ウォーキング 126人 表彰なし
総合計 1,522人  

バス三昧

 大会の前日の土曜日の夜、バスタ新宿から石巻へ夜行バスで移動。仙台で乗り換えることを覚悟していたが、直通便があることがわかり、非常に助かった。その到着した、石巻駅前から会場までシャトルバスの運行がある。協力金ということで往復分で500円を支払うが、安いモノだと思う。乗り換えの時間を利用して、JR石巻駅のNewDaysで朝食のおにぎりを購入。往路の移動は無駄が無い。

 復路も会場から石巻駅前までシャトルバスで移動。ただし表彰式が長引いたこともあり、5分差で予定していた列車に乗ることが出来ず。次の列車が1時間待ち。よく見ると、石巻駅前から仙台駅前まで高速バスが出ている。JRが840円に対し、こちらは800円。電車の中でビールを飲んでいると変な目で見られるが、バスの中ならそんなこともあるまい。おまけに、電車よりも仙台へは早く着く。唯一乗る予定であった電車にも乗らず。そして仙台から東京へはJRバス等での利用を考えていたが、あいにくちょうどいい時間帯の便がない。いろいろ調べると「さくら高速」という格安バスの便が、そこそこ良い時間帯にあることがわかった。仙台から新宿まで3,700円。新幹線の3分の1。「時は金なり」の諺はゴミ箱に捨てて、本八幡〜新宿以外の行程を全てバス移動でまかなった。あらためてバス様々だと思った次第。

バスタ新宿からは、宮城交通の夜行バス「広瀬ライナー」で石巻駅前へ。

終点の石巻駅前へは、ほぼ定刻に到着。新宿からの便以外にも、ここを終点としている宮城交通の便がある模様。運転手さんらも無事到着して安堵の様子。

石巻駅前から会場までは、500円の協力金でシャトルバスに乗車。畳石交通という聞き慣れない会社のバスでした。

石巻駅前から仙台駅前へは、宮城交通の高速バス。途中で2箇所ほど乗車扱いがあったものの、それほど乗ってこず。車内は良い感じの混み具合。昼中は30分間隔で運行。

締めは格安バスで仙台駅前から新宿へ。今回乗ったのはさくら交通(さくら高速)。専用のバス乗り場を持っている。仙台駅の東口から出発するので、乗り場を間違えないように。座席は3列で2列+1列の構成。座席幅は広く、前後の間隔も広く、コンセントも2つあり、快適だった。ただし、トイレがないので車内で飲み過ぎないように気をつけなければならない。仙台〜新宿が3,700円というのは少々驚き(゜Д゜)

このターミナルからは、さくら交通のほかに、インフォマティック、杉崎観光バス、昌栄高速運輸といろんな会社が共有している。

石ノ森章太郎と石巻市
 前述のように、宮城県石巻市へは平成23年11月以来の訪問。今から5年半前は宮城県登米市で開催された第26回カッパハーフマラソンに出場する際、仙台からレンタカーで移動する際に石巻市にやって来たほか女川町、志津川町などの被災地にも来ている。5年半前は、被災から約8ヶ月、街のあちこちは無残な姿となった建物が放置され、瓦礫は道路そばに壁のように積み上げられていた。テレビを通じて見ていた画像が、今、目の前にある。教科書を通じて歴史を学んでも今ひとつピンとこないが、生まれてから毎日いろんな出来事がある。その積み重ねが歴史でありこちらは実感がある。それと同じで、テレビというワンクッションをおいて見るものと、直に見る違いというのは大きい。津波がとてつもない破壊力があるものであることを、まざまざと見せつけられた。家屋を失い、家族を亡くされた方は、想像を絶する心の傷を負ったに違いない。たまたま、この地に住んでいたか否かでこれだけの運命が左右されることを思うといたたまれない気持ちになる。

 その石巻市であるが、5年半ぶりにやって来て瓦礫は片付けられ、街の中もある程度は整備され、更地のままのところはところどころで目につくものの、津波の傷跡は消えたかのように見える。しかしながら、今回の大会のコース沿いには、仮設住宅が団地のように多く並んでいる。資金も貯金もなく、ここから出て行くことができない人が相当多く残っているということだろう。まだまだ復興は道半ばと感じた瞬間だった。しかしいつまでも、地元の人たちも悲しんでばかりはいられないだろう。石巻には石ノ森章太郎萬画館という施設がある。

 石ノ森章太郎は、宮城県でも登米市の出身。石巻市の出身ではない。石巻と石ノ森章太郎の繋がりは、この萬画館のホームページによると「宮城県登米市中田町出身の石ノ森先生と石巻とのつながりは、1995年7月に当時の石巻市長との対談から始まりました。話の中で、シャッター街となった石巻の中心市街地ににぎわいをもたらし、様々な情報を発信していく事を目的として、石ノ森先生とゆかりのある「中瀬」にマンガミュージアムを建設する話が持ち上がり、それをもとに石ノ森萬画館を建設する構想「マンガランド構想」が誕生しました。(※学生時代、石ノ森先生は現在萬画館が建つ宮城県石巻市中瀬地域にあった映画館「岡田劇場」に自転車で3時間ほどかけて映画を見に来ていたといわれます。)」とある。出身は登米市でも、自分を育ててくれた一部が石巻にあったと感じていたのであろう。おかげで、石巻には石ノ森章太郎にちなんだ、オブジェや絵があちこちに目に入る。大人でも子どもでも、意外と漫画から元気が貰えるものだ。仮面ライダーやサイボーグ009のような漫画は、この街にはうってつけだ。今回、駅前だけでも少し歩いてみたが、あちこちにこの街を元気づけるキャラクターが目に入る。簡単には復興はできないだろうが、こういうところからでも少しずつでも前向きになれそうな石ノ森章太郎の漫画は、石巻の街に相応しいと思う。

早朝、夜行バスはJR石巻駅に到着。JR石巻駅は、私が思い描いていた駅よりも少し小さめの印象だった。

JR石巻駅の入口そばに設置してあります。地盤面からは50cm以上の深さで浸水したようです。

駅前には、東日本大震災からの復興の祈念の碑がありました。あのような大災害が二度と起きないことを祈ります。

駅前では、朝市が開催されていました。午前7時前でお客さんは少ないようでしたが、お店の人は生活をしているという張り合いがあるような感じです。また、写真でわかるように、後方は石ノ森章太郎の漫画のキャラクターが壁面に描かれています。

駅前にはこんなオブジェがあります。

「萬画の国 いしのまき」とタイトルがあり、続けて「石巻市には街中にマンガがあふれています。ここ石巻駅前からはじまるマンガロードには、マンガを使った案内板、看板、ベンチ、そしてマンガのモニュメントがみんなを待っています。マンガロードの終点、マンガッタン(マンハッタンに似ている中瀬地区とマンガとを合わせてつくられたことば)には、はるかかなた宇宙からやってきた宇宙船のような建物があります。これが萬画の国・いしのまきの情報発信基地『石ノ森萬画館』。どうぞ、萬画の国・いしのまきを楽しんでいってね。」と書かれています。夢があっていいですね。

石巻駅のコインロッカーまでこんな感じです。

「JR石巻駅」の文字盤の上の像に目が行きますが、その下のステンドグラスも石ノ森章太郎の漫画に出てくるキャラクターがたくさん描かれています。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 この大会のメインはハーフマラソン。10時ちょうどにスタートする。その15分後に私の出場する5kmと10kmが同時スタートする。ハーフマラソンは、申告タイムごとにスタート位置を分けているが、5kmと10kmは早いもの順。このあたりが、歴史の浅い大会らしい。遅いランナーが前にいると危険なので、申告タイム順に改善を是非ともお願いしたいところである。
 また5kmと10kmの同時スタートであるが、5kmのエントリーが220人、10kmが401人と決して少ない人数でもない。スタートの混雑を考えると、5分程度でも良いので分割すべきだろうと思う。

10時ちょうどスタートのハーフマラソンの選手たち。自己申告タイムのプラカード付近ごとに集まっています。エントリーは508人と決して多くないので、スタートはあまり混まず。

本日のタイム(参考)
距離  SPLIT LAP
2.2km (折り返し) 8’33” 8’33”
2.9km (ハーフ19km) 11’19” 2’46”
3.9km (ハーフ20km) 15’11” 3’52”
ゴール   19’40” 4’29”
 今回はモタモタしていたこともあって、スタートでは最前列を確保できず、4列目くらいからのスタートとなった。とはいえ、スタートのロスはほとんど感じなかったので、結果オーライといったところだった。
 スタートして、しばらくは石巻専修大学を右手に見ながら走る。左手には北上川が流れているはずであるが、草に覆われた堤防で川は全く見えない。そういう意味では、少々、殺風景な感じが続くコースかもしれない。500mほどすると、私の前を走る選手たちの様子がわかってきた。10kmはナンバーカードの支給が2枚、それに対して5kmは1枚のため、背中にナンバーカードを付けている選手は10kmの選手。無いのは5kmの選手ということになる。前を走る選手の総数は、ざっと25人ほど。このうち10kmの選手は8人ほど、残りは5kmの選手だ。後ろから見ても、私と同年代の選手は、一人くらいのような感じがする。

 1kmを過ぎたくらいから、後方から10kmの選手が抜きにかかりにくる。石巻専修大学の女子ランナーや10kmの49歳以下の選手らだ。私よりも若いが、こちも走る距離が半分の5km。そう簡単には抜かせはしない。
 この人らと、バトルをしているうちに、5kmコースのの折り返し地点(スタートから約2.2km〜2.3km)が見えてきた。すれ違うランナーを数えると、私は15番目でのターンだった。今日は、入りが安全運転のため、後半でも勝負ができるようにペース配分をしている。

石巻専修大学の周りを走るコース部分は、草に覆われた堤防で北上川が残念ながら見えませんでした。

石巻専修大学の南側からゴールに向かいます。ここからゴールまでは600m程度でしょうか。

ゴールに向かう選手たち。

石巻専修大学の構内は、芝生で覆われたところが多く。芝生に座って応援する人が目立ちました。曇り空でしたが、雨が降らなくて良かったです。

ゴールは、大学構内にある全天候型の400mトラック。レーンが水色でお洒落ですね。

ゴールは、陸上競技場の第1コーナー。みなさんお疲れ様でした。

 5kmコースの折り返し地点で、私のすぐ前をUターンしていったランナーが、唯一、同年代のランナーだった。この時点で、年代別で2番でターンということになる。ところが、その前を走るランナーの様子がおかしい。前半飛ばしすぎなのか、腹痛でも起きたのかはよくわからないが、ペースが鈍っているのは明らかだった。徐々に背中が近づいてくるのがわかる。おそらく、ゴール以前の早い段階で追いつくだろうと思っていたが、ハーフマラソンの19kmの標識(残り約2.1km、5kmでは2.9km地点)で追いつく。足を引きずっているようではないので、脚の故障では無いようであるが、ここは手加減をせずに一気に抜き去ることにする。その前には、男子49歳以下の選手が走っているが、ゴールまでに何とか追いつけないかと徐々に近づくものの、この選手にはギリギリ追いつくことはできなかったが、年代別ではトップでゴールすることができた。タイムは19分40秒。何とか18分程度までの状態に戻したいことを考えると、まだまだの感はあるが、自治体主催の大会では久し振りの優勝を味わうことができた。

チップを回収後、VAAMを支給して貰います。VAAMはスタート前に飲む方が効果があると思いますが・・・。

そして記録証発行所。トラブルもなく、すぐに発行されていました。

今日はミズノがブースを出していました。ランニングタイツのフィッティング相談会とシューズの試履き。シューズに関しては、試し履きをしている人がちらほら。

こちらは復興パネル展示。東日本大震災から6年経って、やや遠慮がちにブースがあったような気がします。もう少し、いろんなことをアピールしても良かったような気がします。

いつまでも6年前のことを悔やまず、前向きに取り組んでいることがよくわかります。ただし、完全な復興はまだまだ先という感じがしました。テレビで取り上げられる機会は減りましたが、自分もできることがあれば支援を続けていきたいと思った次第です。

こちらは参加賞のTシャツとプログラムを引き渡すブース。ナンバーカードは事前送付されているので、あまり混んだ感じは無かったです。

さすがに無料のわかめうどんは、行列です。クロレラという感じでしたが、美味しく2杯いただきました。

後ろでは、係の方たちがうどんを湯がいたりで大忙し。

この時期だから、冷やしうどんでしょうか?温かいワカメうどんも食べてみたいですね。

この大会では、テキ屋さんが多く出店していました。マラソン大会といえども、お祭りの雰囲気が出ていて楽しいですね。

ここの焼きそばは安いせいでしょうか、非常に行列ができていました。

こちらは「イシノマキマン」という、非公認のゆるキャラのようです。

ソフトクリームなど甘系はとにかく女性には人気ですね。

わかめうどんは相変わらず長蛇の列。2杯食べられたのは奇跡的?

唯一ビールを売っていたお店。自動車で来ていない私にとってはありがたいお店でした。自動車で来ていた人が多かったせいか、会場で飲んでいる人はほとんど見かけませんでしたが・・・。

カキ串、ホタテ串と合わせて購入。現地でまずは祝杯です。

石巻駅前から仙台駅前へ移動するバスの車内でももう1回。ちゃんと「仙台づくり」を購入しました。

本日の戦利品

久し振りの優勝でいろんなものをいただきました。左から賞状、メダル、クリスタルの楯、オリーブで作った月桂冠。

賞状はごくごくフツー。最近は手間を省くために名前や記録などを印刷するものが多くなりました。

こちらはメダル。やっぱり金色はいいですなあ。

今回ちょっと嬉しかったのは、クリスタルの楯。箱といい、モノといい見たことがないタイプのモノで、新たに賞品コレクションに加わりました。名古屋の自宅の玄関にでも飾っておこうかと思います。

こちらはオリーブで作った月桂冠ならぬオリーブ冠。東日本大震災で被災した宮城県石巻市をオリーブの北限産地にしようと、市や生産団体などが、市北限オリーブ研究会を発足させて栽培しているそうです。オリーブ冠は古代五輪で勝者に贈られたとされ、04年アテネ大会でも採用されているそうです。香川県や小豆島などが要望活動に乗り出しており、全国の生産地と連携して東京五輪での採用を目指す動きがあるということです。

本日使用したナンバーカードと完走証

参加賞のTシャツ。黄色く写っていますが、実際は蛍光の黄色という感じ。右はゴール後に配られたVAAM。最近は経口補水液が多い中、久し振りにいただきました。

こちらは事前にナンバーカードや注意事項と一緒に送られてきた試供品のZAVAS AQUAとVAAM。

会場で無料で配られていた「わかめうどん」。ワカメをミンチにして、うどんに練り込んだようです。うどんにワカメがトッピングされているわけではありません。ワカメの味は、あまり感じませんでしたが、冷やしうどんで美味しく2杯もいただきました。
こちらはキュウリの醤油漬け。ワカメうどんの隣で、おばちゃんたちが一生懸命配っていました。走ったあと、塩分が欲しいので、これもアフターレースにはOKですね。