第24回横濱イヴニングラン・10Kレース 参戦記

 5月から9月まで毎月開催されるこの横濱イヴニングラン・10Kレース。合計5回のポイントの合算でシリーズチャンピオンを決める大会ですが、昨年は1戦欠場し、最終的には同ポイントになったものの年齢で上位の選手が優勝となってしまい、やや釈然としないものがありました.。得られた結論としては「シリーズ戦は、休んではいけない」ということ。

 そこで、今年は4月に全5回分を全納し、4月の時点で5戦に参戦する意思を固め臨んできました。しかしながら、昨年と比べると各ともにタイムが10kmで2分程度の落ち込みがあり、昨年は4戦中3戦優勝でしたが、今年は5戦中2戦の優勝にとどまり、各回の成績では満足することなく終わってしまいました。全体的には低調ながらも、5戦全戦出場したこともあり、ポイントだけはキチンと上積みができて終わってみれば、総合では優勝することができました。

 来年は、せめて昨年並みのレベルにまずは戻して戦えるように準備をしていきたいと思います。

●大会名 第24回横濱イヴニングラン・10Kレース
●開催日 平成29年9月23日(土・祝)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
根岸森林公園内発着(地図)(神奈川県横浜市中区) 

大会要項
(オフィシャルな要項は出してませんが、過去の要項から推測して筆者が作成してみました)

プログラム
(参加者名簿)

コースマップ
コースガイドはこちら
(第15回大会と同じです。)
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、22℃くらい
●参加賞 Tシャツ
●結 果 43分15秒(10km 総合 第4位、50歳以上男子 第2位)
●表彰 メダル(第5戦)、盾(シリーズ総合)
●過去の戦績
第23回 H29.8.26 10km 45分15秒 男子50歳以上 第1位 (55歳)
第22回 H29.7.29 10km 45分15秒 男子50歳以上 第2位 (55歳)
第21回 H29.6.24 10km 43分41秒 男子50歳以上 第2位 (55歳)
第20回 H29.5.27 10km 42分49秒 男子50歳以上 第1位 (55歳)
第19回 H28.9.24 10km 41分29秒 男子50歳以上 第1位 (54歳)
第18回 H28.8.20 10km 43分20秒 男子50歳以上 第2位 (54歳)
第17回 H28.7.23 10km 40分46秒 男子50歳以上 第1位 (54歳)
第15回   H28.5.21   10km    40分15秒    男子50歳以上 第1位   (54歳)
●交通手段等
【9月23日(土・祝)】
徒歩 マンション 5:06 本八幡駅 5:12
JR 本八幡 5:16 千葉 5:44 総武線
千葉 6:00 君津 6:45 内房線
君津 6:48 千倉 8:18 内房線
シャトルバス 千倉駅 8:39 会場 8:46
【第46回南房総市ロードレース千倉 5km 10:55スタート】
シャトルバス 会場 12:18 千倉駅 12:28
JR 千倉 12:50 館山 13:02 内房線
京浜急行バス 館山駅前 13:10 横浜駅東口BT 15:00 京浜急行バス
JR 横浜 15:15 根岸 15:26 京浜東北線
徒歩 15:26 会場 15:46
【第24回横濱イヴニングラン・10Kレース 10km 17:00スタート】
徒歩 会場 18:46 根岸駅 19:05
JR 根岸 19:11 秋葉原 20:06 京浜東北線
徒歩 秋葉原 20:06 岩本町駅 20:15
地下鉄 岩本町 20:19 本八幡 20:46 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 20:46 マンション 20:56
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料  3,500円 (南房総市ロードレース千倉) 
2,500円 (横濱イヴニングラン10Kレース)
JR 2,268円 (本八幡〜千倉)
237円 (千倉〜館山)
165円 (横浜〜根岸)
637円 (根岸〜秋葉原)
バス 2,550円 (館山駅前〜横浜駅東口BT)
合 計 11,857円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 50歳以上男子は3位まで (★は加藤が参加した部門
【10km−17時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所または所属 記録
一般男子 7人 田村 彰啓 中野区 42’39”
★50歳以上男子 7人 三村 彰 焼津市 39’44”
加藤 一郎 名古屋市役所走友会 43’15”
近藤 正治 港南区 44’49”
女子 6人 宮澤 奈央 鶴見区 42’49”
総合計 20人  

コース紹介(コースガイド) → 第15回大会と同じです。こちらを参照してください。

ハシゴのレース
 この日の午前中は、千葉県南房総市の「南房総市ロードレース千倉」に参加。そして館山から横浜までバスで移動して、午後5時からのこの大会に何とか間に合わせた。
 自分でも何とも慌ただしい一日になることは十分予想はしていたが、午前中は年齢区分55歳以上という優勝を狙うには有利であるので何とか参加したい。また、夕方からのこの大会はシリーズ戦の最終戦。ここまでポイント数で有利に戦いを進めているので、最終戦は極端に言えばゴールすればトータルポイントで優勝できると思うが、如何せん、最終戦は参加しなければ権利がなくなってしまう。一日に2戦は体力的にも金銭的にも厳しいものの、「二兎を追う者は二兎をも得る」を狙って両方の大会に強行に参加することとしたのであった。


いつもの通り、スタッフさんたちがレストハウスの下で受付をしていました。
 JR根岸駅前で、この大会の戦友の近藤さんに偶然出くわす。一緒に根岸森林公園に行きましょうと誘い、道中、マラソン談義などに花を咲かせる。年内にフルマラソンの出場を予定しているとのこと。ただし、練習方法が今一つわからないという。情報が錯綜するこの時代、練習方法も確立されつつあるものの、セオリーというものは存在しない。マラソンの場合は、距離の壁、時間の壁というのもがあるので、そこに体を慣らすということが大切である旨説明する。私の場合、ヘルニアになってから完全に治っていないこともあるが、長い距離を走るとどうしても右足に負担がかかって、回復に時間がかかるようになった。当分の間は、フルマラソンなど練習もままならない。レース的にもハーフマラソンを走るのが精一杯という感じ。私がそれなりに万全であれば、マラソンの練習のお付き合いもできるが、今のところ簡単なアドバイスしかできない。チャレンジして上手くいかなかったら、また尋ねて欲しい。

 午後5時にいつものごとくレースは始まった。この日の参加者は20名弱。諸般の事情で、ネットでのエントリーを中止したため常連さんが参加者の大半だ。
 この日の夕方の気温は22℃程度。先月に比べればぐっと涼しくなったものの、期待するほど気温は下がらなかった。
 気温が下がってきたこともあり、前半からポーンと走るスタイルでこの日は走りたかったものの、いざ走り始めてしばらくすると午前中の影響か、やはり足どりが重くなる。結局自重をしながら走ることになったが、そのあたりは想定内だった。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1周目 5’27” 5’27”
2周目 11’02” 5’35”
3周目 16’40” 5’38”
4周目 22’16” 5’36”
 5周目 28’01” 5’45”
 6周目 33’43” 5’42”
 7周目 39’31” 5’48”
ゴール 43’15” 3’44”
 見慣れない選手が、一周目の途中からポーンと飛び出した後は、私を含め4人ほどが団子となる。数周は駆け引きをしながらも、似たり寄ったりのペースで走っていた。私の場合、付いていくのがやっという感じではあったが、付け入る隙があれば接戦を制したいと思っていた。
 4周回を終え、半分以上の距離を消化したところで、ペースを維持するのがきつくなってきた。5周目になるとややペースダウンを余儀なくされたものの、同走していた一人は脱落、一人はやや前に出て、女の子と同じようなペースでペースを刻む。この女の子とはここ2戦ほどは、どっこいどっこいながら最後は一足だけ私が前に出て先着しているが、今日の私のコンディションから見るとそのパターンに持ち込むのは少々厳しい感じだった。
 6周が終わった時点で、私の方はほぼ一杯一杯。女の子のペースに付いて行けず、7周目に入ってから徐々に離され始める。この日は、ここで勝負ありだった。残りの約1周半の辛かったこと・・・。最後はペースアップをすることもできずにゴール。総合4位。8月に比べれば気温が下がったこともあり、タイム的には2分ほど上がったものの、欲を言えばもう1分ほどは早く走りたかった。

ゴールを目指すランナー

7月、8月の開催の頃と比べて、日が短くなりました。まさにイヴニングランという感じです。

この日は、第5戦の表彰の他、年間の獲得したポイントによる表彰も合わせて行われました。

大会の講評を行う主催者の牧元さん。

最後に、牧元さん以外にこの大会を下支えしたスタッフの紹介で今年度の大会に幕を下ろしました。

 全選手のゴール後、この日の大会の表彰式に続き、シリーズ戦の表彰が行われた。私のこの日の成績は、年代別2位。5戦のトータルポイントではトップであったが、シリーズを通しての出来としては、昨年比で70%程度の満足できるものではなかった。
 来年は、開催が3回に減ると主催者から説明があったほか、クロスカントリーとセットでのシリーズ戦も考えているという。夏場の暑い時期に、コンスタントに大会が開催されるので、レベル維持にはもってこいのこの大会であるが、来年は少々スタイルを変えるものの、引き続きお世話になろうと思っている。年間通じて、大会の運営をされたスタッフのみなさんありがとうございました。また、この大会に参加されたみなさんお疲れ様でした。来年もまた根岸森林公園でお目にかかりましょう!

シリーズ戦の結果
【一般男子】
順位 氏名 ポイント 出場数 その他
岸田 吉史 76 全参加者中得点第3位
田村 彰啓 75  
森泉 克俊 60  
【壮年男子】
順位 氏名 ポイント 出場数 その他
加藤 一郎 95 全参加者中本年度最高得点
高城 正 71 連続出場全24回
近藤 正治 64  
【女子】
順位 氏名 ポイント 出場数 その他
宮澤 奈央 81 全参加者中得点第2位
渡邊 香織 28  
野村 理都子 10  

本日の戦利品

左から参加賞のTシャツ。真ん中(上)この日使用したナンバーカード。真ん中(下)、この日年代別2位でいただいたメダル。右はシリーズチャンピオンとしていただいた盾。立派な盾ですね。今シーズンは、納得のできるレースは全然ありませんでした。成績に似つかわない盾をいただいて少々恐縮です。