第9回ごせん紅葉マラソン大会 参戦記

 平成21年3月から2年間、「高速道路、どこまで乗っても1,000円」という時代がありました。経済効果がどの程度あったかどうかは不明ですが、私自身、この制度に乗っかってかなり遠くまで自動車で遠征に出かけたことが何度もあります。名古屋から東北方面に行く場合には、中央道→長野道→上信越道→北陸道→磐越道→東北道というルートが、空いていて、なおかつ、1,000円で行くことができるルート(※首都高速を利用すると1,000円でいくことができない)だったので、福島程度はもちろんのこと、岩手県、青森県までもこのルートで出かけていました。

 何度も同じ道を通れば、だんだん地名も覚えてきます。その中で、磐越道にある「五泉」(インターチェンジ)という地名を覚えました。もちろん、降りてしまえばそこで1,000円を払うことになるので五泉ICで降りたことはありませんが、「五泉」と書いて「ごせん」と読むこともこの時に覚えました。その後、この五泉に「ごせん紅葉マラソン」という大会があることを知り、頭の片隅にあった「五泉」にいつかは行ってみようと思って、ようやく今回実現することとなったわけです。
 今回は、以前のような自動車の移動ではなく、鉄道とバスを組み合わせた移動です。単身赴任先の本八幡を前日の早朝5時半に出て、宿泊先の施設に入ったのが15時少し前。バスを使ったこともありますが、移動に9時間以上を要し、相変わらず遠いところであると実感しました。

 大会当日は前日までの雨もやみ、気温もそこそこマラソン日和となり気持ちよく走ることができました。今回は2種目(10km、3km)のエントリーでしたが、いずれも年代別3位。3kmは優勝を狙っていただけに詰めの甘さが露呈した感じでした。
 大会そのものは、いわゆる田舎で行われているものですが、実行委員会がいろいろと工夫を凝らしていることもあり、ここ数年はランナーズ百撰に選ばれるなど、運営の面白さが光る大会でした。少々遠いですが、機会があればまた参加したい大会の一つであると感じた次第です。
 

●大会名 第9回ごせん紅葉マラソン大会
●開催日 平成29年11月5日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
五泉市村松陸上競技場発着(地図)(新潟県五泉市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
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●天 候 晴れ、13℃くらい
●参加賞 オリジナルタオル、しゃぶしゃぶもち、温泉割引券、焼餅、甘酒、スポーツデポ値引券、水(ペットボトル)
●結 果 41分13秒(10km 総合 第33位、男子55歳以上 第3位)
11分22秒( 3km 総合 第41位、男子55歳以上 第3位)
●表彰 賞状2枚、メダ2個、副賞(日本酒、ジャガードミニタオル)各2個
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【11月4日(土)/1日目】
徒歩 マンション 5:23 本八幡駅 5:31
地下鉄 本八幡 5:37 小川町 6:05 都営新宿線
淡路町 6:13 池袋 6:26 東京メトロ丸ノ内線
高速バス 池袋駅東口 7:00 新潟駅前 12:20
( 12:12 )
JR 新潟 13:27 新津 13:47 信越本線
新津 13:53 五泉 14:11 磐越西線
路線バス 五泉駅 14:25 学校町一丁目 14:41 ふれあいバス
( 14:21 ) ( 14:37 )
徒歩 バス停 14:41 宿泊先 14:43
  【宿泊よこやま/泊】
【11月5日(日)/2日目】
徒歩 ホテル 7:58 さくらアリーナ 8:10
【第9回ごせん紅葉マラソン 3km 9:10スタート】
  【第9回ごせん紅葉マラソン 10km 10:00スタート】
シャトルバス さくらアリーナ 11:52 さくらんど温泉 11:58
【さくらんど温泉/入浴】
シャトルバス さくらんど温泉 12:52 さくらアリーナ 12:58
シャトルバス さくらアリーナ 13:12 五泉駅 13:34
JR 五泉 13:56 新潟 14:36 磐越西線
高速バス 新潟駅前 15:10 バスタ新宿 20:54
15:05 20:42
新宿 21:05 本八幡 21:45 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 21:45 マンション 21:55
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 2,800円 (3km)
3,900円 (10km)
地下鉄 0円 (本八幡〜小川町/定期券)
195円 (淡路町〜池袋)
216円 (新宿〜小川町)
高速バス 11,400円 (池袋駅東口〜新潟駅前/往復)
JR 992円 (新潟〜五泉/往復)
路線バス 200円 (五泉駅〜学校町一丁目)
宿泊費 5,580円 (宿泊よこやま/一泊二食/楽天900ポイント使用)
宿泊補助 ▲5,000円 (職場福利厚生)
入浴料 500円 (さくらんど温泉/200円割引)
合 計 20,783円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km及び3km 男子55歳以上は6位まで (★は加藤が参加した部門
  参加者の全記録はこちら
【42.195km−9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子39歳以下 204人 蓑輪 誠 31 上越市   2゜45’07”
男子40〜54歳 383人 大島 拓郎 41 新潟市 うなぎいぬ 2゜35’46”
男子55歳以上 165人 佐藤 伊久男 58 秋田県 メディカルハ 3゜12’42”
女子39歳以下 23人 吉積 綾 27 新潟市 うなぎいぬ 3゜32’02”
女子40歳代 40人 鎌田 百合 47 五泉市 エリとアル 3゜25’50”
女子50歳以上 28人 堀川 昌子 51 新潟市 新潟臨港病院 3゜32’10”
【21.0975km−9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子39歳以下 281人 戸田 拓巳 28 糸魚川市 能生陸上 1゜11’52”
男子40〜54歳 346人 藤井 彰 48 新発田市 ぶぅ&チコ 1゜24’00”
男子55歳以上 152人 米木 勇 57 新潟市 沖歯科工業 1゜29’24”
女子39歳以下 88人 高野 美紀 31 新潟市 葦原陸上部 1゜33’47”
女子40歳代 68人 宮内 知子 48 長岡市   1゜35’13”
女子50歳以上 70人 伊藤 礼子 53 新潟市 TEAM未来 1゜36’18”
【10km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢  住所 所属 記録
男子39歳以下 235人 星野 剛 31 新潟市 北越銀行 33’50”
男子40歳代 238人 小林 貴裕 47 福島県 テスコ会津 35’47”
★男子55歳以上 164人 山本 活信 56 三条市 三条税務署 37’44”
荒木 一成 61 新潟市 あかたにの家 40’20”
加藤 一郎 55 千葉県 名古屋市役所走友会 41’13”
本田 清和 55 新潟市 上海亭 42’44”
笹川 茂雄 59 新潟市 チームT&M 43’02”
塙 佐敏 60 新潟市   43’26”
女子39歳以下 168人 坂井 久美 24 新潟市 SAC 43’19”
女子40歳代 108人 谷間 陽子 45 新潟市 新潟ときラン 42’55”
女子50歳以上 125人 堀川 智子 51 新潟市   45’58”
【3km−9時10分スタート/ウォーキング−10時20分】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子39歳以下 66人 若菜 優雅 22 福島県 熱塩加納 9’21”
男子40〜54歳 54人 榑松 淳 44 新潟市 JOYFIT 10’20”
★男子55歳以上 29人 中川 利明 58 新潟市 新潟ときラン 11’20”
塚田 義一 64 糸魚川市 能生陸クラブ 11’22”
加藤 一郎 55 千葉県 名古屋市役所走友会 11’22”
加藤 俊哉 59 福島県 チーム城西 11’28”
西澤 正美 57 新潟市   12’37”
森下 智 56 群馬県 布施郵便局 12’56”
女子39歳以下 82人 皆川 いろは 15 加茂市 新津高校 11’55”
女子40歳代 63人 江部 桃子 43 新潟市 チームT&M 12’34”
女子50歳以上 46人 熊倉 弘美 54 三条市 猫パンチング 14’03”
男子中学生 26人 渡部 遼太郎 14 新潟市 新津第五中 9’40”
女子中学生 22人 水嶌 ゆき 13 五泉市 五泉市立五泉中学校 11’55”
男子小学3〜6年 43人 安達 光流 12 五泉市 五泉少年MC 10’36”
女子小学3〜6年 73人 春日 彩音 12 十日町市 十日町AC 11’08”
ウォーキング 129人 表彰なし
総合計 3,513人  

五泉市
 五泉市(ごせんし)は、新潟県のほぼ中央に位置する人口約50,000人の街。昭和29年11月に1町3村が合併(昭和の大合併)し五泉市が施行している。また、平成18年1月に隣接する村松町と合併(平成の大合併)している。米どころ新潟なので、米はもちろん里芋、れんこん、イチゴ、キウイ、栗、銀杏などを出荷する食糧生産地であり、古くから歴史のあるニット産業も栄えているところでもある。
 「村松公園」の桜は、全国さくら名所100選に選ばれていること、また、「小山田の彼岸桜」は国の天然記念物に指定されていることまら市の木は「さくら」となっている。

大会前日の土曜日、池袋東口から7時ちょうどの新潟行きの高速バスで新潟へ。

新潟駅前には正午過ぎに到着。関越トンネルを抜けてから天候は一変して雨。
新潟駅からはJRでまずは新津へ。
新津で乗り換え。

新津からは磐越西線で五泉へ。

五泉には午後2時過ぎに到着。

五泉市の中心である五泉駅。

五泉駅からはコミュニティバスで宿泊先へ。

車内では全くバス停の案内の放送が入らず。地元の客ばかりだからでしょうか。宿泊先の最寄りのバス停で下車。商店街のようで、アーケードがありました。

学校町1丁目というバス停。近くに小学校でもあるのでしょうか。

この日の宿泊先は「よこ山」というところ。少々古いですが、会場まで1km以内と徒歩で余裕で行くことができるので、利便性を重視して決定。

一泊二食で6,480円(税込)。楽天ポイントを900ポイント使用したので、実際は5,580円。少々冷めた感はあったものの、建物の外観からすれば思ったよりもよかった。

会場の五泉市村松陸上競技場に隣接する村松公園。冬支度が始まっているようです。

全国の桜の名所100撰に選ばれているとか。4月の満開の時期に一度訪れてみたいですね。

公園内をゆっくり歩く時間が無くて残念でしたが、それなりに手入れがされている感じがします。

この辺りは紅葉真っただ中という感じがあってよかったです。

ランナーズ百撰
 先に紹介した通り、五泉市は人口5万人強の都市。お世辞にも人口が多いとは言えない。平成の大合併時の人口が5万6,000人ほどだったことを考えると、約11年で人口が6,000人ほど減っていることになる。仮に人口が多いということが地域の活性化の源であると考えると、人口が少なくなっていくというのは確かに致命的である。地方の経済を活性化するというのは、あの手この手が必要であることは間違いないが、如何せん、人海戦術的な部分もあるので人口は少ないより多い方がいいだろう。

 この限られた人口で地域を活性化するためには、当然、衣食住を満足する自治体の施策が必要となる。そのほか、地域外の人にお金を落としてもらおうと考えるのであれば、観光産業をはじめとした集客が必要ではないか。五泉市の人たちは、その集客の一つにこのマラソンを考えたのであろう。
 人口が5万人に程度の街に、3,500人のランナーが集まるということは、選手以外の人を含めれば4,000人なのか5,000人なのか、それとも6,000人なのかはわからないが、この街の一割の人口に相当する人たちが集まってくることになる。3,500人規模の大会は珍しくはないが、人口比でいえば都市型マラソンよりも圧倒的にその比率は高い。それが、ランナーズ百撰に現れているのであろう。

 この大会は、今回で9回目であるが、これまで第4回、第5回、第6回、第8回とランナーズ百撰に選ばれている。ネットで調べたところ、「2009年に(社)五泉青年会議所が、ゼロの状態から企画を立ち上げたマラソン大会。「地域とともに、手作りの、超おもしろいマラソン大会」をコンセプトに置く。(社)五泉青年会議所の呼びかけで集まった2009年当時の各種団体役員メンバーを中心に実行委員会を構成。(一社)五泉青年会議所と共催事業。」とある。また、「2009年、新潟県五泉市でマラソン大会を開催しよう!実現不能と言われながらもなんとか開催した、五泉市初の本格市民マラソン大会の継続事業です。「地域と共に、手作りの、超〜面白いマラソン大会」をコンセプトに、地域住民と地元中学・高校生、また各種団体と五泉青年会議所メンバーを中心に運営をしています。 」ともある。いずれにしても自治体主導の大会ではなく、五泉青年会議所が中心となって始めたイベント。自分たちも楽しみながら、五泉市外からも多くの人に来てもらおうという熱意が大会に参加すると伝わってくる。毎年、参加者が増えているので、来年もさらなる増加が期待できると感じる大会だ。

選手控室のあるさくらアリーナ。今日は天気が良かったので、雨のしのげるところでなくてもよかったのですが、過去はこの大会は雨が多いようなので、控室としては必須かもしれません。

さくらアリーナの前では、中学生が受付をしてくれます。元気な挨拶がいいですね。

メイン会場の五泉市村松陸上競技場から若干距離がありますが、控え場所として利用している人は多かったと思います。荷物預かりは別の場所、貴重品預かりは、陸上競技場にあります。

陸上競技場のトラックの周りには、多くの出店がありました。イベントを盛り上げるという意味ではいいですね。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

1大会2レース
 今年に入って、1大会2レースはこれまで2大会で実施済み。今年3回目のチャレンジ。3km+10kmとハーフマラソンを1本走るのと、どちらがシンドイかといえば、シンドさが違うの比較できないが、どちらもそれなりのシンドさがある。1本目はフレッシュなのでよいが、2本目はリカバリーができていないので、一緒に走る人と比べてハンディがあるのであるというところがツライ。こういう不完全な状態を繰り返していると、不完全な状態でもパフォーマンスの向上ができるようになるので、それはそれで収穫になることは間違いないと思う。

3km
 この大会は、フル、ハーフ、10km、3kmと参加種目が多く、バラエティに富んでいるのがいい。この中で3kmh最短距離の種目ではあるが、中学生も多くスピード勝負なので出遅れるとあとが苦しくなり、挽回するのが難しい。序盤からスロットルを開けて走っていかなければならない。

 スタートライン付近を中学生が占めるような形で、9時10分にスタートする。
 昨日の雨で、グランドは所々がぬかるんでいるが、走りに大きな支障はない。トラックを3分の1周ほど走って道路に出ていくが、やはり前の方を走るのは中学生が多い。少しずつ抜いていくが、新潟大学の農学部・附属村松農場の入り口付近からコースは上り坂に入る。スタートして800mほど走ると今度は下り坂。1km過ぎに再び平坦となる。1kmの通過は3分46秒。スピード練習をしていないので、思った以上に1kmの通過は遅い。3kmのコースにも給水所があるが、当然、給水は取らず、その先を左折する。

9時ちょうどにスタートするフルマラソンの部門の選手たち。

フルマラソンは、今年から始まった種目とか。エントリーは約800人と都市型マラソンと比べれば小ぢんまりとした感じ。

9時ちょうどにフルマラソンがスタート。五泉市内をぐるりと走ります。

いってらっしゃ〜い!

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’46” 3’46”
2km 押し忘れ
ゴール 11’22” 7’36”
 1.4kmほどで折り返しがあり、折り返してくる選手のナンバーカードを見るが、とりあえず同年代の選手は前にはおらず、この折り返しでは私が同じカテゴリーではトップのようだった。3kmは、今来たコースをそのまま折り返していくだけなので、ポイントは先ほど超えてきた小さな峠になる。
 2km地点(残り1km)が、ちょうど登っている途中に現れるが、少々、選手が団子となりストップウォッチを押すのを忘れてしまったが、このあたりで後方から同年代らしき選手に抜かれる。背中にナンバーカードもなく、正確には確認できなかったが、見た感じは同カテゴリーの選手のようだった。付いていくかどうか迷ったが、10時からの10kmもあるので、チャンスがあれば抜き返すつもりで、無理をして付いていかなかったが、作戦的には裏目に出た。ゴールまで大して差が広がらなかったものの、最後はややあきらめた感じでゴールしてしまい、ゴールの際に後方から来た選手に刺されてしまう。9月の千倉では何とか逃げ切ったが、この日は同タイムで3位。1位とは2秒差。なんとも情けない形の3位だった。

10km
 1種目めの3kmが終わって、次の10kmまで時間にして約40分弱。記録証の交付場所のすぐ近くで、優勝者以外の入賞者はそこで入賞の商品を受け取ることになっているようだ。係りの人がやや不慣れで(中学生もお手伝いしている)、少々待たされたこともあり、時間がどんどん過ぎていく。汗を拭いたり、別のユニフォームに着替えたりしているうちに30分ほどがあっという間に過ぎる。気が付けば、10kmの参加者がずらりとスタート場所に並んでいるではないか。先の3kmで体は動いているので、冷えないようにだけ注意し、スタートの数分前にスタート場所に並ぶ。

 10時ちょうどに2種目めがスタート。この大会は、3kmと10kmは出場しようと思えば、2種目の参加は可能であるが、私以外に2種目エントリーした人はいるのだろうか?
 スタートしてから、50分ほど前と同じコースをたどるようにして走っていく。3kmと違って、少し先が長いせいかペースが全体的に遅い。いや、そのせいだけでなく前を走る選手の数が、さっきの3kmより少ないように感じる。エントリー数が3kmは500人強に対して、10kmは1,000人強。人数の比率だけ見れば私の前にさっきよりも倍くらいのランナーがいてもおかしくないのだが、実際はその逆。「これはどういうこと?」。1kmの通過は3分59秒だから、私自身はさっきの3kmよりも13秒遅い。となると、どうもこの日の10kmにエントリーしているランナーに前を走る早いランナーが少ないということに違いない。走りながら考えた結果、そういうことだろうと思いながら走る。結果的には、この想像は当たっていた。

ゴールに向かう選手たち。10km部門の選手が多いようです。

競技場に入ってから、約3分の2周します。

第3コーナーから第4コーナーに向かうところ。

ゴールは目前です。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’59” 3’59”
2km 8’07” 4’08”
 3km 12’31” 4’24”
4km 押し忘れ
5km 20’49” 8’18”
6km 24’52” 4’03”
7km 28’54” 4’02”
8km 33’07” 4’13”
9km 37’23” 4’16”
ゴール 41’13” 3’50”
 先ほど、3kmコースで左折したところを、10kmコースはそのまま直進。ただし、そのすぐ直後に右斜めの方向にコースが変わる。3kmコースが「L字型」のコースと例えれば、10kmコースは「Y字型」のコース。折り返しが2か所あるのが特徴だ。
 右斜めの方に曲がってから、コースは緩く登りだす。2km通過は8分07秒(この1kmが4分08秒)、3km通過が12分31秒(同4分24秒)と如実にタイムに現れる。

 4kmを過ぎて少し走ると折り返し。ここで前を走る同年代のランナーの数を数える。かなり目を凝らして数えたが、どうも2人のようだ。つまりこの時点で同カテゴリーで3番目。先頭を走るランナーとの差は大きいので、ちょっと追いつくのは無理と思われるが、2番目のランナーとの間は、レース展開によっては縮めることができるかもしれない。とりあえず2位狙いで後半も頑張ることにする。5kmの通過が20分49秒。2種目めなのでこんなものか。

 3〜5kmあたりで前後を走るランナーとの出入りがあったが、後半はピタリとそれがなくなった。折り返してから小さな峠を超えれば今度は下りに入る。6kmの通過が24分52秒(同4分03秒)、7kmの通過が28分54秒(同4分02秒)とまずまずの感じで安定してきた。そして「Y字」の中心に来て、2つ目の折り返しの方に向かう。前後を走る選手との差がどんどん開き、このあたりからは単独走になってきた。
 2回目の折り返しの前から同様にすれ違うランナーが増え始める。やはり、同年代の選手が二人いる。8km地点を33分07秒で通過。前の選手に追いつくのはかなり厳しくなってきた。

ゴールする選手たち。

昨日までの雨も上がり、いい天気になりました。

ゴールする選手を迎えるスタッフも仮装して盛り上げています。

この大会は仮装の表彰があるので、仮装して走っているランナーが目立ちました。

 2回目の折り返し地点でUターンして後方を確認するが、後方の同年代の選手との差もかなり開いている。前にも追い付かず、後ろからも追いつかれない位置でモチベーションは少々下がっていた。最後に少々スパートをかけたこともあり、最後の1kmのタイムが一番良かったものの、順位としては変わらず。終わってみれば、二種目とも3位という、当初は予想もしなかった結果となった。また、また両種目とも3位となったこともあり、賞状をはじめいただいた副賞まで全く同じ。副賞の一つに日本酒の4合瓶があり、さすがにこれを2本持ち帰るのは少々重たかったが、ありがたくいただいて単身赴任先に持ち帰った。

ゴール後はシューズのチップをはずし、ここで水をもらいます。

記録証の発行。今日の成績は?

会場内では無料で甘酒を配布。さすがに米どころですね。

こちらは焼き餅を無料で配布しています。こちらもさすが米どころ。ただしこういうサービスは珍しいですね。

少々空腹なランナーには、ゴール後のありがたいサービスです。

奥の方で、スタッフさんが一生懸命餅を焼いています。ありがとうございます。

本日の戦利品

今回は2種目(10km、3km)に出場し、いずれも年代別3位。副賞を含めて同じものを2つずついただきました。上の段は賞状、下の段の左からジャガードタオル、中央がメダル、右が地元・五泉の日本酒です。

こちらは参加賞関係。左の上下はタオル。右上はしゃぶしゃぶもち、右下はゴール後にいただいた水です。

上の段は本日使用したナンバーカード。名前が入っているので、沿道で何度も呼ばれて応援をされました。下の段は完走証。

会場で無料配布されていた焼き餅。甘めの醤油たれで味付け、焼き立てで美味しかったです。さすが米どころ新潟ですね。