第26回黒井峯遺跡マラソン大会 参戦記

 本日の遠征先は群馬県渋川市。駅前から会場の渋川市立子持中学校までシャトルバス(といってもマイクロバス)が出ていますが、時間にして15分ほどかかります。コースの途中の標識には「子持村」という表示があちこちに見られるので、調べたところ、ここは旧北群馬郡子持村というところで、平成18年2月に渋川市、北群馬郡伊香保町、小野上村、勢多郡赤城村、北橘村とともに対等合併して渋川市となったようです。

 大会当日は素晴らしい天候で、まさに雲一つない空でしたが、放射冷却が強かったせいか、体感的には0℃くらいの気温で、非常に寒く感じました。
 レースの方ですが、スタートしてから1km手前で登りに入りますが、今日は体調が悪く登り出すと腰が張って脚がうまく前に出ません。3kmくらいまでが、このコースの最大の難所の登り坂ですが、今日はここをうまくまとめることができず、後半の下りになっても前を走る選手をほとんど抜けず、終始ペースが上がらずじまいでした。結果としては撃沈に視界状態でした。

 ただしこの大会は、参加賞がいろいろとあり、お持ち帰りのものもたくさんありますが、会場での飲食物も種類が多く、私を含め何度もおかわりをしている人をたくさん見かけました。かつて、この大会の参加料が500円という時代がありましたが、現在は2,000円。値上げをしても、まだまだお得感のある大会であったかと思います。
 

●大会名 第26回黒井峯遺跡マラソン大会
●開催日 平成29年12月10日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
渋川市立子持中学校発着(地図)(群馬県渋川市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、7℃くらい
●参加賞 タオル、生いもこんにゃく、ジップロック、おつまみ玉蒟蒻、梅しば、こんにゃくおでん、ココア、みそ汁、湯乃花まんじゅう、スカイテルメ渋川入館券
●結 果 42分18秒(10km 総合 第41位、男子50〜59歳 第8位)
●表彰 賞状、ラップ
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【12月10日(日)】
徒歩 マンション 4:49 本八幡駅 4:55 朝食購入含む。
JR 本八幡 4:59 秋葉原 5:22 総武線
5:20
秋葉原 5:28 上野 5:31 山手線
上野 5:43 高崎 7:29 高崎線
高崎 7:45 渋川 8:11 上越線
シャトルバス 渋川駅 8:25 会場 8:38
【第26回黒井峯遺跡マラソン 10km 10:40スタート】
シャトルバス 会場 12:30 渋川駅 12:49
【渋川駅前で昼食】
JR 渋川 13:52 新前橋 14:06 上越線
新前橋 14:10 高崎 14:20 両毛線
高崎 14:24 上野 16:11 高崎線
上野 16:16 秋葉原 16:19 京浜東北線
秋葉原 16:22 本八幡 16:44 総武線
徒歩 本八幡駅 16:44 マンション 16:50
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 2,000円  
JR 2,670円 (休日おでかけパス)
1,340円 (神保原〜渋川/往復)
合 計 6,010円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子50〜59歳は10位まで (★は加藤が参加した部門
【10km−10時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子34歳以下 56人 岡田 瑞生 本庄市   32’21”
男子35〜49歳 94人 宮坂 政志 榛東村   36’39”
★男子50〜59歳 59人 大澤 武志 伊勢崎市 荒砥走友会 39’32”
丸橋 啓一 伊勢崎市   40’05”
浦澤 勝男 上越市 あちこたね! 40’43”
飯塚 明彦 新潟市 うなぎいぬ新潟 40’59”
渡邉 一昭 江戸川区 東京酒豪組合 41’22”
中川 利明 新潟市 新潟ときラン 41’27”
萩原 真一 渋川市 42’15”
加藤一郎 市川市 名古屋市役所走友会 42’18”
河内 伸晴 高崎市   42’33”
10 内山 智 長岡市 KTK.JC 43’16”
男子60歳以上 60人 片野 房雄 高崎市 高島屋RC 41’30”
女子39歳以下 23人 荒井 芽衣 喜多方市 姥堂小学校 41’12”
女子40歳以上 34人 柳澤 裕子 上越市 大潟走友会 43’05”
【4km−10時00分〜10時04分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
男子39歳以下 23人 岡田 健一 高崎市   13’14”
男子40歳以上 48人 中村 文彦 沼田市 利根中央病院 12’44”
女子39歳以下 16人 淺賀 亜希子 藤岡市   16’30”
女子40歳以上 29人 黒沢 里見 渋川市 くろちゃん’S 17’24”
中学生男子 94人 新井 将太 伊勢崎市 境西中学校 13’02”
中学生女子 54人 後藤 舞桜 川越市 川越市立砂中学校 14’08”
【2km−10時45分〜11時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子50歳以上 21人 林 幸男 沼田市 秩父生コン新治 6’51”
女子40歳以上 4人 小川 和枝 渋川市 子持少年陸上 8’49”
小学男子5・6年 36人 宮ア 吏旺 渋川市 豊秋小学校 6’39”
小学男子3・4年 43人 後藤 優周 川越市 川越市立牛子小 7’08”
小学女子5・6年 30人 高橋 くるみ 太田市 どりかむ太田 6’56”
小学女子3・4年 27人 池澤 星夏 渋川市 子持少年陸上 7’28”
親子の部 50組 松澤 朋典・美里 小谷村 小谷屋根 8’10”
【5km−ウォーキング−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
フリー 37人 表彰なし
総合計 888人  

子持村と黒井峯遺跡
 冒頭にも少し紹介したが、会場の渋川市立子持中学校のあるところは、旧北群馬郡子持村。平成18年2月に6つの市町村と合併し渋川市となった。もともとこの子持村の特産品はこんにゃく。コースからもあちこちに畑が見えていたが、どうもこんにゃく畑だったようだ。
 現在の渋川市は、人口約87,000人。旧伊香保町も含む6つの市町村と合併したことにより、渋川市内に伊香保温泉があることになった。

 そしてメイン会場の子持中学校の周りは「黒井峯遺跡」。
 黒井峯遺跡は、6世紀に起きた榛名山の大噴火がもたらした分厚い軽石層の下から発見されたもの。昭和57年に発見されました。厚く積もった軽石を注意深く取り除くと、竪穴式住居はもちろん、穴を掘りこまずに、壁をめぐらして屋根をかけた平地式の住居や倉庫、牛や馬を飼っていた家畜小屋も見つかっっている。
 建物を取り巻く垣根や道、そして苗代、祭りを行った跡も見られる。それまでの遺跡では見ることのできなかったものがぞくぞくとみつかり、古墳時代の村が、極細かいところまで、それも立体的にわかってきたというもの。「日本のポンペイ」として全国の注目を浴びた黒井峯遺跡は、平成3年に国の史跡に指定されている。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

片道4時間弱の移動
 この大会の存在は、愛知県に住む走友のN村さんから聞いていた。参加料が500円(現在は2,000円)という珍しい大会。コースは、前半が登り、後半が下りというコース。東京からはやや遠い場所。簡単であるがこんなような情報が私にはインプットされている。

 今日のスタートは10時40分。スタート時間としては遅い部類に入るが、事前にコースの下見をしたい私にとっては、スタート時間は遅い方が都合がいい。できれば会場には2時間近く前に入りたかったので、今回もJR本八幡を4時59分に出発する列車に乗って群馬県渋川市に向かう。

JR本八幡を4時59分に出発し、高崎に到着したのは7時29分。ここまでで所要時間はちょうど2時間半。

高崎で渋川方面の列車に乗り換えます。車内は空いていました。

渋川では下車する客は多かったものの、マラソンとはあまり関係のなさそうな乗客の下車が多かったような気がします。

きれいに整備されたJR渋川駅。早朝の時間帯は無人です。駅舎自体はこぢんまりとしていました。

駅前に降り立つと、マラソン会場行きのバス乗り場の看板が目立つように立っていました。わかりやすくてよかったですね。

私が乗車したのは8時25分発のもの。会場までの所要時間は20分弱。利用者は決して多くはなかったです。大半の方は、会場まで自動車で来られるのでしょうか。

メイン会場の渋川市立子持中学校。合併前は、北群馬郡子持村の子持中学校だったのでしょう。

8時40分頃には、会場にはすでにそれなりの数の選手が到着していました。

受付は部門、年齢別に分かれていたので、ほとんど並ぶこともなくスムースに行われていました。

こちらにいるのは、後でみそ汁やこんにゃくおでんなどを振る舞う係のおばちゃんたちでしょうか。現在はスタンバイ。活躍するまで少々時間があります。

出店は少なかったですが、鮎の塩焼きとスポーツショップが出店。鮎の塩焼きは食べたかったのですが、走って戻ってきた頃には売り切れ残念!

激坂に苦戦


本日の戦利品

各部10位まで表彰ということで、賞状と副賞でクレラップ。クレラップには北群馬信用金庫の名前が・・・。今大会の協賛企業の一つです。

こちらは本日の参加賞。左上はタオル、その右が生いもこんにゃく。左下はジップロック、おつまみ玉蒟蒻、梅しば。最後の2つは前橋市に本社のある村岡食品工業さんの商品です。渋川にも工場があるようです。こちらも今大会の協賛企業の一つです。

上段は会場のブースで現品と交換できる引換券。それぞれ「こんにゃくおでん」、「ココア」、「みそ汁」。下段は「スカイテルメ渋川」の入館券。スカイテルメは温泉ですので、自動車だったらすぐに行けたのですが・・・。

現物はこちら「こんにゃくおでん」。程よい味付けでした。余っていたので合計3杯いただきました。

こちらは「ココア」。日頃飲みませんが、久しぶりに飲みました。

こちらは「みそ汁」。ネギ、厚揚げのほか、こんにゃくのような具材が入っていました。こちらも美味しくて合計3杯いただきました。

ゴール後、配布していた「湯乃花まんじゅう」。渋川からもう少し行ったところに伊香保温泉がありますが、そこの名物のようです。伊香保町も渋川市となったので、併せて宣伝しているのでしょうか。

本日使用したナンバーカード(左)と完走証(右)