第13回ほこたハーフマラソン大会 参戦記

 今年最後の大会ということで、茨城県鉾田市まで遠征してきました。
 鉾田市といえば、平成17年10月に、鹿島郡鉾田町・旭村・大洋村が合併して出来た市です。街のウリは、日本一の生産量のメロンということですが、もちろんこれまで行ったことのないところなので、想像を膨らませながら出かけました。
 鉾田市への交通手段ですが、平成19年4月に鹿島鉄道鹿島線(石岡〜鉾田)が廃止されてしまったので、単身赴任先の市川市(最寄駅は本八幡)からですと、本八幡→成田→佐原→鹿島神宮→新鉾田といくのが安いことがわかりましたが、いかんせん鉄道の接続が今ひとつで日帰りが難しいとことがわかり、やむを得ず1泊2日の行程で出かけることにしました。その分、時間的には余裕ができましたが・・・。

 さて大会の方ですが、今年最後のレースということで、優勝することを目指して臨みました。スタートしてから同年代の選手2人と団子のようにつるんで走りましたが、2km過ぎから急激に足取りが重くなり、息も荒くなり離され、折り返ししてからさらに同年代の選手1人に抜かれ、結局年代別4位でゴール。今年一年を象徴するような形で終わってしまいました。課題はわかっているので、あとは時間を見つけて実行するだけなのですが、その時間が・・・といっているうちに一年が過ぎてしまいました。来年こそはレベルアップして再起をかけたいと思っています。

●大会名 第13回ほこたハーフマラソン大会
●開催日 平成29年12月17日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
鉾田市役所発着(地図)(茨城県鉾田市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、7℃くらい
●参加賞 干し芋(4つの参加賞から選べる)、ポケットティシュ(以上朝引換券と交換)、焼き芋、スポーツドリンク(ペットボトル)、ウエットティッシュ(以上ゴール後)
●結 果 19分44秒(5km 総合 第39位、男子55〜64歳 第4位)
●表彰 賞状
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【12月16日(土)/1日目】
徒歩 本八幡 10:18 京成八幡駅 10:28
京成電鉄 京成八幡 10:38 京成成田 11:21 京成本線
徒歩 京成成田駅 11:21 成田駅 11:25
JR 成田 11:41 佐原 12:12 成田線
佐原 12:17 鹿島神宮 12:38 鹿島線
鹿島臨海鉄道 鹿島神宮 12:41 新鉾田 13:17 大洗鹿島線
徒歩 新鉾田駅 13:17 ホテル 13:30
【ホテルへ荷物預け/下見・試走】
【ホテルさわや/泊】
【12月17日(日)/2日目】
徒歩 ホテル 8:22 会場 8:35
【第13回ほこたハーフマラソン大会 5km 10:10スタート】
シャトルバス 会場 12:20 新鉾田駅 12:27
鹿島臨海鉄道 新鉾田 12:39 鹿島神宮 13:17 大洗鹿島線
JR 鹿島神宮 13:23 香取 13:40 鹿島線
香取 13:49 成田 14:28 成田線
13:47
徒歩 成田駅 14:28 京成成田駅 14:34
京成電鉄 京成成田 14:39 京成八幡 15:24 京成本線
徒歩 京成八幡駅 15:24 マンション 15:34
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
京成電鉄 1,194円 (京成八幡〜京成成田/往復)
JR・鹿島臨海鉄道 2,840円 (成田〜新鉾田/往復)
宿泊料 7,060円 (ホテルさわや)
宿泊補助 ▲5,000円 (職場福利厚生)
合 計 9.094円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子55歳〜64歳は6位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子34歳以下 186人 菊池 琢哉 つくば市 高崎経済大学 1゜10’34”
男子35〜44歳 224人 藤原 仁 宇都宮市   1゜15’41”
男子45〜54歳 263人 横瀬 文也 行方市 行方市役所 1゜17’30”
男子55〜64歳 128人 谷 義夫 鹿嶋市 玉造工業高職員 1゜23’11”
男子65歳以上 49人 小林 修 日立市 46L 1゜32’48”
女子34歳以下 30人 黒澤 夏楠 東海村   1゜21’19”
女子35〜44歳 43人 佐藤 彩 石岡市 石岡公園RC 1゜33’37”
女子45〜54歳 37人 片野 佳子 つくば市   1゜35’29”
女子55歳以上 24人 大友 和子 いわき市 共進工業 1゜44’57”
【5km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
男子34歳以下 55人 原田 将徳 さいたま市   16’23”
男子35〜54歳 97人 下村 勧 石岡市 美野里クラブ 16’39”
★男子55〜64歳 33人 池田 博 桜川市 関彰商事(株) 19’00”
竹澤 利之 結城市 結城RC 19’06”
大和田 稔 那珂市 水農走友会 19’34”
加藤 一郎 市川市 名古屋市役所走友会 19’44”
山崎 靖雄 小山町 ユニ缶富士小山 19’47”
吉村 明 取手市 取手ラン 20’04”
男子65歳以上 37人 兎内 茂 宇都宮市 すずめ 19’58”
女子34歳以下 48人 國谷 優香里 いわき市 茨城キリスト大 19’35”
女子35〜54歳 59人 渡邊 由喜 つくば市 ストライズ 21’22”
女子55歳以上 21人 吉田 道子 牛久市   22’48”
【3km−10時20分、10時25分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
中学生男子 158人 堀田 龍生 野田市   9’55”
中学生女子 126人 八角 空来 鉾田市 大洋中学校 11’15”
【2km−10時40分〜10時52分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
小学6年男子 40人 橋本 真 常陸太田市 太田小学校 7’10”
小学6年女子 27人 加藤 遥音 鉾田市 大洋ミニバス 7’27”
小学5年男子 55人 木村 快 横浜市 中沢小 7’21”
小学5年女子 40人 鈴木 なお 市原市 市原市立ちはら台桜小 7’34”
小学4年男子 45人 石井 琉之介 利根町 東葛RC 7’23”
小学4年女子 49人 加藤 来実 取手市 東葛RC 7’16”
小学3年男子 57人 利根川 悠樹 さいたま市 東葛RC 7’52”
小学3年女子 34人 加藤 真緒 市原市 市原AC 8’09”
【1.2km−9時30分、9時40分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
小学2年親子男子 63組 小井沼 康良・陸王 栃木市   4’54”
小学2年親子女子 54組 稲毛 広幸・葵保 市原市 市原AC 4’46”
小学1年親子男子 65組 塚原 博行・泰志 川越市 牛子小学校 4’52”
小学1年親子女子 34組 倉橋 一任・沙弥 ひたちなか市 勝倉小学校 5’27”
総合計 2,397人  

鉾田市
 冒頭でも紹介したように、茨城県鉾田市は平成17年10月に鹿島郡鉾田町・旭村・大洋村が合併して鉾田市が誕生している。現在は人口約48,000人の街。平成19年3月までは、常磐線・石岡駅からこの鉾田まで、鹿島鉄道が運行されていたが、平成19年4月で廃止。東京都心から鉾田への鉄道のルートとしては、(1)東京→成田→佐原→鹿島神宮→新鉾田、(2)東京→上野→水戸→新鉾田というどちらかのルートとなる。(2)は一旦、水戸まで北上してから南下するので、少し無駄なような気がする。このほか、東京駅と鉾田を関東グリーンバスが一日6便運行しているので、時間を合わせて利用するのが一番現実的なような気がする。ただし、所要時間は約3時間。関東圏内とはいえ、やや遠い存在のようだ。

 もともと「鉾田」という地名は知っていた。なぜ知っていたかは不明であるが、幼少の頃、「鉾田一高」が甲子園に出場したことを未だに記憶している(野球部は昭和51年に春と夏に各1回、昭和57年に夏の高校野球に出場)。変わった名前だから覚えたのであろうが、今回、それではその「鉾田」という街に行ってみようということで、エントリーした次第。

 実際に行ってみると、交通のアクセスの悪さから街の中心部はひっそりしていた。今回、宿泊したのは「ホテルさわや」というところであるが、素泊まりのため夕食、朝食を何とかしなければならない。朝食はコンビニで調達すればよいものの、夕食を食べるお店を探すのに一苦労した。目立った観光地もないので、なかなか街にお金が落ちるのに苦労している感じが見受けられた。とはいえ、面白いところはきっと何かあるはず。温泉もあるようなので、次回は少し時間をとって散策してみたいと思う。

京成八幡から京成成田までは、京成電鉄を利用。なぜかJRよりもかなり安い京成電鉄。
(京成成田駅にて)

京成成田駅の改札口を一旦出ます。

数分歩いたところに、JR成田駅があります。

成田から鹿島神宮まではJRを利用。この日は、佐原までまず移動。(JR成田駅にて)

成田から乗っていた列車は佐原に到着。(JR佐原駅にて)

佐原で乗り換えです。

佐原駅には鹿島神宮行きの列車がすでに待機。

鹿島神宮からは、鹿島臨海鉄道に乗り換え。
JR鹿島神宮駅では、ホームを挟んで向かい側に、鹿島臨海鉄道の列車が停まっていました。
途中、鹿島スタジアムも見えました。

土曜日の昼下がりということもあって、乗客はまばら。

途中でこんな駅もありました。日本一長い駅名だとか・・・。ちなみに茨城県内には、日本一名前の長いバス停もあるとか・・・。

ようやく新鉾田に到着。鹿島鉄道の鉾田駅が無くなっても、新鉾田のままのようです。

先ほど乗ってきた列車は、水戸方面へ向けて出発。

ここまで一緒に旅をしてきた乗車券も新鉾田駅で回収されました。

こちらが新鉾田駅。鉾田市の中心部からやや離れているので、駅前も閑散としていました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

序盤はよかったが・・・
 今日は久しぶりの5kmレース。トップスピードで”さささ”と走ることがどちらかというと得意だった私にとっては、10km、ハーフマラソン、フルマラソンと比べれば、自分の特色を生かしやすい距離設定だったので、これまで「5km」は主戦場という形で戦ってきた。最近はスピード練習もほぼしていないに等しいので、5kmという距離も必ずしも得意という感じではなくなってきている。

ホテルから会場へ向かう途中、沿道に山車が出されていました。地域のお祭りでしょうか。

こちらはスタート地点に比較的近い場所に設けられていました。太鼓の演奏など、スタート直後にここを通過するので、演奏で大会を盛り上げていました。

大会のメイン会場の鉾田市役所。普段は駐車場にしているところでしょうか。

会場は縁日のごとく、たくさんの出店があり賑やかでした。

子どもたちが喜びそうな店が多いですね。

左側は主にマッサージや鍼関係のサービスの出店です。

ここまでくるとバザーという感じです。

ナンバーカードは事前送付だったので、ここではプログラムとあらかじめ頼んでおいた選べる参加賞の引き換えを行いました。

手荷物預り所もあります。45リットルの袋に入れて預けます。スタート直前は大混雑ですので、余裕を持って預けるのがいいでしょう。

1個50円ということで期待していたのですが、一度に作れる数が少なく、並んでも全然買えず終い。機械の数を増やすなどして対処して欲しいですね。

スマホで登録をすると抽選でグッズがもらえるとか。登録が面倒なのか、人気は今ひとつでした。

開会式

中央は鉾田市のゆるキャラ「ほこまる」。

更衣室が手狭だったので、この日は屋外に陣取って準備をしました。天気がよくてよかったですが、雨天だったら・・・

 さて、10時ちょうどにスタートしたハーフマラソンの10分後に5kmはスタートする。ハーフマラソンの選手の後方の前列に待機してスタートを待つ。前列には高校生や比較的年齢の若そうな選手が陣取るが、スタート間際になって割り込みが増えてくる。スタート間近に前列に入ってくるのは行儀は悪いが、往々にして走力のある連中。仮装しているランナーが早い時間から前列を占拠しているよりかはずっとよい。その中には、私と同年代の選手もいたが、優勝を狙っているだろうと察する。

9時30分にスタートした小学生親子の部(1.2km)

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 押し忘れ
2km 7’30” 7’30”
 3km 11’30” 4’00”
4km 15’31” 4’01”
ゴール 19’44” 4’13”
 10時10分。ピストルの合図とともに一斉にスタート。スタート場所から微妙に下っているせいか、スタート直後のペースがやや速い。あっという間に私の前には30人ほどの選手が立ちはだかる。しばらくして、先ほどのスタート位置の近くにいた選手に追いつく。よく見ると、もう一人同年代の選手が。この3人で今日はもつれていくのかと感じながらレースを進める。
 1km地点は団子になっていたこともあり、タイムチェックを忘れてしまった。1km過ぎたあたりから、周りの選手の息づかいを聞くが、二人とも余裕を持って走っている感じはない。息づかいだけであれば、一番私が余裕があるように感じた。2kmの通過は7分30秒。均せば3分45秒/km。決して早くはないが、最近はこのペースの維持がなかなか出来なくなってきている。5kmは短いのでタイムは気にせず、感覚で走ろうと思っていた矢先、急に足取りが重くなってきた。本当に急な出来事で、先ほどまで併走していた2人とは徐々に離れ出す。

 折り返してからは、後方から一人の同年代の選手に抜かれ、あっという間に4番手に順位を下げることになる。速いペースで走る耐性が出来ていないので、急激に乳酸が溜まってしまったのであろうか。3km、4kmと距離が進むにつれて大きくペースを下げてしまう。

 再びスタート地点を通過して、最後の400mほどの上りはきつかった。脚が動かず、体が前に進まない情けなさで一杯だった。ゴールタイムも19分44秒とあまりにも平凡すぎるタイム。平成29年最後の大会としては、一年を象徴するような終わり方であったし、また一つ、リベンジする大会が増えてしまった。

ゴールを目指す親子ランナー

スタート地点に戻ってきてからゴールまでは登り坂です。

あと100mほど上りが続きます。

登り切って右折をすれば平坦。ゴールまで残りわずかです。

ゴールは鉾田市役所横の公道の途中です。

ゴール後には、乾燥イモとドリンクをもらいます。

その後に記録証の交付があります。

出店ではフライドポテトの無料配布がありました。珍しいですね。

こちらはモツ入りの豚汁?無料配布はありがたいですね。

表彰式の風景。ゴールして汗をかいたままの状態で着替えることもなく足止め。そのまま表彰式まで20分以上待たされました。時間を決めて表彰式を行うようにすればと・・・。要改善ですね。

本日の戦利品

3位までは副賞とメダルがありましたが、4〜6位は賞状のみ。

こちらは参加賞。左上の「干し芋」と左下の「ポケットティッシュ」は引換券と交換。中央上は「焼き芋」、右上は「スポーツドリンク」、右下は「ウエットティッシュ」です。後半の3つは、ゴール後に配布のもの。

こちらは会場で選手向けに無料で配られていたもので「フライドポテト」。

こちらも選手向けに無料で配られていたトン汁?豚肉ではなく、ホルモンが入っていましたが、なかなか美味しかったです。

本日使用したナンバーカードと完走証。