第44回市原高滝湖マラソン 参戦記

 平成30年の最初の大会がこの大会になりました。
 以前からこの「高滝湖」という名前に惹かれて参加しようと考えていました。みなさんもご存じかと思いますが、私はあまり都市型マラソンが好きではなく、田舎の自然の中を走るのが好きなので、名前からして明らかにひなびたところと思われたので、今回、念願叶っての参加となりました。
 
 単身赴任先の本八幡から五井まではJR。五井からは遠目に何度か見ていた「小湊鐵道」で高滝へ。小湊鐵道はテレビでも沿線の風景を紹介されているのを何度か見ていますが、恐ろしくローカルな鉄道です。車両も駅舎などの施設も素晴らしく古く、よくぞここまで使ったのかと思えるくらい使い込んでいます。
 メイン会場の旧高滝小学校は平成25年3月に閉校になってしまってます。千葉県という東京に隣接した県においても、房総半島の真ん中は過疎化が進み、人口密度もあまり高くありません。生きて行くには少々大変かもしれませんが、住みやすそうな感じのところでした。

 さて、レースの方ですが、正月休みで体が緩くなったこともあり、序盤はそこそこ走ったもののそのペースが維持できず、今日は早々に苦しくなってしまいました。結果的には良いところなく終わってしまいましたが、少しずつレース勘を掴みながら、今年は何とか「復活した!」というレベルまで持って行きたいと感じた次第であります。
 

●大会名 第44回市原高滝湖マラソン
●開催日 平成30年1月13日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
旧高滝小学校前発着(地図)(千葉県市原市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
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●天 候 晴れ、4℃くらい
●参加賞 タオル、しいたけ汁、甘酒
●結 果 20分31秒(5km 総合 第73位、男子50歳代 第5位)
●表彰 賞状、メダル
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【1月13日(日)】
徒歩 マンション 6:50 本八幡駅 6:53
JR 本八幡 6:54 千葉 7:22 総武線
千葉 7:27 五井 7:44 総武線
小湊鐵道 五井 7:54 高滝 8:36 臨時列車
徒歩 高滝駅 8:36 会場 8:46
【第44回市原滝湖マラソン 5km 10:45スタート】
徒歩 会場 12:47 高滝駅 12:57
小湊鉄道 高滝 13:10 上総中野 13:42
いすみ鉄道 上総中野 14:07 大原 15:04
JR 大原 15:41 千葉 16:50 外房線
千葉 17:02 本八幡 17:30 総武線
徒歩 本八幡駅 17:30 マンション 17:35
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,200円  
JR 583円 (本八幡〜五井)
1,317円 (大原〜本八幡)
小湊鉄道/いすみ鉄道 1,700円 (房総横断乗車券。五井→大原まで片道)
合 計 6,800円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子50歳代は8位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km−10時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子39歳以下 184人 中島 幸蔵 20 千葉市 学習院大学 1゜12’55”
男子40歳代 182人 藤田 健 42 八千代市 こすげ走友会 1゜14’28”
男子50歳代 212人 吉野 栄 52 千葉市 CRG 1゜24’32”
男子60歳以上 124人 桧山 和成 63 茨城県 つくば陸協 1゜29’56”
女子39歳以下 51人 石原 佳代 39 埼玉県   1゜34’00”
女子40歳代 28人 稲垣 操 44 千葉市   1゜31’49”
女子50歳代 33人 村田 朝子 50 神奈川県 不忍池AC 1゜36’45”
女子60歳以上 17人 押元 富江 62 市原市   1゜47’52”
【10km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
男子39歳以下 160人 杉本 将太 16 千葉市 東海大市原望洋高校 31’32”
男子40歳代 101人 松本 浩 45 習志野市 海老川の力 33’53”
男子50歳代 104人 大場 康晴 51 船橋市 海老川の力 37’17”
男子60歳以上 102人 佐藤 修 63 茂原市   41’18”
女子39歳以下 48人 藤本 優 18 富津市 市立船橋高校 38’48”
女子40歳代 52人 田中 さだみ 41 市原市   44’04”
女子50歳代 38人 久世 悦子 51 千葉市   42’16”
女子60歳以上 22人 武田 洋子 62 神奈川県 かめのこクラブ 48’00”
【5km−10時45分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢  住所 所属 記録
男子39歳以下 118人 鵜沢 葉月 17 大網白里市 東海大市原望洋高校 15’43”
男子40歳代 66人 和田 靖 48 神奈川県 防衛大学教官 17’00”
★男子50歳代 40人 川又 亮一 52 茨城県 勝田ラジコン 19’02”
大西 幸康 54 市川市 市川MC 19’43”
松本 茂 57 木更津市 JPI千葉 20’02”
赤池 理 50 袖ケ浦市 大一大万大吉 20’06”
加藤一郎 55 市川市 名古屋市役所走友会 20’31”
北島 昭人 50 大網白里市   20’37”
増嶋 英昭 53 市原市   20’43”
戸上 悟 52 富津市 ホリディ木更津 21’06”
男子60歳以上 33人 小野 晴彦 62 神奈川県 ImPACT 19’01”
女子39歳以下 74人 大西 夏帆 17 市原市 木更津総合高校 17’53”
女子40歳代 41人 色川 富美子 47 香取市 聖徳佐藤塾RC 20’55”
女子50歳代 25人 細野 美佐子 50 市原市 武下志塾 23’34”
女子60歳以上 22人 加藤 眞知子 65 千葉市 ビッグエス千城 28’18”
男子中学生 149人 坂崎 智秋 15 千葉市 稲毛高校附属中 17’14”
【2.5km−10時10分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 年齢 住所 所属 記録
中学生女子 127人 兼岡 諒 14 市原市 加茂中バスケ部 9’10”
小学生男子 97人 細谷 幹大 12 市原市 市原AC 8’47”
小学生女子 50人 鶴岡 未来 11 いすみ市 市原AC 8’59”
総合計 2,300人  

高滝湖

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 今年最初のレースは1月8日(祝・月)の第12回下野市天平マラソン(栃木県)を予定していた。年末年始の休暇(12月29日〜1月3日)に加え1月4日(木)、5日(金)を休暇としていたが、1月急遽、1月9日(火)に愛知県高浜市へ出張ということになったので12月28日〜1月9日まで名古屋の自宅で過ごすこととしたため、1月8日の大会は欠場。この大会が平成30年の最初のレースとなる。
 さて「冬休み」は、少々長かったものの「冬休み」中に十分に練習できたかといえばまったく自信もなく、大会当日を迎えることとなった。


スタート前の10km部門の選手ら
 今回も少々早めに会場入りし、5kmコースを試走する。ほぼフラットと言ってもよいコースである。こういうコースはレース展開上ヤマ場がないので、ハイペースで入って粘れるまで粘るというのが私のレースパターン。トラックレースの走り方と似ているところでもある。

 今日のスタート時間は10時45分とかなり遅め。ウォーミングアップ、ストレッチ、流しなど一連の準備を終えてスタート10分前にスタート位置にいったところ前列はぎっしり埋まっている。10kmでも「〜35分」「35〜40分」などのようにプラカードを持って整列させていたが、残念ながら5kmではこのような整理をしてもらえなかった。スタート位置のみ、少々横に広がっているのでピストルが鳴ってから横からコースに割り込むことにする。

10時ちょうどにスタートした10km部門。この大会は、他にハーフマラソン、5km、2kmの4種目ある。

10kmだけで800人ほどがエントリー。もう少しスタート地点が広いと良いかと思います。
 
10時45分、ピストルの合図とともに久しぶりにスタートダッシュをする。少々強引ではあったものの、3列目からのスタートであったが何とか前の方へ抜け出ることが出来た。しかしながら、今日は高校生らしきランナーが異常に多い。私のスタートダッシュなど蚊に刺された程度のもので、高校生連中にとっては痛くも痒くもない。先頭に出ることもなく、目の前には30人以上のランナーが立ちはだかる。入りが早かったが、今日はレースというよりも体をいじめるのが目的のため、少々オーバーペースと思いながらもそのまま突っ走る。ただ、残念なことに最初のペースは1kmと持たず、早々とペースが落ちだしてしまう。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’50” 3’50”
2km 7’57” 4’07”
 3km 12’23” 4’26”
4km 16’30” 4’07”
ゴール 20’31” 4’01”
 最初の1kmですでに3分50秒と、平凡な通過タイムとなっていた。タイムが落ち出すと後方からどんどん抜かれ出す。2kmも7分57秒と、この1kmでは4分07秒もかかっている。今日は最初の2kmくらいまでにかなりの選手に抜かれたが、コンディションを整えていないので仕方があるまいが、さすがに抜かれっぱなしは気分はよくない。
 3kmを過ぎてからは、脚も少々回復気味になった来たので、気持ちペースを上げた感じ(実際には変わっていない)で走る。10kmを走る選手やハーフマラソンを走る選手とこのあたりでは重なりだし、抜いていく選手は増えるものの5kmを走る選手を抜いた感じはない。
 4kmを過ぎてからはゴールまでが近くなってきたこともあり、少しずつペースを上げていく。このあたりは高校生らしき選手らと併走するが、ゴールに近づくにつれて彼らの方がペースが上がりついて行けなくなる。小湊鐵道の線路下をくぐり抜けると、小さな広場にゴールのアーチがあった。

 タイムは20分31秒。正月休みで緩んだ体に加えて無調整で走るとこんな程度。来週も5kmレースがあるが、少なくとも20分くらいは切って走りたいと思った次第。

ゴールを目指す選手ら。後方は、小湊鐵道のアンダーパス。

メイン会場から少し離れた空き地のようなところにゴールが設けられていました。

ゴールの方向とは逆の方向から撮影。右側のテントは、記録証発行所。川沿いにある空き地を利用したところがゴールですが、普段は何に使っているのでしょうか?

こちらがその記録証発行所。

記録証発行所からメイン会場の高滝小学校へ戻る途中にゴール後の給水所が設置されている。

小学校に戻ってみると、無料で振る舞われているものがいくつかありました。こちらは甘酒

こちらは人気だった「しいたけスープ」。結構な行列が出来ていましたが、お替わりは自由。

こんな感じでやや大きめのカップに入れています。

隣は箸を配るおっちゃん。

このあたりは有料のブース。ビールがあったら買っていたかもしれな「もつ煮」。

鉄板ナポリタンも美味しそうに作っていました。

こちらはインド人のお店。カレーやナンをその場で作っていました。こちらも美味しそう・・・。

千葉県産の焼きハマグリと焼きアサリ。最後まで迷いましたが購入せず。

そのほかスポーツショップや・・・

ファーストフードのお店も何店舗かありました。リーズナブルで中高生に人気でした。

いくつかあったお店の中で、地元産というところに惹かれて候補に・・・。

決め手は「お得な3色セット」という売り言葉。

全部豚串でしたが、オーソドックスな「塩」が一番美味しかったですね。

こちらのラーメン屋も最後まで候補に残っていました。豚串だけの昼食では・・・。

地元の食材に加え「秘伝のチャーシュー」というところが決定打。

600円という値段は安いなと思いましたが、看板にあった「(チャーシューを)今回は贅沢に3枚使用」というところが、実際には2枚しか入っておらずそこはマイナス。

番外編(房総半島横断)


本日の戦利品

賞状とメダル。各部8位まで表彰と大盤振る舞い。

参加賞のタオル。そこそこ大きいタオルのようですので、単身赴任先で使用しようかと思います。

こちらは会場で無料で振る舞われていた「しいたけ汁」。シイタケとワカメが半々くらい。それに加えて卵が入っているという感じ。美味しくて3杯いただきました。

本日使用したナンバーカードとゴール後いただいたナンバーカード(左)とゴール後いただいた記録証。