第38回館山若潮マラソン 参戦記

 初出場の館山若潮マラソンです。
 単身赴任先の市川市と同じ千葉県の館山市ですが、内房沿いに移動すること2時間半。昨年は千倉や勝浦に行ったこともあって、時間のかかる覚悟はしていたものの、早朝5時過ぎから出かけることを考えると、少々遠い存在かと思います(名古屋の自宅に戻るときの所要時間は約3時間)。

 館山若潮マラソンといえば、千葉県内で開催するメジャーなフルマラソンの一つ。マンモス大会であります。マンモス大会は、いろんなところで発生する待ち時間が長いので、私個人としてはなるべく参加しないようにしていたところですが、千葉県に単身赴任中でもあり、一度くらいは参加してみようということで今回参加するに至った訳です。

 参加種目は10kmで、この大会のメインのフルマラソンではありませんが、スタート〜折り返し〜ゴールの間のロケーションはさすがにランナーを魅了させる素晴らしいものでした。この日はだんだん曇ってきて、爽やかな海の眺めとはいきませんでしたが、晴れたらさぞかし気持ちの良い中でのランニングが楽しめたでしょう。

●大会名 第38回館山若潮マラソン
●開催日 平成30年1月28日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
館山市民運動場発着(地図)(千葉県館山市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、5℃くらい
●参加賞 タオル、水(ペットボトル)、麦茶、スポーツドリンクフィニッシャーハガキ(以上ゴール後)、水、焼き芋、豚汁、お汁粉、有料入浴券
●結 果 40分52秒(10km 総合 第87位、男子50歳代 第13位)
●表彰 なし
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【1月28日(日)】
徒歩 マンション 5:02 本八幡駅 5:09
JR 本八幡 5:16 千葉 5:44 総武線
千葉 6:00 君津 6:45 内房線
君津 6:48 館山 7:56 内房線
シャトルバス 館山駅 8:08 駐車場 8:13
徒歩 駐車場 8:13 会場 8:35 (トイレ待ちあり)
【第38回館山若潮マラソン 10km 10:50スタート】
徒歩 会場 12:10 駐車場 12:20
シャトルバス 駐車場 12:26 館山駅 12:31
高速バス 館山駅前 12:55 千葉駅前 14:33 南総里見号
( 14:38 )
JR 千葉 14:40 本八幡 15:08 総武線
徒歩 本八幡駅 15:08 マンション 15:11
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,500円  
JR 1,944円 (本八幡〜館山)
388円 (千葉〜本八幡)
高速バス 1,500円 (館山駅前〜千葉駅前/IC割引)
合 計 7,332円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子50歳代は8位まで (★は加藤が参加した部門
【42.195km−10時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子15〜19歳 86人 所 倖平 いすみ市 大多喜高校 2゜41’35”
男子20歳代 558人 久波 慎 埼玉県 JR東海 2゜35’17”
男子30歳代 1,092人 外池 快太郎 東京都 腹下り坂31才 2゜27’50”
男子40歳代 2,123人 伊藤 育生 船橋市 botchi凸 2゜31’42”
男子50歳代 1,640人 原 義一 東京都 尾久の原RC 2゜48’35”
男子60歳代 567人 内山 日出生 三重県 JPC 3゜08’41”
男子70歳以上 130人 井口 明 佐倉市 佐倉陸友会 3゜26’50”
女子15〜19歳 19人 大沼 月美貴 市原市 オキHG 3゜24’55”
女子20歳代 130人 辻 麻結子 東京都   3゜09’40”
女子30歳代 197人 中野 沙知 東京都 千葉大クラブ 3゜12’15”
女子40歳代 401人 上原 千貴 埼玉県   3゜04’57”
女子50歳代 260人 堀田 芳香 東京都 拓練 3゜25’55”
女子60歳代 74人 宮 優子 東京都 ウェスティ 3゜51’56”
女子70歳以上 10人 亀山 文子 市原市   4゜10’25”
【10km−10時50分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
男子15〜19歳 38人 田村 陸人 鴨川市 安房高校 32’52”
男子20歳代 174人 大谷 宗平 木更津市 JR東日本千葉 32’10”
男子30歳代 331人 内本 真司 船橋市 We run! 32’32”
男子40歳代 417人 鈴木 裕行 館山市 南総AC 32’12”
★男子50歳代 312人 加藤 文敏 市原市 幸はやぶさ 36’36”
吉留 隆行 東京都   38’03”
高橋 順一 神奈川県 ランニングデポ 38’53”
平山 秀樹 東京都   38’58”
赤羽 康嗣 館山市 南総AC 39’27”
門川 重樹 千葉市 日本建設工業 39’28”
岩埜 雅仁 木更津市   40’00”
菅嶋 剛史 君津市   40’01”
13 加藤 一郎 市川市 名古屋市役所走友会 40’52”
男子60歳代 238人 小柴 淳一 市川市 住友化学 39’10”
男子70歳以上 121人 山口 功 茨城県 土浦走友会 43’47”
女子15〜19歳 38人 安西 詩 南房総市 翔凜高等学校 37’54”
女子20歳代 159人 川口 明実 東京都 東海AC 39’37”
女子30歳代 199人 鈴木 由美子 館山市 南総AC 38’43”
女子40歳代 254人 安田 美雪 君津市 新日鐵住金君津 38’30”
女子50歳代 226人 久世 悦子 千葉市   41’32”
女子60歳代 89人 印田 キクエ 神奈川県 三浦RC 49’12”
女子70歳以上 22人 鈴木 りき子 船橋市   49’33”
【2km−10時50分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
ファミリー 491組 表彰なし
総合計 11,335人  

久しぶりのマンモス大会
 今日は久しぶりにマンモス大会の参加。フルに7,287人、10kmに2,619人、2kmファミリーに491組で合計は11,335人。館山市の人口が約46,000人なので、誰が見ても館山市の一大イベントになる。東京方面からは、日帰りの臨時列車や臨時のバスも運行するようであるが、遠路からの参加者は館山付近に宿泊することだろう。

 かくゆう私は本八幡に仮住まい。東京方面からの臨時列車に乗るために東京に戻るのも馬鹿馬鹿しいので、本八幡を5時16分の千葉行きの列車に乗って館山に向かう。途中、千葉と君津で乗り換えをするものの、君津からの列車は、定期運行の列車にもかかわらず、乗客の大半は出で立ちからして明らかにマラソンランナー。辛うじて空いている席に座らせてもらったものの、君津から館山までの所要時間が1時間以上。これからフルマラソンを走ろうという人にとって、1時間以上も立ちっぱなしは少々辛い。こういうことになりたくない方は、前泊をすることを勧める。

 また、館山から会場までのシャトルバスの行列も半端ではなかった。次から次へとシャトルバスが来るので上手にランナーをさばいてはいるが、往路は短時間に乗客が集中するので、係も大変だと思う。マンモス大会は賑やかである反面、トイレを含め待ち時間がいろいろと発生するので、私はあまり好きではない。さっときて、さっと走って、さっと帰る。これが私の大会選びではあるが、千葉県に単身赴任していることもあり、一度くらいはこの大会に参加しようと思った次第。

本八幡を5時16分発の千葉行きの列車で千葉に向かいます。

千葉では君津行きに乗り換え。

さらに君津で館山方面の列車に乗り換え。階段を登って跨線橋を渡るので少々手間でした。君津から館山まで1時間以上かかりますが、何とか座れて立ちっぱなしは免れました。

館山到着は7時56分。定期の列車ですが、マラソン専用の臨時列車のような感じになってしまっていました。(館山駅にて)

改札を出て階段を下るところに「歓迎」の横断幕。歓迎されている感じがあって嬉しいですね。

私も決して早く列車から出たわけではないですが、シャトルバス乗り場には延々と人が続きます。

前を見ても行列が続いています。

毎年同じ状況のせいか、係の人も慣れています。人数を数えながら、2台に分散させて乗車させています。おかげでスムースに乗車が出来ました。

シャトルバスの運行は、会場そばのイオンタウンまで。そこから徒歩で10分ほどかけて会場に向かいます。写真は館山大橋。歩道もなく道幅が狭いです。

ようやく会場に到着。受付までの動線がよくできています。

野球のグランドのベンチでしょうか、ペットボトルの水が配られていました。

部門数が多いので受付も横長です。

ネットで登録した選手は、参加票をスマホにダウンロードするか、参加票を印刷するかのいずれかを行い、受付に提示しなければなりません。

私の場合は紙に印刷してきたので、受付のバーコードリーダーで紙面を読んでもらいました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 フルマラソンは7,000人を超えるエントリーのため、スタートしてから最終ランナーがスタートラインを超えるまで10分ほど時間を要している。私が出場した10kmはエントリーも2,600人ほど。フルマラソンに比べれば3分の1強の人数なので、恐ろしく混んでいる感じには見えない。
 10kmのスタート場所は、Aブロック「完走タイム40分未満」、Bブロック「同40〜50分未満」、Cブロック「同50〜1時間未満」・・・Fブロック「同1時間20分以上」と分かれているので、早く行って場所取りをする必要がない。最近は走力が低下しているものの、申し訳ないがAブロックに並ばせてもらう。

 10時50分、ピストルの合図で一斉にスタート。最近は、このスタートから1〜2kmくらいが一番辛い。スタートから1kmくらいは頑張って走るがペースが上がらず。本来ならば、ここまでである程度のポジションについて上位争いをしたいのであるが、このところはこういう展開からご無沙汰をしている。この日もそういう感じで、1km地点では前を遮る選手が多数で全くをもって自分の位置がよく分からない。多少の出入りはあったものの2kmくらいで勝負ありとなってしまう。

 コースは概ね平坦で、走力の落ちている私には助かっている。
 4km過ぎの交差点を右折すると海上自衛隊館山航空基地が左手に見えてくる。このあたりは少し下りであるが、下りきると館山港に係留されている船が右手に見えてくる。かなり海に近いところを走る場所でもある。フルマラソンは、このあたりをUターンするが10kmコースはさらに奥の沖ノ島の方に向かって走っていく。前方からは折り返して戻ってくる選手たちとすれ違う。人数を数えたところ折り返しまでに前には88人の選手がいることが分かった。
(※ 第38回大会の参戦記は、第44回大会の日に書きかけであることが発覚。当時の詳細は覚えていないので、第38回大会の参戦記はここで終わります。ご了承ください。)

本日の戦利品

ゴール後は、フィニッシャータオルをいただきました。10kmでいただくのは珍しいですが、フルマラソンと併設しているせいかもしれません。

焼き芋も無料で振る舞っていました。小ぶりですが美味しかったです。

ゴール後にいただいたフィニッシャーハガキ、バナナとクリームパン。

こちらは豚汁。かなり数があったようです。

こちらはお汁粉。棒の先には四角いお餅がありました。寒い季節には最高ですね。

受付後に1本、ゴール後にも1本いただきました。

記録証と本日使用したナンバーカード。記録証は印刷後、クリアファイルに入れていただきました。珍しいサービスですね。雨の日には良いかも。