TAKASAKI CITY第27回はるな梅マラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
早朝4時起き 今日の会場は、群馬県高崎市。ただし、平成18年10月に高崎市に編入された旧群馬郡榛名町が今回の会場になる。新幹線の停車駅でいえば、北陸新幹線の安中榛名が最も近い。 安中榛名から会場に向かう場合に限り、大会事務局の用意した無料の送迎バスが運行される。ただし当然ではあるが、安中榛名は新幹線だけの駅なので、北陸新幹線に乗らなければならないし、また安中榛名は東京からみれば高崎よりも長野寄りの駅のため、運賃も余分に払わなければならない。安中榛名経由以外の方法としては、高崎駅からは路線バスで会場に向かう方法がある。こちらは片道600円と少々高い。 復路は在来線で帰るとして、 @往路は在来線で高崎で下車。路線バスで会場へ A往路は新幹線で安中榛名下車。無料バスで会場へ という二つの案ができあがった。いろいろと調べた結果 @案については、本八幡4時59分発で交通費は往復で4,350円 、A案については、本八幡6時13分発で交通費は往復で6,350円 という結果になった。驚くべきことに、無料のバスを利用しても安中榛名経由となれば、運賃が2,000円も高くなってしまうということだった。さすがに2,000円の差は大きい。 ということで、この日は本八幡を4時59分の列車に乗るために、午前4時過ぎに起床することになった。少々眠かったが、2,000円には代えがたかった。私の場合、大会参加の回数も多いので、多少時間をかけて安くなるのであれば、そちらを選択するという方針。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース 今日の11kmのレースは10時10分のスタート。早朝に比べれば気温が上がってきたものの、土地柄暖かさを感じるほどの気温にはなっていない。 スタート場所は、メイン会場の榛名文化会館エコールの北西の道路、県道211号線になる。11kmのエントリーは700人を超えているので、スタート付近は少々ごった返している。歩道側から何とか前の方に入れてもらい最前列から3列目でスタートを迎える。 10時10分、ピストルの合図で一斉に隊列が動き出す。スタート場所そのものが傾斜している道路の途中にあるが、スタート後はそのままその傾斜になっている道路を登っていく。 1時間ほど前にコースの半分くらいを試走した。大会要項のコースマップをなかなか理解できなかったが、11kmのコースは変則2周回のコース。コースの大半は2周するが、2周目の前半のみが1周しか走らない部分となっている。そういう意味では1周(約5km)を試走すれば、コースの大半が理解できるということになる。
スタートしてから登りが続くが、先週の「みなの美の山さくらマラソン」で上り下りを体が覚えたせいか、今日の登りの方が楽に感じる。登り坂の左右には梅林が続いている。地元の観光協会のサイトを見ると、この日の開花状況としては3〜4分先の模様。次週の3月18日に今大会のメイン会場である榛名文化会館エコールにおいて「榛名の梅祭り」が開催されるとのこと。この大会は、そういう意味では梅祭りの前座であり、次週の梅祭りにきてもらうためのイベントという見方も出来る。実際にコースから見える梅のつぼみは少々固そうで、満開までにはもう少し時間がかかりそうな雰囲気である。 さて、レースに話しを戻す。 スタートしてから700mほど登った後、登り坂を左折し、少々狭い道に入っていく。前方には約50人ほどの選手が走っている。このあたりから勾配はかなり緩くなりだす。一息ついたところで、最初に目に入ってくるのが「11kmコース7km地点」の標識。コースの試走をしていないと「えっ?」となるところであるが、私は慌てない。変則2周回のコースのためこういうことが発生する。ほどなく1km地点の標識が現れる。4分48秒。登り坂のコースのため、速いのか遅いのか判断が付きかねるタイムである。 1km地点を過ぎた頃からコースは下りに転じる。最初は緩やかだった下りも、徐々に勾配がきつくなり坂を下っている感がどんどん出てくる。なお、試走でわかったのであるが、距離表示に関しては1kmごとには必ずしも設置されていない。1kmの次は3km、その後は5km、中間点(5.5km)、7km、8km、9km、あと1km(10km)といった具合である。距離表示は無いよりもあった方が良いと思うが、あまり飛び飛びもどうかという気がする。
コースは3km地点過ぎまでは下り、その先からは平坦になる。 3kmくらいまでは、ゲストランナーできていたヤマダ電機の女子陸上競技部の「森本紗和」さんが黄色のウインドブレーカをきたまま併走してくれていた。こちらはランシャツ・ランパン、向こうはウインドブレーカとスピードを出す格好ではないにもかかわらず、こちらとは同じスピード実力の低下に愕然とする。ただし、3kmを過ぎてからはこちらの方が少しペースが速くなったこともあり、彼女からは離れて走ることになる。
この辺りは事前試走していなかったところではあるが、ほぼ登り切ったところがピークだろうと考え、ここから再びペースを上げる。しばらく走ると三叉路に出くわしそこを右折。ここで1周目のコースに戻ることとなった。後は一周目のコースをなぞるような形で走ることになる。 この辺りからはほぼ単独走になってしまったが、残り1kmくらいで後ろからヤマダ電機の「森本紗和」さんが再び現れる。私より若い選手と併走している。残りの距離も短いのでペースを上げているのであろう。こちらも付いていきたかったところであるが、激坂で力を使い果たした感がありペースが上がらなくズルズル離されてしまう。だんだん黄色のウインドブレーカが小さくなっていく。 また、残り数百メートルでは、地元の女性ランナーと伴走の男性ランナーにも抜かれ終盤に順位を下げることになった。ゴールタイムは49分11秒。昨年の上位のランナーのタイムからして47分辺りを目標にしていたが、大きくこのタイムから遅れる結果となった。 なかなかの激坂のコースは楽しめるものの、練習をしていかないと成果が出ないことをあらためて感じた次第であった。
本日の戦利品
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