第9回川崎イルミネーションマラソン 参戦記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
川崎市 人口が150万人の川崎市は、政令市の中では最も面積が狭く、県庁所在地になっている政令市(例えば横浜市、名古屋市など)を除くと最も人口の多い政令市になる。それだけ街は人口密度が高いということになる。 その人口であるが、都道府県別で第25位の沖縄県が約144万人なので沖縄県よりも多く、また3年ほど前に人口約147万人の京都市を抜いたので、現在は横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市、福岡市、神戸市に次いで全国で7番目の人口を有する市である。 いうまでもなく京浜工業地帯の中核をなす街であるが、そのほかに東京のベッドタウンとして多くの鉄道(JR、京王、小田急、京急、東急)がアクセスしている。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください(第7回大会に同じ)。 レース この日のスタート時間は18時30分。2年前が17時30分だったので1時間ほど遅い。コース上に16時スタートの20km部門のランナーがいなくなるのを見越してスタート時間を遅くしたのだろう。2年前は10kmと5kmの2部門しかなかったが、今年は20km、10km、5km、2.5km、1.5kmとバラエティーに富んでいる。幅広にした方がランナーも選択肢が増えるので、個人的には大賛成である。主催者も参加者が増えることになるので、運営は大変ではあるがいいことと考えているのではないだろうか。 その18時30分のスタートであるが、5kmのほか2.5kmも同時スタートとなっている。一周2.5kmのコースを2周するか1周するかの違いだけではあるが、目的とする距離が違うので、ペースには大きく違いが出る。 スタートの時間の少し前から選手が集まってきたが、前の方は若い20代の選手が多い。一部「スタートダッシュできる?」という感じのご年配のご婦人もいらっしゃったが、全体の人数も決して多いわけではないので今回に限っていえば愛嬌というところだろう。
レースは予定通り18時30分にスタート。川崎に比較的近い横浜のこの日の日没の時間が18時47分。夕闇は迫っているものの、まだ足下が暗くなって走りにくいということはない。スタート直後から飛び出した選手は思いのほか多かった。あっという間に縦に長く列が出来てしまった。縦に列が出来るというのはペースが速いという裏返しでもある。2年前であればついて行けた感じのペースであったが、今回は最初から白旗。 なお1周2.5kmのコース内にはV字にターンをするところを含めると、3カ所ほどの折り返しがある。最初は400mほど走ったところに1カ所ある。ここでUターンをしてくる選手の数を数えると15人。この時点で自分は16番目ということになる。今日の明確な目標はないが、ゴールまでに前を走る選手を一人でも多く抜いていくことが目の前の目標になる。
2周目に入ってもこの人らともう一人のランナーを加えた3人で集団走となる。向かい風が現れるところが時々発生し、そのたびにペースが落ちて後方を走る私にとっては前がつっかえることになる。終盤の残り1kmを切ってから向かい風になる区間で前に出ることにした。私の場合は、あまり向かい風は気にならないタイプなのでここで少し差を開けておきたかった。 ところが、残り500mほどからコースの向きが変わると風の吹く方向が変わりだし、せっかく後方のランナーとの差がどんどん縮まりはじめ、ゴール前の直線道路で再び2人のランナーに抜かれそのままゴール。今日のタイムは20分35秒と全く冴えなかった。最初から、先頭集団に加われなかったことが致命的。やはりスピード練習をして、最初から駆け引きの出来る位置にいなければならないと、あらためて感じた次第。
本日の戦利品
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