第32回サフォークランド士別ハーフマラソン大会 コースガイド
 大会前日、13時からのコースの下見に参加しました(3人しかいなかったのはちょっと意外でしたが・・・)。
 その中で士別陸協の方が、コースの説明の他、この大会が始まった経緯などを説明してくれましたので、メモってきましたのでここでご披露したいと思います。

 士別は今でこそ「合宿の里」として街をPRしていますが、ここ士別で最初に合宿を行ったのは順天堂大学だそうです。その順天堂大学が合宿を初めて10年を記念して「何かやろう」ということで、このハーフマラソンが始まったそうです。その後、帖佐寛章(日本陸連顧問)のアドバイスにより、現在の周回コースに変更になりました。周回コースにしたのは、一流ランナーの走りを2回見ることが出来るというのが理由だそうです。第7回大会から現在のコースになっています。
 周回コースは、アンケートを採ると、選手からは不評ですが、士別の狭い道で周回にならないようにコースを変更するのは至難だそうで、これまでも変更の話はありましたが、現在に至っているそうです。

 この周回コースは、1周が10.4223km。2周すると20.8446kmですので、ハーフマラソンの21.0975kmには、21.0975(km)−20.8446(km)=0.2529(km)、つまり252.9m足りません。したがって、ハーフマラソンは、ゴール地点より252.9m後方からのスタートになります。
 また、1周10.4223kmで10kmより長いので、10kmはゴール地点の先422.3mのところからスタートになります。

 なお、過去にハーフマラソンの先頭の選手が、2周してスタート地点に戻ってきたときに、そこがゴールと勘違いしてスピードを緩めてしまったことがあり、ゴールと勘違いしやすいので、現在はハーフマラソンのスタート直後に、スタート地点の横断幕を外すようになったそうです。いろいろと逸話があって面白いですね。

 それでは、私の走った10kmコースを紹介いたします。なお、写真は大会前日に撮影したものですが、一部大会当日のものも混じっています。
 

01 10kmのスタート地点付近の目印は、山本歯科医院です。

02 その山本歯科医院の少し先に看板があります。そこが10kmのスタート地点です。大会当日も横断幕はありません。

03 ゴール地点から、252.9m先になります。看板はもちろん出ています。今回はスタート時間が10時30分。9時30分にスタートするハーフマラソンの選手のうち10kmを1時間ほどかけて走ってくる選手とコースがダブるので、中央線よりグリーンベルト側はハーフマラソンのコース、中央より歩道側が10kmのスタート地点となります。

04 道路上にもペイントやテープのマーキングがされています。また10kmの参加者も500人を超えるので、道路の中央から歩道側だけでスタートするとなると、少々スタート位置としては狭い感じがします。

05 東2条9丁目の交差点は直進。

06 東二条10丁目の交差点も直進。

07 東2条13丁目の交差点を左折します。

08 道が少々狭くなります。

09 ここはそのまま直進。

10 看板の少し先の交差点を左折します。

11 ここがその交差点。ここを左折します。

12 先ほどよりも少し道が広くなりました。

13 ここが10kmコースの1km地点です。

14 10kmコースは、路上に赤でペイントがしてあります。ちょっと薄くなっていますね。

15 東4条10丁目の交差点は直進。

16 東5条9丁目の交差点を左折します。今年から交差点の中央でなく、右側の最短コースを通ることが出来るように変更したそうです。

17 このあたりは碁盤の目のように道路が整備されていますね。

18 左側にセブンイレブンが見えてきたあたりから登り坂が始まります。コースは左へ少しカーブし始めます。

19 前半にこのコースの最大のヤマ場となる登りが続きます。

20 ここが2km地点です。もうすぐ登りが終わります。

21 2km地点のペイント。ここは文字がはっきりしていますね。

22 この交差点を右折します。左側に士別市立病院がある交差点です。

23 これが士別市立病院。

24 右折してすぐに給水所があります。このあたりが、ハーフマラソンのスタート地点と比べて、標高が20mほど高くなっているそうです。このコースの標高の最高点になります。

25 最高点を過ぎるとコースは下りに変わります。

26 左側には畑が見えてきました。麦でしょうか。

27 ここが3km地点です。左側はどうも土建屋のようです。このあたりからしばらくは平坦です。

28 3km地点の表示は薄くなっていますね。

29 コースは左へカーブしていきます。

30 天塩川に架かる中士別橋を渡ります。

31 中士別橋から見た天塩川。

32 ハーフの15km地点です。

33 ここに先頭の通過タイムを記入するほか、気温が28℃以上で黄色のカードを、31℃以上で赤色のカードを出して、体調管理(給水)をするように促すそうです。大会当日は、気温が23〜24℃くらいでカードの出番はありませんでした。

34 ここが4km地点。あまり目印になりそうなものがありません。

35 ここは比較的はっきりしています。

36 ここから次に左折するまで1km弱、直線が続きます。

37 左側に畑が・・・。こちらは何が作られているのでしょうか。

38 ハーフの5km地点です。先ほどと同じような看板が出されています。

39 ハーフの5km地点。微妙に位置が変わったのか、文字が消されているようにも見えます。

40 この先に交差点がありますが、そこを左折します。

41 これがその交差点。交差点の角には、中士別郵便局があります。

42 交差点を曲がってすぐに、10kmコースの5km地点があります。

43 5kmですので、10kmコースの中間点でもあります。

44 その5km地点のすぐ先に給水所があります。

45 北海道らしく、この先再び道路は直線に伸びます。

46 ここが6km地点。ここも目印らしき建物がありません。

47 6km地点の表示。少し薄くなっていますね。

48 この先、橋の手前から少し登っていきます。

49 この橋はワッカウエンナイ川に架かる境橋です。

50 ちょっとわかりにくいですが、ここが7km地点。右側にNOSAI道央 上川北支所 農作物実測センターという施設があります。

51 7km地点の表示。かなり薄くなっています。

52 この先の交差点を左折します。

53 ここを左折します。

54 左折すると少し登り気味。天塩川に架かる九十九橋を渡ります。

55 九十九橋から見た天塩川。

56 九十九橋は長く、河川敷を利用した施設が左手に見えてきました。

57 天塩川サッカー場と表示がありました。これも合宿用に整備されたものでしょうか。

58 九十九橋を越えると、コースは少し下っていきます。

59 ここが8km地点。左側に北海道中央農業共済組合上川北支所があります。

60 8km地点の表示は思いっきりはっきりしていますね。

61 右手には白樺の並木が見えます。さすがに涼しいところのことはありますね。

62 このあたりは少し下り気味。

63 再び民家が見えてきました。

64 ここが残り1km地点です。

65 ハーフも10kmも「あと1km」ということですね。

66 この先を左折します。

67 ここの交差点です。東3条北4丁目の交差点です。

68 再び中央がグリーンベルトになっている道路に戻ってきました。

69 左側に公園がありますが、忠霊塔というものがあります。戦没者の慰霊碑のようです。

70 こちらは「士別兵村開拓記念碑」というものです。走っていると気がつかないので、せっかくですので掲載しておきます。

71 そのまま直進です。

72 ここがゴール地点の252.9m前にある、ハーフマラソンのスタート地点です。

73 反対側から見るとこんな感じです。

74 ハーフマラソンのスタート地点付近のグリーンベルトには「木霊塔」という碑があります。これが目印。

75 ここがゴールです。ハーフマラソンは、スタートして2周回してゴールです。1周目、2周目は直進です(黄緑色矢印)。ゴール後は、導線が水色のようになっています。

76 反対側から見るとこんな感じです。

77 ゴール後は、導線にしたがって中央公園に入っていきます。

78 中央公園の角にアーチ、その先に給水所、参加賞配布所、記録証発行所などがあります。

79 ここの給水所は、ハーフマラソン専用ですね。

80 東2条6丁目の交差点はそのまま直進。

81 10kmのスタート地点がこの先にある表示があります。

82 写真03の地点に戻ってきました。写真03〜写真82までの距離は、ちょうど1周ですので10.4223kmということです。