第3回よこてシティハーフマラソン 参戦記

 私の戦歴の中で2回目の秋田県遠征です。名古屋にいたときは、秋田県というのはなかなか遠い存在でしたが、東京から見ると東北の各方面には新幹線をはじめ、夜行バスなどの交通の便がいいですね。
 ということで、単身赴任中に東北方面にはそれなりに出かけようと考えていましたが、秋田県は大会数もやや少なく手頃感があまりなかったので、ここ2年は手が付きませんでしたが、今回、この大会を発見!そして時間を少々ずらすと2種目に参加することが出来ることもわかり、出かけることにしました。

 場所は秋田県でも比較的南東部に位置する横手市です。人口は約88,000人で秋田県では第2の都市です。「かまくら」と「横手やきそば」で有名な街ですが、この日は横手駅西口祭というイベントの他、SLこまち号の運転もあり、人口88,000人の街が非常に賑やかな感じになっていました。

 9月は参加予定の大会の中止や私の欠場によって、参加大会が「ゼロ」となってしまい久し振りのレースになってしまいました。体のキツさはあったものの、マズマズの感じで10kmを。2つ目の2kmは、若い選手たちのスピードに全くついて行けなかったものの、2kmでのアベレージが3分42秒/kmとレベル的には大したことはありませんが、久し振りに走った感がありました。ガンガン走ると気持ちがいいですね。
 

●大会名 第3回よこてシティハーフマラソン
●開催日 平成30年10月14日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
横手体育館発着(地図)(秋田県横手市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
10km2km
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、12℃-9時、19℃-11時
●参加賞 稲庭手延饂飩、十文字中華そば、アクエリアス、ゆうゆうプラザ入浴割引券、ホテルプラザアネックス岩盤浴等割引券(以上10kmコース)、横手やきそば、アクエリアス、ゆうゆうプラザ入浴割引券、ホテルプラザアネックス岩盤浴等割引券(以上2kmコース)、豚汁、おにぎり、キュウリの漬物、フルーツ(バナナ、リンゴ、ブドウ2種類)
●結 果 41分23秒(10km 総合 第28位、男子50~59歳 第4位)
 7分24秒( 2km 総合  第7位、男子一般高校 第5位)
●表彰 賞状2枚、副賞2個(ハム詰め合わせ、リンゴジュース・干しシイタケ)
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【10月13日(土)/1日目】
徒歩 マンション 20:37 本八幡駅 20:45
地下鉄 本八幡 20:49 新宿 21:29 都営新宿線
夜行バス バスタ新宿 21:55 横手駅西口 5:50 WILER P4523便
5:55
【10月14日(日)/2日目】
徒歩 横手駅 6:00 会場 6:25
【第3回よこてシティハーフマラソン 10km 9:00スタート/2km 11:30スタート】
シャトルバス 会場 12:59 横手駅西口 13:04
【かまくら館/見学】
【横手やきそば(食い道楽駅前店)/昼食】
【横手駅前ゆうゆうぷらざ/入浴】
JR 横手 15:04 新庄 16:28 奥羽本線
JR山形新幹線 新庄 17:12 東京 20:48 つばさ156号
地下鉄 東京 21:01 淡路町 21:04 メトロ丸ノ内線
小川町 21:11 本八幡 21:39 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 21:39 マンション 21:49
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,500円 (10km)
1,000円 (2km)
夜行バス 7,600円 (バスタ新宿→横手駅西口/WILLER EXPRESS)
JR 8,210円 (乗車券/横手→東京)
4,960円 (自由席特急券/新庄→東京)
地下鉄 216円 (小川町→新宿/本八幡~小川町は定期券区間)
0円 (東京~淡路町、小川町~本八幡は定期券区間)
入館料 100円 (かまくら館)
入浴料 700円 (横手駅前ゆうゆうプラザ/割引券使用)
合 計 26,286円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子50~59歳及び2km男子高校一般は6位まで (★は加藤が参加した部門
【21.0975km-9時20分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子29歳以下 25人 小笠原 太一 青森県 青森陸協 1゜09’48”
男子30~39歳 48人 佐藤 広隆 岩手県   1゜11’10”
男子40~49歳 81人 中村 太 羽後町 RUNラビット 1゜13’20”
男子50~59歳 77人 茂内 孝 秋田市   1゜22’12”
男子60~69歳 53人 佐藤 千代一 潟上市   1゜33’26”
男子70歳以上 12人 高畠 誠 北海道 途夢走爺 1゜52”17”
女子29歳以下 2人 原田 早代 埼玉県   2゜06’54”
女子30~39歳 5人 上谷 聡子 大阪府 西川RAC 1゜28’23”
女子40~49歳 9人 福原 知子 岩手県   1゜38’42”
女子50~59歳 12人 赤坂 玲子 岩手県 盛岡ヒールフリー 1゜32’50”
女子60~69歳 5人 篠本 典子 神奈川県   1゜53’17”
女子70歳以上 0人 該当なし
【10km-9時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 所属 記録
男子29歳以下 24人 清水川 竣 秋田市 秋田大学 33’13”
男子30~39歳 40人 山崎 幸一 岩手県 そらはん 33’42”
男子40~49歳 58人 高橋 祥基 岩手県   34’22”
★男子50~59歳 48人 佐野 信幸 横手市 ヴァレオ 36’00”
小澤 真 岩手県 結城RC江刺 38’19”
加藤 和美 横手市   40’46”
加藤 一郎 千葉県 名古屋市役所走友会 41’23”
武藤 敏文 仙北市 西木走友会 43’34”
柴田 秀悦 横手市 とらこちゃん 44’21”
男子60~69歳 42人 遠藤 富雄 岩手県 JR盛岡鉄道S 38’57”
男子70歳以上 25人 伊藤 徳雄 五城目町   43’54”
女子29歳以下 12人 高橋 美久 横手市   44’36”
女子30~39歳 14人 門脇 恵 湯沢市   42’27”
女子40~49歳 19人 山本 尚子 横手市   42’55”
女子50~59歳 18人 戸嶋 絹子 大仙市 47’14”
女子60~69歳 9人 阿部 美穂子 仙北市 田沢湖走ろう会 51’14”
女子70歳以上 2人 多田 恵子 東京都 横浜緑走友会 56’04”
【2km-ニコニコラン 11時00分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子小学1・2年 33人 金 龍之介 秋田市 広面小学校 7’41”
男子小学3・4年 39人 高橋 愛琉 秋田市 秋田市立八橋小学校 6’29”
男子小学5・6年 28人 築山 伯 横手市 6’47”
女子小学1・2年 28人 高橋 愛紗 秋田市 秋田市立八橋小学校 7’40”
女子小学3・4年 31人 熊谷 結翔 美郷町 千畑小学校 7’17”
女子小学5・6年 30人 斉藤 優菜 横手市 大森小学校 6’50”
【2km-ワクワクラン 11時30分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 所属 記録
男子中学生 3人 佐藤 虎太朗 山形県 真室川中学校 6’33”
★男子高校一般 14人 上田 祐二 秋田市   6’22”
橋本 海斗 大仙市   6’23”
赤沼 天夢 横手市 平成高校 6’29”
永澤 隆正 横手市 秋田高専 6’54”
加藤 一郎 千葉県 名古屋市役所走友会 7’24”
渡部 清隆 横手市   9’07”
女子中学生 3人 吉川 真央 大仙市 大曲中学校 6’43”
女子高校一般 20人 赤平 海咲 湯沢市   8’02”
男女共通ペアトリオ 57組 佐藤 武彦
佐藤 明奈
横手市 旭小学校 9’52”
総合計 997人  

0泊2日

 今回の遠征は、得意の0泊2日。以前は0泊3日というのもしばしばあったので、0泊2日というのは、まだ楽な方。10月15日(月)は、健康診断やら会議やらで休むことが出来ないので、帰りは新庄から新幹線で帰京。

土曜日の夜、まずはバスタ新宿に向かいます。

この日利用したのは、WILLERの横手・大曲・秋田行きの便です。

車内にはトイレがないので2~3時間ごとに休憩をしていきます。

翌朝(日曜日)、到着したのはJR横手駅西口です。

f午前6時前に到着しました。ほぼ定刻です。天気もまずまず良さそうです。

シャトルバスの発車までかなり時間があったので、会場まで歩いて行きました。メイン会場は横手市体育館です。どうも一番乗りのようでした。

ナンバーカードは事前送付されているので、ここではプログラムのみいただきます。

出店もそこそこあって賑やかな感じでした。

大会終了後は、シャトルバスで横手駅西口まで送っていただきました。

割と頻繁に横手駅西口へ運行していたようです。

この日横手駅の西口の広場では「横手駅西口祭」というイベントを実施していました。

飲食店などのブースが多く、賑わっていました。

このイベントの一貫で、SLの運転もされていました。

さすがにSLの運転は珍しく、ホームは人だかりで凄いことになっていました。

横手駅の改札前の天井は、きれいに飾り付けがされていますね。

帰りは横手駅からJRを利用しました。

新庄へ向かい、山形新幹線を使って帰ることにしました。

新庄で在来線から山形新幹線に乗り換え。

山形新幹線といっても、ここでは在来線特急のような感じです。

新庄が始発なので、自由席の利用です。福島で東北新幹線と車両の接続がされます。

新庄~東京が3時間36分。夜行バスと比べるとさすがに早いですね。

コース紹介(コースガイド) →
 こちら(10km2km)を参照してください。

レース(10km)
 今日のエントリーは10kmと2kmの2種目。10kmのスタート時間は9時ちょうど。2kmのスタートは11時30分。仮に10kmを40分でゴールしても、2kmのスタートまで1時間50分ある。これくらい時間があれば、最初の種目の影響はほとんどないと考えていいだろう。
 10kmのスタート地点は、ゴールの横手市体育館からぐっと南へ400mほど下がったところ。距離調整をするためにこの位置になったのであろう。8時45分くらいに体育館を出発、ウィンドスプリントを数本こなし、9時5分ほど前にスタート位置に付く。レース間隔が開いてしまっているので、タイムの明確な目標は立てられないが、現状のレベルからすれば40~41分程度になるだろうか。

9時ちょうどスタートの10km。私がどこにいるかわかりますか?

 9時ちょうどのスタートの合図で出走する。余談であるが、私の走る10kmには、横手市長も一緒に参加。走るという。
 スタートから長い隊列が出来るかと思いきや、先頭は私の見える範囲で走っている。31~32分台で走る選手がいないのか、それとも先頭集団が牽制しているのかは定かではないが、スローペースでレースは進む。最初の1kmは3分45秒。レース勘がないので、少々早い入りになってしまった感じである。
 少しペースを落としたところ後方から数人に抜かれる。2kmの通過は7分45秒。この1kmはちょうど4分のペースとなる。今日はこのくらいのペースで進められればいいと思う。

 3kmの手前から上り坂に入る。3kmを過ぎたところで再び数人に抜かれる。付いていきたいところであるが、まだ序盤。ここはペースを守りながら走ることにする。登り坂は短く、すぐに下り坂となり、下りきったところの交差点を左折する。すると、このコースの最初の給水所が現れる。少々喉の渇きを感じていたので、コップ1杯水をもらったほか、もう1杯は背中に少しかける。ひんやりした感じで「喝」が入る。
 4km地点が現れるが15分56秒で通過。何とかアベレージでは4分を辛うじて切っている。4kmを過ぎたところで、少しずつ上り坂が始まる。右から秋田自動車道が迫ってくるがすぐに離れていく。コースは左にカーブし、その先がこのコースの最大の難所の坂となる。特に5kmまでの登り坂はかなり勾配のきついところもあり、ここを上手に乗り切るかでこのコースをうまく走れるかどうか決まることになるだろう。先ほど抜かれた選手のうち一人を上り坂で抜き返すが、もう一人のランナーとはどんどん距離が離れていく。

 本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1km 3’45” 3’45”
2km 7’45” 4’00”
 3km 11’51” 4’06”
4km 15’56” 4’05”
5km 20’12” 4’16”
6km 24’25” 4’13”
7km 28’29” 4’04”
8km 32’42” 4’13”
9km 36’57” 4’15”
ゴール 41’23” 4’25”
 5km地点の通過が20分12秒。この1kmは上り坂もあって4分16秒もかかっている。5kmを過ぎて勾配は緩くなったが、まだ少しばかり上り坂が続く。先ほどの秋田自動車道の今度は下をくぐり、その先の交差点を左折する。左折後、再度、秋田自動車道の下をくぐり、その少し先からようやく下り坂になった。下り始めると、先ほど抜いた選手が再び抜き返してくる。どうやら彼は下りが得意の模様。ここも焦らずぐっとペースを維持する。

 7kmの手前に、このコース2カ所目の給水所があった。最初の給水所と同じように、コップを2回に分けて取る。1回目は口に含み飲み干す。2回目は背中にかけて冷却。残った分は一口程度であるが口に入れる。今日のコンディションであれば、10kmなら2カ所の給水で十分だろう。

 7kmを過ぎると完全に平坦になった。先ほど抜いていった選手とも離れ、単独走になってしまった。8km、9kmと過ぎこのまま単独走で行くかと思いきや、一人の選手に抜かれる。私のペースが少々落ちたせいであろうか。付いていっても良かったが、11時30分からもう一種目残っているので、無理して付いていくこともせず、最後は流しながらのゴールだった。

まもなくゴールのハーフマラソンの選手。

朝はひんやりしていましたが、ハーフマラソンの選手は後半暑くなってきました。

今回のよこてハーフマラソンは、ランフォトサービスがあったので、無料の写真をダウンロードさせていただきました。

今回は比較的元気です。

遠征に出かけたときに、ランフォトサービスがあると助かります。

ゴール後、スポーツドリンクを1本いただきます。

ここでシューズに付けたチップの回収。

その後、体育館内で記録証の発行。

その先で参加賞の引き渡しとなります。選手の動線がキチンとできていますね。

会場にはここ以外にもゴミ箱がキチンと整備され、大会の準備に余念がないことがわかります。

表彰式はあまり待たされることなく、テキパキと行われました。準備がよくできていますね。

レース後は無料の豚汁などをいただきました。1回目が10時30分ということで、10kmのゴール後、さっそく豚汁を一杯いただきました。11時30分から2種目目があるのであまり食べられません。

10時30分になると、いきなり選手がドーンときて、裏方さんたちも急に忙しくなっていました。

こちらはフルーツ。リンゴは何となくとれそうな感じはわかりますが、ブドウも横手市は産地とか。

おにぎりとキュウリの漬物も美味しかったです。

9時20分スタートのハーフマラソンの選手や、11時と11時30分スタートの2kmの選手向けに12時~というのを設定したのでしょう。

曇り気味でしたが、青空の下で美味しくいただけるのは嬉しいですね。

昔懐かしのアイスクリーム売りのおばあちゃん。子どもたちには人気でした。

こちらは2km部門の表彰式のプレゼンターです。一番右から2番目のオレンジとブルーのジャージは、ゲストランナーの松宮隆行さん。双子の兄弟の兄ですね。秋田県出身で花輪高→コニカミノルタ→愛知製鋼と38歳でも選手兼コーチとして活躍しています。

松宮隆行さんは6位の選手のプレゼンターでしたが、その隣にいるのは酒井勝充さん。酒井勝充さんも秋田県出身です。松宮隆行さんがコニカミノルタ時代の監督で、現在はコニカミノルタ陸上競技部の副部長(スカウト)だそうです。酒井勝充さんは5位のプレゼンターで、酒井さんから賞品をいただきました。握手を求められて握手をしましたが、おっかない雰囲気の人でした。こういう人が監督ですと、選手はよく練習するだろうなというように感じました。

レース(2km)
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
折り返し 3’11” 3’11”
ゴール 7’24” 4’13”
※ 折り返しが中間点ではない。
 さて、2種目目は2km。9時40分過ぎにゴールしてから約1時間50分後の11時30分がスタート。スタート時間がかなり違うので「これならもう1本走れるだろう」と思い、今回は2種目にエントリー。先ほどの10kmと比べると人数もぐっと減り、私のような年代の人は、ざっと見た感じ見あたらない。それもそのはず、スタートからゴールまでハイスピードで走ることは、歳を取るにつれてだんだん苦手になってくる。私もご多分に漏れず、そういう風になってしまったが、とはいえハイスピードで走る練習をしないとどんどんトップスピードが落ちてしまう。日頃、なかなかこういう場がないので、ちょうど試合を利用してトップスピードを出す練習もしようというのも狙いのうちの一つだ。

 11時30分、ピストルの合図と共に若手の選手がポーンと飛び出していく。前の方を走るのは、高校生と中学生だろうか、スタートしてから最初の交差点を左折するまで距離にして100mほどであろうか、あっという間に置いていかれる。さっきの10kmとは違い容赦ない。シャーという感じの走りからはほど遠い「ドスドス」という感じでとにかく脚を出す。

 もう1回交差点を左折し次に右折をすると、平鹿総合病院の駐車場の方に入っていく。この突き当たりがUターン箇所。1kmも走ったか走っていないかというくらいであっという間に差が開いた。距離は短いもののペースが上がらず、折り返しの手前からは完全に単独走となった。右折左折を繰り返し、8分にも満たないレースは終了。2km-7分24秒でゴール。10kmとはまた違う感覚で、ハイペース感を味わえるレースだった。
こちらもランフォトサービスを利用しました。ありがたいですね。

横手市
 最後に横手市を紹介する。横手市は人口約88,000人の秋田県第2の都市。秋田県の南東部に位置する。昔ながらの「かまくら」と、最近ではB級グルメの「横手やきそば」で有名になっている。0泊2日の行程からするとゆったりと観光も出来ないが、先に示した「かまくら」と「横手やきそば」で、横手を楽しもうと考えた。

 まず最初は「かまくら」。
 横手において、この雪のないこの時期に「かまくら」を味わおうとすると、横手市役所のすぐそばにある「かまくら館」に行くのが手っ取り早い。-10℃に保たれた「かまくら室(いわゆる大きな”冷凍室”)」において、横手の雪を実際に使って「かまくら」が作られている。入場料としては100円を徴収されるものの、-10℃を体感する意味では一度くらいは訪れてみた方がいいだろう。

横手市役所のそばにあるのが「かまくら館」。こういう施設は、役所かその外郭団体が経営するのが一般的。

調べてみると「かまくら館」は、横手市観光協会の経営の模様。中に入ってみると、この地方の独特の文化でしょうか。目を引くものが展示され栄ます。

やきそばを返す時に使うへらですね。こういうのは初めて見ました。

本日の目的の一つが、このかまくら体験です。-10℃の世界を体験してきました。

この先は有料施設。といっても僅かに100円です。

ミニシアターがあり、かまくらの解説をしています。

 そもそも「かまくら」とは秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる小正月の伝統行事。雪で作った「家」(雪洞)の中に祭壇を設け、水神を祀るものとされている。
 かまくら館に設置された”かまくら室”に入るためには、二重の扉を通らなければならない。-10℃とはいえ、この”かまくら室”に長居をすることはないだろう。3分ほどで出てくるつもりであったが、あまりの寒さに1分が限界であった。Tシャツにハーフパンツでは1分が限界だろうか。入口にあった防寒着である”どてら”を着れば少しは長居が出来たかもしれない。

図解でもかまくらの作り方が説明されています。

こちらが「かまくら室」という-10℃の大きな冷蔵庫の中に作られたかまくら。横手に実際に降った雪で作ったそうです。すでにこの段階で、かなり寒くなってきました。

このかまくらには「水神」でしょうか。ちゃんと祀ってあります。

かまくらの中から外を見たところ。閉所恐怖症であり、かつ、寒かったので長居は出来ませんでした。

 次に行ったのは、横手やきそばを出してもらえる店屋である。
 横手やきそばに関しては、「横手やきそば暖簾会」というHPがあり、毎年「四天王」を選んでいるようである。これを参考にすれば「食い道楽 本店」、「藤春食堂」、「北海屋」、「ステーキハウススフィーダ」が今年の四天王なので、これらのお店がお勧めということになる。徒歩圏内でいける「食い道楽 本店」に行ってみたが、10月14日が第2日曜日のせいか残念ながらお休み。もう1軒、かまくら館の近くのお店も立ち寄ってみたが、こちらもお休み。結局、JR横手駅近くの「食い道楽  横手駅前支店」に行くことにした。最初に通り過ぎた店屋ではあったが、同じ「食い道楽」の支店なので、同じような作り、味付けに違いない。

 横手やきそばの特徴として、先ほどの横手やきそば暖簾会のHPをみると
(1)太くてまっすぐな麵
(2)具としては、キャベツ、豚挽肉を使用。麵の上に半熟の目玉焼きをのせて、福神漬けを添える
(3)ソースとしては、ウスターソースに各店のオリジナルのソースを加える
とある。
 地域の街おこしで始めたものといっても、当然規格としては統一的なものが存在するはずである。基本形はわかったので、この店では基本に忠実に、一番オーソドックスな「横手やきそば(540円)」を頼むことにした。ビールを先に飲みながら待つこと約10分。目の前には、初”横手やきそば”が登場!腹が減っていることもあって、さっそくいただいたが、ゆで麺を使用していることもあり、パリッとした感じはなく、ぬめっとした食感だった。横手やきそば独特の食感であろうか。目玉焼きと福神漬けという組み合わせは面白く、これはこれで”あり”なのかなというのが感想。540円は少々高いような気もするが、地方の名物を賞味できたという点では、満足であった。

JR横手駅・東口にある「食い道楽 横手駅前支店」。今年の横手やきそば四天王の「食い道楽 本店」の系列のお店のようです。

店内に入るとこのようなメニューが置いてありました。とりあえず定番の「横手やきそば(540円)」を注文。写真の左側のものです。

見ての通り、太いゆで麺+目玉焼き+福神漬けというのが、横手やきそばの特徴だそうです。麵が太いので、スパゲティを焼いたような感じにも見えます。

本日の戦利品

本日は2種目に出場し、2種目とも入賞。副賞も二ついただきました。

マンションに帰って中を開けてみると、小さな箱はソーセージとハムの詰め合わせ、緑色の袋はシイタケとリンゴジュースの詰め合わせが入っていました。食べ物は嬉しいですね。 

10kmコースの参加賞。

こちらは2kmコースの参加賞。参加料が違うだけあって参加賞が少々違います。

本日使用したナンバーカードと完走証。

「①10時30分~11時30分」と「②12時~」の2回に分散して配布された豚汁。具材の種類が多く、美味しかったので3杯もいただきました。このほかに、おにぎり、キュウリの漬物、バナナ、リンゴ、ブドウ(2種類)も同時に無料で振る舞われていました。