第3回よこてシティハーフマラソン 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
0泊2日 今回の遠征は、得意の0泊2日。以前は0泊3日というのもしばしばあったので、0泊2日というのは、まだ楽な方。10月15日(月)は、健康診断やら会議やらで休むことが出来ないので、帰りは新庄から新幹線で帰京。
コース紹介(コースガイド) → こちら(10km、2km)を参照してください。 レース(10km) 今日のエントリーは10kmと2kmの2種目。10kmのスタート時間は9時ちょうど。2kmのスタートは11時30分。仮に10kmを40分でゴールしても、2kmのスタートまで1時間50分ある。これくらい時間があれば、最初の種目の影響はほとんどないと考えていいだろう。 10kmのスタート地点は、ゴールの横手市体育館からぐっと南へ400mほど下がったところ。距離調整をするためにこの位置になったのであろう。8時45分くらいに体育館を出発、ウィンドスプリントを数本こなし、9時5分ほど前にスタート位置に付く。レース間隔が開いてしまっているので、タイムの明確な目標は立てられないが、現状のレベルからすれば40~41分程度になるだろうか。
9時ちょうどのスタートの合図で出走する。余談であるが、私の走る10kmには、横手市長も一緒に参加。走るという。 スタートから長い隊列が出来るかと思いきや、先頭は私の見える範囲で走っている。31~32分台で走る選手がいないのか、それとも先頭集団が牽制しているのかは定かではないが、スローペースでレースは進む。最初の1kmは3分45秒。レース勘がないので、少々早い入りになってしまった感じである。 少しペースを落としたところ後方から数人に抜かれる。2kmの通過は7分45秒。この1kmはちょうど4分のペースとなる。今日はこのくらいのペースで進められればいいと思う。 3kmの手前から上り坂に入る。3kmを過ぎたところで再び数人に抜かれる。付いていきたいところであるが、まだ序盤。ここはペースを守りながら走ることにする。登り坂は短く、すぐに下り坂となり、下りきったところの交差点を左折する。すると、このコースの最初の給水所が現れる。少々喉の渇きを感じていたので、コップ1杯水をもらったほか、もう1杯は背中に少しかける。ひんやりした感じで「喝」が入る。 4km地点が現れるが15分56秒で通過。何とかアベレージでは4分を辛うじて切っている。4kmを過ぎたところで、少しずつ上り坂が始まる。右から秋田自動車道が迫ってくるがすぐに離れていく。コースは左にカーブし、その先がこのコースの最大の難所の坂となる。特に5kmまでの登り坂はかなり勾配のきついところもあり、ここを上手に乗り切るかでこのコースをうまく走れるかどうか決まることになるだろう。先ほど抜かれた選手のうち一人を上り坂で抜き返すが、もう一人のランナーとはどんどん距離が離れていく。
7kmの手前に、このコース2カ所目の給水所があった。最初の給水所と同じように、コップを2回に分けて取る。1回目は口に含み飲み干す。2回目は背中にかけて冷却。残った分は一口程度であるが口に入れる。今日のコンディションであれば、10kmなら2カ所の給水で十分だろう。 7kmを過ぎると完全に平坦になった。先ほど抜いていった選手とも離れ、単独走になってしまった。8km、9kmと過ぎこのまま単独走で行くかと思いきや、一人の選手に抜かれる。私のペースが少々落ちたせいであろうか。付いていっても良かったが、11時30分からもう一種目残っているので、無理して付いていくこともせず、最後は流しながらのゴールだった。
レース(2km)
11時30分、ピストルの合図と共に若手の選手がポーンと飛び出していく。前の方を走るのは、高校生と中学生だろうか、スタートしてから最初の交差点を左折するまで距離にして100mほどであろうか、あっという間に置いていかれる。さっきの10kmとは違い容赦ない。シャーという感じの走りからはほど遠い「ドスドス」という感じでとにかく脚を出す。 もう1回交差点を左折し次に右折をすると、平鹿総合病院の駐車場の方に入っていく。この突き当たりがUターン箇所。1kmも走ったか走っていないかというくらいであっという間に差が開いた。距離は短いもののペースが上がらず、折り返しの手前からは完全に単独走となった。右折左折を繰り返し、8分にも満たないレースは終了。2km-7分24秒でゴール。10kmとはまた違う感覚で、ハイペース感を味わえるレースだった。
横手市 最後に横手市を紹介する。横手市は人口約88,000人の秋田県第2の都市。秋田県の南東部に位置する。昔ながらの「かまくら」と、最近ではB級グルメの「横手やきそば」で有名になっている。0泊2日の行程からするとゆったりと観光も出来ないが、先に示した「かまくら」と「横手やきそば」で、横手を楽しもうと考えた。 まず最初は「かまくら」。 横手において、この雪のないこの時期に「かまくら」を味わおうとすると、横手市役所のすぐそばにある「かまくら館」に行くのが手っ取り早い。-10℃に保たれた「かまくら室(いわゆる大きな”冷凍室”)」において、横手の雪を実際に使って「かまくら」が作られている。入場料としては100円を徴収されるものの、-10℃を体感する意味では一度くらいは訪れてみた方がいいだろう。
そもそも「かまくら」とは秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる小正月の伝統行事。雪で作った「家」(雪洞)の中に祭壇を設け、水神を祀るものとされている。 かまくら館に設置された”かまくら室”に入るためには、二重の扉を通らなければならない。-10℃とはいえ、この”かまくら室”に長居をすることはないだろう。3分ほどで出てくるつもりであったが、あまりの寒さに1分が限界であった。Tシャツにハーフパンツでは1分が限界だろうか。入口にあった防寒着である”どてら”を着れば少しは長居が出来たかもしれない。
次に行ったのは、横手やきそばを出してもらえる店屋である。 横手やきそばに関しては、「横手やきそば暖簾会」というHPがあり、毎年「四天王」を選んでいるようである。これを参考にすれば「食い道楽 本店」、「藤春食堂」、「北海屋」、「ステーキハウススフィーダ」が今年の四天王なので、これらのお店がお勧めということになる。徒歩圏内でいける「食い道楽 本店」に行ってみたが、10月14日が第2日曜日のせいか残念ながらお休み。もう1軒、かまくら館の近くのお店も立ち寄ってみたが、こちらもお休み。結局、JR横手駅近くの「食い道楽 横手駅前支店」に行くことにした。最初に通り過ぎた店屋ではあったが、同じ「食い道楽」の支店なので、同じような作り、味付けに違いない。 横手やきそばの特徴として、先ほどの横手やきそば暖簾会のHPをみると (1)太くてまっすぐな麵 (2)具としては、キャベツ、豚挽肉を使用。麵の上に半熟の目玉焼きをのせて、福神漬けを添える (3)ソースとしては、ウスターソースに各店のオリジナルのソースを加える とある。 地域の街おこしで始めたものといっても、当然規格としては統一的なものが存在するはずである。基本形はわかったので、この店では基本に忠実に、一番オーソドックスな「横手やきそば(540円)」を頼むことにした。ビールを先に飲みながら待つこと約10分。目の前には、初”横手やきそば”が登場!腹が減っていることもあって、さっそくいただいたが、ゆで麺を使用していることもあり、パリッとした感じはなく、ぬめっとした食感だった。横手やきそば独特の食感であろうか。目玉焼きと福神漬けという組み合わせは面白く、これはこれで”あり”なのかなというのが感想。540円は少々高いような気もするが、地方の名物を賞味できたという点では、満足であった。
本日の戦利品
|