第7回壬生町ゆうがおマラソン大会 参戦記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
壬生町 壬生町は栃木県南部に位置する人口約4万人の町。冒頭で説明したように「おもちゃの町」をウリにしている。かんぴょうが特産物ということもあり、ゴール後いただいたカミナリ汁は、かんぴょうが主たる具となって提供されている。 壬生町のHPを見ると「昭和30年代からおもちゃ団地や獨協医科大学の誘致を進め、近年では北関東自動車道及び壬生インターチェンジ、県道宇都宮栃木線等が整備されるとともに、壬生総合公園、東雲公園をはじめとした公園や緑地が充実した、便利で快適な「緑園都市」として発展した」とある。また。「近年では、人口10万人あたりの医師数全国4位、人口10万人あたりの看護師数全国5位となるなど、医療環境の充実などを理由に「住みよい 住み続けたい」と思う町民が9割に達し、ますます「住みたい 住み続けたい町」へと歩んでおります」と締めている。なるほど、あくせくした感はなく、公園も多く、働く場所さえあれば住みやすい町といえるかもしれない。
コース紹介(コースガイド) → こちらを参照してください。 レース 今日のスタートは10時45分。会場にはほぼ3時間前にやってきたのでコースの試走もゆったり出来るし、精神的にも余裕があっていい。となれば、レースで十分な成果が出せるかというとそういう問題ではない。レースでのパフィーマンスは前日までで半分、当日の準備やレースでの流れで半分決まってしまうと私は考える。つまり、事前の準備が出来ていなければ当日頑張ってもやれることは限られている。簡単に言えば、当日頑張るだけで十分なパフォーマンスが発揮できるのであれば、練習などやらなくてよいということになる。 今回の心配事は、練習が不十分であるのはもちろんであるが、10月後半から徐々に悪くなってきているハムストリングスの調子である。肉離れになっているのかどうか微妙な感じであるが、今日もだましだましの感じで走ることとなる。
10時30分頃に会場に集合場所への招集のアナウンスが流れるが、陸上競技場の第3コーナー付近には既に多くの選手が集まっている。「これはまずい!」と思い急いで集合場所に行くが、相当数の選手が並んでいた。それもそのはず、5kmという比較的短い距離にもかかわらずエントリーした選手は400人を超えている。また、今回は中学生の部門もあり「我こそは!」という元気な中学生が前の方を多く占領している。 5kmのスタート場所は、第4コーナーと第1コーナーの中間よりやや第1コーナーに近いところ。招集場所からは100m以上移動して歩いていったが、スタート前にはなぜか中央付近が空いているので、何とか前から3列目くらいまで行くことが出来た。 スタート前には高橋尚子さんがやってきて、いろいろとこれからスタートをする選手たちの気分を高揚させるトークをする。最後は「オー!」という一斉の発声で締めてスタートに向けてテンションを上げる。
10時45分ピストルの合図と共に一斉にスタートをする。 5km部門はスタート直後に第1コーナーと第2コーナーの間から競技場外へ出ていくというコース設定。スタート直後でスピードも出ているので、ここでトラブルにならないように気をつける。さすがに中学生が多いということもあって、あっという間に私の目の前には50人以上のランナーが視界に入ってきた。100mほど走ったところで、刺激しないようにと思っていた右脚のハムストリングスに違和感が発生する。そしてこの違和感が少しずつ痛みに変わってくる。ペースを上げるどころかペースを下げたくなってくる状況を我慢しながら回復してくるのを待つ。1kmの通過は3分44秒。表示の距離が正しいかどうかはわからないが、1kmを過ぎてからコースは少し下り坂に転じる。下り坂では、ハムストリングスに負担が掛かってしまったせいか、さらに痛みが強くなってくる。下り終わると痛みは治まってくる。どうもスピードの負荷が掛かるとハムストリングスにも負荷が大きくなるような感じだ。コースの下見をしたところ、3.5kmくらいから4km位が上りになるので、今日はここをポイントに中盤は我慢のレースをすることにした。 2kmの通過は7分54秒。この1kmは4分10秒。距離表示が正しいかどうかは別にして、このあたりはいつもの5kmレースと比べるとかなりゆったりした感じで走る。2kmを過ぎて左折をすると県道2号線にでる。道幅も急に広くなり応援する人もちらほら現れる。マラソン大会らしくなってきた。国谷駅入口の交差点を左折してほどなく給水所が現れる。給水所の先が3km地点、まだまだ給水が必要な感じでもなくこのままゴールまで行けそうなので、そのまま通過していく。この付近で、前を走る同年代の選手に追いつき、追い抜いていく。ここまで抑えて走ってきたので、そろそろペースアップしなければならない。 小さな川に架かる橋を越えて右折をすると、そこには高橋尚子さんが立っている。選手一人ずつに声をかけてタッチをしている。もちろん私もタッチをしてエールを受け取る。そして予定通り、3.5kmくらいから始まる上り坂でペースを上げることにした。
4km地点を過ぎてからはコースは右折左折の繰り返しで、何度か繰り返していくうちに陸上競技場のある壬生町総合公園に入っていく。コースの両側は紅葉がきれいな木々が立ち並ぶ。ゴールが近づくにつれて応援もどんどん増えてきた。 4km過ぎから急激にペースを上げたせいか余力が徐々になくなってきた感じはする。前を走るランナーとの距離がやや開きつつあるが、競技場に入って残りは300m程度。これ以上ペースを上げるのは無理であったが、そのままの順位を維持してゴール。右脚のハムストリングスは何とか持ちこたえたが、今回も苦しいレースであった。
本日の戦利品
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