第13回南熱海夕空絶景マラソン 参戦記

 久しぶりの静岡県の大会です。
 名古屋の自宅から静岡の大会に出かけるときは、概ね静岡市よりも西側が多かったですね。距離的なこともあります。静岡県は横に長い県ですので、浜松市も静岡県ですが、熱海市も静岡県です。関東からですと熱海市が静岡県の玄関ということになるんでしょうね。同じ静岡県でも浜松市と熱海市では、かなり距離の違いがあります。

 今回は静岡県でも初めて熱海市で開催される大会に参加しました。東京からですと熱海まで新幹線に乗ればひかりなら36分、こだまでも45分で到着します。しかしながら、経費節減ということもあり、今回はひたすらJR在来線を使用してのんびりやってきました。年末にも家族で熱海に旅行の予定ですが、さすがに観光地だけあって熱海の駅は賑わっていました。今回は熱海からJR伊東線でさらに2駅先の伊豆多賀駅の近くが会場です。

 どんなところを走るのであろうかと思いきや、長浜海浜公園内を縦横無尽に走り回るかなりトリッキーなコース設定でした。この日は、フリマなどが開催されていたので、「このコースで、お客さんや車両と接触しない?」という心配は少々ありましたが、ざっと見た感じでは大きなトラブルはなかったような感じでした。

 さて、レースの方ですが、連戦で少々疲れているはずですが、体は今回も動きはいい感じ。コーナーが多くスピードが落ちるはずですが、そこは上手に走れたのではないかと思っています。最後は3人でスプリント勝負になりましたが、この日は競り負け。タイムは19分台が出ましたが、距離表示もなく、コースレイアウトもほとんど白線だけで相当短く走ることも出来るので、とりあえず参考と思っておきたいと思います。
 

●大会名 第13回南熱海夕空絶景マラソン
●開催日 令和3年11月6日(土)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
熱海市長浜海浜公園発着(地図)(静岡県熱海市) 

大会要項 

プログラム(なし)

コースマップ(なし)
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 くもり、16℃くらい
●参加賞 バッグ、ペットボトルの水(ゴール後)
●結 果 19分57秒(5km 総合 第7位、男子50〜59歳 第3位)
●表彰 メダル
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【11月6日(土)】
徒歩 マンション 7:43 本八幡駅 7:47
JR 本八幡 7:51 市川 7:53 総武線
市川 7:56 戸塚 9:03 総武線快速
戸塚 9:17 熱海 10:29 東海道本線
熱海 10:46 伊豆多賀 10:54 伊東線
徒歩 伊豆多賀駅 10:54 会場 11:05
【第13回南熱海夕空絶景マラソン 5km 13:07 スタート】
徒歩 会場 13:41 伊豆多賀駅 13:51
JR 伊豆多賀 14:00 熱海 14:10 伊東線
熱海 14:33 大船 15:31 東海道本線
大船 15:36 市川 16:43 横須賀線
市川 16:46 本八幡 16:48 総武線
徒歩 本八幡駅 16:48 マンション 16:53
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 3,000円  
JR 2,720円 (休日おでかけパス)
1,020円 (小田原〜伊豆多賀/往復)
合 計 6,740円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。5km 男子50〜59歳は3位まで (★は加藤が参加した部門
  結果の一覧はこちら
【20km−13時05分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子18歳以下 1人 該当なし
男子19〜29歳 9人 松野 優輝 東京都 1゚00’44”
男子30〜39歳 13人 井出 隆太 静岡県 1゚11’51”
男子40〜49歳 7人 荒井 一也 千葉県 1゚16’46”
男子50〜59歳 8人 國松 保 静岡県 1゚17’51”
男子60〜69歳 3人 鈴木 茂樹 静岡県 1゚37’03”
男子70歳以上 1人 笠原 利一 千葉県 1゚50’07”
女子19〜29歳 2人 和田 萌華 東京都 1゚41’39”
女子30〜39歳 1人 該当なし
女子40〜49歳 4人 山本 君枝 東京都 1゚33’24”
女子50〜59歳 2人 大石 安喜子 静岡県 1゚38’29”
女子60〜69歳 1人 伊藤 光子 神奈川県 1゚45’04”
【10km−13時07分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 記録
男子19〜29歳 13人 Ngoquoc Khanh 静岡県 36’34”
男子30〜39歳 8人 高浪 裕 神奈川県 37’44”
男子40〜49歳 4人 宮本 雄司 静岡県 42’04”
男子50〜59歳 6人 平山 秀樹 東京都 36’44”
男子60〜69歳 2人 尾崎 正明 愛知県 50’29”
女子19〜29歳 5人 太田 真祐 静岡県 48’30”
女子30〜39歳 2人 大橋 佳奈 静岡県 58’03”
女子40〜49歳 3人 中舘 千恵 埼玉県 46’45”
女子50〜59歳 1人 管 美代子 静岡県 1゚04’14”
女子60〜69歳 1人 該当なし
【5km−13時07分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子19〜29歳 2人 坂本 昂大 静岡県 25’30”
男子30〜39歳 3人 中村 有志 静岡県 17’10”
男子40〜49歳 8人 稲垣 真也 神奈川県 19’55”
★男子50〜59歳 8人 川越 健二 静岡県 17’24”
高橋 弘樹 静岡県 18’42”
加藤 一郎 千葉県 19’57”
男子60〜69歳 5人 鳥飼 重友 東京都 19’11”
男子70歳以上 3人 井筒 次郎 東京都 26’23”
女子19〜29歳 6人 川崎 祐希奈 静岡県 25’53”
女子30〜39歳 4人 伊東 愛 静岡県 22’00”
女子40〜49歳 1人 竹田 葉子 静岡県 32’34”
女子50〜59歳 3人 三田 直子 静岡県 23’39”
女子60〜69歳 1人 長田 かえ子 静岡県 28’53”
総合計 141人  

在来線を利用して熱海へ
 冒頭にも説明したように、今回は在来線を利用して会場の最寄駅の伊豆多賀まで移動。東京〜熱海を新幹線自由席利用で往復8,140円(片道4,070円)のところ、在来線利用なら往復4,620円(片道2,310円)。さらに東京から西は小田原までが乗り降り自由な休日おでかけパスとはみ出した小田原〜伊豆多賀(往復)の組合わせでは、合計3,740円まで料金は下がる。意外なのが、本八幡→新宿は都営新宿線、新宿→小田原は小田急、小田原→伊豆多賀はJRの組合わせなら往復3,548円(片道1,774円)とさらに200円ほど安くなる。
 在来線の場合は少々時間はかかるものの、電車の車内で読書をするなり、持ち越している仕事を処理するなりやるべきことがあれば、多少時間はかかっても金銭的には浮くのではないだろうか。実際に遠征でお金がかかるのは、交通費や宿泊費。大会参加料は全体の占める割合としては少ない。節約したいのはどうしても交通費などの経費となる。

 そもそも遠くに行かなければ、交通費はあまりかからないのであるが、そこは気分転換も兼ねての遠征。やはり遠くへ出かけてみたい。いつまでもお金と時間と自分の欲求との戦いかもしれない。

本八幡の隣の市川から戸塚までは総武線快速で一気に!

戸塚から熱海までも一本で!

熱海で伊東線に乗り換え。

伊東線の車窓からは、遠くに初島も見えました。

今大会の最寄駅の「伊豆多賀」に到着。

あらかじめ道順を調べておきましたが、駅前の細い道を下っていきます。

坂を下りきったところで、国道135号線の交差点に出ます。

会場の熱海市長浜海浜公園では、ちょうど長浜特設市が開催されていました。マラソンの受付はどこ?

フリマも同時開催。マラソン大会よりも遙かに賑わっています。

特設市で安かったので「地のり」を2袋購入。オマケにおつまみノリをいただきました。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 さて、久しぶりの1都3県以外のレース。会場にはスタートの2時間前に付いたものの、大会本部は設営の途中の模様。あらかじめコースマップが示されていたわけでもないので、スタッフさんに確認しながらコースの試走をする。わかったことは、コースが長浜海浜公園内を複雑に走り回るようにレイアウトされているということだった。また1周がわずかに2.5kmなので、たった5kmでも2周回しなければいけないということ。こういうのは嫌いではないが、コース取りによっては差が付くので、下見をするかしないかによって差が生まれやすくなる。

到着したのが早かったせいか、受付の準備をしている途中でした。

コースの試走をして戻ってくると受付が始まっていました。

受付の風景。

スタッフさんが後ろでナンバーカードを探しています。

 なおこの大会の参加者は、5km、10km、20kmと全部合わせても150人足らず。コースも狭いので、この人数でも混雑すると思われるようなコース幅が一部ある。
 競技説明が少々長引き、20kmのスタートは13時05分と5分遅れ。私の出場する5kmは、20kmのスタートから2分遅れてスタートすることとなった。

本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP
1周目 2.5km 9’53” 9’53”
ゴール  5.0km 19’57” 10’04”
 13時07分に5kmと10kmが同時スタート。私は5kmなので2.5kmのコースを2周回する。ナンバーカードが一枚しか支給されていないので、後ろからでは5km部門の選手か10km部門の選手か区別がつかない。最近は、ナンバーカードの支給が一枚の大会が増えているので、顔を知っていない限り、特定の選手をマークして走ることはなくなった。今回は、コースにカーブも多くトリッキーなコースなので、少しペースを抑えて走ることにする。
 前方を走る選手も少なくはないが、折り返してナンバーカードを見ると、5km部門と10km部門の選手が半々くらいであろうか。

曇りのやや肌寒い日でした。スタート場所付近には横断幕も設置されました。

13時05分にスタートする20km部門の選手たち。競技説明が少々長引き、スタート時間が5分遅れました。

 1周して戻ってきたところのタイムが9分53秒。抑えて走った割にはまずまずのタイムかもしれない。2周目に入ると2分先にスタートした20km部門の選手もちらほら現れ始める。選手自体はばらけているので走りやすくなったが、2周目の途中くらいから後ろから追い上げてくる選手の足音が聞こえる。終盤になって、前を走る選手に追いつき、残り数百メートルは3人で絡むように走ることになった。3人で絡むように走ることは最近ではなくなったのでこの感覚は久しぶりだった。
 残り200mくらいからペースが上がり出す。レベルの高い走りをしてるわけではないので、最後のスプリントでは舞えに出る自信があったが、この日は2人ともに前に出られてしまった。そのまま追いつくことなくゴール。距離は少々怪しいものの、今シーズンの5kmの最速タイムとなった。

給水をする選手。

フリマの会場の脇の歩道もコースです。

周回をする選手たち。

このあたりは長浜特設市の横がコースです。

駐車場脇を走る選手たち。

ゴールをする選手。

本日の戦利品

本日使用したナンバーカード(左)と記録証。記録証は、速報のサイトから自分でpdfファイルをダウンロードして印刷したものです。最近はこういう大会が増えていますね。

本日いただいた参加賞。左はバッグでしょうか。右はゴール後にいただいたペットボトルの水。