第23回高田城ロードレース大会 参戦記

 今週は新潟県上越市で開催された「第23回高田城ロードレース」です。この大会も過去2年はコロナの関係で開催中止。今回の大会は3年ぶりの開催となります。なお、陸連公認の大会ではありませんが、大会のネーミングも今時珍しい「ロードレース大会」となっています。
 また、地元のテレビ局では大会当日の午前7時25分から午前10時まで生中継をするほか、午後8時から午後10時30分まで再放送がされるという力の入れようです。

 さて、3年ぶりの開催となったこの大会ですが、コロナの感染防止対策には非常に気を遣っていると感じました。@他の大会でも行っている健康チェックリストの提出、A厚労省のココナのアプリの利用を義務化、B大会当日の朝、簡易キットで陰性の確認、C健康チェックリストの提出の際に、手指の消毒と体温測定、Dスタートの分散化−という感じで、これまで出場した大会の中では一番厳しいと感じました。日本はwithコロナを選択したので、マラソン大会を継続的に開催していくのであれば、各主催者もコロナ対策に万全を期す必要があるだろうし、選手の方もそれに対して協力していかなければならないと感じました。

 レースの方ですが、今回はほぼ平坦コース。天候も良く、風もほとんど吹かなかったので、みなさんいい記録が出たのではなかったでしょうか。私といえば、このところ4週連戦で体調も今ひとつでしたが、全体的にはまあまあイーブンペースで10km−42分台が3大会連続でマークできているので、さらなるレベルアップを目指していきたいと思います。

●大会名 第23回高田城ロードレース大会
●開催日 令和4年6月5日(日)
●コース
 /大会要項
 /プログラム
高田城趾公園陸上競技場前道路発 同競技場着(地図)(新潟県上越市) 

大会要項 

プログラム

コースマップ
コースガイドはこちら
いずれもクリックすると拡大します
●天 候 晴れ、18℃くらい
●参加賞 Tシャツ(事前送付)
●結 果 42分50秒(10km 総合 第57位、男子60歳以上 第3位)
●表彰 賞状、盾、和三盆黒糖羊かん(3本セット)
●過去の戦績 初出場
●交通手段等
【6月4日(土)/1日目】
徒歩 マンション 5:22 本八幡駅 5:34
地下鉄 本八幡 5:37 新宿 6:17 都営新宿線
高速バス バスタ新宿 6:45 長野駅 10:58 渋滞遅れ
10:28
しなの鉄道 長野 11:18 妙高高原 12:02
えちごトキめき鉄道 妙高高原 12:06 高田 12:45
  徒歩 高田駅 12:50 澤田そば屋 13:05
【昼食/澤田そば屋】
徒歩 澤田そば屋 13:29 ホテル 13:44
【ホテルへ荷物預け】
徒歩 ホテル 13:48 会場 14:05
【コース下見・試走】
徒歩 会場 16:30 ホテル 16:48
【上越セントラルホテル/宿泊】
【6月5日(日)/2日目】
徒歩 ホテル 6:28 会場 6:48
【第23回高田城ロードレース大会 10km 8:00スタート】
徒歩 会場 9:30 高田駅 9:58
えちごトキめき鉄道 高田 11:44 妙高高原 12:41
しなの鉄道 妙高高原 12:44 長野 13:27
アルピコ交通 長野駅 13:45 県庁前 13:49
 【長野県庁/見学】
循環バス 県庁前 14:05 長野駅 14:17
高速バス 長野駅 15:02 バスタ新宿 19:48 渋滞遅れ
( 15:00 ) ( 18:47 )
地下鉄 新宿 19:58 本八幡 20:40 都営新宿線
徒歩 本八幡駅 20:40 マンション 20:50
※ 赤色の時刻は、実際に出発(到着)した時刻。青色の時刻は、出発(到着)予定時刻
●費用
参加料 4,500円  
地下鉄 754円 (本八幡〜新宿/往復)
高速バス 4,500円 (京王バス/バスタ新宿〜長野駅)
5,100円 (京王バス/長野駅〜バスタ新宿)
しなの鉄道 1,700円 (長野〜妙高高原/往復)
えちごトキめき鉄道 1,580円 (妙高高原〜高田/往復)
路線バス 160円 (アルピコ交通/長野駅〜県庁前)
190円 (循環バス/県庁前〜長野駅)
宿泊料 3,700円 (上越セントラルホテル/素泊まり)
合 計 22,184円  
●種目、参加者数(申込人数) 及び 各部優勝者。10km 男子60歳以上は第6位まで (★は加藤が参加した部門
  結果の一覧はこちら
【21.0975km−7時30分スタート(5分間隔で4ウエーブ)】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子高校生〜39歳 146人 桃川 翔大 千葉県 1゚10'08"
男子40歳代 203人 柳澤 瑞樹 上田市 1゚10'24"
男子50歳代 234人 岩崎 照儀 上越市 1゚14'36"
男子60歳以上 135人 山田 勇 甘楽町 1゚26'20"
女子高校生〜49歳 47人 鹿野 恵利子 長野市 1゚33'08"
女子50歳以上 38人 島田 優子 長野市 1゚32'35"
【10km−8時00分スタート(5分間隔で2ウエーブ)】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子高校生〜29歳 34人 大峡 翔太 須坂市 32'15"
男子30歳代 51人 赤倉 和樹 上越市 32'51"
男子40歳代 75人 矢島 久樹 糸魚川市 31'33"
男子50歳代 103人 徳武 学 上越市 34'43"
★男子60歳以上 75人 1 中平 久永 田辺市 37'28"
2 渡辺 一昭 江戸川区 42'04"
3 加藤 一郎 市川市 42'50"
4 長谷川 勝則 五泉市 43'54"
5 布施 功 上越市 45'04"
6 韮沢 由明 長岡市 46'06"
女子高校生〜29歳 8人 武田 紅香里 上越市 47'56"
女子30歳代 11人 塚田 祥子 妙高市 55'37"
女子40歳代 25人 田子 忍 須坂市 43'10"
女子50歳代 23人 一重 礼子 喜多方市 43'31"
女子60歳以上 24人 石栗 志延 新発田市 48'04"
【5km−8時15分スタート】
区分 参加者数 優勝者氏名 住所 記録
男子中学生〜29歳 23人 鷲野 彪雅 飯山市 15'48"
男子30歳代 18人 市川 元秋 入間市 15'52"
男子40歳代 30人 鴻巣 隼人 会津美里町 16'21"
男子50歳代 33人 小林 賢 信濃町 19'12"
男子60歳以上 43人 石井 英和 所沢市 18'23"
女子中学生〜29歳 14人 坂元 唯花 辰野町 18'31"
女子30歳代 11人 掘越 敬子 中野市 22'41"
女子40歳代 8人 野田 瞳 滑川市 21'28"
女子50歳代 6人 星倉 恵子 上越市 24'24"
女子60歳以上 15人 峯村 洋子 妙高市 23'18"
【3km−8時17分〜8時20分でスタート】
区分 参加者数 優勝者氏名  住所 記録
男子中学生 38人 谷口 巧 上越市 9'35"
男子高校生以上 32人 宮竹 南央哉 春日部市 9'32"
男子小学生低学年 26人 松井 晴輝 上越市 12'26"
男子小学生高学年 56人 岡田 綾汰 妙高市 10'55"
女子中学生 16人 相浦 依莉紗 妙高市 11'23"
女子高校生以上 29人 田上 桃花 糸魚川市 12'34"
女子小学生低学年 7人 内海 桃歌 上越市 12'59"
女子小学生高学年 23人 根津 洋央奈 十日町市 12'21"
ファミリー  88人  丸山 雄貴
丸山 雄雅
行田市 11'02"
11'55"
総合計 1,748人  

直行便のバスは運休中

 上越市は、新潟県でもほほ西部に位置している。長野から延伸した北陸新幹線も、飯山の次が上越妙高で、上越妙高からは上越の市街地には向わず方角を西に変え、糸魚川の方へさっさと行ってしまう。上越市と妙高高原の間をとったような「上越妙高」という駅で手打ちさせられたせいで、かつては75万石もあった高田藩は新幹線とは円のない街になってしまった。
 新幹線は料金が高いので、そもそも使う予定は無いものの、関東からは各方面への直行バスが出ているので、今回も直行バスを利用しようとしたものの、上越〜池袋・新宿線を運行する頸城自動車が「当分の間、全便運休」としている。

バスタ新宿〜長野駅は、京王バスの高速バスを利用。6時45分発の便を利用しましたが、人気があるのか1号車、2号車の2便体制でした。写真は横川SAでの休憩中のもの。

途中道路が渋滞していたこともあり、バスは少々遅延し長野駅前に到着。人口約202万人の長野県の、人口約37万人の長野市の玄関のJR長野駅。きれいな駅ですね。

長野から妙高高原まではしなの鉄道で移動。

左側の赤いラインの入った列車がしなの鉄道の車両。右側は、妙高高原から北を走るえちごトキめき鉄道の車両。

途中の二本木駅はスイッチバック。長野方面からは一旦奥の二本木駅に進入し乗降した後、バックして写真右のカーブしている方へ方向を変えて直江津方面に向います。

旧信越本線時代からスイッチバックだったんですね。二本木に止まらない列車は、そのままスイッチバック区間に入っていったのでしょうか。

初めてやってきた上越市の高田。旧高田藩75万石の城下町だっただけにどんなところか楽しみです。

えちごトキめき鉄道の高田駅は、お城を模したものでしょうか、ちょっと変わった感じの駅舎でした。

 都内から上越市・高田へは、1日3便。昼行便が2本、夜行便が1本なので、利用しやすい本数にはなっている。もちろん、これが運休していなかったら利用する予定だったが、運休したために上越市・高田へのアクセスについていろいろと検討することになる。結果、新宿〜長野は京王バスなどの運行する高速バス、長野から高田までは第三セクターのしなの鉄道とえちごトキめき鉄道を利用し、トコトコと上越市・高田に向うことにする。地方にお金を落すのは、国内の経済を一極集中させないためには大切なことなので、今回はこの方法で上越市・高田まで行くことにした。

上越市
 上越市は新潟県の南西部に位置する街。新潟市(78万人)、長岡市(26万人)に次いで上越市の18万人の人口は、新潟県では3番目の規模の街となる。
 ただし、この上越市であるが高田藩の城下町であった高田市と港町の直江津市が昭和46年に対等合併で発足したもので、さらに平成17年に周辺17町村を編入し今に至っている。
 今回の「高田城ロードレース大会」が開催された場所は、まさしく旧高田市の市街地が中心であることは間違いない。

 この旧高田市といえば豪雪地帯で有名なところ。昭和20年に377cmの積雪を記録している。近年は積雪が少ないことが多かったが、令和3年1月には249cmの積雪を観測している。
 市内には、この積雪対策として雁木(がんぎ:本州日本海側地域の町場において、積雪下においても通行機能を確保するために町家の庇などを長く張り出して下を通路としたもの)が至るところに見られ、最盛期には総延長が約18kmにもなっていたそうであるが、現存でも13kmと日本一の長さとなっている。

市内のあちこちで雁木づくりが見られる。こちらはメインストリートの本町通り。

こちらは仲町通りの雁木づくり。こちらは飲食店が多い通り。

 また徳川家康の六男・松平忠輝公の居城として築城された高田城の跡に整備された高田城趾公園は、面積が約50ha。園内には、復元された高田城三重櫓や歴史博物館、小林古径記念美術館、高田図書館、小川未明文学館(高田図書館内)などの文化施設、今回この大会のゴールとなった陸上競技場、野球場等のスポーツ施設、岩野勇三ブロンズコーナーやブロンズプロムナード、芝生広場や外堀をめぐる遊歩道などがあり、市民の散策や憩いの場となっている。

高田城址公園は、徳川家康の六男、松平忠輝公の居城として築城された高田城の跡に造られた公園。令和2年4月からそれまでの「高田公園」から「高田城址公園」に改名されている。

平成5年に復元された高田城三重櫓。1階・2階は展示室で、3階は展望室となっている。高田のシンボルといえよう。

こちらは極楽橋。徳川家康の六男・松平忠輝が高田城を築城した際に二の丸から本丸に通じる木橋として設けたもの。現在の極楽橋は平成14年に復元されたもの。

こちらは西堀橋。1968年の戊辰戦争の当時、高田藩は新政府の基地、また凶作などで藩の財政が困窮。大地主・保坂貞吉が高田城の外堀にハスを植え、レンコンを売って藩の窮状を救おうとしたのが始まりとか。

コース紹介(コースガイド) →
 こちらを参照してください。

レース
 この日のスタートは午前8時と少々早い。いやいやハーフマラソンは午前7時30分なのでさらに30分さらに早いスタート時間だ。これはコースが市内の中心部をかなり走るために、比較的交通量の少ない早朝の時間帯を活用したのであろう。大会参加者としては、裏道のようなところばかりを走らされるのはかなわないので、少々早い時間でもメインストリートなどを開放してくれるのはありがたいと思う。

ホテルから会場までは徒歩で移動。距離にして1.5kmくらいでしょうか。会場に近づくにつれて会場に向っている人が徐々に増えていきます。

陸上競技場や野球場などの施設は、高田城の外堀の内側にあります。その外堀も蓮の葉で埋め尽くされています。来月あたりには一斉に蓮の花が咲くようです。

陸上競技場の外側にはブースが2つほど出されていました。一つが地元の特産品やお弁当の販売。

もう一つはスポーツショップです。時間帯が悪いのかそれとも場所が悪いのか、レース後にのぞいてもあまり賑わっている感じではありませんでした。

こちらは野球場に設けられた貴重品預かり所。私もしっかり利用させていただきました。利用料金はありませんし、大きさも制限がありません。

こちらは、健康チェックシートを提出するブースです。この大会は、いろいろなブースがあちこちに点在しているので、利用するために移動する距離が少々あるというのが難点です。

 7時30分スタートのハーフマラソンは、エントリーが803人であるが、これを5分ごとの4ウエーブでスタートさせている。私の出場する10kmはエントリーが429人で、同様に5分ごとの2ウエーブのスタートとなっている。ナンバーカードもハーフマラソンの参加者は、番号の前に「A〜D」の記号が付けられ組み分けされている。同様に10kmは「EとF」の記号が番号の前に付けられている。主催者の説明によるとアルファベットが前の方のが申告タイムが速いランナーとのこと。私は「E 2520」なので、8時ちょうどのスタートとなる。

男子の更衣室は、上越市高田スポーツセンターが割り当てられていました。

せっかくなので、少々、遠いですが利用することにしましたが、見ての通り利用者はわずかでした。スタート地点から遠いのが不評のようですね。

この大会は地元のテレビが大会当日、午前7時25分〜午前10時までは生中継、午後8時〜午後10時30分までは再放送されるようです。

ちょうど私の前には、女性のカメラマンがスタートの様子を撮影しているところでした。

 スタート場所が、忠霊塔信号付近であるが7時50分頃に行ったときには、Eグループのランナーが結構ぎっしり並んでいた。ギリギリまでアップしたり体操をしたりしながら、スタートの1分前にようやく並ぶ。最近の成績を見ても概ね参加の10分の1くらいの順位が多いの、それなら今日は前から40人くらいのところに並べば、概ねスムースにスタートできるのではないかと考え、一列がざっと10人なので4列目くらいに並ばせてもらった。ただし「オンユアマーク」のかけ声で、列にすき間があったので2列目まで進み、号砲と同時にそこからスタートする。

 この大会のコースは、スタート〜雁木通までの1km弱は概ね西行き、そこから高志小学校の折り返しまでが概ね北行きというコース。コースは全体を通してほぼ平坦といって良いし、坂らしい坂も特に見当たらないので走りやすいコースといえよう。
 スタートをして大手町の交差点を越える当たり前での間に選手はかなりばらけた。私のペースではなかなか集団もできずに単独走になることが多いが、この日も序盤はそんな感じであった。
 雁木通(本町通)に入りコースは右折し北上する。昨日、ちょうど昼食を摂った「澤田そば屋」付近がちょうど1km地点で4分05秒で通過する。このペースが最後まで続けば40分50秒となるが、今日もとりあえずの目標は42分台。


8時ちょうどにスタートしたハーフマラソンのAグループ。ハーフマラソンは、A〜Dまでの4グループに分けてスタートが行われている。

ハーフマラソンの選手のナンバーカードは上半分が黄色です。数字の前に、スタートのグループ分けのアルファベットがついています。3年ぶりの大会開催で、スタートを切った瞬間、さぞかし感慨深いものがあったに違いありません。
 雁木通(本町通)を200mほど走り、昨日買い物をしたウエルシアの手前を左折。細い川を渡って、宿泊をした上越セントラルホテルのそばの交差点を右折し、今度は仲町通に入る。昨日、コースの下見と試走をしたが、本町通よりもこの仲町通の方が飲食店が多く、特にスナックや飲み屋などが目立ち、この高田の街が賑やかな頃はおそらくここで夜遅くまで人の通りがあったに違いないと思いながらコースを北上していく。走っていて集団こそできないものの、距離表示の看板を見損ね、2km〜4kmまではラップタイムの計測ができなかった。

 県道13号線に出たところで左折。県道13号線の下をくぐるためアンダーパスではないが、やや変則的に西へ東へとコースは向きが変わる。ちょうどこのあたりで、前の方を走る女性のランナー二人を発見。何とかこの人らに追いつけないかと思案する。
 藤巻神社付近ではこのうちの一人の女性ランナーが落ちてきたので抜いていくが、もう一人の女性ランナーはなかなかペースが落ちずに、むしろやや距離が開きつつある。
 夜半に雨が少し降ったようであるが、朝方は曇り、走っているうちに天気はどんどん回復し、このあたりでは青天になってきた。ただし、北から吹く風がやや気にもなり出した頃だった。

私は利用しませんでしたが、この雁木通では、いくつか私設のエイドステーションがあり、大会を盛り上げていました。

こちらも私設のエイドステーション。

街の人も3年ぶりの大会で元気が出たことでしょうか。こういう景色はいいですね。

上越市・高田のメインストリートは、この雁木通でしょう。街の中心街を交通規制して走らせてもらえるのは嬉しいですね。

この日は時間が経つにつれて天候が回復。長時間走ったランナーには、気温も上昇しちょっと辛くなってきました。

大手町交差点を過ぎてからは、コースは右側通行に変わります。

 高志小に差し掛かり、後者が見えたところで10km部門は折り返し。折返して程なく5km地点を迎える。21分24秒。まあこんなものか。ただし後半油断をすると43分を超えてしまうので、終盤はペースを上げていかねばならない。
本日のタイム(参考)
距離 SPLIT LAP 5kmごと
1km 4'05" 4'05" 21'24"
2km 押し忘れ
3km 押し忘れ
4km 押し忘れ
5km 21'24" 17'19"
6km 26'00" 4'36" 21'27"
7km 30'14" 4'14"
8km 34'30" 4'16"
9km 38'41" 4'11"
ゴール 42'51" 4'10"
 5kmを過ぎて、最初の交差点を左斜め前方へコースは向きを変える。ここからしばらく、往路よりも一本東側の道がコースとなり南下していく設定だ。先ほどのもう一人の女性ランナーとの距離は相変わらず変わらないが、周辺を走っている男性ランナーのペースが落ちてきたので、一人、二人と抜いて前に出ていく。6kmの通過が26分ちょうど。そして、県道13号線をくぐった後の7km地点は30分14秒で通過する。

 再び仲町通に入り給水を摂る。10kmコースは、ここが2箇所目と給水箇所はやや少なめだった。ちょうどこのあたりで、後方からハーフマラソンの先頭集団の4人の選手に一気に抜かれる。私が43分弱でゴールするとなると、これらのハーフマラソンの選手たちは30分前にスタートしているので、1時間10分くらいのペースであろうか。今の自分と比べるとペースがかなり違うと感じる。
 8kmを34分30秒で通過。残り2kmを8分30秒で収めないと43分を超えてしまうので、ここからペースを上げていくことにする。

 クランク状に曲がって再び雁木通りに入ると、観客も増えて賑やかになってきた。通りには私設のエイドステーションも設けられ、何となくマラソン大会らしくなってきた。前を走る女性ランナーには、私がペースを上げたせいか、9km付近でようやく追いつく。後ろからはわからなかったが息もかなり荒く、フォームもかなり崩れており案外余裕がなかったことが、追い抜いていくときにわかった。9kmの通過は38分41秒。何とか42分台でおさまりそうな感じになってきた。

残り400〜500m位で、コースの右手に蓮が一面に広がって見えてきます。

まもなく陸上競技場に入っていきます。

陸上競技場に入ったら、残りは約100mです。

ゴールするランナー。ゴールのエア・アーチのがレインボーカラーで鮮やかですね。

ゴール後は選手自ら、旨のタグを外して回収箱へ返却します。

こちらはその隣にある給水テント。私もゴール後にコップ2杯の水をいただきました。

時間が経つにつれどんどん天気は良くなりました。陸上競技場のスタンドを荷物置場としているランナーが多かったように思います。トラックの色といい、スタンドの雰囲気といい、豊橋市陸上競技場とよく似た感じの高田城址公園陸上競技場でした。

 大手町の交差点からは道路は右側通行に変わりその先で右折。いよいよ陸上球技場に向う最終局面になってきた。私もこのあたりでもさらにペースを上げたせいか後方から抜いていくランナーはおらず、そのまま陸上競技場へ入る。残りは100mほど。最後の力を振り絞ってゴールへ向う。ゴールタイムは42分51秒。何とか43分を切り、これで3大会連続で42分台とタイムもまずまず安定してきた。

 今日は平坦で走りやすいコースだっただけに、前半、もう少し頑張ってみてもよかったかなという気もしないではない。いずれにしても、もうワンステップ上の走りをするには、練習もさることながら試合の組み立ても綿密に考えていく必要があるだろう。

本日の戦利品

6月18日、大会事務局から表彰状、盾、そして副賞が送られてきました。副賞は「和三盆黒糖羊かん」が3本入っていました。

本日使用したナンバーカード(左)と参加賞のTシャツ(右)。いずれも事前送付で送られてきたものです。ナンバーカードは、最近の大会では珍しい正面と背面の2枚着用です。

今回も完走証は、自分でファイルをダウンロードをして印刷をしたものです。