第14回稲沢シティマラソン 参戦記

今日は、稲沢シティーマラソンの参戦記です。

●大会名 第14回稲沢シティーマラソン
●開催日 平成14年11月10日(日)
●コース  稲沢市陸上競技場発着
●天 候  晴れ、気温13℃くらい?、風・・・若干
●参加料 2000円(10kmただし高校生は1000円)
●参加賞 Tシャツ、オレンジジュース(紙パック)
●種目及び参加者(申込人数)
       10km  一般男子・・・・・・・・・・ 85名
             30歳以上男子・・・・・ 97名
             40歳以上男子・・・・・109名
             50歳以上男子・・・・・ 80名
             60歳以上男子・・・・・ 61名
             一般女子・・・・・・・・・・ 60名
●スタート 午前9時35分
●結 果  33分59秒・・・40歳以上男子優勝
                (総合第7位)
●表 彰  表彰状2枚、メダル、副賞(花の種)
●参 考  40歳代上位結果
        1 加藤一郎 33’59” 愛知県庁クラブ
        2 大宮和男 34’42” 七本松AC
        3 斉藤謙二 35’02” アイテック
        4 坂 伸一  36’39” 菊里クラブ
        5 赤松 淳  37’37” 潟Tカイナゴヤ
        6 船橋俊男 38’09” 小山向野
        7 松田昭吉 38’12” 三井化学
        8 犬飼淳次 38’15”

■■■ レースレポート ■■■

 この大会の参加は、平成8年11月10日以来ちょうど6年ぶり2回目。
6 年前の成績、感想は次のように記録してあった。
  10km 34分36秒(30歳代男子 優勝)
 「風邪等で金曜、土曜の2日間練習を休んだため、直前の仕上げが出来ずに参加したため、タイム的には良くなかったが、メンバーに助けられて(?)優勝。狙っていた大会なので嬉しい」と書いてある。
 当日は、北風が強く、誰も前に出ず牽制していた。また、今年、全日本大学駅伝に出場している四日市大学の学生がたくさん来ていて、総合では辛酸をなめた記憶がある。あれから6年・・・。

 今日は千貴(長男)の保育園の懇親会が午前中からあると云うことで、母と子供たちのジョギングは欠場。1人で寂しく参加となった。
 6年前とコースが若干変わったので、昨日、念のためコースの下見をした。とはいえ、稲沢は山のない平坦な街。大きな建物もなく風が吹くと辛いコースである。

 幸い、昨日からの雨も朝方あがり、風もほとんどない絶好のコンディションだ。ただ自分のコンディションの方がむしろあやしい。
 10月末から3週連続のロードレースで、更に、12月の防府読売マラソンを控え、距離もこなす練習もしているため、今は、疲労困憊状態である。
 ただ、毎週の大会にあわせて練習量を落としていると大切な大会のための練習が十分に出来なくなるので、今日は無調整での参加である。

 9時35分に10km一斉スタート!
 最前列の位置取りが出来なく、競技場を出て行くまで、ほかの選手をかき分けていく。
 競技場を出て行くときに左側から「かとーさーん!」と女性の声援をいただいた。誰か確認できなかったけれど中山さん?(もしそうでしたらありがとうございました。)競技場から公道へは先頭で通過する。

 1kmほどで、後続の高校生たちに追いつかれる。やはり体が重い。がついていかなければ、と気は焦る。
 北島の交差点から北上。風はあまり吹いていないがやや向かい風。選手は一列になる。
 このころ9人の集団が分割され、5人と4人に。自分は第2集団の最後尾に付ける。
 4kmを過ぎると後ろから高校生がひとり加わる。替わりにひとり脱落。順位は変わらない。

 5kmの看板。16分59秒で通過。向かい風にしろ予定より少し遅い。
 商店街を抜けて左折すると稲沢でも比較的にぎやかなところを走る。6年前とは、コース上違うところだ。

 6kmを過ぎると前方の第一集団も崩れ、2人と3人に分かれている。その3人から1人脱落しだし、自分の集団もペースアップし脱落してきた人に追いつこうとする。かなり自分も「いっぱい」になってきたので、無理について行くのをあきらめる。

 7km地点で、前を走っていた背の高い選手がついに置いていかれた。徐々に落ちてきたので、自分も彼を拾う。

 8km地点では前から落ちてきた選手を更にひとり拾う。この時点で総合7位。前とは100m近く開いている。後ろの選手といえば、沿道の人が自分が通過するときに「頑張れー!」と、声をかけてくれる。後続の人が通過すると同様に「頑張れー」と、声をかけているのがわかるが、だんだんその間隔が開いていくのがわかる。

 「あと1km」の看板。腰も太股もかなり疲れてきた。右折しすれば200mほどでゴールだ。

 40歳代の選手は前にはいない。競技場のゲートから少しのところにゴールがある。もうすぐだ。

 近づく時計を見ると「33分50秒、51秒、52秒」と時を指していたので、34分だけは切らねばとあわててスパートをかける。こういうときだけは視力(1.5)がものをいう。自分のストップウォッチは「33’58”62」を指していた。何とか最低目標の33分台と年代別優勝はクリアできた。

 今日の大会では、体調が悪くても何とかまとめて走ることが出来たというのが収穫であった。

 来週(11月17日)は、トヨカワシティマラソン(10km)です。