第18回東海シティマラソン 参戦記 |
今日は久々寒かったですね。 毎週のようにあちこちに出没する加藤家。今日は「蘭と製鉄の街」の東海市で行われた 東海シティマラソンの参戦記です。今日もハプニングが・・・。 http://www.city.tokai.aichi.jp/(「イベント大集合」の中にあります) ●大会名 2002 第18回東海シティマラソン ●開催日 平成14年12月8日(日) ●コース 名鉄・尾張横須賀駅東広場発着(愛知県東海市) ●天 候 くもり、気温8℃くらい?、風・・・若干西風 ●参加料 1500円(高校生1000円、中学生以下無料) ●参加賞 手袋、シャープペンシル、反射リストバンド(夜間ランニング用?) ●種目及び参加者(申込人数) 10km 一般男子29歳以下・・・・・・・・ 161名 〃 30歳代・・・・・・・・・・ 219名 ★ 〃 40歳代・・・・・・・・・・ 229名 〃 50歳代・・・・・・・・・・ 232名 〃 60歳以上・・・・・・・・ 111名 一般女子39歳以下・・・・・・・・ 58名 〃 40歳以上・・・・・・・・ 66名 3km 中学男子・・・・・・・・・・・・・・・・・ 856名 2km 中学女子・・・・・・・・・・・・・・・・・ 717名 4km チャレンジジョギング・・・・・・・・ 696名 2km●ファミリージョギング・・・・・・・・・1201名 (★は、一郎が参加した部門、 ●は、一郎・由記子・千貴・夕香子が参加した部門) ●スタート 10km−午前9時45分 3km−9時54分〜10時04分(中学男子・6ウェーブ) 2km−10時35分〜10時43分(中学女子・5ウェーブ) 4km−11時00分(チャレンジジョギング) 2km−11時20分(ファミリージョギング) ●結 果 33分52秒・・・一般男子40歳代・第3位(総合第12位) ●表 彰 楯、メダル、表彰状2枚、 副賞(ミズノスポーツバッグ、イチビキ麺つゆ、プラチナボールペン) ●参 考 (一般男子40歳代 上位結果) 1 山崎勝蔵 (41) 33’35” 梅森クラブ 2 川村勝久 (43) 33’41” トヨタスポーツマンクラブ 3 加藤一郎 (40) 33’52” 愛知県庁クラブ 4 小川浩司 (44) 35’18” トヨタスポーツマンクラブ 5 岩月幹俊 (47) 35’35” 牧内ミルク 6 九日敏弘 (44) 35’40” 三菱重工冷熱 ●過去の参加記録 1997 第13回(H9.12.14) 10km 33'36"(3位 30歳代) 2001 第18回(H13.12.9) 10km 35'15"(8位 30歳代) ■■■ レースレポート ■■■ 来週15日が、今年最後のメーンイベントの防府読売マラソン。その一週間前の最後の調整かつ、ペース配分を決めるための位置づけとして参加した。もちろん40歳代で優勝はしたいが、最後まで追い込む走りだけはしないつもりだったのだが・・・。 ▼▼▼ コース ▼▼▼ 先月、このコースを使ってマラソンのための練習をした。 40km走1回、30km走1回。距離がわかっているので繰り返し走るのには都合がいい。また、このコースはスタート後、約500m過ぎから1.5kmあたりの東海市民病院までが少し登り、1.5km〜2.5kmが緩い下り、そして5km手前から5.8kmくらいまでが上り坂。5.8km〜6kmが下り坂。6kmでちょうど折り返し。再び少し登り6.2km〜7kmまでが下り坂。7km以降は平坦だが、毎年天候がいいと伊勢湾から吹く強烈な西風が行く手を阻み、ランナーのエネルギーを吸い取っていくという10kmでも戦術がいるコースだ。 今回コースを熟知して、戦術を考えながら走るためにこのコースで練習をしたのだった。 過去2回はスタートから飛び出し5km過ぎでアップアップ。特に昨年は体調も悪く、5kmに行く前から散々だった。しかし今年は違う。1kmごとの通過点までのポイントも暗記してきた。 ▼▼▼ メンバー ▼▼▼ 受付後、東海市の文化センターに行く。 ここは、更衣室もあり会場から200mほど離れているだけで比較的空いている。もちろんトイレも。 40歳代での参加者をチェック。速そうな人として、岩月さん(牧内ミルク)、小川さん、中湯さん、川村さん(以上 トヨタSC)等がいた。今シーズン直接対決は初めてである。その他、最近会っていない八木さん(名古屋市役所)、昔チームフリーメンにいた右田さん(右田スポーツセラピー)などの名前を発見した。お会いできるか? ▼▼▼ 作 戦 ▼▼▼ 今日の走りはこういうパターンだ。 過去2回スタートダッシュしてオーバーペースになっているので、今日は最初からイーブンペースで行く。ただし5km〜7kmの坂の上り下りはポイントになるので、余裕があればペースアップ。 7km地点で、差がついていればそこから逃げる。9km過ぎで逃げていればあとは流す。7km地点で差がつかなければ併走し、9km以降に勝負をかける。が無理はしない。 ▼▼▼ いよいよ ▼▼▼ 文化センターを10分前に出て、スタート地点に向かう。 スタート地点はゴールより200メートルほど離れているので、文化センターからは約400メートルほど離れている。 すでにスタート地点にはたくさんの人がぎっしり詰まっていた。が、最前列に並ばせてもらう。春日井マラソンでは、こうはいかないであろうが・・・。 ▼▼▼ 前 半 ▼▼▼ 9時45分に号砲一発!愛知製鋼の招待選手が飛び出す。ほかに地元の若手選手らが数人ついて行く。 自分はスタート地点の左側から突っ走っていく川村さんをマーク。中の池公園の周回に入って川村さんと併走する。川村さんとはあまり一緒に走ったことがないので、どういう走りをするかよく分からない。 とりあえず最初の予定通りイーブンで走る。 1km、2km、3kmと看板が目に入ってくる。先月7周走っているのでリズムがつかめていて気持ちがいい。 自分の前に7〜8人、自分のグループに数人いるようであるが、後ろは振り向かない。振り向くことは 弱気になっていることを見せてしまうのと同じだからだ。このペースで走っているのがじれったいのか、4kmくらいで20代の選手が飛び出していく。 いよいよ5km手前からこのコースの佳境に入っていく。 5km−16分38秒で通過。だれも前に出ようとしない。ここは我慢のしどころだ。だらだらと登るが途中で平坦になりまた登るという、2段の坂になっている。 コースの試走の成果が出ているのか、あまりしんどさは感じない。折り返しで後続を確認する。川村さんと若干、差がついているのがわかった。それと同時に小柄な「グリーンのナンバーカード(40歳代)」の選手がいた。誰?名簿で確認していたはずなのに? ▼▼▼ 後 半 ▼▼▼ しばらくして、岩月さんやT植さんとすれ違う。T植さんは、あのポジションからして相変わらず調子悪そうだった。 頂上を過ぎると下りで皆加速が始まる。ここで集団がばらける。が、謎の選手は離れない。40歳代の一騎打ちを意識しているようだ。そうなればこちらも応戦すべし。 他の年代の選手には目もくれず、駆け引きが始まる。自分はあまり駆け引きが上手ではない。ましてやマラソンの練習でイーブンで走る練習ばかりなので、スパートをかけられたら困るなあと考えているうちに 川村さんが現れた。坂で離したと油断して、謎の選手と二人で駆け引きしているうちに追いついてきたようだった。8kmを過ぎ残りは約1.5km。 川村さんをとりあえず振り切ろうと一度スパートする。しかしスパートするもこちらも案外余力がない。9kmで再び並ばれ、逆に川村さんと謎の選手が先行する。 東海市では珍しい弱い西風だった。が、辛くなるとわずかな風も とても強く感じる。逆スパートをかけられるとみるみる差がつきだした。気持ちは切れてはいけないと思いながらも、結果的にはゴールを目指すだけになってしまった。 33分52秒。3大会連続33分台で、コースの割には好記録だったかもしれないが、8kmまで40歳代先頭で走っていたので、ガックリだった。 優勝は山崎さん。名簿でうっかり名前を見落としていた。 山崎勝蔵さん、川村勝久さん。ふたりとも名前に「勝」がつく。今日は名前で負けたようなもの? ▼▼▼ ファミリージョギング ▼▼▼ 例年閉会式で表彰を行っていたが、今年は11時から表彰式だった。 表彰式後、ほどなくファミリージョギングのスタート!あわててスタート地点に行く。先週は3km。今週は2kmで平坦だから楽勝?と思いきや、先週の大会後風邪をひいてしまったカズ坊にとっては、今日は地獄の絵馬図その2となってしまった。 ジョギングも5ウェーブのスタートで3番目のスタートだったが、1kmの折り返しで最下位。そのあとは「疲れた〜」「疲れた〜」と少し歩いては座り込む始末。最後尾車は来るわ、パトカーは来るわ、沿道の人はたくさん応援してくれるわ、で、応援だけはすごかった。 パトカーには「ぼく、ゴールしたらおいしいもの食べるぞー」とか、「若いうちの苦労は買ってでもするんだぞー」とか、「ゴールしたらクリスマスにおもちゃ買ってもらうんだぞ」とか、「あの信号からダッシュだ〜」と好き放題いわれてしまった。(こういうセリフは、年配の警官らしい) が、体調が悪いのかゴールまであと200メートルでギブアップ!先にゴールしたお母ちゃんと夕香子が迎えに来た。12時近くになったのでパトカーに歩道に上がることを伝えた。こうして道路は規制解除になった。 昼食はお子様ランチの食べれる「ブロンコビリー」(ステーキハウスのチェーン店)で、と約束していたのだが、「体調が悪く肉なんか食べちゃダメ」という母の一言で、カズ坊の心の支えだった「ブロンコビリー」のお子様ランチが夢となった。 そのあと、ブロンコビリー東海店の横を通過したあと、車の中で泣き叫ぶ声が響き渡ったのはいうまでもない。 来週は、メインイベントの「防府読売マラソン」です。 |