第22回中日豊橋ハーフマラソン 参戦記
 3月の2本目の大会。「いわくら五条川マラソン」のあと体調を崩し、十分練習ができないまま臨んだ結果予想通り惨敗でした。今後は体調管理がテーマです。

●大会名 第22回中日豊橋ハーフマラソン大会
●開催日 平成16年3月21日(日)
●コース  豊橋市陸上競技場〜賀茂町(折り返し)(愛知県豊橋市)
●天 候  晴、気温14℃くらい
●参加賞 Tシャツ、ファイティンテープ、エビアン(水:ボトル)
       スポーツドリンク(コップ)、タオル、鉢植えの花
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
 ハーフマラソン  40歳未満男子   379名
           ★40歳以上男子   491名
            女子           86名
 フルマラソン                158名
 (フルマラソンは、同時開催の第52回日比野賞中日豊橋マラソン)
●スタート時間
 フルマラソン             10時00分
 ハーフマラソン            10時10分
●結 果  1時間16分36秒(17’09”−18’16”−18’30”−18’36”−4’05”)
       (40歳以上男子 第4位)
●表 彰  カップ、メダル、賞状2枚
●過去の戦績
  H 3.3.17 第 9回 1時間16分57秒 (40歳未満男子 第64位)
  H15.3.16 第21回 1時間16分00秒 (40歳以上男子  第5位)
●交通手段等
  (往路) 自宅6:45〜東名名古屋IC〜東名豊川IC〜会場7:45
  (復路) 会場12:15〜(昼食・HP記事取材のため蒲郡経由)
      〜オレンジロード〜東名岡崎IC〜東名名古屋IC〜自宅17:45
●費用
 参加料 3,000円
 高速道路 名古屋→豊川 1,600円、オレンジロード 250円、岡崎→名古屋1,000円
 燃料   
   201(km)/8(リットル/km)×96(円/リットル)×1.05
  =2,532円
 合計 8,382円
●上位成績

 **** ハーフマラソン 40歳未満男子 ****
 1 渡辺篤志   NTN              1゜07’11”
 2 春田真臣   NTN              1゜07’46”
 3 福岡祐作   三菱自動車岡崎      1゜08’10”
 4 大山真良   TWRC             1゜09’21”
 5 長田拓也   TPAC             1゜10’47”
 6 山本悌広                    1゜11’00”
 7 鷹架和政                    1゜11’23”
 8 川井智之   愛知大学           1゜11’32”
 9 和田泰正   八十二銀行         1゜11’49”
10 笠木遼一   恵那体連           1゜12’00”

 **** ハーフマラソン 40歳以上男子 ****
 1 山下修広   TPAC             1゜13’09”
 2 田中博之   庄内RT            1゜14’11”
 3 江内谷良一  東員マラソンクラブ     1゜16’21”
 4 加藤一郎   愛知県庁クラブ       1゜16’36”
 5 小出義人   アイシン新豊         1゜16’43”
 6 中川典夫   五ヶ所郵便局        1゜16’56”
 7 青木  卯   カットスタジオDio      1゜17’27”
 8 森山正博   富士森走友会        1゜17’30”
 9 野本一夫                    1゜17’46”
10 曽野政男   八千代工業鈴鹿      1゜17’59”

 **** 女子 ****

 〜速報がまだ出ていませんでした〜

■■■ コースが一部替わりました ■■■

 フルマラソンもハーフマラソンも前回までとコースが替わりました。
 従来と違うのは、スタートから4km手前の下条交差点で右側に曲がっていったのが、左側に曲がり下条橋に向かい、橋の手前を右折。豊川の堤防道路を走るコースに替わりました。若干遠回りになったので、フル、ハーフともに折り返し地点が前回までよりもやや手前になりました。
 ハーフは、完全にフルのコースの途中を折り返すコースになりました。

 替わった理由は、次のどちらか、または両方であると思います。
(1)走っているときに見えたのですが、姫街道から北へ折れた道路が工事中でした。見るからに走ることができないのでコースを替えた。
(2)マラソンのコース中で比較的交通量が多いのが姫街道。ハーフのコースは、姫街道をアンダーパスしていきますが、フルは姫街道を約500m走らせます。ここを長時間止めておくのは、迂回道路の少ない豊橋北部地方では従来から問題であった(かもしれない)。ハーフのコースと併せて、豊川の堤防道路(国土交通省管理のため)は交通規制がいらなく、一般道と同じように舗装されているので公認コースとしても何ら問題がない。

 ホントのところはわかりません。来年を楽しみにしましょう。

■■■ 最後まで体が寝ていました ■■■

 前回の「いわくら五条川マラソン」が終わってから体調が悪い。
 数日後にドバッと疲れが出てきて持病の蓄膿症が再発。今回は、早めに対処したので割と軽く済んだが、体調が悪くなるとすぐ顔を出す厄介者である。
 そのため、先週は練習は軽め。今週も様子を見ながら練習をしていたので、追い込んだ練習をしないまま試合に臨むことになった。

 こういうときは、たいていいい結果が出ない。大会のときやや疲れ気味でも、体がパーン、パーンと動くときはOK。今回は、この体がパーン、パーンと動く練習をしないで臨んだため、最後まで体が寝ていた状態でした。

■■■ 谷川真理ちゃん現る ■■■

 昨年に続き谷川真理ちゃんが来ました。谷川真理ちゃんは、自分と同じ年です。昭和37年生まれです。みた感じ、実際の年よりも若く見えますね〜。膝の調子が悪いのか、サポーターをしていました。
 レース前、「谷川真理さんとの写真撮影会の整理券を配布しま〜す!」と放送が入っていましたが、みんないったのかな?まあ、真理ちゃんが来たからと行って参加者が著しく増えたということはなかったようです。

■■■ 名古屋市役所のマラソン組二人に会いました ■■■

 ロートル県庁からは、フルに出場するのは本庄くんのみ。対する名古屋市役所からは、エース後藤くん、好調佐藤くんの二人。
 偶然にも、ウォーミングアップ中二人に会いました。それも別々に。

 後藤くんは、先週の京都ハーフで1時間12分台で走っている。自分がこのタイムで走っていたら、3週間後にマラソンを走る日程を組んで思いっきり2時間30分前後を狙う。
 しかし、いくら走り慣れていてもハーフとフルの連チャンは厳しい。
 ハ−フ×2=フルにはならない。ハーフ×5=フルくらいの身体的な負担がある。びしっと体調を会わせれば、2時間半で十分走る能力があるので計画的に日程を組むといいと思う。

 それからしばらくして佐藤くんに会う。彼はいつもながらにこやかだ。いいムードを出している。彼は、馬力で走るタイプで爆発的なスピードはないが、粘りに粘り抜いていけばタイムが出てくるタイプだ。豊橋のような風の強いコースでは彼のような重量級の選手には向いているかもしれない。2時間40分を切りたいといっていたが、風が吹かないことを祈るだけである。

 2人とも楽しみな選手。エールを送ります。

■■■ ダイジェスト ■■■

 10時のフルのスタートを見送ってからスタートラインに並ぶ。昨年に比べると気温はやや低め。手袋をするかどうか迷ったが太陽が顔を出しているので止めることにした。

 スタート直前に山下さん(TPAC)があらわれる。40歳以上でここ5年連続優勝している。県内で一番強いオーバー40だ。全国でも屈指の選手である。しかし山下さんといえども今年で45歳。もうそろそろ陰りが出てくるはず。何とか一矢を報いたいところだ(昨年も思っていた)。
 しかしながら今日のこの体調では何ともならない。

 10時10分。早川豊橋市長のピストルで一斉スタート!
 
 今回は最前列中央に陣取ったおかげでトラブルもなくスタート。競技場を一周したところで山下さんに追いつかれる。さらに競技場を出た700mあたりで後ろから田中君(庄内RT)に追いつかれる。
 山下さんは先へ先へ。田中君には何とかついていかなければならない。

 3kmくらいまでは、田中君を含んだ5人くらいの集団で走るが、こっちがしんどくなってきた。
 去年とコースが替わり左折する下条の交差点あたりからこの集団においていかれ出す。

 下条橋手前の上り坂で5km。17分09秒。このスピードで最後までいけばOKであるが、結構きつい。

 豊川の堤防道路ではひとり旅になる。心理的にシンドイ。この時点で40歳以上で第3位。
 姫街道のアンダーパスを越え、ひたすら堤防道路を走る。ずーっと向こうまで丸見えで気が遠くなる。
7kmあたりで後ろから小出さん(アイシン新豊)と1064番さんに追いつかれる。小出さんは、いままで負けたことのない選手であるが、この地点で追いつかれるということは、今日の自分の調子がいかに悪いかということである。
 しばらくついていくがシンドイので先に行かせる。この時点で40歳以上で第5位。

 堤防道路と別れを告げて三上橋に向けて坂を登るところでまた後続の選手に追いつかれる。今度は40歳未満の選手であるが、これ以上抜かれるわけにいかない。頑張ってついていく。

 このまま、折り返し地点まで引っ張っていってもらう。

 折り返しで後ろを見ると、40歳以上のランナーが続々来る。油断はできない。しかし、小出さんと1064番さんのペースが意外に上がっていかない。まだ、追いつき追い抜くチャンスはある。

 再び三上橋を登るところで、小出さんが1064番さんからずるずる遅れ出す。堤防道路へ入る前に小出さんに追いつき一気に抜いていく。この時点で40歳以上で第4位。

 1064番さんと40歳未満の選手2人の4人で集団でしばらく走る。
 ところが後ろからすごいスピードで40歳以上の選手が追い抜いていった。みたことのない選手だ。1203番。江内谷?
 
 オールドファンなら「江内谷良一」という名前をご存知だろう。宗兄弟、谷口と旭化成の黄金時代をいっしょに走ってきた選手である。
 調べたところ、昭和54年、昭和55年の全日本実業団駅伝で旭化成が連覇。そのいずれの年も第5区で区間賞を獲得している。また、フルマラソンの自己ベストも2時間11分27秒(’91別大)という記録を持っている。今は、デンソーの女子陸上部の監督をしていたはずであるが・・・。

 その後、この江内谷さんと併走していた1064番さんが脱落。残り3km地点で大きくペースダウンしたので一気に抜いていく。この時点で40歳以上第4位。
 後半になって風が結構強くなってきてペースが落ちてきたが、前を走る江内谷さんもフラフラしているので、崩れるのを待ちながら一路競技場を目指す。

 気持ち的にはペースアップであるが、体は思うように動いてくれない。
 江内谷さんとの差はやや縮まるが、最後まで順位が替わることはなかった。

 山下さん、田中くんに今回も全然歯が立たずに終わってしまった。来年こそは・・・。

■■■ 今後の参加大会予定 ■■■

4/11 焼津みなとマラソン(ハーフ)
5/30 フレンドリーデュアスロンin竜洋町(R5km+B30km+R5km)
6/13 蒲郡オレンジトライアスロン
6/20 天草国際トライアスロン