第19回焼津みなとマラソン 参戦記
 3週間ぶりの大会。今回は気温が高かった中でまずまずの走りでした。

●大会名 第19回焼津みなとマラソン大会
●開催日 平成16年4月11日(日)
●コース  新焼津漁港〜水産加工センター(折り返し)(静岡県焼津市)
●天 候  晴、気温20℃くらい
●参加賞 タオル、鰹節
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門
ハーフマラソン 大学対抗(29校) 86名
男子 29歳以下 62名
30歳代 128名
40歳以上 320名
大学生 84名
女子 45名
10km 男子 29歳以下 211名
30歳代 366名
40歳代 380名
50歳代 350名
60歳以上 199名
女子 39歳以下 104名
40歳以上 108名
5km 男子 29歳以下 200名
30歳代 203名
40歳代 165名
50歳代 120名
60歳以上 77名
中学生 125名
女子 39歳以下 243名
40歳以上 108名
中学生 79名
3km 男子 小学生 283名
女子 小学生 186名

●スタート時間
10km 9時40分
3km 9時50分
ハーフマラソン 11時00分
5km 11時10分

●結 果  1時間15分57秒(17’16”−18’06”−18’16”−18’18”−4’01”)
       (40歳以上男子 第2位)
●表 彰  トロフィー、メダル、賞状1枚、カツオ1本
●過去の戦績
  H2.4.8 第 5回 1時間21分27秒 (ハーフマラソン男子総合 第28位)
  H7.4.9 第10回     15分58秒 (5km男子総合 第9位)
●交通手段等
  (往路) 自宅5:45〜自由ヶ丘駅
        自由ヶ丘5:56→大曽根6:04(地下鉄)
        大曽根6:11→名古屋6:23(JR中央本線)
        名古屋6:40→豊橋7:03(JR新幹線)
        豊橋7:10→焼津8:46(JR東海道本線)
        JR焼津駅〜会場9:00
  (復路) 会場13:30〜JR焼津駅
        焼津14:00→静岡14:14
             (昼食、風呂)
        JR静岡駅16:10→星ヶ丘19:01(19:36頃遅延到着)(東名高速バス)
        星ヶ丘19:55→希望ヶ丘4丁目20:05
        希望ヶ丘4丁目〜自宅20:10
●費用
 参加料 3,000円
 地下鉄 230円、JR運賃3,570円、新幹線950円、JRバス2,700円、市バス200円
 合計 10,420円
●上位成績
 **** ハーフマラソン 29歳以下男子 ****
1  中西 洋一 トヨタスポーツマンクラブ・愛知県  1:10:54
2 中村 智春 藤枝東高校・藤枝市 1:11:18
3 鈴木 崇明 静岡大学OB・伊東市 1:14:47
4 村松 大吾 静岡陸協・千葉県 1:15:38
5 柴田 貴行 スズキ磐田・磐田市 1:17:04
6 安田 雅人 庄内RT・愛知県 1:17:52
7 島 浩二 トヨタ田原RC・愛知県 1:18:16
8 池田 耕一郎  松永HISAO・静岡市 1:22:34

 **** ハーフマラソン 30歳代男子 ****
1  青木 健至  あぶくまAC・宮城県 1:11:19
2 岩本 晃典 スズキ精密RC・浜松市 1:11:51
3 大井 寛己 不忍池AC・神奈川県 1:12:35
4 高橋 進 日本興和駅伝部・神奈川県  1:13:03
5 植松 博正 TPCA・愛知県 1:13:32
6 高橋 弘樹 静岡陸協・韮山町 1:13:41
7 熊倉 道夫 日立ESD・神奈川県 1:14:26
8 永瀬 寿明 温泉ドボン・神奈川県 1:16:22

 **** ハーフマラソン 40歳以上男子 ****
1  武市 忠司  eA東京・東京都 1:13:59
2 加藤 一郎 愛知県庁クラブ・愛知県 1:15:57
3 小出 義人 アイシン新豊・愛知県 1:19:40
4 橋本 伸二 旭化成東京・修善寺町 1:19:52
5 小林 俊裕 横浜PMクラブ・神奈川県 1:20:08
6 伊郷 恵次 JR東海・中伊豆町 1:20:36
7 坂本 清光 岡崎北斗台走友会・愛知県  1:24:39
8 曽根 光吉 焼津市 1:24:57

 **** ハーフマラソン 女子 ****
1  山口 美津子  横浜鶴見RC・神奈川県 1:25:58
2 若林 直美 STメイセイ・浜松市 1:26:06
3 横木 紀子 チームM・大阪府 1:33:33
4 小藤 雅美 神宮AC・千葉県 1:34:55
5 八幡 育代 横浜鶴見AC・神奈川県 1:34:59
6 大井 玲子 横浜PMクラブ・神奈川県  1:37:03
7 関谷 裕子 もし2亀さんS・東京都 1:38:08
8 小黒 ミホ子 NSVA・東京都 1:38:26

■■■ 9年ぶりの参加 ■■■

 2月に予定していた、大阪シティハーフマラソン、読売犬山ハーフマラソンの2つの公認ハーフを欠場したので、12月の防府読売マラソンの参加資格がありません。急遽3月上旬にこの大会のエントリーをしました。
 以前に2度ほど走っていますが、最後が平成7年の第10回大会。過去2回は、小雨の天気でしたが今回は晴天。気温も20℃とハーフマラソンにはやや高めの大会でした。

■■■ 旅費のコストダウン ■■■

 過去2回は自動車で行っていますが、今回は前泊なども検討。コスト的に安い日帰りを選択しました。会場の受付が9時30分までなので、余裕を持って9時過ぎに会場に入ろうとすると、どうしても一部新幹線を使わざるを得なかったので、名古屋〜豊橋は新幹線を利用。豊橋からは鈍行で。帰りは東名高速バスで旅費を安く上げてみました。

■■■ 目標1時間15分 ■■■

 この大会のコースは、高低差が4メートル程度の本当にフラットなコースです。気温がそこそこで、風がなければ好記録が必ず出るいいコースです。
 先月の中日豊橋ハーフマラソンより仕上がりは良くなってきたので、今回は目標を1時間15分としました。防府読売マラソンの参加資格は、ハーフマラソンで1時間20分以内なのでそれほど焦らなくてもいいのですが、「まあ、出るからにはなるべく高い目標設定で」と体調、今現在の実力からして今回の目標を1時間15分台としました。

■■■ コース概略 ■■■

 基本的には往復コースですが、往路はスタートしてから漁港の中を少しぐるりと回り(約1km)それから外の公道へ出ていく設計。
 以前の会場は、今大会の会場である「新焼津漁港」より東の「焼津外港」だった。ここでも漁港をぐるりと回ってから公道へ出ていった。全体的には以前とほとんど同じようなコース。

 また直角に曲がるところが多い。こういうコースが嫌いな人もいるが、直線をずーっと見渡すようなコースよりはずっといいのではないでしょうか。アクセントという意味では面白いと思います。
 また、給水も気温を考慮してか、ほぼ3kmごとに設けられているので、自分にとっては走りやすいお気に入りのコースのひとつです。

■■■ ダイジェスト ■■■

 この大会の面白いところは、箱根駅伝に出てくる大学のチームを集めて大学対抗を設けていることである。ただし残念なことに、箱根を走ったエース級の選手はほとんどおらず、各チームともワンランク落ちた選手を使っている。
 まあ、それにしてもそういう格落ちの選手でも自分よりも十分に速い。

 11時ちょうどがスタートなので、10分ほど前に行く。陸連登録者は(申込時に申告すること)前に並ばせてもらえるのでありがたい。記録も今回は”公認記録”になるので豊橋の時と比べると気合いが入る。

 スタートライン付近には、大学対抗の選手がずらりと並ぶ。があまり殺気だったものは感じない。それは、選手が二流ということと、大学対抗といっても箱根駅伝、全日本大学駅伝、出雲ロードリレーの3大会は大学の威信をかけて出場しているところがあるが、この大会にはそういう位置付けなるものがない。主催者側の思惑が空回りしているような気がする。

 さて大会の方であるが、11時ちょうどにスタート。

 今日は天気がいいので沿道に応援の人が多い。
 本来なら2月あたりにこの大会を開けばもっといい記録が出ると思うのであるが、この大会が4月の「焼津みなとまつり」と併設しているので毎年4月に開催されることとなっている。つまり焼津にとっては、一年のうち一番街が賑やかな日なのである。

 レースの方であるが40歳以上では、プログラムで「山本康夫(静岡県庁)」さんを確認。山本康夫さんは、静岡県でも有数のランナーでアマチュアではトップクラス。マラソンも2時間20分強で過去走っている。最近は以前と比べると力が落ちているものの、未だなかなか手強い選手である。
 プログラムには名前が載っていたが、スタート後に走っている姿を見ていない。欠席か?

 漁港をぐるっとまわって、イキのいい学生は先に行ってしまったが、イキの悪い(?)学生もたくさんいるのでその連中ととぐろを巻くように走る。
 漁港から数キロは概ね西進している。弱い向かい風である。
 ということは、一番疲れてくる最後の頃は追い風になるか?帰りが楽な方のがいい記録が出やすい。チャンス!

 今回記録狙いとはいえ、自分の走っているグループの中に、40歳以上の人が2人ほど入っている。
 ひとりは宮下さん(東京)、もうひとりは今回優勝している武市(東京)さんである。
 この2人を含む集団で5kmくらいまでは一緒に走っていったが、ペースが若干速く、ついていけないのでペースを落とすこととし、先に行かせる。自分がつぶれてしまっては元も子もない。宮下さんは腰のあたりをときどきトントンしながら走っている。腰痛持ちのようである。武市さんはまだまだ余裕がある感じ。

 5km過ぎてからは、最初一緒にいた集団がどんどん先攻していき、後ろからも誰も来ないのでほとんどひとり旅状態。

 折り返しで後方を確認するが、同年代の人はほとんどまだ折り返しに近づいてなかった。
 12km過ぎで、先方にいた宮下さんが脱落してきたので、後ろから拾う。この時点で年代別第2位へ。

 その後は、30代の選手などとまた数人でつるんで走る。ちょうどスピードが似通った選手がいるので併走することにする。
 (1)併走し、つぶれる選手は置いていく。
 (2)再び前の選手に追いつく。
 (3)また、併走しつぶれる選手を置いていく。
というパターンで後半の復路は走った。

 ややペースアップするタイミングが早かったせいか、20km通過時点でほとんどヘロヘロ状態だった。あと1kmが本当に長かった。特に最後の約500mは、右足の指がつって、走る感覚が麻痺してきた。ヤバイ!はやくー!
 計算では、1時間15分40秒くらいでゴールできそうであったが、こんな状態になったので15分台はあきらめかけていた。

 しかし、ゴール前約50mの時計が1時間15分40秒くらいになっているのが読める。「ヨッシャー!まだまにあうぞー!」と。最後は、もがきまくって帰ってきた。
 「50,51,52・・・55」と数えながらゴールに飛び込む。
 正式掲示はともかく何とか間に合ったようだった。

 ゴール後すぐ近くのテントで記録証の発行をしてもらう。
  「1時間15分57秒 40歳以上男子 第2位」
 武市さんには負けたが、今のコンディションではこれが精一杯だ。

 ハーフマラソンでこんなに疲労困憊になったのは初めてだった。疲れたけれどとても気持ちのいい汗であった。

■■■ 今後の参加大会予定 ■■■

5/30 フレンドリーデュアスロンin竜洋町(R5km+B30km+R5km)
6/13 蒲郡オレンジトライアスロン
6/20 天草国際トライアスロン