第20回記念東海シティマラソン 参戦記
 前回のトヨカワから3週間。休養十分、練習不十分で臨みました。
 自分と同い年の栗木さん(館倶楽部)と久しぶりに走って、今のレベルの差をまざまざと見せつけられてしまいました。気を取り直して来週はガンバロー!

●大会名 第20回記念東海シティマラソン
●開催日 平成16年12月12日(日)
●コース  尾張横須賀駅東広場発着(愛知県東海市)
●天 候  晴、気温10℃くらい
●参加賞 手袋、4色ボールペン、反射テープ、スポーツドリンク(カップ)
●種目及び参加者(申込人数、★は加藤が参加した部門)
10km  一般男子29才以下(高校生含む) 141名
   〃   30歳代 161名
★  〃   40歳代 213名
   〃   50歳代 204名
   〃   60歳以上 111名
 一般女子39歳以下(高校生含む) 47名
   〃   40歳以上 66名
3km  中学男子 884名
2km  中学女子 704名
 小学男子 188名
 小学女子 109名
4km  ジョギング・チャレンジ 504名
2km  ジョギング・ファミリー 1,019名
 中学校長距離継走大会(男子) 126名
       〃        (女子)    126名
●スタート
10km  一般男子、一般女子  9時30分
3km  中学男子  9時40分〜9時50分(2分ごとに6ウェーブ)
2km  中学女子 10時05分〜10時15分(2分ごとに6ウェーブ)
2km  小学男子 10時20分、10時22分(2ウェーブ)
2km  小学女子 10時24分
 中学校長距離継走大会(男子) 10時40分
 中学校長距離継走大会(女子) 10時45分
4km  ジョギング・チャレンジ 11時20分〜(2ウェーブ)
2km  ジョギング・ファミリー 11時35分〜(4ウェーブ)
●結 果  34分21秒(16分58秒、17分23秒)
        40歳以上男子・第2位
●表 彰  たて、メダル、賞状2枚、
        リュックサック(ミズノ製)、プラチナボールペン、バスタオル、モリゾーキッコロメモ帳

●上位の成績(参考)
【一般男子29才以下】
三澤慶紀 (21) 星城大学トライアスロン部 34分28秒
林 和弘 (21) 35分02秒
土井敦盛 (29) 南山AC 35分47秒
早川慎一 (17) 横須賀高校 35分50秒
中井功三 (23) 35分57秒
内田 明 (17) JAC大府 36分09秒
【一般男子30歳代】
江本悟司 (32) 三菱自動車岡崎 30分47秒
杉山純一 (30) 明治チューインガム 33分17秒
仲須隆二 (30) 33分31秒
小川博史 (39) 愛知名古屋クラブ 34分10秒
中村和貴 (35) 館倶楽部 34分11秒
石井正樹 (34) 日酸TANAKA 35分26秒
【一般男子40歳代】
栗木淳二 (42) 館倶楽部 33分41秒
加藤一郎 (42) 愛知県庁クラブ 34分21秒
瀧 仁司 (43) 稲枝RCA 34分38秒
中山史信 (47) 熱田クラブ 34分46秒
菅 秀光 (47) R&F稲永 35分29秒
田中正弘 (45) 新日鐵薄板 35分39秒
【一般男子50歳代】
中島廣久 (54) 名古屋市役所 35分40秒
大治 晃 (53) あんぎらすRC 36分32秒
糟谷一男 (51) 鳴尾車庫 36分58秒
村永吉武 (53) 製鋼走友会 37分54秒
永倉光男 (56) 38分24秒
加藤浩美 (56) 岐阜岩野田走友 38分58秒
【一般男子60歳代】
佐藤重義 (64) 三愛ランナーズ 36分29秒
大泉 通 (61) 東海走友会 37分46秒
篠原利彦 (61) 鈴鹿RC 38分26秒
大島 強 (61) 可児木曜クラブ 39分44秒
後藤健介 (66) 大垣市役所JCO 39分56秒
三上俊一 (62) 東海走友会 40分36秒
【一般女子39歳以下】
大塚真弓 (16) 愛知県立岡崎西高校 39分31秒
平野真理 (29) 42分21秒
井手志保 (38) 43分02秒
大澤満希子 (28) 44分00秒
吉田寛子 (29) NYCM同窓会 45分20秒
舟橋和恵 (31) ZERO 46分15秒
【一般女子40歳以上】
中山淳子 (46) 緑陽小学校 38分39秒
河村実千江 (42) 41分33秒
伊藤真知子 (53) 41分42秒
林 八重 (46) 大北歯科 43分25秒
前田眞由美 (52) 43分36秒
宮島元子 (47) 名古屋弁護士会 43分51秒

●過去の戦績
   H14.12. 8 10km 33分52秒 (40歳代 3位/ 229名 :40才)
H13.12. 9 10km 35分15秒 (30歳代 8位/ 228名 :39才)
H 9.12.14 10km 33分36秒 (30歳代 3位/ 257名 :35才)
H 7.12.10 10km 欠 場 (30歳代   / :33才)
●交通手段等
  (往路) 自宅7:45〜四谷IC〜(名古屋高速)〜大高IC〜(知多半島道路)
      〜大府東海IC〜会場8:30
  (復路)会場12:30〜(昼食)〜大府東海IC〜(知多半島道路)〜大高IC(名古屋高速)
      〜四谷IC〜(買い物)〜自宅15:00
●費用
 参加料   1,600円
 高速料金   750円×2(名古屋高速均一)
          150円×2(大高IC〜大府IC)
 燃料   
   68(km)/10(リットル/km)×115(円/リットル)=782円
 合計 4,182円
コース紹介
 この大会で走るのは4回目(エントリーは5回目)。比較的に交通量も少ないところを使っているコースなので、過去フルマラソンの前に練習で何度も走っているコースなのでコースに関しては比較的熟知しているつもりです。

 スタート場所は、名鉄・尾張横須賀駅 東広場からさらに東へ約200mのところ。ゴールとスタートが違うので、集合時間に遅れないように要注意だ。

 スタートしてからずっと一直線に進む。約800mほど行き突き当たりを左折すると1km地点。突き当たり少し前から登りとなる。中ノ池公園をぐるっと廻ってまた戻ってくる。ちょうど東海市民病院前あたりが一番高いところになる。ここからしばらく下りが続く。
 2km地点を過ぎてしばらくして左折して、一旦スタート地点の方へ戻る。大坪の交差点を左折し、さらに野崎橋の交差点を左折すると3km地点が現れる。ここからはしばらく平坦が続く。
 北加賀井の交差点を斜め右に曲がってしばらく行くと4km地点。正面の交差点を左折するとやや登り始める。加木屋中学校へ行く交差点を右折するとこのコースの最大の上り坂が始まる。中学校前が5km地点である。この坂をだらだらと登り、頂上付近から少し下り出す。下って折り返すと6km地点。これから今来たところを再び登る。
 しかしながら、折り返してから登る方のが距離が短い。約300mほどで下り出す。再び加木屋中学校の前を通り正面の交差点の手前で7km。交差点は左折し、さらに次の交差点を右に曲がり、先ほど来た道をトレースしていく。ここからあとはほとんどフラットで一路ゴールを目指す。

 ただし、年によっては西風が強いこともあるので、その場合行きの2km〜3kmと、帰りの7km〜ゴールは向かい風になるので要注意である。
ゲストランナーは中山竹通
 今回ののゲストランナーは、あの中山竹通。
 今年の4月から地元愛知製鋼の陸上競技部の監督に就任している(当HPでも3月31日付Newsでも掲載)。来年1月1日のニューイヤー駅伝は、残念ながら昨年に続き本戦出場を逃がしている。まあ、焦らずこれからの指導に注目していきたいですね。
久々に会った鈴木夫妻ら
 今回会場で受付をすまして歩いているとどこからともなく声が・・・。
 振り返ると、あの悪ガキ連中、鈴木夫妻(写真右)、村瀬夫妻、三上夫妻とそのチビちゃんたちがいるではないか。「オー!久しぶり!」というものの、こちらもトイレに行きたかったので挨拶も適当に更衣場所へ向かう。

 10kmのレース後に再びあって話をしたが、子育ての終わった鈴木夫妻は悠々自適(写真右)、チビどもに手を焼いている村瀬夫妻、三上夫妻は我が家と同じような状況であった。

 それにしてもこの3家族。10kmロードに出ているのは女性ばかり。この辺の力の入れようは今も昔も変わらない・・・。

 それから、ゆきこの中川区の頃の仲間でチーム・フリーメンの西川さんにも久しぶりに会いました。こちらは、おぼっちゃまを連れての参加。2人でジョギングに参加するとか・・・。いつまでも続けましょう、お互いに!
レース前〜序盤
 最近は、とんと走ってみないとわからない状態が続く。
 名簿を見て栗木さん(館倶楽部)を発見。今日は栗木さんと優勝を争うだろうと予想する。

 9時15分頃に更衣場所の東海市の文化センターを出発。ここは比較的空いていて混雑しないのがいい。
 スタート地点に岡戸さん発見。先々週は河口湖マラソンに参加したとか。タイムも2時間45分。年の割にはいいタイムだ。「年内は?」と尋ねると「来週の東浦」と。来週は、岡戸さんと久しぶりにマッチレースをすることになる。マラソンからどのくらい回復しているかがポイントであるが。
 その岡戸さんが、先月の大府健康マラソンで最後にかわしてきたのが栗木さんだ。二人とも実力には差がないといって良さそうだ。

 スタート地点で栗木さんから話しかけてくる。「久しぶりですね。いつぞやかの青少年公園の大会で・・・」こちらもあまり古い記憶なので覚えていない。「まあ、お互い頑張りましょう!」とエールを送る。

 900人クラスのランナーが一斉に走り出すので、スタート地点は中央分離帯を挟んで両側の道路合計4車線が開放されている。
 9時30分に一斉にスタート!

 しばらく走ると、左側に背の大きな男が現れる。「中山だ!」
 現役を引退したとはいえ、どこの大会にゲストランナーで喚ばれてもジョギングなどせずにちゃんと走ってくれるのが嬉しいし、また、彼らしい。
中山と走るのは2回目
 実は、この中山と走るのは2回目。
 1回目は、平成9年10月5日の「茶臼山高原走ろう会」という確か豊根村が主催の大会で、このときのゲストに中山が来ていた。自分は5kmに出場。スタート地点から2.5kmを折り返すコースだ。今から7年前。
 まだ、こちらもバリバリ走っていた頃なので、このときは中山に勝った。
 閉会式で、「今日の大会で自分も一生懸命に走りましたが、本当に一生懸命に走っている人に負けてしまいました」と敗北宣言をいただいたことがある。今日も勝って2勝目いただき!と思いきや、今の走りは本調子ではない。というのか、最近はこれくらいが本調子かもしれない。

 1kmくらいまでは中山の走りを斜め後ろから眺める。「うーん確かにかかとを着地していない。恐るべし!これで本当に42km走ったの?」
 現役の頃と比べると、おそらくピッチやストライドも小さくなってはいるのであろうが、その現役引退から長いことたっている選手について行けないのが悔しい。1km過ぎからの登りで、中山の背中が徐々に離れていく。2勝目ならず!次はリベンジだー!
レース展開
 序盤オーバーペースにならないように気をつける。しかし、走り出してみるとやはり足の動き、特に最近の傾向であるがピッチがあがってこない。
 そうこうしているうちに東海市民病院の前からの下りで栗木さんに並ばれる。ここから3km手前まで併走するが、ついて行けない。決して速いペースには見えない。自分がついて行けないだけである。

 じわじわ離され出して、5km手前の加木屋中学校へ向かう交差点から始まる登りでドカーン!と離される。後ろからも30歳の選手に抜かれる。ここが今大会の最大の難所である。登り切って下ったところで折り返していく。折り返しを見るとそれほど離れず40代の選手が2人ほど見える。誰だかはよくわからない。
 坂を登り切るとあとは下るのみ。気持ちも楽になり、再びリズム感が出てきた。併走する選手を7km過ぎでやや離しにかかると、遙か彼方に行ってしまった栗木さんの姿が気のせいか若干近くなってきた。
 このコースについては、何度も走って熟知している。

 あと2km、あと1km。今日は天気がいい。遠くに新日鐵・名古屋が見える。
 直線区間にはいると、中学生たちと合流する。幸いコースを分離しているので混乱はない。優勝は逃すが、ここまで来たら後続の選手に抜かれるわけにはいかない。ラストスパートでゴールへ向かう。

 ゴール前には人だかり。
 ゴール前には、ゆきこ、かずたか、ゆかこが乗り出すようにして応援してくれていた。
 全体で7番目にゴール。40歳代では2位。東海シティマラソンは、今年も優勝ならずじまいであった。
掘り出し物がありました
 レース後は、表彰式まで時間があるので掘り出し物を探しに出かける。
 名鉄・尾張横須賀駅の東広場には、スポーツグッヅ関係を売っているブースが2軒。野菜、果物の販売をしている出店が1軒。みたらし団子、焼き鳥を売っている出店が1軒。そのほか、抽選会をしているブース、戻ってきた選手にスポーツドリンクを渡しているブース、木曽福島の観光をPRして景品を渡しているブース、2005愛知万博のグッヅを販売しているブース。東海シティマラソンはいつも賑やかです。

 ニューバランスの2足1000円靴下やほかにもウェアでいいものがないかと探すのが楽しみです。
 今回は2足1000円靴下はありませんでしたが、300円靴下はいろいろありました。ちょっと履く気になれないようなものが多かったのでさすがに安くても買いませんでしたが、かわりにウインドブレーカを買いました。

 早朝練習用にもう1着欲しいと思っていたところです。
 NIKE製で上下で8900円。色はオレンジ色で、まあ、色は好き好みでしょうが自分としては決して嫌いな色ではなく、見たところ機能性も優れていそうであったので購入しました。
中山さんに直筆サインをいただきました
 着替えてから、記録証を発行してもらうのを忘れていたので、ナンバーカード(ゼッケンのこと)を持って再びメイン会場へ。

 記録証発行のシステムがダウンしているとかですごい行列が出来ていました。その反対側のブースでは、中山さんのサイン&握手会が開催されていました。「サイン色紙等はご自分でご持参ください」とあります。
 さっそく先ほど購入したウィンドブレーカを持って列に並びました。まっさらなウィンドブレーカの背中にありがたくサインをいただきました。よーし、また練習するぞー!(単純)
嬉しい息子のひと言
 今日の一番の収穫は息子・かずたかのひと言。いや二言です。
(1)  ゴール前で母と妹・ゆかこの3人で父の走って帰ってくる姿を見ていました。
 さすがにすべての年代の中で一番に帰ってくるのは、この年になるとかなりシンドイのですが、それでも戻ってくると「父ちゃん何番?」ときいてきます。
 「全部で7番。40歳代では2番だよ」というと、「2番でもすげーや!」と反応がありました。
 これまでは、父ちゃんが走っていても知らん顔。僕は走るのが嫌いということで関心がなかったのですが、多少、走ることや競うことに興味がわいてきたようです。苦節8年。小学校2年になって初めて言ってくれた言葉でした。
(2)  その大会に連れて行ってもジョギング嫌いの息子。いつもはだらだらと歩いていたのですが、今日は前出の村瀬夫婦のチビちゃんたちと競走。2kmで勝ちました。
 今日は「完走したらお昼ごはんはブロンコ・ビリーに行こう」と約束していたのも励みになったのでしょうか。
 完走すると「あー疲れた」といって座り込んでしまいましたが、これまでの中で一番よく走っていました。そして「お父さん2km楽しかったよ。また2km走るよ」と。「えっ!お前ホントか?」ときくと「うん!」と。チビちゃん相手も走って勝ったのが楽しかったんでしょうか。
 理由はともあれ、息子の嬉しい二言が収穫の一日でした。